48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

大晦日の予定

2013年12月31日 22時12分42秒 | オッサンの日記
12月31日 大晦日

仕事だあ!(泣)

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初雪自転車通勤で寒い死にそう

2013年12月30日 08時13分36秒 | 自転車
12月29日 初雪自転車通勤で凍死寸前だ

昨日会社に自転車で行く途中、雪が降ってきた。強風に煽られながら、つべたい雪が顔にベシベシ当たるのである。うわああああ!前が見えん!メガネに雪が!

道場(柔道&空手)に行かない週の半分(2~3日)は、自転車で会社に通勤しております。片道17.5km、往復35kmを、行きは40分・帰りは1時間かけて通っております。体力作りです。
夏はいいのですが、問題は冬。12月から1月の2か月間が地獄になります。

自転車通勤の服装は完全防備。毛糸の帽子・フリースとウィンドブレーカーの上下・靴下二重穿き・首にはタオルを巻いて風の侵入を防ぐ・昔冬山登山に使ってた極地用グローブ・・・。
でも寒い。
しまったよー!手足にワセリン塗っておけば良かったー!って江田島の寒中水泳かあ。
ヒートテック着て来れば良かったー。
会社にたどり着いたが雪でベシャベシャ。指が動かん。

深夜10時、帰りは・・・矢作川の堤防沿いの農道を走ったのだが・・・さぶい・・・手の感覚が無い・・・足の感覚も無い・・・だめだあ!我慢できん!

オヤジ、顔が死んでます(笑)。
写真を撮ったのですが、この後カメラは低温のためバッテリーが切れた。
堤防道路から外れて、県道のコンビニに転がり込む。そこでこれを買った!

家で写した写真です。我慢できずに焼酎を買ってしまったのだ。ぐびぐび、はあああ胃の中が熱くなる。これで家まで帰れる。

真面目な皆さん怒らないで。酒は本当はいけないんですが、会社から家まで誰にも会わない農道を走っております(本当に一人も会わない)。勘弁して勘弁して。それぐらいの田舎道です。

酒の効き目は30分であった。その後体は冷えて酔いもさめてしまった。家に帰って風呂に飛び込んだことは言うまでもない。

翌日も朝から会社に自転車で行ったのだが・・・畑に雪が積もっておりました。嫁や子供は、
「意地張らずに車で行ったら?」
と言いますが、オヤジは意地っ張りです。
「寒さなんて根性で吹き飛ばしてやらあ!俺がやらねば誰がやる!」
「・・・アホ・・・」
嫁よ小声が聞こえてるぞ。

この間、k先生は雨の中をバイク飛ばして空手の練習に来て下さいました。
まささん・GENGOさん・I川先生・ichiroさん・一匹狼さん・ノイさん・ねね様・アズミン様・・・その他大勢のコメントをくださる方、頑張ってる中年の方は沢山おられます。
寒い・冷たいくらいで引っ込んでいては、中年の意地が廃ります。おっさん・おばさんが頑張らなければどうすんねん!
・・・でも寒い・・・

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稽古納め(空手編)

2013年12月29日 00時25分02秒 | 空手
12月27日 金曜日 空手の練習日

ちと早目に道場に行けた所、本日はクリスマスという事で、毎年恒例の子供達のドッチボール大会でした(笑)。大人も一緒にドッチボール。
しまった!写真撮り忘れた!

一般部は、本日稽古納めの参加者は、M先生・A先生・k先生・K藤さん・オヤジの5名。
形を一通りやってから、k先生の特別講座の解説です。

以前やったタオルを使っての、蹴りのフォーム・インパクトの確認稽古のポイントを、詳しく教えていただきました。
タオルが巻き付いた後、「蹴りを振る切るのではなく流す」がポイント。
タオルを持ってる相手を振り切りながら引っ張るのは、いかんです。インパクトに位置で一番強く蹴れておりません。
うーむそうなのか。インパクトの位置で一番蹴り込みされている場合は、後半は流すくらいの足の流れです。

先日ブログで話題にした「ブラジリアンキック」についても、本格的なレクチャーが。
本来よく使われるブラジリアンキックは、前蹴り蹴上げの軌道で膝を上げ、膝が高く上がった時点で骨盤回す要領で膝を上から垂直に落とす(思い出しながら書いておりますが、間違ってたらゴメンナサイ)。膝が上がった時点で、つま先を手で持ってくるっと回転・・・空手やって無い人にはさっぱり見当がつかない説明文だ(笑)。
その蹴りを行うには、開脚で骨盤を前に出しながら前屈する運動が・・・みんなやってるが俺には出来ん(笑)。あいたたたた・・・
足が攣った(笑)。
K藤さんは無理やり開脚されておった。うわあああ、きつそう。
俺出来んでもいい。

ちょっと時間が空いたので、素手での顔面有の技術を少し教えていただいた。
手は開いて高さは顔面で少し前に出す。基本組の場合右手は顔の前、左手は伸ばすぐらい。
相手のジャブを右手で止め左手で捌きながら円運動で前に出し、相手の顔面を制する・・・うーむ難しい。
この技術は一部の極真で伝わってる技術だそうです。
「いやあ、あちこちやっていたからねー」
とk先生は仰られておりますが、やはりk先生の引き出しの中には宝物がいっぱいです。

これ以外にもいくつかレクチャーされていたのですが、受ける私達の脳細胞がパンク(笑)。

この後稽古納めの組手。
最初はK藤さん。K藤さん力を抜いてくれております。後半からローを多用したのですが止めれません。オヤジの前蹴りのストッピングパワーは頼りにならん。
あっとそれから、今回は軌道の変わるブラジリアンキックはよけれました(笑)。でもかすったよー、怖いよー。

2人目k先生。
k先生優しいです。ひたすらオヤジの攻撃を受けてくれております。攻撃しているオヤジが途中バテました。
やはり正面から立つ癖が全然抜けておらず、しかも右へ右へと回らなくてはいけないのですが、言われて気が付くというぐらい間抜けでした。足が止まってるよー。
相手が受けてくれて、攻撃をひたすらする組手になると、攻撃の際のコンビの悪さ、技の少なさがモロ顕著になります。はい。
組手でこんだけ疲れたのはIYO師匠の組手依頼です。ぜいぜい。体が重い。

3人目はM先生。
先日このブログにてk先生より教えていただいた軸足蹴りを試してみた。
左の牽制のミドルとジャブで意識づけ。これを何度か繰り返す。相手が左のミドルを蹴りに来た時に、奥足への蹴りで・・・いかん!タイミングが遅い。普通の奥足へのローになってしまった。
もう一度・・・相手の蹴りをキャッチせずブロック。で左のジャブを繰り返しで、ミドルが来た時に奥足を横に蹴る!
出来た、初めて成功しました。
でも代償も大きく、私ぐらいの下手なレベルですと、相手の動きを十分見てから流れの中で蹴らないと合わせれません。相手に合わせる合わせ技に一つなので、十分に見る・・・見ている間ローやミドルを蹴られまくってます(笑)。
「あっ、ミドルだ・・・だめだめ、今回は見送ろう」
「また来た・・・あれ?タイミングが違う。もう一度」
と合わせるに必死なので、ためらってる時によく蹴られる(笑)。右の奥足の太腿が腫れて痛いです。

最後のA先生との時も試してみた。
左の牽制の突き蹴りで、前蹴りの所をスカッと蹴り・・・届かん!つま先しか当たらん。
失敗だー!何でだー!
よく考えたら当たり前です。
先ほどのM先生と違って、A先生はスタンスが広い。でタイミングも全然違ます。同じように蹴って成功するわけがない。
いかんいかん。もっと距離詰めないと届かん。
2発目は接近してボディへの左フックをバンバン打って・・・A先生の左ローが来た所を奥足へ横の蹴り。
おお!今回は成功した。
でもM先生とA先生との軸足蹴りの代償は、パンパンに腫れた右足です。こちらの判断がまだまだ未熟でなかなか合わせれないので、サンドバック状態でした。
足が痛いよー!明日以降歩けるだろうか(翌日翌々日に打撲の痛みがバンバン出るのは、中年の宿命です)。

この後k先生より、軸足蹴りの方向についてレクチャーがありました。横への蹴りより斜めの蹴りをした方が良いとの事。あと「相手を尻餅をつかせる軸足蹴り」だと、相手側も怪我が少ないとのこと。確かにその通りです。

この間k先生にコメントでお話した、極真の松井館長の「相手をコントロールしての後ろ回し蹴り」についても、わからない所を教えていただきました。
動画へのリンクを張りますので、興味のある方はクリックしてください。これも神業です。「組手の達人」

「相手に触れず障らずに相手の重心をコントロールする」
自分が沈み込み、相手に攻撃が来ると思わせる→それを見た相手も攻撃が来ると思い、体勢を合わせるために重心を沈み込ませる→反動で自分も相手も伸び上がった瞬間後ろ回し蹴り。
まさしく神の領域のフェイント。見てるだけで出来はしないが(当たり前だ)、美しいです。
ここまでコントロールできる・合わせれるのは凄いです。
うちの道場も私も、極真なんて知らないし松井館長の事なんて全然知りませんが、凄い組手の技術だという事は、下手くそなオヤジでもおぼろげながらわかります。
この人が「在日である」「脱税した」とか言って悪口を書いてる方も多いと思いますが(笑)、それとこれは別にして、素直に技術には脱帽します。もうちょっと見てみよう。

さてさて本日は空手の稽古納めである。皆さん2週間後に再会しましょう!

