48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

貧乏人の旅行 温泉とソースカツ丼の車中泊

2024年07月18日 23時58分53秒 | 野宿・アウトドア
7月12~15日 貧乏人の旅行 温泉とソースカツ丼の車中泊

正確には「旅ランの旅」、と言うのかもしれないけど、今回の「諏訪湖一周ラン」「峠ラン 平谷峠」(←後日書きます)以外は、ひたすら温泉巡りをして、ふやけてました。

貧乏人です。
世間の定年退職したオジサンたちは、豪華クルーズ船とか、一泊三万円する温泉旅館とか、フルムーンとからしいのですが、我が家にそんな金ありません。
私に甲斐性が無いのが一番の原因なんですけど、毎月のように旅行(キャンプとも言う)をしておりますと、
〇宿泊費がもったいない
〇新幹線代がもったいない
〇高速道路代がもったいない
という感覚が身に付き、この年になっても学生時代と同じ旅行になるのです。
今年の夏は、青春18切符買おうかなあ(笑)。
今回も3泊とも車中泊、高速道路は使わず。贅沢はソースカツ丼ぐらいでした。

まずは12日金曜の晩、仕事を終えてから出発し、豊田市の山奥にある稲武の道の駅で、深夜2時半に力尽きて轟沈。明け方まで車中泊で爆睡。

翌日8時に起きて、車の中でラーメンを作って朝食を摂り、ダラダラと出発。もちろん高速は使いません。飯田から南信州フルーツロードという、広域農道を走ってました。この道は中央アルプスに近い所を通ってるので、中々景色が良いのです。
曇り空で景色が・・・。
で、昼に諏訪湖に到着してランニングで一周。
車で5分ほど移動して、「美肌の湯ロマネット」でソースカツ丼を食べて温泉に浸かりました。
片倉館に行けなかったのは残念ですが、ここのスーパー銭湯は地元の人がメインで、しかも写真のようなお風呂。中々気持ち良くて4時間も出たり入ったりしてました。
さて13日(土)の車中泊場所に困りました。諏訪湖岸に無数にある湖岸公園の無料駐車場は、「車中泊禁止」の看板が立っております。ランニングした時も確かめたので、出来る場所がありません。諏訪湖周辺は人家が多く、公園に停めるという事もやりたくありません。
霧ヶ峰・美ヶ原・蓼科方面に足を伸ばすか?
伊那地方に戻るか?
明日は雨模様。山道を運転するのは難儀。観光客の多い避暑地を避けよう・・・という事で、岡谷から南下して辰野に戻りました。
途中で見た花火です。多分辰野町のどこかの神社がやってるみたいで、県道途中で法被を着た関係者を見ました。
で、車中泊場所はどうしよう?
グーグルで検索してると、以前調べたことがある箕輪町の「下古田展望台」という場所をヒット。近くの信州みのわ花街道沿いなのでそこに行きました・・・誰も居ない。
14日、翌朝は東屋を独占して朝食。もちろんインスタントラーメンです。残念ながら雨で、南アルプスは見えませんでした。
そのまま朝から近くの「ながたの湯」に行き、お昼過ぎまで3時間浸かってました。
午後は南下して松川町へ。松川町は今は無き「松川ハーフマラソン」という大会があり、ここで仮装賞をいただいた事もあります。二度ほど車中泊した場所です。
松川ハーフマラソンは、残念ながら廃止になってしまいました。良い大会だったのになあ。
雲がありましたが、眼下の伊那盆地には。流れる雲海が・・・迫力ありました。小雨が降ったり止んだりでしたので、軽バンのバックドアを開け、椅子を出して酒飲んでうとうとしてました。
物凄く広い公園に、私一人!贅沢!景色独り占め!

