48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

中学校で護身術講座の先生になる

2017年11月08日 06時30分59秒 | 空手の昇級・昇段試験
11月4日 中学校で護身術講座の先生になる

私、教員免許持ってません(笑)。
でも今日は蒲郡の中学校で、「護身術講座」の先生になりました(笑)。

蒲郡の中学校から、うちの代表が依頼を受け、文化祭の催し物として「護身術講座」なるものを開くことになりました。本日Y本さんと私も、そのお手伝いで参加させていただきました。
朝7時45分に代表のお店に集合しまして、車に乗っけてもらって中学校に到着。
受付の先生と中学生の子から、文化祭のパンフをいただきました。
パンフには、いくつも体験講座が載っております。それぞれ市民講座で活動されておられるいろんな分野の先生達が中学校に来て、文化祭に催し物として開催されます。
私の時代の出身中学では、外部の方が来られての体験講座なんて無かったもんなあ。こういうのって中学生達には非常に良いと思う。

昨日も書きましたが、
「これをやったら素人でも悪い奴を倒せるんだー!」
ってのはありません。格闘技をやってる人間でも非常に難しい。
逃げるが勝ちなのです。
別名、逃げ方講座(笑)。
その他護身術以外にも、空手を知ってもらうために色んな事をしました。肝心の中学生達が面白い。
部活を中心に運動経験者が多く、挨拶もハキハキして、元気いっぱいの中学生たちでした。空手特有のせ「せい!」という掛け声も大きくて、恥ずかしがって言わない子は全然おりません。男の子女の子半々ぐらいでしたが、女の子のほうが元気でしたねー。
ミット打ちでは、みんな「きゃあきゃあ」と言って大興奮でした。代表の作ったプログラムが良かったので、中学生達は大喜びです。大成功です。
プライバシーや学校行事という関係上、講座の写真は遠慮しました。内容についても中学校の行事なので、あまり詳しく書けません。これでご勘弁を。
上の写真は代表・Y本さん・私で撮った記念写真です。「中学校+おっさん」という絵は、何か場違いと思うのは私だけか(笑)。

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黒帯になりました(空手編)

2014年07月12日 00時26分24秒 | 空手の昇級・昇段試験
7月10日 黒帯になりました(空手編)

今日は台風です(笑)。
家の畑は大丈夫かなあ?消防署の方や警察が、地元の溜池や河川を見張っております。私も後で見に行きます。
早々に仕事を切り上げ会社から出ると、雨は小降りです。
うーむ、和歌山に再上陸したとかラジオで言ってるが、風も雨も大したことが無い。大分勢力が弱まってるのであろうか。

仕事場から蒲郡までの道も混んではおらず、すんなり稽古場に行けました。
台風直撃コース上にもかかわらず、蒲郡市の「生きがいセンター」は各種サークルの稽古・練習・講座で駐車場はいっぱい。どこも中止していないようです。

建物に入ると、遠くから子供達の「せい!」という元気な声が。おおお、今日も頑張ってるなあ。稽古場に入ると、何故か床にはブルーシートが敷いてあり、その上で子供達は稽古してました。
???
「次は〇〇君の試割りです!」
「押忍!」
はあ~なるほど、地元の祭りの演武に参加する子供達の練習です。どうやら本番の時は、屋外の地面にブルーシートを敷いて、そこでやるらしい。子供達頑張れー。

さて着替えて少年部の最後の挨拶に参加。
道場訓を皆で唱え、最後の礼をする前に、
「T岡さん」
と呼び出されました。
じゃーん!そうです、黒帯の授与式(んな大したもんではないが)でした。やったー!
「T岡××、印可状。~~~を授与する」(途中省略)
代表に賞状と帯をいただきました。
帯にはなんと、私の名前とうちの会の刺繍入り。おおおお!
A代表曰く、
「御本人よりも授与する私が緊張しましたよー。早速着けてみてください」
帯の封を切って着けてみる。
真新しい帯なのでまだ固い。結び目もまだしっくりこないけど、これからガンガン稽古して、よれよれになるまで使います。
「早くよれよれになりたいなあ」と言うと、K藤さんが、
「わざとゴシゴシこすって古びたように見せる人もいるらしいですねー」
わははは、私も聞いたことある。
黒帯一般デビューは、9月の「安城5時間耐久マラソン」を予定してます・・・って、
仮装デビューかい!(←1人で突っ込む)・・・どこかの空手のオープントーナメント壮年の部にでも出ろよ(笑)。

7年にわたって、文字通り血の滲む努力をしてきました。これについては謙遜しません、えへんえへん!・・・ただし努力が成果として出てるかどうかは疑問です(笑)。
古い思い出話で申し訳ないのですが・・・
7年前にインターネットで道場を捜し、岡崎に本拠のあるフルコンタクト空手の流派の幸田町の道場に見学に行ったのが始まりでした。入ってすぐにIyo師匠に組手をさせられ、ボロボロになりながらもあまりの楽しさにのめり込んでしまいました。
半年後に先輩のAさん(今のA代表)にお願いして三河本部に出稽古に連れてってもらい、それからは幸田支部・本部月曜・本部木曜その他あちこちの支部に顔を出して稽古。週4回は稽古していました。今更ながらよく体が持ったなと思います。
道場に行かない日は、
「基礎体力を鍛えるんじゃあー!」
と山をひたすら走ってました・・・これは今も変わらん(笑)。
3年前に流派内のゴタゴタで辞めたのですが、A代表の日新会(当時の名称はフルコンタクト空手蒲郡三谷道場)に参加して良かったと思います。
「あのまま続けてたら、もっと早く取れてたやん」
と言われる方もいました。確かにそうかもしれません。
でも今の日新会の技術的なレベルは、昔のより遥かに上を行くレベルだと思ってますし、帯の価値も遜色ないと自負しております。
私は日新会で黒帯になった事を誇りに思っております。
とまあ好き勝手な事を書いておりますが、日新会黒帯第一号なので許して許して。

