先日、中学1年になる息子が公開学力テストを受けた。その時に保護者向けのガイダンスがあり、「学力」の経済学(中室牧子著)という本が紹介されたので早速読んでみた。この本では学力を向上させるためには何が必要かということを経済学的手法で解き明かそうとしている。私は現在特別主計実地監査官で予算執行調査に携わっており、政策評価の手法にも言及されていることから大変面白かった。
さて、息子の教育についてである。本書によれば、子どもの勉強時間を増やすためには「勉強しなさい」と言うだけでは効果は低く、「勉強する時間を決めて守らせている」「勉強を見ている」といった親にも手間暇がかかる方法が有効であるそうである。なるほどと納得した私は現在その手段が本当に有効かを息子で実験中である。隣に座り、息子が苦手な英語について、英文を読ませ、和訳させている。もうすぐ期末テスト、効果がありますようにと願っている。
(なお、本取り組みは立派な「ワークライフバランス」を実践したものとは言えないでしょうか???少し強引か?)
書記長 タナカ
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