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裏山のゴミ(怒)

2013年12月26日 08時14分28秒 | ジョギング
12月25日 裏山を走るオヤジ

子供は冬休みに入ったが、オヤジは元旦までぶっ続けの仕事である。あはははー!
でも冬休みは1月2日から1月5日までの4日間取れそうです。年中無休のうちの会社は交代で正月休みを取ります。
年末年始は仕事なので、なるべく小まめに走ろうと思ってますが、中々時間が取れません。
でもまあ本日は裏山を1時間走ってきました。

家を出て3分も行かないうちにすぐ山です。典型的な里山で写真の題材に最適ですが、地元の人以外には知られておりません。その山をぐるぐるとJOG。高低差は50mほどですが、累積高度は150mぐらいにはなるので、1時間のトレーニングには最適です。
ああ気持ちいいですねえ。地元の蜜柑畑の農家の人以外は殆んどいません。
写真は高台から見た三河湾と渥美半島です。ちょっとわかりにくいかなあ。
気持ち良く走ってると、とんでもない物を見つけてしまった!
不法投棄である!あー腹が立つ!怒怒怒怒怒怒怒怒怒!
夜中に車で来てポイ捨てするんですよ。時たま昼間でも来るみたいです。
見つけ次第、刑務所行き覚悟でボコボコにしてやろうと思っております。と言っても格闘技をしているので人間相手をボコには出来ませんが、車をボコボコに(笑)。
山や土地で生計を立ててる農家にとっては敵であります。

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西尾市駅伝大会

2013年12月23日 23時56分15秒 | ジョギング
12月22日 西尾市駅伝大会を応援する

日曜日である。休みである。今日は西尾市幡豆町「こどもの国遊園地」で、西尾市駅伝大会があるのだ。
すいません、オヤジは参加しておりませんが、うちの子供(中学1年陸上部)が出るのだ。
という訳で応援に行ってきた。
子供は学校単位で出発するので、朝の7時半に家を出た。開会式は8時半、競技開始は9時からだが、駅伝の中学~一般の部は、スタート10時15分なので、オヤジと嫁さんは9時半に出発。10時に到着したが、いつもはガラガラの「こどもの国」の駐車場も、本日はいっぱいです。
駐車場からメイン広場まで、坂道をえっちらおっちら。山の上の遊園地です。坂道にはパイロンが置いてあり、白線が引かれておりました・・・ってことは、この坂道を走るのか?
えげつない坂道です。
山の上に上がると、スタート地点はすでにごった返し状態。

「うわああ!結構走るんやなあ!」
人で広場も大混雑。すでに終了した小学生駅伝チームのメンバー・女子のメンバーと、これから走る中学・高校・大学・一般の人達が準備しています。
西尾のゆるきゃら「ちゃたろう」もいました(笑)。
襷の受け渡し地点には、準備に余念のないランナー達がいっぱい。
関係者以外は入れないので、どこかに子供がいます。どこだあ?

うちの中学からは、男子だけで数チーム出ております。その中の1年生主体の第二チームのアンカー(第五走者)がうちの子供です。
いくつか部門があるのですが、スタートは中学も高校も一般も同じ。現役の陸上部たちは、どの学校も気合が入っております。一般もランニングクラブはおそろいのタンクトップで決めております。ほとんどのチームが本気(ガチ)です。

嫁さんとスタート地点に陣取り見物。自分が走る時はいつも最後尾なので、ゆるゆるランナーしか見たことが無いのですが、先頭ラインのランナー達はむっちゃ真剣です。150人くらいいるだろうか。
ランナーがスタートし、3.77kmの第一区間を飛ばして行きます。襷の受け渡し地点まで移動し観戦。第二ランナーとの受け渡しもじっくり観戦しておりました。それにしても現役の陸上部は速い。
その時呼び止める声が・・・。
「T岡さん?」
「あれ?I川先生?」
西尾柔道会のI川先生です。
「T岡さんは、もう走られたのですか?」
「いえいえ、今回はうちの子供が中学の駅伝チームで出るんです。その応援ですわ。でもI川先生はその格好という事は、出場されるんですよね」
同級生のチームで一般の部に出場されるとの事。アンカー(第五走者)だそうである。しかしマラソンだけだと思ったら、チームで駅伝もされるとは・・・恐るべし西尾柔道会I川先生。その後第五走者の出走まで時間があったので、あーだこーだとお話をしましたが、羨ましい事に先生は、
「どんなに食べても太らないんですよー!」
との事。
柔道を始めたら5kg太り、マラソンのタイムが断然遅くなった私にとっては、私の不要な肉を無理にでもあげたいくらいです(笑)。
第四走者から第五走者へ次から次へと襷が渡されていく。うちの子供の中学の上級生のチームも通過した。かなり時間が経過してちっこいうちの坊主がスタートラインに並んだ・・・と思ったら目の前を通過!写真は速すぎて失敗した(笑)。わ―せっかく近くで見てたのにー。声もかけれんかった。
ゴール手前の坂近くに移動する。
その時I川先生が目の前を走る。
「I川先生頑張って!」
先生に声援は届いたのであろうか?

10分ほど経って子供が帰ってきたー!わああ、後ろに1人迫ってるぞー!
「後ろに来ているぞー!」
うちの子供はスタミナが切れたらしく、スピードが全然出ておりません。ゴール前で・・・・・・抜かれた(笑)。
順位の発表は無いのでわかりません。タイムも掲示が無いのでわからない。
と思ってたらI川先生が来られた。あー!後ろから中学生がー!
・・・抜かれた(笑)。

ゴール前でしばらく見学。おおお!仮装ランナーが来た!

カッパさんです。続いて何と消防の人が来た!本職だ!すげええええ!
カッコいいです。観客のやんややんやの歓声を浴びておりました。
中学生・高校生の現役の陸上部がメインの駅伝大会ですが、一般も同時参加なのでこういう事が起きます(笑)。
現役の陸上部の諸君!大人になったら仮装していいんだよ!ほれ楽しそうだろう、やってみたいだろう!
君たちの将来の夢は、箱根駅伝ではなく安政遠足だ!(←マラソンに詳しい人しかわからんネタ)。
注:安政遠足(あんせいとおあし)・・・群馬県で行われる日本最古のマラソン大会。現在の大会は参加者の7割以上が仮装で、日本全国から2000人のバカが集まる、世界最大の仮装マラソン大会。私も出てみたい。興味のある方は、ユーチューブで「安政遠足」と検索すれば、「これがマラソン大会なのかー!」という動画をいっぱい見れます。

夜子供に聞いたところ、本番前にアップをガンガンしすぎて、本番でスタミナが切れたとの事。お前はアホかあ(笑)。
中学校での陸上部の部活は、仲間も出来て面白いみたいですね。バカなりに充実した部活ライフを送ってるようですな。健全な中学生活で良かった良かった。

夜は親戚も集まって、子供達を中心にクリスマス宴会でした。

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軸足蹴りは難しい

2013年12月22日 00時57分59秒 | 空手
12月19日 空手の練習日

仕事が長引いたので、一般部遅刻であります・・・が参加者はA先生とK藤さんだけであった。師走は忙しい(笑)。
稽古場では練習が始まっておりました・・・が、
「ボコ!」
「ドガ!」
「ベシ!」
という鈍い音が。
A先生とK藤さん、二人で組手をやっております。
普通組手は残り15分くらいの時間に、仕上げで行うのであるが、もう一般部始まったばかりなのにやってます。これから1時間組手なんですかー!いくらなんでもオヤジにはキツイですよー!
コンタクトを嵌め、道着に着替え、柔軟を始めるオヤジの横で、延々と組手をやっております。
お二人とも結構本気。鈍い音が響いておる。あの・・・ガチみたいなんですが・・・。

休憩に入った所で質問を。
「いきなり組手ですか」
「いえいえ、パンチとローに限定した組手ですよ。でもK藤さん相手だと結構本気になっちゃいますねー」
どう見ても本気(ガチ)の組手だ。おらあ怪我したくないぞー。