さてこの次に目指すのは、目先では柔道の初段ですが、こちらはコツコツと積み重ねる以外は方法は無いので、亀のような歩みで行くしかありませんです。一生懸命やれば何とかなるでしょう。まずは目の前の月次。

空手のほうは何年先になるかわかりませんが、弐段を目指します!
と言っても、初段の審査規定ですら、会が出来て3年でようやくスタートした段階ですので、弐段の技術体系・審査規定などが出来るのは遙か先でしょう。
でもまあそれぐらいゆっくりのほうが、私の上達のスピードに合ってるかもしれません。
とまあ大風呂敷を広げておきます(笑)。10年計画。

柔道の弐段は・・・まず難しい・・・というかむっちゃ難しいらしい。
H坂教室の御大K先生にお聞きしたのですが、柔道の場合は、
「初段は真面目に練習すれば、中学の柔道部員が卒業までに取れるレベル」
「弐段は中学~高校と続けてる柔道部員が取れるか取れないかのレベル」
この初段と弐段との間には、深い深いグランドキャニオンのような谷が(笑)。K先生曰く、
「柔道の初段は、そこからがスタートだと考えてね」
ふーむなるほど。
中高年で柔道を始められた方のほとんどが、初段止まりみたいです。
ごく少数ですが弐段になった方がおられますね。おそらく凄い努力と練習をされてると思います。無条件で尊敬します。

空手の場合は(流派にもよりますが)初段と弐段の差がそれほどではありません(逆にフルコンの場合、初段のハードルが高すぎるきらいもあります)。
空手の場合は多少ですが蓄積もありますので、まだこちらのほうが可能性がある(笑)。
でも弐段は二十人組手なのかなあ。それもきっついなあ、無理かもしれん・・・いかん、段々気が弱くなってきた(笑)。

でも良かった良かった、合格してて。
うちの嫁は口が悪く、先日も、
「審査が終わってから4週間たつのに、合否の発表が無いなんて、不合格とちがうの?」
「そっ、そんな事は無い、不合格ならもう発表されてるはずだー(心臓ドキドキ)」
「いや、A先生もM先生も『不合格だけど、あの人年上だから言いにくいなあ』って思ってるに違いない」
「うぎゃああああ!」
皆さんうちの鬼嫁を何とかしてください。

すいません、話が脱線しました。
本日一般部の参加者は、A先生・M先生・K藤さん・新人mcさん・私の5名。
移動の形を一通り行い次は本格的な移動稽古。今日は久しぶりに中段・上段蹴りの移動稽古でした。普通に蹴るのではなく、一旦スイッチしてから逆足で蹴る。
最近スイッチしての蹴りの練習をよくしているので、ようやくバランスを崩さずに蹴りを出来るようになってきました。実にスイッチは難しい。
写真のように、こんな感じです(笑)。

最後はローキックの基礎の勉強。
①狙う位置は膝上10センチぐらい。
②当てる箇所はすねの真ん中。
③足先の方向は反対側の相手の肩口。
④軸足は曲げておく。
それぞれのポイントに理屈がありますが、今回はカット(笑)。今度書きます。
久しぶりにサイドにステップしてからのローキックを練習しました。何とか覚えてました。
という訳で本日の練習は終了!

帰り際におめでとうの言葉を受けました。ありがとうございました。
その際に仮装デビューの話をしていて、黒帯仮装デビューは安城5時間耐久マラソンではなく、その2週間前の「サイクルマラソン鳥羽志摩線95km」であった事を思い出した。
黒帯デビューの大会は、自転車レースです(笑)。あほかあ。

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十人組手の後遺症

2014年06月19日 05時50分57秒 | 空手の昇級・昇段試験
6月16日 十人組手の後遺症
月曜日の朝、首の左側と右上腕部の痛みで目が覚めました。
首の左側は、おそらくM先生に右の上段回し蹴りを喰らった時に痛めたものです。右上腕部は肉離れですね。骨及び関節は痛めた所無し。ホッとしました。体中がバキバキするのは筋肉痛ですね(笑)。
左手の痺れはやはり変化なし。良くもならず悪化もせず。

朝5時起床で、リハビリを兼ねて洗濯掃除(笑)。
軽く裏山をジョギング。ふくらはぎが重い。乳酸が抜けてません。
チャリで会社に向かいましたが、通常50分もかからない所を1時間10分かかった。会社に着いた時には、へたばっていた。
明日は柔道の練習があるので、それまで筋肉痛が抜けるかなあ。やはり51歳の肉体には堪える。
帰りは遅かったので途中の矢作川堤防で休憩。おお今宵の月は綺麗じゃのう。
コンビニで買った発泡酒をプシュッと開ける。ぐびぐび、うめええ~。
堤防上で寝転びながら、しばし思索の時間。