さて雲海を見ながら読んだ本は、
ギャビン・ライアル 「深夜プラス1」 早川文庫
読むのは何回目だろう?コメディアンの内藤陳さん(日本冒険小説協会会長)と、大学時代の先輩がこの本を大絶賛してて、私も大学時代に買って読んだのですが、とにかくカッコいいのだ。
関係無いけど、大学の先輩が内藤陳会長の経営する酒場「深夜プラスワン」に行ったことがあって、その時のエピソードが、
「酒も安くて親切な人で、そりゃあ居心地の良い酒場だったんだけど・・・陳さんのギャグがあまり面白くなくてねえ・・・」
うーむそうだったのか、「ハードボイルドだど」は大昔TVで見たことあったけど、やはりそうだったのかあ。
夕方からは歩いて松川温泉清流苑に行きました。ここの温泉はたったの500円!安い!
相変わらずソースカツ丼を食べて、夜の8時半まで4時間近く浸かってました。
ソースカツ丼ばっかり食ってるなあ(笑)。
初めて食べたのは大学時代です。秋に友人たちと信州にキャンプに行って、帰りのサービスエリアで見つけて食べてみたのが始まり。
「何これ、美味いやん!」
それ以降南信州に来るたびに食べております。
9時に車に戻り、FM長野を聞きながら轟沈。

翌朝は曇りでした。公園の東屋でパンを調理し珈琲で朝食。
目の前に雲海って贅沢ですなあ。

8時に出発して10時に下伊那郡平谷村の道の駅に到着しました。
ここに車を置いて、前から走りたかった「平谷峠」を目指しました。記録は別の記事でアップ予定です。
「旅ラン」も良いんですけど、「峠越えラン・坂道ラン」ってのも好きで、時々あちこちの峠を走ってます。
6月に予定してた、大阪~奈良間の「暗峠(くらがりとうげ)ラン」は、ちょっと延期しております。
朝5時に家を出れば、10時半に暗峠入り口の近鉄枚岡駅に到着。大阪側から山越えして奈良生駒に到着、近鉄・JR西日本・東海・名鉄と乗り継いで、夜には帰れるでしょう。でもかなりの強行日程になりそうです。完全に休みが取れる日というのが、中々ありませぬ。
8月は・・・暑いんであまりしたくない・・・9月に延期(笑)。
平谷峠を往復した後は、平谷温泉ひまわりの湯にドボン。ってその前に、温泉の食堂でソースカツ丼をペロリ(笑)。ホント飽きが来ない。
考えたら自分でも簡単に作れるよな。スーパーでとんかつ1枚・キャベツの千切りを買ってきてソースで和えて、丼の白飯にそのまま載せるだけ。今度やってみよう。

またもや温泉に3時間浸かって自宅に着いたのが夜の7時。3日間ぶりの自宅です。
走ってソースカツ丼食べて温泉に浸かってた三泊四日信州旅行でした。かかった費用は、ガソリン代を含めて1万5千円!

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米俵マラソンは前日入り、最高の景色を独り占め

2023年11月27日 21時41分30秒 | 野宿・アウトドア
11月25日 土曜日 米俵マラソンは前日入り観光三昧

明日は長野県伊那飯島町にて「米俵マラソン世界大会」が開催されるので、前日から現地入りしました。
高速を使わず全部下道(笑)、往復で¥6,800かかるからね。でも遠いよう。
朝8時に出て12時半に着。まず最初は明日の会場駐車場を下見しました。なるほどここで開催されるのか。
中央アルプスが綺麗なので、途中で思わず写真を撮影してしまいました。中央アルプスの木曽駒ケ岳ではなく空木岳・南駒ケ岳になると思います。
さてこの日は暇なので、観光と温泉巡り。と言っても「人混みが嫌い」な私は、超ドマイナーな観光地を探して行きました。