途中から私も参加。時計を見ると終わるまでまだ35分もある。その間ずっと組手かー。
最初はA先生。
お互いに手の内は分ってるにもかかわらず、一方的にカウンターのローをガンガン貰ってしまった。右のローを出すと、すぐさま返しのローが飛んで来るのだ。確かに打ってる最中に、反対側の脚を上げてブロックは出来んもんなー。打たれる時の脚の角度を少し変えて、ヒットポイントをずらすぐらいしか、防御できません。
痛いよー、重いよー。

パンチとローの限定なので、いくつか考えている事を試してみた。
「ローを蹴ると見せかけての軸足蹴り」
私の(ちょっとだけですが)成功率の高い技がありまして、相手の中段をキャッチしての軸足蹴り、もしくは軸足刈りをよくしております。ミドルをブロックしつつ抱え込んで、足払いの要領で蹴ってこかす。もしくは大内刈りの要領でこかす。
抱え込まなくても、下段払いで捌きながら腕に引っ掛けて、不安定な所を軸足蹴り。
とまあそういう事を組手なんかでやってるわけです。
「キャッチして軸足蹴り」「捌いて引っ掛けて軸足蹴り」というのは、比較的やりやすいし、サバキルールではOKなんですが、この間極真の動画を見まして、
「おお!同じ軸足蹴りでも、これやってみたい!」というのがあった(笑)。
極真の松井館長の軸足蹴りは神業ですなー!下の画像をクリックしてください。動画に入れます。
後半の半分が軸足蹴りの技術解説です。
掴みもせず抱えもせず引っ掛ける事もせず、重心とタイミングを見計らってスコーンとけって決めている。うーむ美しい・・・。
ポイントは相手の重心だな。馬国日記のまささんが、柔道で相手の重心を感じ取れるようになる、と言っておられたが、やっぱり空手にも必要なんだ。
で、先生との組手で試してみた。
まずは奥足への左ロー数発で牽制、相手の意識が右側に行ったところで、右の手をストレート気味に突きだしバランスとって、勢いで右ローで両足を刈る・・・刈れない。
A先生の顔は、「????」という表情であった。
失敗だー!何でだー!
よく考えたら当然のこと。左の牽制から右のローへのコンビネーションが遅い。
左の牽制が弱くてバランスを崩すところまで行ってない。こりゃあ難しいぞ。
オヤジは軸足蹴りではなく、足払いに失敗した(笑)。
なんてやってたら、5分間も組手をしてしまった。ぜはぜは。

連続でK藤さんと組手。この時悲劇が起こった!
お互いに右ローを放った瞬間。
ゴッ!
という鈍い音が道場に響く。一瞬置いて、
うぎゃああああああ!
うぎゃああああああ!
というオヤジとK藤さんの声がハモって輪唱♪
お互いに同時にローを放ち、お互いに防具の無い膝がカウンターでぶつかり、お互いの骨がごっつんこ(笑)。
しかもこの2人は、老若の差はあるがお互いパワーファイター系なのだ(注:オヤジの方が遥かに見劣りをする事を言っておく)。
電気走ったー!と前のめりになって呻く。いてええええええ!
K藤さんは、その前のA先生とも組手で同じところを痛めていたらしく、オヤジの数倍転がって呻いていた。大丈夫かな?
その後K藤さんはA先生との組手で、蹴りを手に喰らった瞬間、指が鈍い音がして再び悶絶。軽い亜脱臼だと思うが、
「今日は全然ダメです。厄日です」
と溜息をついておられた。

稽古終了後、溜息をつくK藤さんと話していたのだが、
「膝のプロテクターを着けないとアカン」
という結論になった。A先生は、
「僕は着けてますよ」
と見せてくれました。知らなんだー!
嫁が空手の組手で使っていたような、バレーボール用の膝当てを試してみます。あれなら安い。

終りに、「お互いに来週まで怪我を直して、来週も稽古をしましょう!」と言って別れた。
幸いな事に、ゴッツンコの膝は大した事なく終わったが、A先生のカウンターのローをガンガン喰らったので、左の太腿が腫れ上がっています。
痛いよー、こりゃあ2~3日足を引きずるなー。

蒲郡近辺で「格闘技に興味があるけどやってみたいな」という方は、一度見学してください。無料体験もOKですよ。上記のような稽古は中級クラス以上なので、初心者にはこんな稽古はしません(笑)。身長150センチのうちの嫁も稽古してるくらいなので、皆さんどうぞお気軽に。

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再び旅ラン 豊田市だ

2013年12月20日 06時11分24秒 | 矢作川全制覇ラン
12月某日 再び豊田市内を走る
最近豊田市を走りましたが、又もや豊田市で用事があったので、嫁と一緒にほぼ同じコースを走ってみました。
このコースは物凄く良いです。人は殆んどいない。穴場です。
車を豊田スタジアムの駐車場に停めて着替え。天気は快晴。結構暖かいです。
スタジアムから橋を渡り、矢作川の右岸を北へ向かいます。河川敷公園のコースをどんどん進むと公園が終了。
県道の橋を渡って矢作川堤防沿いにある細い道路を行く。遊歩道みたいになってるので、気持ちいいですね。
4~5km走ると平戸端に到達。そこから右岸の公園の中の遊歩道で紅葉を見ました。
12月でもまだ紅葉がきれいです。発電所の近くの紅葉もきれいでした。
そこから遊歩道の橋で左岸にわたり、勘八峡のほとりを走る。折り返して帰りは左岸を矢作川沿いに一気に下ります。

相変わらず嫁は早い。どんどん置いてかれます。時々立ち止まって待ってくれます。
もう最近は抜けれても腹が立つことは無くなりました。タイム差を見れば、別世界の人間だという事がわかりますなー。
但し嫁も足を痛めております。長時間走ると患部が痛くなるそうです。って、今日何で走るんやあ。いつのオヤジが怪我しても休まんのを見て、ブーブー言ってるくせして、自分はどうやねん。
私の場合は腱板(肩)なので、走るには全然影響がありません。ですが練習不足と減量失敗で、袋井は何とか完走で来たぐらいです。仮装ランナーは制限時間いっぱいだあ(笑)。

先日エントリーした3月の、「日本大正村クロスカントリー10マイル」の事で嫁と揉めた。
豊橋市で行われる「穂の国ハーフマラソン」がエントリーできず、代わりに嫁が前から気になっていたという「日本大正村クロスカントリー10マイル(16km)」にエントリーしました。
私もよく知らなかったので、あちこちの評判をチェックしてみると、恐ろしい事実が・・・。
高低差200mというコースですが、累積高低差は690m(ちょっと前に書いた800mは間違いでした)!とにかくえげつない坂道らしい。
参加されるランナーさん達も、うちの夫婦みたいなおちゃらけランナーは一人もおらず、ほとんどの方が経験の長く速いランナーさん達です。しかも制限時間は2時間。
「という事らしいぞ!」
「エントリーしちゃったやない、あんたどうするの?」
どうするの・・・ったって、お前の希望でエントリーしたやんかあ。お前も知らんかったんかあ!
夫婦で後悔すること約1時間。あーだこーだと話していたが、オヤジの決まった事は、
①3か月間徹底的に坂道を走る。裏の山をガンガン走る。
②痩せる(目指せ5kg減)。
③当日のレースで仮装する(←なんでやー!)

レースまでは徹底的に努力します!がレース当日は開き直って仮装します(笑)。時間オーバー、足切り覚悟です。
皆さん、笑ってください。

本日の走行距離15km。

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今年最後の柔道

2013年12月19日 00時39分45秒 | 柔道の練習日記
12月14日 土曜日 今年最後の柔道の練習日

肩が本調子ではないが、今年最後の柔道の練習日なので、稽古に行ってきました。
子供達は多かったのですが、大人はやはり皆さん忙しいのか少ない(笑)。

少年部の終りにK先生が、
「みんな休み中も、毎日運動してねー」
と仰られていたが、その言葉がズキっと胸に刺さった。
毎年年末年始は、柔道・空手の練習が無いので太ってしまうのだ。正月太りである。
それを防ぐために、1月3日にマラソン大会(新春矢作川ハーフマラソン)を入れているのだが、それだけでは全然足らないのだー!
幸い空手は、12月26日の最終までやるらしい。嬉しい。

少年部が終了し、二人いる同姓I川先生の一人目(仮にNo,1とさせていただく、笑)と久しぶりにお話。I川先生は、1年前の「一色マラソン」のハーフの部に参加され、スタート前に偶然お会いしました。
「T岡さん、今年も一色に参加されます?」
「もちろんです!家族や友達も出ます。先生もですよね?」
「でも最近全然走って無くてー」
ですがI川先生は、ほとんど贅肉の無い引き締まった体つきなのです。当然のごとく速い。
当日お会いする事を約束して、お別れ。

もう一人のI川先生(仮にNo,2とさせていただく、笑)も、一色マラソンの10kmの部に参加されるので、その事でお話。
「来週の日曜も、別の所参加するんですよー。10kmなんですが」
マラソンを始めて4kg痩せられたそうです。
ちなみに私は柔道を始めて5kg太った(笑)。一応筋肉太りだという事にしておく。