昨日で張り詰めていたものが抜けました。昨日の十人組手を思い返すと・・・反省ばかりである。
自分の距離取れんかったなあ。
リズムぐちゃぐちゃだったなあ。
コンビネーションは崩壊(笑)。
あれも出来んかった、これも出来んかった、何にも出来んかった。
うーむ、俺は7年間いったい何してたんやあ~。
自己嫌悪自己嫌悪自己嫌悪。

しばらく月を眺めてると、酒が回って来たのか気持ち良くなってきた。
出来なかった事は次の課題でやればええやん。顔上げて前に進まんと面白くないでー。弱気になったらいかん。
でも体痛い。

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十人組手終わった!(空手編)

2014年06月17日 00時04分40秒 | 空手の昇級・昇段試験
6月15日 日曜日 空手の昇段試験
夜に試験があるので、昼間に簡単にウォームアップし、後はひたすら寝てました(笑)。

夕方子供が部活の陸上の大会から戻ってきた。私が試験に出かける直前に帰ってきたので、急遽子供と嫁さんが試験の観戦に行くことになりドタバタしていたため、7時の開始時間にギリギリであった。

今回の受験者は私一人。「どへー!」と言いながらも分っていた事です。
試験官にA先生・M先生。十人組手要員としてk先生、K藤さん。
見学者は、うちの嫁さんと子供。子供は休会中ですが、時間が余ったら稽古に参加します。

着替えの間にA先生・M先生が試験内容の確認と打ち合わせ。
「あーだこーだ・・・」
一体何を相談してるのか凄く興味深々なのではあるが、聞いてしまってはズルになるのでスルー(笑)。子供にセンターの中の自販機で、スポドリを買って来てもらう。
あー、緊張してきた。

7時15分試験開始。私以外の方は、後ろで同じように形の練習。
「まずは形試験・手技から行きます。正拳突き!」
正拳から始まり突き技・廻し技等どんどん進んでいく。
「脇を絞めて、引手は後ろに、膝を曲げて腰を落として・・・ぶつぶつ」
と呟きながらやってましたが、やはり頭の中が白くなって、とんでもない間違いをしてしまった。
「裏拳顔面打ち」の構えを間違って、前の流派の「左右裏拳顔面打ち」の構えにしてしまった。先生方があれ?という顔をしてたので、
「おかしいな、俺間違ってるのか?左右裏拳顔面打ちだとこの構えなのに・・・ああああ、しまった!これは前の流派の裏拳顔面打ちだったあ!」
と急遽訂正しました。間違った私を見て嫁さん笑ってた(←ひどい)。
受技の形・足技の形と続く。頭の中が白くなってあんまり覚えてませんが、足技の後ろ蹴りで、左右を間違えた事に途中気づき、
「ええい、このまま行ってしまえ!」
と開き直ってからは冷静に出来るようになりました。
でも頭の中が白くなってる間、いくつか間違ってるんだろうなあ。
足技の関節蹴りの時は、最初は膝を曲げてやってたんですが、段々しんどくなって膝が伸びてきた(笑)。自分の衰えを感じましたよー。
単発の形をすべて終えて、移動の形に入る。やりながらも、
「ちゃんと腰が落ちてるかなあ。軸がブレてへんかなあ。めりはりついてるかなあ」
と思いながらしてた。他人の目から見てどうでしたかねえ(笑)。
連続の移動の形も終わり、最後にはステップワークの足捌きのテスト。これはまあ自分でも問題なしだったと思う。
しかし一番基礎の基礎である手技(裏拳顔面打ち)の構えを間違ったには痛い!
「一旦休憩し、この後実技試験に入ります。皆さん準備をお願いします」
10分ほどの休憩で、軽い屈伸と水分補給。写真ではまだ気合が入ってます。
体が疲れたのではなく、形を間違ったのでパニックになり疲れた(笑)。
k先生によりますと、通常のフルコンの場合、1分を10ラウンド、インターバルは交代の時間・挨拶の時間だけで10~20秒らしいです。
20人組手の場合は、1分×10人やった所で5分間の休憩だそうですが・・・私は10~20秒のインターバルだけだと絶対に持たない(笑)。
今回は1ラウンド2分という変則的なものなので、アマチュアボクシングのように、1ラウンド2分。ラウンドの間のインターバルは1分です。あとで考えたら、この1分間のインターバルで何とか持ったようなものです。