そうそう、話が外れるけど、行き帰りに愛知県から山の中の国道153号線を通って来たのですが、香嵐渓の辺りがもの凄く渋滞しております。
特に翌日帰宅する途中、香嵐渓の紅葉のライトアップ渋滞にモロ巻き込まれてしまい。足助の町の2kmを素通りするだけで2時間近くかかりました。まだ夕方5時6時の時間です。この後の時間はもっと混雑するので、足助の町に入るだけで3~4時間掛かるとすれば、この時間に来た人は、9時までのライトアップの時間に間に合わないんじゃないのかなあ。
人間って何故「皆が行きたがる所に行く」んだろう?不思議だ。私はもう「ディズニーランド」「花火大会」なんて絶対行きたくない人間でして(笑)。
「ディズニーランドに行ったことない」という事を言うと、驚かれる事が多くて(笑)。あははは。
いわゆるこれが、「日本人の同質性・付和雷同性」と言うべき特徴なのかな?周りと同じ事をしないと安心しないとかいうやつなのでしょうか。
すまんけど、私には理解出来ん。
じゃーん。何気ない原っぱですが、ここは「養命酒生誕の地」なのです。本当は原っぱの奥に生誕の石碑が建立されているのですが、工事中のため立ち入り禁止になってました。嗚呼残念!

その後は同じ中川村の「アンフォルメル中川村美術館」に行く。
wikiで「アンフォルメル美術」を調べるが、フランスから始まった抽象画の運動としかわからない。しかし小さな中川村にこんな立派な美術館があるとは・・・でも作品の意味が分からん(笑)。
上の写真は屋外に展示された作品の一つです。一見キャベツ畑のように見えるんですけど、手前のはビニールに水を詰めたものを、幾何学的に配置してあって・・・わかりません。うーむうーむ。
ただし雰囲気は良くて、都合1時間程度まったり過ごしてました。土曜の昼間に美術館を独り占め。私と係の人以外は誰も居ません。景色も最高です。
嗚呼、ここでキャンプしてみたい(笑)。
そのまま天竜川沿いにある「天の中川河川公園」に行った。今日の車中泊場所です。
ここは本当に穴場。
天竜川沿いだし、中央アルプス(空木岳)の景色は抜群だし。しかもテント泊OKなのです。人混みの観光地よりも、こういう場所が一番いい。景色が良くて誰も居なくて・・・最高じゃないですか。
夕方まで公園で景色を見ながらコーヒーを飲んで読書。
読んだ本は、
「ベルリン1888年」海渡英佑 講談社文庫
江戸川乱歩賞受賞作。ドイツの貴族のお城で密室殺人事件が発生。そこに招かれていたのは、コッホ研究所に留学していた森林太郎(のちの森鴎外)と鉄血宰相ビスマルク。二人が事件を解き明かしていく・・・という物語。のちの鴎外の傑作「舞姫」の伏線がバンバンあって面白かったわ。
夜は5kmほど離れた松川温泉(清流苑)に行き、3時間ほど温泉三昧。
先週のジュビロ磐田メモリアルマラソンの疲れも、取れたかなあ?右の膝裏がまだ少し張ってるんだけどね。

公園に戻って、お月さんの光に照らされた中央アルプスを見ながら晩酌。ここは最高に良い場所です。私以外にテント泊の家族が1組おられました。
ホテルにも泊まらない貧乏旅行ですが、最高の景色を観ながらお酒を飲むのって贅沢です。しかもほとんど人が居ない!
明日は米俵マラソン世界大会!頑張るぜい!

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祝還暦!野宿の旅 滋賀県米原

2023年06月27日 02時07分10秒 | 野宿・アウトドア
6月23日 金曜日 祝還暦!野宿の旅 滋賀県米原
朝4時半に目が覚めた。やはり道路の車の音で目が覚める。
いかん、早すぎる。もうちょっと寝よう。
道路を挟んでセブンイレブンがあるので、そこでワインの小瓶とサンドイッチを買い、組み立て式の椅子を出して、湖を見ながら朝酒(笑)。景色が良いと酒も旨い。
明け方は結構寒いので、長袖を出して再び寝た。
6時半に起きて、何もすることが無いので、FMを聞きながら持ってきた文庫本を読む。
「幼年期の終わり」アーサー・C・クラーク 早川文庫
中学時代読んだものの再読。クラークは2001年宇宙の旅でもそうなんですけど、東洋仏教の影響を受けてるのではないかなと。知的生命の超越者化というテーマは、クラークの作品では仏教の解脱に近いなと思う。古典だけど面白いです。
10時半に荷物をまとめ始めて、11時に公園を出て歩くこと20分。目指すは「バイク野郎マドラスカレー」というお店です。
偶然グーグルで見つけたのですが、バイク好きの店主が経営されてて、結構評判のお店らしい。
気温がぐんぐん上がる中、汗を流してようやくたどり着きました。
やはり徒歩野宿は珍しいらしく、笑顔の店主さんと女性スタッフさんと、
「うちの息子が滋賀県に住んでてライダーで~」と会話。
常連さん・一見さんともにライダー度高いです。時折私みたいな徒歩や自転車野郎が来る見たい。
実際のカレーは・・・ご飯の量を一番多い500gにし、カツをトッピングしたのがこれ。
これにビールを追加して1600円なにがしとはコスパ最高ですわ。
味はむっちゃ美味い。最初は甘いんだけどじわじわ辛さが来る。おおおビールに合うやんかあ。
思わず写真を撮って息子にラインで送る。ライダーだったらお前も一度は来いよ。