さてさて一般部の練習であるが、準備運動の段階でオヤジは脱落。
この1週間、肩が痛いのでそれを庇っていると、手首も痛くなってきた。悪循環だ。
倒立前転が出来ない。後転倒立も出来ん。うちの子供によると、「怪我をしてなくてもお父さんは出来ない」らしいのだが、形は崩れてても本人は出来てるつもりなので、出来てるという事にしておく。
打ち込みも痛い。左腕が上にあげれないよー、なので大外の打ち込みばかりをしていた。

こんな状態で乱取り出来るかなあ。まあ手を抜いてやってみるべ。
手を抜く・・・つまり黒帯の先生相手に乱取りをせず、小さい中学生相手にしてみよう。と考えていた(笑)。
乱取りが始まると、やはり目の前に中学生が並んだのはいいが・・・いきなり体重93kgの巨漢君であった。どっへー!
他のW部君とかN村君とか、体重50kg位の細い子は来ないのかー!
仕方がない、俺が相手だー!って言ってる割に、腰が引けてるぞオッサン。
いつも通りお互いにいい所を持って・・・左の引手が力が入らないので、全然崩せん。
ダメだこりゃ。
さすがは93kgだ。振り回してくる。いかんいかん。下手すれば巻き込まれて上に乗られて、怪我が悪化しかねん。
相手の組手を強引に切って、掴みに来る釣り手引手をパーリングの要領で叩き落としていた。中学生相手に組手争いとは少々大人げないが、手負いのロバ(=オヤジの事)は必死である。
奥襟を取って強引に正面からボディアタックしながら小外で転がす。相手はすぐに立ち上がってくる。
片手で出来る技ってないんかなあー。確か「柔道部物語」では、片手の釣り手背負いとかあったなあ。んな難しい技、初心者のオヤジに出来るかー!
空手でよくやる崩し技・・・回し投げ(別名くるりんぱ)で相手を転がして、何とか攻撃をしのいでおりました。くるりんぱ(笑)では、崩してミドルを入れるのですが、そんな蹴り技は柔道場では出来ない(当たり前だ)ので、崩して足払いで逃げる。
これを読んでる空手道場の連中は、「ずるいー!柔道で中学生相手に空手の崩し技かよー!」と叫んでる事は間違いないのでしょう。
前の流派がサバキ系の所だったので、空手の掴みの崩し技はいくつか習ったのですが、柔道を習うにあたって、
「ズルするようなので使うの止めよう」
と決めておりました。
でも93キロ相手に片手では無理、大怪我します・・・という事で今回だけ大目に見て(笑)。

その後中学生4人相手した。やはり片手はしんどい。オヤジへろへろである。全然技を掛けれん。試合だったら一発で指導ですな。

H坂中学2年生のW部君が、先日初段に合格したので、本日黒帯を締めておりました。
恥ずかしそうに締めてましたが、仲間や先生方に冷やかされておりました。でもカッコいいよ。
終りの着替えの途中、I瀬先生が、
「おめでとう!カッコいいじゃん!
俺が君たち白帯と乱取りする時は、最初から組手でいい所を持たせるだろう?
黒帯ってのは当然それだけ差があるし、世間から見れば御大K谷先生と同じ帯をしていると見られるんだから、責任重大だぞ(笑)。もっともっと努力あかんよ。
これからが出発点だ、頑張れよ!」
中学生達は神妙にお話を聞いておりました。いいお話です。人を奮起させる言葉でした。
よーし、俺も怪我を直して初段戦に突入するぞー!
とメラメラと静かに燃える50歳のオヤジであった!・・・でも肩が痛い(笑)。


やはり無理してはいかんと思い、翌日の柔道の月次試験はパスした。大口だけは叩いているオッサンである。

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マラソンエントリー合戦は異常だ!

2013年12月18日 00時05分44秒 | 仮装マラソン大会
12月16日 マラソン界は異常事態

ちょっと前の原稿なので申し訳ないのですが、大会の記事に押されて掲載が延び延びになっておりました。その原稿です。

以前マラソンブログ友達のノイさんから、
「今年の豊橋穂の国ハーフマラソンは、ランネットではなく別のところでエントリーだよ」
と情報をいただいておった。持つべきものはやはり友人である。ありがたやありがたや。
だが仕事でしっちゃかめっちゃかだったので、受付開始(12月2日)の翌日にネットを繋いでみた。
・・・・・・・受付終了・・・・・・・
なんだあ!穂の国ごときが1日で終了かあ!(←暴言です、穂の国スタッフの方、申し訳ありません)
大都市圏の有名マラソン大会ならわかる。でも愛知県の豊橋だよ、ド田舎だよ。(←またしも暴言。豊橋の方ごめんなさい。西尾はもっと田舎です)
なんでみんなこんなド田舎のマラソン大会に殺到するの?数年前は、穂の国も募集をかけて2か月後に締め切りだったのに・・・。

前にもリンクしましたが、この動画を御存知ですか?
「総統閣下が過熱するマラソンエントリー合戦にお怒りのようです」

マラソン界の方は皆さんご存知かと思います。見ておられない方は是非どうぞ。総統のお怒りはごもっともです。
私も同じくぷんすかぷん!
怒ってるばかりではいけないので、冷静に分析してみた。

マラソンブームである。それ自体はいいことだと思う。仲間が増えるのは嬉しいし、あちこちで知り合いが出来るのは楽しいのだ。
がしかし、問題は参加する大会なのだ。何故か皆さん、雑誌「ランナーズ」が企画した「大会百選」というのに出てくる大会しか応募しないのである。
うーむうーむ。
仮装をしていると、いろんな方から話しかけられます。以前おばちゃん3人組に話しかけられたことがありましたが、その時は、
「お兄さんどこの大会に出るの?」
「地元の一色とか矢作とか、小さい大会が多いです」
「ランナーズで宣伝してるようなとことか、ゲストが来るとかはないの?」
どうやら彼女たちの頭の中には、大会百選とか芸能人のゲストとかがあるらしいのだ。
初心者には非常にわかりやすくて、それは大変結構なのだが、地元の人間すらエントリーできないってのは、もう異常としか言いようがありません。

思い出した。私は学生時代から登山をやっているのですが、15年ほど前から起こった「中高年の登山ブーム」の時も、同じような事がありましたね。
いわゆる「百名山ブーム」というやつです。
あの時も中高年の登山者が、百名山に殺到しましたね。結局は日本人って付和雷同型ブームなんですねえ。

私は偏屈者なので、初めての大会が一色マラソンと安城緑道マラソンでした。特に安城緑道の田舎臭さ泥臭さは感動もので、よく出ておりました。それが原体験になってるので、いまだに手作り感漂う小さな大会が大好きです。
ですがスケジュールの都合で、たまに大きな大会に応募するとこうなる(笑)。
これは神様が、
「お前はでっかい大会に出るな」
と言ってるのでしょうか?

東海三県にも小さくて楽しい大会はいっぱいあります。皆さんそういう所を一緒に走りましょうよ。
という訳で、急遽3月は別の大会にエントリーしました。ほぼ今シーズンの予定が決まりましたので・・・。

1月3日(火) 「新春矢作川ハーフマラソン」 愛知県安城市
1月26日(日) 「一色マラソン(ハーフ)」 愛知県西尾市
3月16日(日) 「日本大正村クロスカントリー(10マイル16km) 岐阜県恵那市
4月13日(日) 「掛川新茶マラソン(フル)」 静岡県掛川市
4月27日(日) 「知多半島ウルトラ遠足(70km)」 愛知県常滑市・・・希望(嫁の許可待ち)
6月末頃(日) 「佐久島年代別マラソン(ハーフ)」 愛知県西尾市・・・希望(嫁の許可待ち)
知多半島と佐久島はまだ申し込んでいません。
掛川新茶は百選の大会にもかかわらず、1カ月近くたっても何とか空きがありましたので、申し込みしました。

嫁とも確認したのですが、我が家の方針としては、
「エントリー合戦はしない!」
と言う方針で行きます。必然的に地方の弱小大会だけになりますが・・・その方が面白いです(笑)。
もちろん全部仮装でアムロ行きまーす!

