ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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ある日の電車内でのこと

2016-04-11 23:27:59 | 日記
先日の休みの昼間、電車に乗っていた時に遭遇したこと。
車内は人は少なくガラガラの中、私の目の前の席には年配夫婦と、二席空けたところに30歳代と思われる女性と3歳、5歳ぐらいの男の子2人の母子が座っていた。
男の子たちは景色やすれ違う電車に興味津々で、じっとしていられず走行中に出入口に行ったり来たり駆けずり回り、座席に靴を履いたまま立ち上がったり。母親はスマホに夢中で、自由奔放に振る舞う子供に、軽く“座ってたら?”と声をかける程度で叱らず。
見兼ねた年配夫婦の女性が、男の子たちに“椅子が汚れるから靴のまま上がっちゃダメだよ。静かに座っていようね。”というようなことを優しい口調で注意した。
男の子たちの母親は当たり前のように”すいません”と謝るのかと思ったら、突然怒り出し“余計なお世話です。うちの子供のことはほっといてください。他人にどうこう言われる筋合いはないので”と、目が点になる発言。
年配夫婦の男性が“何を言っているんだ。母親として子供が他人に迷惑かけていたら注意しないと。子供がちゃんと育たないだろ”と注意すると、“子供はちゃんと育っているのでご心配なく。”と意に介さず。
年配夫婦は、これ以上言っても仕方ない、と受けとめたようで諦めた。
間もなくして先に親子連れが下車した。
年配夫婦が“ずいぶんな母親だったな。注意した俺達が悪者になった気分だよ”と。
目の前にいた私は夫婦に、注意してくれたことに感謝し、援護できなかったことをお詫びした。
夫婦は”あれ以上言って揉めても面倒だからね。”と、少しのやりとりで穏やかな気分になった。
でも理不尽なことが多いなあ、と改めて思った。
カトーナオ