12時に出て米原まで4キロを歩く。北近江の田園地帯は歩いてて気持ちがいい。
しかし久しぶりの荷物を背負っての徒歩野宿なので、肩と背中が疲れる。米原に到着した時はヘロヘロであった。
帰りはほとんど立ちっぱなし。というのは、対面式ボックス席ですと、この巨大なザックの置き場所に、もう一つ席を占領してしまうのです。それは迷惑なので空いてても立つしかない。
まあ足腰の鍛錬には丁度良いだろう。ジジイになりたくなかったら立って我慢しろ!と自分自身にカツを入れる。
名鉄上横須賀駅から自宅まで、2.5キロ歩きダウンしました。

全部の歩行距離13kmぐらいでしょうか?やはり17キロの荷物を背負って歩くのはしんどいです。
徒歩キャンプをされている方の、ユーチューブを時々拝見させていただいておりますが、引っ張るキャリアを使っている方もおられますね。ちょっと魅力的です。

ユーチューブには、時々「四国お遍路さん野宿」「日本縦断」「自転車一周」とかいう一種の過酷な動画がアップされておりますが、やはりアウトドア全般では非常に少ない。
でも凄く魅力的だと思います。出来ないけど憧れてるのが、根性無しの私の立ち位置です。
こういうしんどいアウトドアってのは、鈍った精神を鍛えるのに一番良いと思います。人間誰しも「楽なほうに楽なほうに」流れますからね。
「今の自分に必要な最小限の荷物」で動く・生活をする事というのが夢でもあり目標です。
私のやってるのは上記の人達の真似事なんですけど、地震や天変地異が来ても、少しぐらいは大丈夫かな?

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祝還暦!野宿の旅 滋賀県長浜

2023年06月26日 19時08分50秒 | 野宿・アウトドア
6月22日 木曜日 祝還暦!野宿の旅 滋賀県長浜

最近徒歩でキャンプや野宿に行ってない。ストレス解消のために一念発起して、1泊2日のプチ野宿旅行をしました。
とにかく忙しくて、丸々1泊2日・2泊3日という休みが取れません。隙間時間は、木曜の仕事が終わってから金曜の夕方までしかない。
じゃあこの隙間時間にプチ野宿旅行をするべ!