これでほぼ今シーズンは終了予定です。ただし近所の夏場でおいしい大会がありましたらご一報ください。

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衝撃!ブラジリアンキックにKO負け

2013年12月17日 07時19分48秒 | 空手
12月12日 空手の練習日 

左肩がまだ痛いので、練習を休もうかどうか迷ったが、柔道と違って掴むときの痛さが無いので、一応道場に顔を出した。
私が入ると子供達と先生が組手の最中である。その内子供の一人が転んで体を打ったらしい。大声で泣き出した。
痛かったんだろうな(笑)。

そうこうしているうちに、久しぶりにI田さんも来られた。
今日の一般部は、Aさん、K藤さん、I田さん、オヤジの4名である。

さて一般部の稽古が始まる前に、若手のホープで「ブレーキの壊れたダンプカー」の綽名があるK藤さん(勝手につけてる、しかしネタが古いなー)が皆に訪ねていた。
「ブラジリアンキックって、こんなんでしたっけ???」
と言って、蹴りのフォームをした。
ミドルキックを打って、途中から膝を回転させて打ちおろす。
ハイキックを蹴って、途中からくるっと膝を反して打ち下ろす。
「こんなのかなあ?」
こんなのかなあ、ってたって、K藤さんあんた完璧に出来てるやん。その蹴りの軌道は何?しかも道着で風切り音がしてるよ。聞いてて怖くなるよ。
とうとううちの道場にもブラジリアンハイキックの使い手が登場した。この後A先生のブラジリアンキックのレクチャーがあり、その場で皆試してみた。
結果、ほぼ出来る人・・・K藤さん・A先生、出来ない人・・・I田さん、T岡。
「体を柔らかくして、練習すれば出来るんじゃないですか」とA先生。
50歳のハイキックさえまともに出来ない体の固いオヤジに・・・出来るわけないでしょうか!(と逆切れの一人突っ込み、笑)
しくしく・・・神様はどうして私に「体が柔らかい」という才能をくださらなかったのですか?不公平です。
とギャグはここまで(笑)。しかしこの後、ブラジリアンハイキックで、オヤジは地獄を見たのだ。

この間昇級試験もあった事なので、一通り形をやる事になりました。3週間前には覚えてた形をオヤジはもう忘れております(笑)。手の出所はどこからだったっけ?
昔所属していた流派の形とも少し違います。それはK藤さんやI田さんも同じ事なのですが、この道場で一番長いキャリアの先輩の私が、この体たらくでは駄目である。
うちの道場もだんだん形が整ってきております。形が出来たら、それを上達の段階に落とし込む作業をしており、それが大人の昇級試験につながっていくのでしょうね。先生方ご苦労様です。
今回の練習で、形を通しでやった事で、うちの道場の形に内臓する方向性というものが、ある程度理解したかと思います。
そういう意味で、形はやはり通らなければいけない・マスターしなければいけない事だと思います。といっても他流派からすれば、うちの形なんて物凄く少ない(笑)。
いわゆる武道とかに、倫理性道徳性を求める事はあっても、思想性を求めるような事はしたくありません。思想を標榜する団体は、大抵うさんくさい(笑)。

話が外れてしまった。

残り時間が少なくなったので、ライトスパーリングを、相手を変えて3ラウンド。
悲劇(喜劇?)は、その時起こった!
相手がK藤さんの時である。もとよりK藤さんはスピードがあってパワーも兼ね備えたトータルファイターなのだが、ライトスパという事で、結構手加減してくれていた。
K藤さんが中段回し蹴りを蹴ってきたので、脇腹をブロックしたら・・・
ガツン!
・・・頭部に衝撃・・・何があった?・・・ガクンと膝をついてしまった。
しまった!やられたー!喰らってしもた!
慌てるなT岡よ、ダメージをチェックせい、と自問自答。
手足は・・・動く。意識は・・・はっきりしてる。当った所は・・・側頭部ではない、顔面の頬骨の所だ。歯は・・・大丈夫だ(笑)。

顔を上げると、「しまった、入ってもうた!」という驚きの顔のK藤さんが、
大丈夫大丈夫、これしきの事で・・・あいててて、やはり痛い(笑)。
稽古の前に皆でやっていたブラジリアンキックです。
ミドルの軌道で来て、途中で膝を反して軌道を変化させております。オヤジはミドルが来ると思い・・・脇をブロック。・・・顔面に受ける・・・ダウンという流れでした(しかし自分がやられながらも冷静な分析だな)。
軌道が読めんぞー!しかし手を抜いたミドルだからこそ何とか耐えれたが、これが本気のブラジリアンハイキックだったら・・・天頂部から地面に串刺しの刑だ。怖ああああ!
A先生が、
「大丈夫ですか!」
大丈夫です。しかし見事に喰らいました。相手の技が凄いとホント賞賛しか出ません。全く凄い蹴りです。
この後1分ほどスパーは続行したが、とにかく右の蹴りが怖くて、ステップワークで距離とって逃げておりました(笑)。柔道では指導ものです。
も一つやられたのが、中段の軌道で途中で変化して、ローキックを入れられた。
また途中で軌道が変わった。
いかんいかん、変幻自在に軌道が変化する蹴りには対応できん。
本当に軽く相手をしてくれてるのだが、それでも対応し切れてません。この人は一体どこまで強くなるのだろう・・・見てみたいですね(笑)。
とにかく恐怖の残り1分であった。久しぶりに空手で背筋が寒くなりました。

本日はブラジリアンキックを顔面に受けてKO負け。

闘い終わって日が暮れて、くだらない格闘技の話題をしながら午后散々。
K藤さんに聞いたのだが、家で電灯のひも相手にブラジリアンキックの練習をしていたそうである。うーむ中々研究熱心だ。見習わなければ。
I田さんは、会社で新しい事業を立ち上げ中だそうで、
「全然練習に来れない」
と溜息をついておられたが、「新しい事業」「立ちあげ」などという単語は、窓際のオヤジには羨望の言葉で(笑)。ちと羨ましかったです。
前の流派の新しいゴタゴタの事も話題になりましたが、現在は在籍者とも全く切れた状態なので感想も出ない。それよりもこれからの事しか目に行ってません。
Aさんとも話したのですが、真面目にコツコツとやっていれば、いつか成果だ出ると思ってますし、焦ってはいけない・・・と言う事で皆さん頑張りましょう。

どこの道場でもゴタゴタはありますが、嫌になったらうちに来てね。下のバナーも押してね。
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怪我・故障との闘い

2013年12月15日 08時22分34秒 | オッサンの日記
12月10日 医者通いの日

本日は医者通いの日であった。
まずは接骨院。近所のオハナ接骨院に行ってきまして、先週痛めた左肩の腱板を見ていただいた。
腕の稼働範囲を調べて、
「まずまずですね」
という事でした。
それでもTシャツを脱ぐ際は痛みが走るので、本日柔道はお休みです。この4日間で痛みが完全に無くなれば、日曜日の柔道月次の初段戦に行こうと思いますが・・・現在黄色信号。
練習の乱取りなら、相手に怪我の事を伝えて、ある程度手を抜けますが、ガチの昇段試験では、そんな事無理です。早く治りたい・・・。

次は歯医者。先日購入した部分入れ歯の具合をチェックしに行ってきた。ついでに滑舌が悪くなるので、どうすれば良いかをお聞きしたかったのだが・・・部分入れ歯をしている限り、滑舌は良くならない・・・との事。ガーン!
これじゃあ仕事にならないよう。
「慣れるしかないです」
うーむ、困った。

夕方に市内の遠くに別の歯医者に行ってきた。ここの先生は、義父の友人でもあるのだ。
部分入れ歯をしたら滑舌が悪くなり、全然仕事にならない事を相談すると、
「入れ歯なんてもっと年いってからしなさい。保険は効かないけれど、人口歯を埋める事が出来るよ」
との事。それだと普通の歯と同じようになるのだという。
無くなった2本の歯と一緒に、両横の歯も一体で作るそうである。
「先生、それやってください」
本日は折れた2本の歯の片方の根元を取り除く作業。あっという間に麻酔を打たれ、ぐぎぐぎとペンチで抜かれた。その間3分、速い。
来週にもう1本を抜き、再来週にインプラントを埋め込んで仮歯を入れる。その間に折れた前2本の歯と、両サイドの支える歯全てが一体になってる歯を作成するらしいのだ治療完治は1か月くらいかかるらしい。
もちろん費用は保険がきかないので〇〇です。もちろん申し込みましたが。

その日は麻酔で言葉が満足にしゃべれませんでした。

秋以降は、柔道の昇級試験2回、形講習1回、空手の試験、マラソン大会2回、その合間を縫って練習とランニング・・・と、ほぼフル活動でした。そのせいか、アバラにヒビ、ムチ打ち、肩の腱板損傷と怪我の連続でした。疲労も溜まっております。現在ピーク。
年末年始で休む必要があります・・・と言っても1月3日にマラソン大会がある(笑)。
当分大人しくしてます。

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袋井クラウンメロンマラソンは、ウォーキング大会になった

2013年12月14日 00時20分37秒 | 仮装マラソン大会
12月8日 袋井クラウンメロンマラソン その3
25kmぐらいのところで、ダルマさんに追い抜かれた。
「どうです調子は?」
「こりゃあ、なだらかですがエンドレスの坂がきついですねー」
ダルマさんは、どんどん進んでいく。待って~!
ダメだあ、気力が切れた~。
ここからは「坂道は歩く」というルールに変えた(笑)。わははは。