k先生から、開始時の礼法を簡単に教わり、十人組手が始まりました。すいません、十人組手の記事を詳しく書きたいのですが、無我夢中でほとんど覚えてません。幸い子供が大量に写真を撮っていたので、かろうじて思い出しながら(笑)。
1人目はk先生。いきなり最強の人とやる羽目に(笑)。と言ってもk先生は私のレベルに合わせて組手をして下さってるのが、ひしひしとわかる(笑)。本気になったら絶対に当てさせない私のパンチを、ボディで受け止めて下さってる。
自分でも力がガチガチに入ってるのがわかります。いかんいかん、この力み具合だと最後までもたん。
終わった所で礼。
「T岡さん、肩の力を抜いて。リラックスして」
とk先生。この時点でかなりバテた。
2人目はうちのホープK藤さん。
遠くからの突きを捌いてパンチから前に出ようとした所を、インローを食らいました。写真はその寸前です。でインローを前に出て受けてしまって、モロ金〇に当たってしまった。
「うううおおお~」
組手は1分半ほど中断。うめきながらも、
「いてえええ~、でもファールカップ(別名ちんちんカップ)修理して来て良かったよ~。壊れたままだったら、おかま空手家になってたな。
タイにはおかまキックボクサーが沢山いるけど、日本初のおかま空手家の誕生かー」
なんて下らん事を考えてた。バカです。
3人目はM先生。鋭い打撃がどんどん飛んで来る。軸足蹴りで何度かバランスを崩させるが、パンチのコンビネーション・蹴りの連続を受けきれません。写真のように距離を潰してピタッとくっ付き休んでます(笑)。
4人目A先生。軸足蹴りを試すも、スタンスが狭いA先生には通じません。スタミナ切れで足が上がらない。パンチだけになってしまった。
思い切って蹴りを入れてもスカされるので空振りになる。空振りほど疲れるものはありません。
この時点でコンビネーション崩壊(笑)。1・2・3・4というどころかワンツーになった。最後のほうには単発になっております。
この時1ラウンド2分を希望した自分の馬鹿さ加減に、ようやく気が付きました(←遅いよ)。インターバルをボクシングと同じ1分ほど取ってるとはいえ、それだけでは回復しない。
手足に乳酸が溜まってるのがわかります。鉛の重さ。
5人目k先生。写真はk先生のパンチをもろに鳩尾に喰らって悶絶してるオヤジの写真です(笑)。この少し前に前蹴りを鳩尾に貰って、悶絶してます。このラウンドで2KO負けです(笑)。
疲れてガードが下がって開いたところを、ピンポイント爆撃のように狙われております。貰いながらも「さすがはk先生だなー」と感心してしまいました。
このラウンドはボロボロ。挨拶が終わった時点で、
「あかん、俺ダメ。10人もたん」
と真剣に思ってしまった。


6人目K藤さん。
すいません、写真がありません。写真係の息子に飲料水を買いに行かせていたので、このラウンド写真無し。
K藤さんのアウトレンジからの鋭い突きに対抗して、アウトレンジで足を使って回ってたら、次第に息が回復してきた。やはり足を使わないとリズムが取れない。でもいいのを何発か貰った。ガードをぶち壊して入ってくる鋭い突きで胸が痛い。
終了後に裸になった時に、胸部にあちこち赤い跡がありましたが、ほとんどがK藤さんの遠距離からの踏み込んだ突きです。疲れてガードが下がっていた事もあって、まともに何発も受けてしまった。
時折k先生のアドバイス、
「T岡さん、ガード上げて!」
という声が聞こえ、
「ハイ!」
と返事してるのですが、腕が鉛のように重くてすぐ下がってしまう。
息は大分楽になってきましたが、手足が重くて動かんー!あと4人!頑張れ俺の手足!
7人目M先生。
疲れてガードが下がった所を、パンチがガンガン入る。ボディへのパンチは体力をそぎます。
今振り返ると、5人目のk先生の時と、7人目のM先生の時が一番しんどかった。
始まっていきなりダブルのローを喰らった。
「うわああ!ダブルかあー!」
受けてる人間が叫んでしまった(笑)。
これは痛かった。続けざまにボディへのパンチ。いかん、近距離だとパンチとローでボロボロになる。
ボディへのパンチを嫌って、距離を取り足を使うと、やはり息が治まってきた。うーむガチの打ち合いはリズムを取れない・・・のは私が下手糞な証拠(笑)。
距離とってリズムリズム。
そのせいもあってなのか、このラウンドの中頃から、しんどいのが無くなって息が治まってきた。ランナーズハイの状態なのか?息継ぎがマラソンの時と同じように、リズムに乗ってきた。ようやく体が慣れて来たのか?
ダブルのローで右太ももがパンパン。足を引きずるなー!痛いの見せたら心が折れそうです。
大した事ない大した事ない!と自分に言い聞かせる・・・でも痛い。
8人目A先生。
息が整ってきたので、「すーすーはーはー」とテンポを取りながら、腰を落としガードを固めて近づく。ガードを固めると途端ボディへのパンチを貰わなくなり、必然的にスタミナを奪われる事も無くなる。
さっきまでチアノーゼ寸前だったのは何でじゃー!
後から原因を冷静に考えると、6人目K藤さんでアウトレンジからの突きを嫌って距離を取った事。7人目のM先生の時のダブルのローとボディ攻撃を嫌って、距離を取りリズムを心がけた事から、力みが取れて来たのではないか。もっと早く気がつけよ(笑)。
あと2人!
9人目はM先生。今日3回目。
息が整ったとはいえ、手は動かない足は上がんない。それでもこの回からは、相手の攻撃がおさまった時を利用して、単発でも蹴りや突きを入れるようにした。
このラウンドはほとんどダメージ無し。足も動くようになってきた。写真のように、なりふり構わずミドルをキャッチして軸足蹴りに移行してます。
最後の2人をM先生・A先生の先輩に相手してもらうのは感慨深い。M先生は7年前に岡崎のフルコン道場に入門した時は、すでに私の4年先輩であった。
私のIyo師匠が、
「フォームが一番美しい」
と溜息をついたくらいの人である。
随分お世話になったなあ。こうして十人組手の相手をして下さるなんてありがたいです。
10人目はうちの代表のA先生。
足は何とか動く、手も動く、息も上がってない。よし!行くぞー!
自分では攻撃したと思ってましたが、横で見ていた嫁は、
「最後もあまり前に出れんかったねえ」
ヘロヘロながらも手を出していたつもりですが(笑)、第三者から見るとやはりヘロヘロ。
写真では首を固めて投げに入ってます。柔道じゃねえんだから(笑)。
最後をAさんが勤めてくれるのが嬉しい。私が空手を始めて2週間後に合った時、いきなり組手でローをガンガン蹴られて足が腫れたのはAさんであった。
8か月後、本部に出稽古に行きたいという私の希望に付き合ってくれたのもA先生であった。
その後A先生は蒲郡に教室を開き、うちの嫁と子供も出稽古に通うようになった。
私が前の流派を辞めて、転がり込んだ先はやはりA先生の所。ホントにお世話になりっぱなし。
この人に最後の相手を務めていただくのは一番嬉しい。
「やめ!」
あーとうとう終わってしまった。最後は短い。あっという間に終わってしまった感じがする。しんどいけど幸せな時間が遠ざかる。
礼をすると拍手をいただきました。
オヤジ、十人組手で棄権せず心が折れず、何とか終えました。と言っても立ってるのがやっとですが。