行き先は一度車中泊をしたことがある、滋賀県長浜市田村湖岸緑地です。
木曜の晩に仕事が終わってから自宅に帰り、昨晩作ってある「お一人様キャンプセット約17kg」を持って、嫁に名鉄上横須賀駅に送ってもらいました。
テント・寝袋・折り畳み椅子・マット・着替え等を、52リットルのザックに詰めました。
久しぶりなので結構肩に来ます。
7時20分の名鉄佐屋行き急行に乗車し、金山でJRの米原行き新快速に乗り換え。米原から北陸本線の長浜行きに乗ろうとしました。
岐阜からは空いて座れたので、しばし呑み鉄です。
私もちゃんと考えてるんですよ。名鉄・JR新快速は通勤電車じゃないですか。いくら呑み助でも、混んでる通勤電車で飲むのは遠慮しております。岐阜駅でゴソっとお客さんが減ったので、ようやくお握りを摘まみに飲んでおります。
が、米原駅で長浜行鈍行の遅延が発生。アナウンスが流れた。
「22時00分発、北陸本線長浜行き普通電車は、鹿との衝突事故のため、約10分の遅延が発生しております。
うーむ、こういう事は滅多にないぞ。電車待ちをしてた他のお客さんも、アナウンスを聞いてゾワゾワ(笑)。
さて田村駅で降りるのが一番野宿場所が近いのですが、わざわざ終点の長浜駅まで行って、そこから湖岸を2キロ半歩きました。
夜の琵琶湖を見ながら徒歩で・・・というロマンチックな夢は破れ、湖岸道路は夜遅くでも車が通ります。結構喧しい。
その足で国道8号線沿いの「長浜塩元帥」というラーメン屋で遅い晩飯とビール。
店員さんから、
「今日はどこでお泊りなんですか?」
「そこの湖岸緑地で泊まろうかなと」
「ひょえええ~」
という会話が(笑)。
ラーメン屋を後にして、1km先の湖岸緑地に到着したのは、深夜零時前であった。

ちょっと離れた広大な公園の駐車場に、車中泊の車が2台あった程度。ガラガラです。
自転車野宿の人もいません。
本当は虫対策でテント立てたかったんですが、超めんどくさいので東屋に「マットに寝袋」というシンプル野宿スタイルです。
目の前に琵琶湖って最高ではないか!
しかも虫がほとんどいない。ちょっと肌寒いくらいである。夜の1時まで湖岸を見ながら「お一人様晩酌」をしておりました。
湖岸道路の騒音を気にしなかったら、ここは最高です。爆睡・・・ZZZZ。

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キャンプ場の教え魔オジサン

2023年06月14日 07時58分45秒 | 野宿・アウトドア
6月11日 日曜日 教え魔オジサン(笑)

女性キャンパーがオジサンに絡まれて、ひどい目に遭ってるニュースを観ました。
何故かキャンプをする人ってのは、教え魔オジサンが多いらしい。
「らしい」と書いたのは、私自身そういう人に会ったことが無いのだ。
考えたらオジサンがオジサンに教える事は無いわな(笑)。

しかしながら友人(初心者オジサン)は、数回教え魔に摑まって、延々と喋くり倒されたそうである。確かにその友人は、人の良さそうな顔をしております。
「どんな話をされたん?」と私。
「自分のキャンプ歴とか、持ってる道具のおすすめ(自慢)とか、どこに行ったとか、凝った料理を作るとか・・・まあ簡単に言えば知識マウント、自慢やね」
うーむうーむ、やはり犠牲になるのは、初心者と女性キャンパーなのか。
「最長で4時間話をされた経験があるよ」
うっひゃあ、それは迷惑。
「でもね、3回目からはコツを覚えてね、『うわあおいしそうなお酒ですね、僕買うの忘れちゃった』『おいしそうなステーキですね。僕の料理とは全然違う。腹が減ったなあ』とか言ってね、ひたすら褒めたたえるとね、1本どうぞとか、半分どうぞとかくれるんだよ」
わははは。でも話し終わらんじゃん。
「適当にね、『あっ8時だ。そろそろ寝る時間ですのでゴメン。また明日ね』と言って切り上げるん。で酒をいっぱい貰ってるから早くから酔っ払ってるじゃん。早く寝て夜中に目が覚めてから、一人で焚火してボーッと過ごすんだよ。その頃には教え魔オジサンも寝てるしね」
なるほど時間差攻撃か。
「もう一つの方法はね。べろんべろんに酔っ払っちゃう。呂律の廻らないぐらいにね。そうなったら相手は絶対逃げる」
ぶわっはっは!酔ったもん勝ち、という事か。俺も会社でよく使ってる手法だなあ。