写真は去っていくダルマさんです。相変わらずタフだ。なるべく離されないように、視界の中にダルマさんを見ながら何とか走る。
世の中にはタフな人もいるもんだなあ。怪我をしながらあれだけの大会を走れるなんて凄い。しかも絶えず他のランナー相手に声をかけてるもん。感心します。

30km付近の給水所である。給水所手前で遠くを見ると、ダルマさんが給水所を出て、走り去っていくところであった。うわあ、10分ほど離されてるなあ。
ってことは、私はここで10分ほど休憩した(笑)。
まず給水。スポーツドリンクを4杯飲んだ。蜜柑は・・・蜜柑もバナナもあらへん(笑)。この時間帯はほとんどありません。無くなってしまいました。まあ仕方がないです。
給水所の隣にある自販機でコーラを飲んだ。炭酸気持ちいいー!ついでに1本お茶を買ってカバンに入れた。
へたり込みたいが、そうすると動けなくなるのでトイレへ。さすがにこの地点のトイレはガラガラだったので、待ち時間ストレスはほとんど無し。
トイレから出て屈伸運動。バキバキ・ベキベキ・ミシミシ。足からいろんな音がする(笑)。
廻りを見ると、座り込む奴・へたり込む奴・仲間と共に車座になっておやつ食べてるグループ。中には隅の方で寝てる奴もいた(←ホントにいびき掻いてた)。
さすがは30kmで3時間40分のランナー達である。誰も急ごうとしない。
「写真撮らせてください」
いいですよーどうぞどうぞ。なんぼでも撮って。急遽撮影会が始まる。何組か撮りました。
隣の人に聞いたところ、
「もう時間内に完走できるのは分ったから、あとはのんびり走ったり歩いたりするだけ」
その通りです。
なんて話をしたり写真撮影をしたりしていたら、あっという間に15分経ってしまった。制限時間まで、残り約12kmを2時間ちょっとである。
この給水所からかなりの方が歩き始めました(笑)。

「俺は(坂道以外は)歩かんぞー!」
と言いつつ走るが、気がつけば早足で歩いてるランナーと、そうスピードが変わらないのだ。これでは走ってる意味が無いじゃん。
足が棒になってるー!動かんー!もう意地を張るのはやめじゃあ!
残り9kmつまり33kmの地点から歩き始めた(笑)。
今回も35kmの壁で轟沈だ。わははは!

写真は轟沈しかけているオヤジです。余裕もへったくれもありません。
マラソンランナーは、30~35kmの壁で捕まることが多い。あの福士加代子選手でも、初のフルマラソンでは35km地点で撃沈した。本来人間は30km以上を走るようには出来てないのである。
だから世の中のマラソン大会も、30kmぐらいの大会を増やしてほしいですね。そうすれば完走できるランナーは格段に増えると思う(笑)。
一部で開催されておりますが、私の住んでる近辺では少ない。

時々いる観客の声援は楽しい!
歩いてると、
「このままだと遅刻だよ!」
と大声で言われる。
わはははは!皆爆笑である。
こっちも切り返す。
「重役出勤だあ!」
ランナーも観客も大爆笑。楽しいー!

歩いてると観客とやり取りしたり、ランナーとやり取り出来て面白い。走ってたら出来ないことが沢山ありました。
その一つが、美人撮影(笑)。
観客の中で美人さんを見つけると、ダーッと前まで走って行き、びっくりしている彼女の前で、
「綺麗なお姉さん!写真撮らせて!」
という事を何回もしていた。神聖なる競技でこんな事をしているのである。アホである。

写メを撮ろうとしている綺麗なお姉さんが男連れでいる時は、
「そこのきれいなお姉さん、一緒に写真撮る?」
と言って近づいて行くと、大抵の場合、
「えっ?いいんですか?」
と来るのである。
「いいよ!ただし彼氏は撮影係ね!」
と言うと爆笑なのだ。
「お姉さん私と腕を組みなさい。彼氏はやきもちを焼きながら撮影しなさい」
又もや爆笑なのである。
美人と腕組みをしながらの撮影会なのである。しかも彼氏公認なのだ。楽しくて美味しいのだ。
普通の場合そんなこと言おうものなら、彼氏にド突かれボコボコにされ、警察に突き出されるのだ。そんでもって離婚し会社はクビになり、橋の下で暮らすようになるのである。
これは仮装ランナーの特権である(笑)。

こんな事して遊んでるから遅いんだよなー!

カバンをゴソゴソしていると、中から飴玉が5個出てきたので、近所のランナーに配った。
「皆さん、どうですか?食べましょう」
そういう縁で、隣のランナーさんと10分ほど話しながら歩いてた。
完全なるウォーキング大会である(笑)。

35kmのところで、4時間半(つまり残り1時間半)。順調に歩いてます(笑)。東海道線の横をとぼとぼ。

写真のランナーの9割方が歩いております(笑)。たまに走ってる方もおられるが、早歩きの私達とほとんどスピードはかわりません。時速6~6.5kmくらいですかね。
この電車高架横の道を延々と歩く。一直線で先は遠い。

最後の給水所は黒山の人だかりでした。あちこちの給水場で余った食料を全部集めたのでしょうか。バナナもイチゴも食べ放題でした。
ちなみに私は、スタッフのオッチャンが、
「ほれ、どんどん食え!余ってっから」
の声に甘えて、イチゴを12個食べた(笑)。

長い長い東海道本線沿いを愛野駅近くまで来た。そこには誘導のスタッフさんが7~8人おられた。残り2kmだという。
よーし、ここいらで最後の変身だあ!
ネクタイを外して鉢巻のように締め、横から垂らす。カッターのボタンを開けて、だらしなく着崩す。鞄から小道具・・・お父さんの折詰お土産を取り出す。ジャーン!
酔っ払いのお父さんの完成だ!
スタッフの何人かは笑ってる。よーしこれは行けるぞ!ランニング再開だあ!
と走り始めたが、1kmは坂道だったので、やっぱり歩いた(笑)。

ゴール1.5kmぐらい手前のエコパの坂から走り始めた。ここら辺から観客がちらほら。坂道を上がりエコパ正面に行くと、そこには競技を終えたランナーやその家族がいっぱい。
その中のコースに酔っ払いオヤジは突入した。
「何あれー!」
「わっはっは!」
「吊り革持ってるよ!」
「お土産はちらしずしか!」
「酔っ払いが走ってる!」

観客騒然!爆笑の嵐!写メの音が凄い。
やったあ1位のランナーより、俺の方が記憶に残ったぞ!わははは俺の勝ちだ!

歓声を背中に浴びて、エコパの競技場内に入る。ぐるっと1周してゴールなので、もう少し頑張れ俺の脚。
5時間40分を過ぎているが、結構観客は残っております。気持ちいいー!
最後の直線にかかる所で、朝挨拶をしたいなせなお兄さんとその仲間達家族たちの集団が、大声援をくれた。
「サラリーマン頑張れ!」
「すげえ!あの恰好で走って来たのかよ」
「吊り革、ぎゃはははは!」
会場大受け!むっちゃ快感!
ゴール前、本部席近くの役員さん達も大笑い。大きく吊り革とお土産の箱を掲げ、ニコニコ笑いながらゴール!

靴に巻き付けたチップを中学生が取り外してくれるが、必死に笑いを堪えていた。
観客席に手を振ると何人かが振り返してくれる。
この袋井クラウンメロンマラソンの本当の優勝者は、この俺だあ!と、反発を覚悟の上言ってしまおう。

ゴール奥で賞状を頂いてトラックを見ると、サンタ美女2人組が来ました。
「おめでとう!」と手を取り合って喜ぶ。
記念写真です。両手に華です!嬉しいなあ。

サンタ美女さん達とお別れし、会場の荷物の所に戻ると、嫁と子供が待っていた。
「お父さん何分だった?」と子供。
5時間45分だよー。
「お母さんは速かったよー!」
なになに、4時間ちょっと・・・なにその記録?まさかズルしたとか。
「失礼な!妻に向かってその言葉は何よ」
いかんいかん怒らせてしまった。冗談だ怒るなー!
嫁は足を痛めていたので、「途中で棄権かも」と言っていたが、逆にベストを更新したのでホクホク顔である。オヤジは記録こそ悪かったが、どっかんどっかん受け倒したので、これもまたホクホク顔である。
袋井って楽しいなあ。今まで走った中で、ベスト10に入る大会だ。

コースでは、
「あと1分!」
「あと30秒!」
とアナウンスが流れ、残った観客から大声援が起こる。
最後4~5秒だけ足らなかったランナーもいました。でも彼もヒーローです。頑張った人は皆ヒーローです。

高速を飛ばし、家に帰ってその日は鍋をした。肉いっぱいの鍋であった。
筋肉痛は明日出るんだろうなあ。

袋井の皆さん、大会スタッフの皆様、一緒に走ったランナーの皆さん、ありがとうございました!
楽しかったー!