k先生の鳩尾への前蹴りと突きは悶絶しました。
K藤さんのガードを突き破るパンチで、胸は真っ赤っかの腫れています。
M先生のダブルのローで、右足太腿はパンパンです。
A先生の膝を食らい、脇腹赤くなってます。
皆に受けた打撲と傷は、私にとっての勲章です(←マゾ)。

後で見学していた嫁さんに聞くと、皆さん2順目はかなり攻撃を抑えられていたとの事。
「みんな、あんたの年齢を気にしてるんだよー!優しいねえ(笑)」
いやはやホントにお手数をお掛けしました。
皆さん、こんな51歳のオヤジの昇段試験に付き合ってくれてありがとうございます。1時間半にわたる試験は楽しかったです!
機会があれば、もう一度やってみたいです!
皆で記念撮影です。
合格してるかどうかはわかりません。形も間違えたし組手も負けっぱなしです。不合格でも悔いはありません・・・いやちょっと悔いがあるかも(笑)。
結果は謙虚に受け止めますし、足らない所があるなら再挑戦します!
体中に痣と腫れでまっ赤っか。ほぼ全身に打撲です。強がって写真に写っておりますが、翌日地獄を見ました。
馬国日記のまささんは、道場でよく裸になっておりますが、格闘技をする人間はやはり裸になりたがりますねー!私も裸で快感(笑)。

時間が20分ほど余ったので、各自自主練習。うちの子供は久しぶりにA先生相手に組手。
久しぶりにしてはまあまあである。柔道を続けてるせいか、勘は鈍ってないみたい。
その後組手をし足らなかったA先生M先生が組手。二人とも燃えカスが残っております(笑)。
M先生の流れるようなフットワークに目が釘付け。なんでこんなに出来るんだろ。

時間が来たので解散しましたが、とても楽しい試験でした。皆さんありがとうございます。
結果は分りませんが(笑)、皆さんと一緒に稽古出来る事を感謝します。
前の流派の大量脱会騒動から、多くの仲間が空手を辞めてしまいました。嫌気がさして空手をやめちゃう気持ちもわかります。ですが一緒に汗を流したあの日を思い出すと、もし機会があるのならば再び一緒に稽古したい。
近隣の方で昔の仲間の方がおられましたら、月に1回ぐらいしか通えなくても、是非道場に遊びに来て下さい。
私も一時期空手を辞めようと思いましたが、近所に先輩の道場があったので、何とか続けてきました。運が良かったのかもしれません。今では感謝しております。

私が道場や稽古を通して今まで受けた恩というものを・・・A先生・M先生・k先生・K藤さん・I田さん・Hysさん・うちの道場の子供達・PTAのお父さんお母さん・ドゥーリアンの館長さん・嫁さん子供・Iyo師匠・I貝先生その他いっぱい・・・。
皆さんから沢山の物を無償で頂いております。これからは私が他の人達に返していく番だと思ってます。
これは何の振りかというと、代表が「新入会員を増やしたいなあ」とつぶやいてたので(笑)
・・・、
「中高年で経験はないけど格闘技やってみたいなあ」と考えてる人がおりましたら、是非見学に来て下さい。私でよければ手取り足とりサポートさせていただきます。
・・・という宣伝の振りでしたー!