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仮装ランナーは、袋井クラウンメロンマラソンを走る 2

2013年12月12日 00時44分30秒 | 仮装マラソン大会
12月8日 日曜日 袋井クラウンメロンマラソン その2

突如鳴った号砲。
オヤジは肩から吊り下げたビジネスカバンの中から、秘密兵器を取りだした。ジャーン!以前ブログで紹介した吊り皮である!どうだー!参ったかあ!

今回の参加者は8千人を超えるらしい。フルだけでも5千人ぐらいでしょうか?号砲が鳴っても全然進みません。
スタートゲート付近の会場席には人だかりで、ランナー達を応援してます。
そこにオヤジが通りかかると、
「サラリーマンだ!」
「ぎゃははは!吊り皮持ってるよー!」
「満員電車!」
「うわあああ!すげええ!」
「書類カバン持って走るのかあ!」
「ジャパニーズビジネスマン!」
「リポビタンA!」(←???)

とにかく受ける受ける。どっかんどっかん!入れ食い状態である。特に小物の吊り皮が受けるらしい。良かったー!仮装してて良かったあ!
歩きながら写メを取る人も多い。ああ嬉しいなあ。どんどん撮って!見て見て私を見て!(アホか)

スタジアムを半周歩いてようやくゆっくりと走り始めました。
会場を外に出ていきなりゆるい坂。掛川の丘陵地帯を上がったり下がったり。これが延々と7~8km続く。

これは軽い拷問だと思う(笑)。
何しろほぼ最後尾からの出走なので、周りのランナーも、
「完走出来りゃええわ」
という方ばかりらしい。話しながら走るカップル。笑いながら走るグループが多かったです。
立ち止ってカメラを向けるとピース!皆さんありがとう!
軽い拷問が終わって、田んぼ道に入ると、話しかけられる事が多くなりました。
「凄いですねー!いつもその格好で走られてるんですか?」
いえ、他にも色んなコスプレがあります。とっかえひっかえしてます。
「カバン重たくないですか?」
重くは無いのですが、腕が片方振れません。スピード出ないです。
「暑くないですか?」
暑いです。夏服にすれば良かったー!と言ったら、周りのみんなに爆笑された(笑)。
とにかく、ゆるーい速度で走っております。大会で話をしながら走ってるのって、私達ぐらいなもんでしょう(笑)。

写真は5kmほどの所で写したものです。まだ元気です。
走ってるところですが、いくつか問題点が・・・、
1、カバンがあるので左腕が振れない。
2、吊り皮があるので、右腕の振りが重い。
3、カッターシャツが、汗でへばりつく。気持ち悪い。
4、ズボンが汗でへばりつく。走りにくい。
5、田舎道なので観客がほぼゼロ(←これはきつい)
左肩を怪我しているので(腱板損傷)、カバンが無くても左手は振れません。でも腕の振りが出来んのって、これほど体力を消耗するとは思わなんだ。
気温は低く、普通のランナーさんにとっては涼しいぐらいだと思うのですが、私にとっては暑くて暑くて死にそうです。5kmの給水所では、スポドリを3杯飲んでしまった。
この仮装は真冬の仮装だなー。結構体力がきついぞ。後半バテる(←この予想は当たりました)。

このあたり(5km付近)から、山の中を走ってるという事もあってか、オヤジの立ちションが目につくようになってきた。
ランナーの諸君!立ちションはマナー違反ですよ・・・と言いたいのだが、今回は仕方がありません。コース途中の仮設トイレが少ない。5kmの給水所の仮設トイレは、30人ぐらいの列が出来ておりました。他の所は全く問題が無いと思ってますので、ここの所だけ改善してほしいですね。

7~8kmを過ぎる頃から山を抜けて開けた田んぼ道に入る。ようやく観客が見え始めた。
だんだん近ずいて行くと、
「何あの人?」
「あれれれ?」
「ぎゃははははあ!凄い!お爺ちゃん見て見て、サラリーマンだよ!」

大騒ぎである。
吊り皮を見つけようもんなら大爆笑だ。わははは!生きてて良かった!
10km近くで、サンタの格好をした美女二人組に抜かれました!おおお!ついていきたい・・・でも置いてかれた(笑)。

暑いけど順調に走っております。10kmのエイドもスポーツドリンクを3杯飲んだ。この時ダルマさんも一緒にエイドに入りました。ここでは女性スタッフの方に写真を撮られた(笑)。
そのスタッフさんとウダウダ話し。
「その格好で走るって、どういう感じ?」
「快感!に決まっておる!あはははは!どうですかあなたも?日頃のうっぷんが晴れますよ」
「わああ、やってみたいなあ」
つくづく女子には弱いオヤジである。
15kmぐらいで、サンタ美女さん達に追いついた。
「写真撮らせてー!」
と言うと、ポーズをとってくれました。サービス精神バッチシ!仮装ランナーの見本です!

ようやく20kmの給水所に着いた。はああしんどー!
ここでバナナ6本を食い、レモンを4切れ食い、イチゴを6個食べた。食い過ぎである。
やはり20kmという区切りなので、一休みするランナーが多い。
嬉しいのは、可愛い中学生が、なんと蜜柑を剥いてくれて、
「はいどうぞ!」
と手渡ししてくれるのだ。貰ってるオッサン連中は皆鼻の下を伸ばしていた事は言うまでも無い。私も当然である。私なんかついでに写真も撮ってしまったのだ。
ランネットでは「ランナーの口コミ大会ルポ」では、文句を言ってるやつもいる。やれ、「トイレが少ない」「立ちションが多い」「反対車線を車が通ってる」など。
オヤジも少しは不満があるのだが、蜜柑を剥いて「はいどうぞ」なんて言われたら、
「いやああ、素晴らしい大会だ!」
と褒めるしかないではないか!君もそう思うでしょう!そう思いなさい!これだけで「ランナーズ」の大会百選に入れても良いと思う。

エイドで補給しもう少し行くと、中間地点の看板があった。そこまで2時間30分。まあまあのタイムである。この後はペースが落ちるので、5時間半~と予想した。
さてさて予想通りに行きますやら。

続く

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サラリーマン、袋井クラウンメロンマラソンを走る その1

2013年12月10日 00時51分01秒 | 仮装マラソン大会
12月8日 日曜日 袋井クラウンメロンマラソン

さあとうとうやってきました、1年ぶりのフルマラソンだ。ワクワク。
今回は数年前の志摩ロードパーティ以来の、久しぶりの大規模なマラソン大会です。ここ数年近所の小さな大会にしか出なかったので、いろんなランナーさんを見れるので楽しみ。
仮装も自信があります!受ける事必定!

朝4時起床。嫁さんと子供にたたき起こされた。飯食って5時15分に家を出た。
運転は嫁さんがしてくれるので、ひゃああ楽チン楽チン。
東名に乗り、袋井で降りるのではなく一つ向こうの掛川で降りると、会場の公園まで一直線。6時45分には駐車場に着く。
嫁さんは寒いので車で待機。オヤジと子供は、会場に足を運ぶ。
でけえ!豊田スタジアムより一回り大きい。さすがはエコパだ(←どういう意味だ?)。
通用門から会場内を覗いてみると、千人近いボランティアさん達が、それぞれのグループに別れてミーティング中であった。
凄い規模だ。田舎もんのオヤジはびっくらこいたよー!

大会本部では記念品の交換も始まったので、一旦車に戻る。そこで皆着替えてゼッケンをつけて走る準備。
ごそごそ、スラックスを履き、カッターシャツを着、ネクタイを締め、カバンに必要な小道具やら貴重品を入れ準備OK.。今回はビジネスカバンを持って走るので、貴重品は全部持っていきます。
駐車場では、大会関係者と思われたのかあまり注目を浴びませんでした。が、景品引換場所に行くと、私がゼッケンを着けてる事に気がついた人達は、
「おお!」
「何あの人?」
「あれで走るの?」

という声が聞こえて来た。
会場前でポーズ。こんな格好です(笑)。快感快感!わはははは!
嫁と子供は知らんふりして距離を置いてました。しくしく。
すぐ横を飛脚さんが通りかかり、パチリ!確か去年の一色マラソンでもお見かけしました。
この方は静岡愛知中心に走られておられる方で、静岡方面では有名な方です。
おお!凄い仮装ランナーだ!と思いきや、宣伝中のゆるキャラでした(笑)。あまり人気の無いゆるキャラで、写真撮影はほとんどありません。ゆるキャラよりも、オヤジのほうが写真撮られてました。よっしゃあ!ゆるキャラに勝ったぞ!