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ちんちんカップを修理した(空手編)

2014年06月15日 23時59分46秒 | 空手の昇級・昇段試験
6月14日 十人組手の準備

明日は待ちに待った十人組手だ。その準備で、壊れていたファールカップ(別名ちんちんカップ)を修理した。もうひとつの名前が「金隠し」
この修理が準備だ(←練習しろよ)。
以前に組手の際に、直撃を喰らい割れてしまった(笑)。
その時の記事はこちら→「オヤジ、空手の試験も受ける」
このまま十人組手を行うと、試験後は玉無しオヤジになってしまうので、何とかせんとあかん(笑)。
本当は新しい物をネットで注文するつもりでしたが、忘れておりました(笑)。
修理と言っても、瞬間接着剤でくっ付け、プラパンを補強でくっつけるだけです。
完成です。でもなんか面白くないので、ちょっといたずら。マジックで・・・。
わははは!見えない所のおしゃれならぬギャグです。

我ながらバカだと思う。こんなんで十人組手大丈夫なのか?51歳で花が咲くか、それとも散ってしまうか?
7年近く空手にのめり込んできたので(2年前から柔道に浮気してますが)、中年からの格闘技人生の中間のまとめだと思ってます。こんなバカオヤジですが、皆さん応援して下さい。

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十人組手に挑戦予定

2014年02月02日 10時43分09秒 | 空手の昇級・昇段試験
1月30日 木曜日 空手の練習

先日のブログにて、
「一色マラソンの後遺症・筋肉痛は全く無い」と断言してましたが、昨日水曜日つまり3日後に筋肉痛が出た(笑)。
若い頃はすぐ出る。中年は翌日出る。中高年は翌々日出る。私は3日後に出た(笑)・・・やっぱり50歳はこんなもんなんでしょうか?

水曜日・木曜日は筋肉痛と体が重かった(多分乳酸が抜けきってない)ので、朝のジョギングは中止。

仕事を終えて蒲郡の道場に駆け付けると、本日の一般部参加者は、A先生、k先生、K藤さん、私の4名。社会人の皆さんは、忙しい中で時間をやりくりして練習に参加しております。

挨拶をして先日の一色マラソンの報告。
「私が2時間18分、嫁が1時間40分台、M先生はなんと2時間ほぼジャストです
初挑戦で2時間を叩き出した、肝心のM先生が来られていないのが残念。
「よくそんなに走れますねー」
と言われました。
でも走るのって一番簡単ですよ。こんな簡単なスポーツは他には無いです。
確かに記録を目指せば、奥深い練習をしなければいけませんが、趣味で走るのなら、靴履いて足を交互に出せば誰でも出来ます。
逆に今やってるスポーツの中で、一番難しいと思うのが柔道です。これはホントに難しい。先生が解説して下さるのですが、それが半分も理解できておりません。
「おおなるほど」
と理解出来ても、やってみたら全然出来ないのが当たり前。スタミナ・体力面で何とか練習について行ってるくらいです。
自分自身でも上達しているのかしていないのか、さっぱりわかりません(多分していないだろうなあ)。
自分の相手をしてくれる中学の柔道部連中は、めきめきと上達しているのが、組んだ瞬間わかります。それに比べ自分は・・・。

話が外れてしまった(笑)。

マラソンというスポーツは、「体重過多」「膝・腰・足首等を怪我してる」事がない限り、誰でも出来るスポーツです。運動神経ゼロの方でも全然大丈夫です。
記録がサブ3.5とかいう人は別にして、完走だけなら体重落として週に3~4回、5~10km走る習慣を身につければ、3か月ぐらいで完走できます。これホント。
運動神経の有無、体の大きさ、年齢、過去の運動歴などなど、ほとんど影響がありません。
空手も昔ほど敷居が高くなくなりましたね。道場によっては一般部でもビギナーや女性クラスなど分けている所もありますし、練習生が血を吐いて道場の隅に転がってる・・・という漫画みたいな所は皆無です(笑)。
ところが柔道というのは・・・基本的には中年から始めるスポーツじゃないですね。
先生方は皆さん優しいですし、嫌な思いをした事は皆無です。でも体力・気力が持たない時が、たまにあります。恥ずかしい話ですが、今まで2回辞めようと思ったことがあります。
「中学1年生の部活練習を、40~50のオッサンがやってる」というしんどさ(笑)。
御大K谷先生が、
「楽しんでやりましょう!」
と言われる意味が最近分かりはじめました。長く続けるには楽しまないと・・・途中で心が折れそうになります・・・つくづく弱い男だなあと思う。

また話が外れてしまった(笑)。脱線ばっかり。

k先生が来られたので、特別講座の開催。
最初はパンチのコンビネーションのシャドウ。
ジャブからストレート、その後にフック。たったそれだけなのですが、ボクシングのフックとの違いを詳しく教えていただきました。蹴りがあるから、ボクシングと同じようにフックを打つ時体を傾けてはいかんのですね。確かに軸がブレます。
ローを打った後のスイッチしてのミドルなりハイ・・・というスイッチを多用したコンビの練習もしたのですが、もう複雑すぎて覚えてませんです(笑)。でもスイッチを入れる事で、タイミングをずらしたり出所を変えたりで、当たる率が高くなるんですね。やはり考えて打たないとあかん。

その日の組手は、最初は前蹴りとパンチのみの限定組手。先週の続きです。相手の正面に立つという癖を直したいですよ。これを相手を変えて3ラウンド。
この後、k先生の発案で前蹴り・膝蹴り・パンチのみの限定組手をやりました。
先にやった前蹴りだけの組手では、接近戦での打撃はパンチだけなので、相手の懐に飛び込んで密着しても怖くありません。
が膝蹴りが入ると、怖くて密着できない(笑)。
「膠着したら脇を締めて、肘でブロック、肘でブロック・・・・」
と呪文のように唱えながら組手をしていたのですが、案の定k先生との組手の際に、膝蹴りのいいのを1発貰ってしまいました(笑)。おええええええ!
なんて大袈裟に書いてますが、手加減していただいております。
「駄目じゃん俺、いかんいかん、ちゃんとブロックせんとあかんがなー、注意せんと」
と思って、視線を下げて膝ばっかり見てたら、左サイドからリバーブロー。
「うっ!」
と息が詰まったあ!