嫁さんの妹と会場で待ち合わせしている間に、交代でトイレへ。出走1時間前で、う○ちをぶりぶり。いっぱい出たので、これで心おきなく走れるぞ(笑)。
トイレも空いてました。やはりトイレが空いてるってのは、良い大会の条件ですねー!
嫁妹と合流し会場内へ。でかい!広い!大きい!

今回うちの一族の出走枠は、オヤジと嫁がフルマラソン。嫁妹が10km、中一の息子が3kmに出場です。
会場でバナナを食べていると、法被を着たいなせなお兄さんに話しかけられました。

なんと会社の法被だそうです。ちゃきちゃきしたカッコいいお兄さんでした。
開会式が続くので、会場内をうろついてみると、刺さる刺さる視線が刺さる。写メの音が聞こえる聞こえる。おおおおお!快感!

20分前に嫁と競技フィールドに出る。で仮装ランナーは最後尾へ。人が集まり始める仮装ランナーもちらほら。
おおおおおお!ダルママンこと一匹狼さんだあ!お久しぶりです!
先月の「とよね・みどり湖ハーフマラソン」でご一緒させていただきました。調子どうですか?お元気そうですね!
仮装ランナーではないが、この方も「とよね・みどり湖」でご一緒に走られた方です。静岡愛知の大会の常連さんです。
としばしお話しタイム。そうするといろんな仮装ランナーさん達が集まってきました。

旅ガラスさんです。ちょっとはにかんでました。
着ぐるみ白猫さんです。この方には途中抜かれた(笑)。

えええい!色っぽい看護婦さんだあ!電話番号を聞こうかと思ったら・・・

旦那さんらしいドクターが隣にいた(笑)。わはははー!

忍者さんです!暑くないですか?この方にも後半で抜かれました(笑)。

こんな人もいたぞー!メロンマンだあ!素材はフリースで自作らしい。凄い。

ほぼ仮装ランナーさん達の写真は撮りました。
スタートまでは旧知のダルママンさんとウダウダ話をする。と言っても、ランナー歴仮装歴は遥かにダルママンさんの方が上であります。今回も途中で置いてかれるだろうなあ。
「スタートの号砲は○○の△△様が勤めます」
と言う間に、バン!とスタートの音が!
「わあ!いつの間に!」
と隣にいたダルママンさんが叫ぶ。
さあ祭りの始まりだ!

続く

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空手の理論

2013年12月07日 00時57分16秒 | 空手
12月7日 空手の練習
道場に駆け付けると、先日の昇級試験の審査発表をしておりました。合格した者しなかった者と、いろんな子供達がおりますが、合格した子供達は満面の笑みで賞状と新しい帯を頂いております。
一人一人先生から受け取る際に、皆ニコニコ。
で記念撮影。

オヤジも今回白帯のくせして飛び級で受験させていただき、何とか無事合格しました。
先生方、ありがとうございます。
ブログのコメント欄にも書きましたが、前の流派でのゴタゴタで、空手の昇級昇段試験というものに疑問を持っていたのですが、新しい真っさらな道場での試験なので、しがらみ等が無く気持ちいいです。

2年前に「フルコンタクト空手三谷道場」で発足した小さな道場ですが、少しずつ会員も増えて、半年ほど前から昇級試験も行えるように、段々体制が整ってきました。
名前も「フルコンタクト空手道 日新会」に代り、規約や道訓・そして形やカリキュラムなど細かい所も出来てきました。
・・・あっーと、以前の名前「フルコンタクト空手三谷道場」は、スポーツ保険加入手続きをする際に名前が必要になり、当時保険の係をしていたオヤジが、一時的に仮で付けた名前です(←きわめていい加減だ)。
偉そうに書いておりますが、転籍メンバーにもかかわらず、年齢が一番上という事で、おんぶに抱っこで何もしておりません。皆に申し訳ないと思いつつも、居心地がいいので残っております。
お世話になってんねんから、もっと会のために何かせんとなあ。

左肩の腱板を痛めてるにもかかわらず練習です。
という訳で、今日は手を抜かせていただきます(笑)。
K藤さんに、
「どうしたんですか?」と聞かれ、
いやはや、お恥ずかしい。かくかく云々自転車で看板に激突してうんたらかんたら。
穴があったら入りたいです。
理由を聞いたK藤さんも呆れているだろう。こんなバカな先輩ですまん。

移動の形稽古を、左腕の部分を大幅に省略し軽く流した。
一度恐る恐る上受けを左でやってみたが、肩に痛みが走ったのでその時点で右に切り替えた。うーむまだ時間がかかるなあ。

蹴りの移動の形の途中、M先生が、
「あああっ!うううっ!」
と言って腰を押さえて止まった。
「どうしたんですか!」
とAさんの声が道場内に響く。
「背中が痛くて・・・」
すいません。どうやら2週間前の私との組手の最中に背中を痛めたようです。俺が原因かー!
お話によると、段々痛みが増してきているとの事。それってやばいんじゃないですか。
「M先生も、40歳クラブの仲間入りですね」
そう40歳クラブとは、急激に怪我が増加しスタミナが無くなる40歳代の格闘技愛好者が、否応なしに入会させられるクラブの事である(何のこっちゃ)。
M先生は30代後半ではあるが、すでに40歳クラブ予備軍の認定を、本日受けました(笑)。
でも原因を作った私が言うのも何ですが、ちょっと休んだ方が良いと思います。
でもこういう人って、休まずに続けるんだよなー。
・・・という事を言ってる間に、練習再開。案の定M先生は練習を続行してた。

今日の練習のメインメニューは、タオルを使った回し蹴りである。
片方が片手でタオルを持ち、だらりと下げる。相手がミドルを蹴るのである。その際に曲げた膝を伸ばして、インパクト瞬間にタオルが足に絡みつくようになればOK。
k先生の練習方法である。
これが意外と難しい。膝を曲げたまま蹴りはじめ、最後に膝を伸ばしてインパクト瞬間にトップスピードを出来ないと、絡みつかない。上手くいかんなあ。
これまたK藤さんの蹴りの速さに舌を巻いた。タオルが手からもぎ取られ遠くに吹っ飛んでいくのである。伝統空手のスピードというのは恐ろしい。
これを延々と何ラウンドも行うのだ。基本稽古並みに疲れる(笑)。

さて私もA先生もM先生も、蹴りのインパクトの瞬間の説明に、以前は「加速度」という言葉を使って理解してきたのだが(そう説明されてきた)、どうもその言葉の使い方はおかしいのではという意見が出た。
ここからは以前同じ道場・流派で釜の飯を食ってた人たちへの記事(笑)。
加速している物体も、等速で動く物体も、同じ質量で当たる瞬間のスピードが同じなら、相手に与える衝撃(エネルギー)は同じである。これは物理法則。
「加速している方が相手に与えるダメージが大きい」というのは錯覚であって、現実的にはその説明はおかしい。
蹴りの場合、最初からスピードを持って当てるよりも、最初は力を抜いて加速して行った方が、インパクトの瞬間に相手にダメージを与える事は多いです。でもそれは、体の構造上の問題(力を込めすぎるとトップスピードが上がらない)であって。加速度云々の説明は、的外れではないかという意見。
まあ私達の受け取り方が悪かったのかもしれんが、加速度云々の説明はポイントがずれてる事がわかった。
いかんよなー。俺、嫁と子供にもその間違った説明のしてた。

一通りタオルを使った回し蹴り前蹴り、そしてパンチの練習をし終わったのですが、ミット打ちよりフォームを意識して出来たこと。そしてシャドーをやるより当たるインパクト位置の感覚が掴めたことがこの練習の良い所かもしれません。

最後は時間が終わるまで、K藤さんの「伝統空手顔面追い突き」講座。
顔面有の伝統空手特有の、正拳追い突きのお手本を見せてもらった。ものすごく遠い位置から凄いスピードで一直線に来ます。受ける側は恐怖。
フルコンのちまちました腹叩きのパンチでは、実戦では負けるよなあ。
凄いのはそれが単発ではなく、雨あられのように左右の連打が何発も来ること。まるで機関銃です。K藤さんの話だと、その機関銃に対してカウンターを打つ猛者もいるらしいのだ。こえええー!そんなん出来るんかー!
K藤さんは某国立大学の空手部出身で活躍された方です。
「いやあ、僕なんていつもボコボコでしたよ」
と謙遜されているが、伝統空手の世界では大学の空手部が頂点(ナショナルチームのメンバーはほとんど大学生だとの事)であり、その世界で闘ってきた人です。その世界の技術の宝庫です。

うちの道場は、伝統空手出身、少林寺出身、別流派空手出身、弱い柔道オヤジと、ある意味ごった煮の道場です。それぞれ皆さん武道や格闘技が大好きで、いろんなことを学べる所だと思ってます。
興味のある方は、是非見学に来て下さい。面白いですよー!初めての方は特に大歓迎です・・・と宣伝してしまった。

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