軽いパンチなんですが、ピンポイントで肝臓打ち。
「しまった、大丈夫ですかー?」とk先生。
大丈夫です大丈夫・・・でもないかも(笑)。息がああ!。
打撃はパワーではない事を学びました(笑)。軽く打ってもKOできるという見本です。

今日もヘタレオヤジは、汗をかきました。A先生・k先生・K藤さん、いつもいつもロートルオヤジの練習に付き合ってくれてありがとう。ホンマ感謝してます。

練習が終わり、皆でウダウダ会話。
A先生より次回の昇段昇級試験について話があった。
時期は2月後半。試験内容は10人組手。相手はうちのA先生・M先生・k先生・K藤さん・I田さん達だ。皆私より強い人達なので、ハッキリ言ってしんどいと思う。
以前K藤さんより、
「昇段試験の組手は、1ラウンドが1分か2分かで、全然違う。どっちですかね」
という疑問を言われた事がありました。
動画サイトであちこちの10人組手の昇段試験を調べて見たのですが、1ラウンド1分の所と2分の所に別れますねー。
「2分が普通だろう」
と思ってたのですが、結構1分の所も多い(笑)。
当然オヤジは・・・2分で行きます、ハイ。

2分とインターバル1分で10ラウンド、約30分かあ。
思い出した。
空手初めて半年経った頃、当時の師匠が年末に「組手大会」を開催し、延々と1時間組手をした(させられた?)事があります。あの時は白帯のペーペーにも拘らず、先輩14人相手に連続組手をし、ボコボコにされた記憶が・・・。
あの時の事を考えたら、怖いもんは無い(笑)。
今思えばその時の師匠に感謝してます。

という事で、仕事との兼ね合いもありますが、昇段試験10人組手受けます。
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オヤジ、空手の試験も受ける

2013年11月23日 00時26分30秒 | 空手の昇級・昇段試験
11月22日 空手の練習日

今日は空手の昇級試験の日である。先週突如受ける事を決めました。
本当は、今年は柔道の昇級昇段試験に絞って挑戦しようと思ってた。
が思う所があって柔道と並行しますが、空手の昇級昇段試験を受けます。

私の所属する「フルコンタクト空手道日新会」は、某〇峰会館を大量に辞めた先輩方先生方が立ち上げた道場です。私は少し遅れて入った転籍組なので、もう一度無級(白帯)からやり直しておりました。
柔道の方はご存じないかもしれませんが、空手の場合は転籍すると白帯からやり直します。転籍は白からというのが常識(一部を除く)。
流派が違うとルールが違うので、やってる事もハンドボールとサッカーくらいの違いがあります。突き蹴りにしても、フォームが全然違う。
覚えるべき「形(かた)」が全然違います。

黒帯になると、指導員として(主に子供達ですが)教えなければいけません。形にはそれぞれ理屈があり、説明できなければいけません。
日新会の形は、日新会の理屈・理論があります。いくら前の流派と流れが似ているから言っても、かなりの部分が違う。
先週9級の申し込みをしたところ、代表の方から、
受けなさい。早いとこ黒帯になって支部なり道場なりを立ち上げてください
と言われ、いきなり2級を受ける事になってしまった。確かに、転籍してもう2年近くなる。その間試験を受ける機会はあったのですが、「まず柔道を」との言い訳で、受けるのサボっておりました。すんません。
多分皆も、「白帯つけて2年間、皆と格闘技を楽しんでるのもわかるんだけど、もう長いんだからいい加減責任もってもらわんと、若い人に示しがつかんやろー」
と思ってるに違いないのだ(笑)。
確かにそういう責任さぼってたもんなー。
前の流派でゴタゴタ経験して辞めて、自分が血眼になって練習していた帯のこだわりに疑問があって、空手の帯とか昇級に疑問があったのだ。「今度の道場は仲の良い先輩の所だから、気楽でいいわー」
居心地の良さにサボっておりました。申し訳ない。
やはり年相応・経験相応に責任を果たさなければいけませぬ。モチベーションを無理やり上げてる状態です。

今回は一応飛び級で受験ですが、さっぱり形がわかりません。やばいやんかー!
先週Aさんが特訓して下さったので、かろうじて一通りやったのですが、家に帰って酒飲んで一晩経ったら忘れた。
えっーと、あれは手をどこからだすんやった?
体重移動はしたっけ?
引手の位置はここかあ?
・・・脳細胞が老化している。ボケ老人寸前である(笑)。
仕方がない。忘れた所は旧流派の形と同じだと仮定して、1週間の間に暇を見つけては、何度も何度も繰り返して行った。ほぼ出来るようになったかな。

当日は家を早目に出て子供の部から参加。子供達の形を見て自分の形を調整。
うーむそうか、肘打ちはこういう構えから打つのか!
ってテスト30分前に初めて知った(笑)。

さてさて休憩をはさんで試験開始である。
まずは9級。子供とK藤さん。
K藤さんは強さで言えば初段どころか2段クラスですが、前の伝統空手と形どころか構え・フォーム・コンビネーションと全くやってる事が違うので、9級からの受験です。
この人の偉い所は、そういう立場であるのに腐らずに子供達と一緒に謙虚に受験している事。
私の年の半分しかない青年ですが、そういう謙虚な所は凄いなと思います。
自分が23~4歳の頃にそういう場面に居合わせたら、
「けっ!やってられるか!」
となっているに違いないです。
当時(大学時代)は尖がってて、この「けっ!やってられるか!」ってのを、カッコいいと思ってたバカ者でした。ああ思い出すだけでも恥ずかしい・・・いかんいかん話が外れた。
子供達もよく出来ましたが、K藤さんは体重移動といい、技の切れといい完璧でした。

その次は8級審査。少し大きい子2名が受験。形中心の審査です。
この二人は・・・ちと声が小さい(笑)。緊張しているのか?でも回し蹴りは横から蹴ってるし、結構フォームもきれいだ。

次はオヤジの2級審査。たった一人である。
柔道の月次試験だと緊張しまくるのですが、空手はほとんど緊張してません(笑)。やはり経験年数の差がモロ精神面に出ますね-!
手技・受技・足技をほぼ一通り行い(・・・多分間違ってなかったと思う)、移動の形を全部行った。後ろ回し蹴りは相変わらず下手くそだあ!でも気合で誤魔化した(笑)。
次は捌き系空手でよくあるステップワークの基礎。これは前の所で死ぬほどやらされたので、問題なくやれたかな。

最後は組手である。相手はM先生・代表Aさん・K藤さん。最初2名は先生で、K藤さんは大学空手部出身で実力は2段クラスの人である。
相手は3人かあ。
スタミナ配分気を付けよう。この間の柔道の2級試験のように、いきなり最初から全開だともたない。柔道は経験が浅くド素人なので、スタミナ配分もペース配分もへったくれも無いのだが、空手はある程度計算が出来るので、ちと工夫してみようと思った。

最初はM先生。とにかくM先生の得意な中間距離に入った時には、ボコボコの火だるまにされるのが目に見えるので、アウトレンジからの前蹴りミドルを多用して、中に入らせないようにした・・・が上手くいかないのは当たりまえで(笑)、距離を詰められカウンターのフックをいっぱい貰ったよー。
膝を貰った際に、流れた足が金的を掠めて、下っ腹が痛くなったが我慢我慢。とにかく2分間ひたすらアウトレンジに徹した。

インターバルの途中、金的を心配したK藤さんが、親切にも背中を叩いてくれた。すまんすまん助かったー!

2人目はA代表。私より2年先輩で、ずーっと一緒に6年練習していただいてるので、お互いに手の内は分かりまくってます(笑)。
Aさんはとにかく手足が長く鞭のようにしなるので、ジャブや前蹴りの差し合いの距離は、私とほぼ同じです。しかもカウンターが上手いので踏み込めません。
お互いに睨みあいっこや牽制が続き、ほとんど膠着状態で終わってしまった。うーむ。
ただ膠着状態が多いという事は、スタミナの回復が出来た(笑)。

3人目は、密かに「人間機関車」と名付けているK藤さん。この所の急成長ぶりは凄いものがあります。この人が一番の要注意。
「始め!」の合図とともに、出てくる出てくる。前に出てブチ当たるも止まんない。わあああああ!止まれえ!
圧倒的な圧力です。同じ体重の私が押し負け・当たり負けしてます。直線的なパンチが主だったので、ブロックの上からの打撃が多く、ダメージが少なかったのが幸いです。これにフック系・アッパー系のパンチを取り交ぜられたら、私は数発で轟沈していたでしょう。
とにかく圧をかわそうとして、ステップで横に回ろうとしたのですが、中足でベクトルを変えて追ってくる。
駄目だこりゃ、逃げれん。
逆に接近して相手の脇に腕を差し、大腰の体制で崩そうとしたが、軸がしっくりしているので倒れん。腕を取って固めに入ろうとしても、パワーで跳ね返された。ったくどんな力してんだー!
途中で金的をまたまた蹴られるというアクシデントがあり、いったん中断(笑)。俺今日何回蹴られてんだ(笑)。
1分半を過ぎてスタミナが少なくなったのでしょうか。K藤さんのスピードが鈍って、ようやく息をつけた時にはホッとしました。
2分間持ったのが奇跡です。いつKOされても不思議ではなかった。怖い2分間だった。よく生きて帰れたもんだ。はああああああ、助かったー!

最期は反省会兼技術批評会。
私の欠点はいくつかあるのですが、Aさんとの組手で膠着状態で終わってしまった事が一つ。
もう一つは、K藤さんとの組手で、ローを多用して相手の前に出る突進力を止めれば良かったかなあと。頭がパニックになると、普段出来る事も出来なくなりますね!
挨拶が終わり、着替えてると股がガサガサ。あれっ?変な音?
金的を守るファールカップを出すと、見事割れてました。K藤さんの蹴りはどんだけ破壊力があるんだー!こわあああ!
皆で大笑いです。

闘い終わってアドレナリンの放出でハイになってるオヤジです。柔道にしろ空手にしろ、格闘技は面白い!皆さんも一緒にしませんか?
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