しかし俺は、若い頃から教え魔オジサンてのに、話しかけられた事が無いぞ。
「当たり前だ。お前はどう見てもひねたベテランにしか見えんではないか。しかも自転車や徒歩が多いだろ。紙パックの焼酎をテントの前にデンッて置いてるし、平気でテントの外で寝袋敷いて寝てるし、ベテランはベテランでも『危ない系』オジサンにしか見えん。しかもガタイがデカいから威圧感があるので誰も近づかへんわ」
威圧感があるって・・・私は大人しい男なのだが。
「T岡は、ぱっと見が薄汚いからなあ(←ホントにそう言った)。夏はどこでも上半身裸だし。海で野宿する時は、裸でナタ持って薪探してうろうろしてるやん。完全に危ない人にしか見えん」
褒められてるようで貶されております(笑)。

ちなみに私はキャンプや野宿の時は、自分から話しかける事は滅多にありませぬ。
話しても他の人達との会話が成り立たないのです。
〇凝ったキャンプ飯を作ってワインを飲んでる人。
〇「作るのめんどくせえ!」と言ってカップラーメンと紙パック焼酎飲んでる私。
がですよ、会話が成り立つはずがない。
会話が成り立つのは、バイクでテント泊の人ぐらいでしょうか。
これは私の友達の少なさに通じます(笑)。

考えてみたら、教え魔オジサンって、いろんな分野に生息してるんだなあと。
ゴルフ教え魔オジサン。
ジムの教え魔オジサン。
自転車教え魔オジサン(ロードバイク)。
マラソン教え魔オジサン(大会で初心者女子に話しかける人が多い)。
いたる所に生息します。
うちの嫁は若い頃マラソン大会に出た時、よくオジサンに声をかけられておりました。今ではBBAになってしまったので、無くなりましたが。

私の通っているジムは、「教え魔オジサン」が存在しません。何しろ総合格闘技道場の併設ジムで、会員さんは格闘技やってる人かバリバリ筋トレ組しかいないのです。
そんな人たちに教える事が出来ません。皆自分の事で必死です(笑)。
女性の会員さんもおられるのですが、凄い人達ばかりです。

私のブログを読まれている人って、99%オジサンだと思います。
皆さん嫌われないようにしましょう。
なんて偉そうに言ってるけど、会社の若い人は、俺との絡みを嫌がってるだろうなあ。

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桜を一日中見て、酒飲んで堕落した日

2023年03月31日 07時48分57秒 | 野宿・アウトドア
3月12日 日曜日 桜を一日中見て、酒飲んでゴロゴロした日

平日の水曜日が急遽休みになった。朝起きて家事をしたらやる事が無くなった。
仕方ねえ、花見でも行くべえ。
昨日から今朝にかけて花見野宿したばかりですが、これまた近所の東条城後の公園に行きました。
折り畳みの椅子・テーブル・マット・コンロ・鍋・食料を大型ザックに詰め込んで、徒歩5分の公園です。駐車場が無いので、歩いて来れる地元民しか来ません。
桜の木の下に椅子をセッティングし、スーパーで買って来た稲荷寿司とラーメンでお一人様酒盛り。

酒が胃に流れ込んで滲みる。快感!
最近忙しくて目が回りそうです。仕事は年度末なのでてんてこ舞い。実家に帰って病院に行き、息子の引越しの手伝い。それらの用事の合間にゴミ拾いや献血・車中泊のプチ旅行。
今日は遠出もしません。近所で朝から夜までぐうたらしてます。
FMを聞きながら、昼寝を挟みつつひたすら本を読んでました。
今日読んだ本。
「ソ連が満州に侵攻した夏」半藤一利 文春文庫
日本の軍部と政治家が、いかに甘い見通ししかもっていなかったか。
ヤルタ会談で日本への侵攻を欧米とともに決めていたソ連に、甘い期待をもって停戦の仲介を頼むという。それが満州居留民の悲劇を起こした最大の原因。
人間追いつめられると「希望的観測」にしがみ付く習性がある事を痛感。
同じような事を見てきたのでよくわかります。
会社経営がやばくなると、追い詰められた経営者は、「これをやれば業績がみるみるうちに回復して、立て直せるかもしれない」と、第三者から見るとロクでもないものに引っかかって、大枚を叩いてより大損をこいてしまうのです。
うちの親父が典型的な例ですなあ(笑)。
あっ、最初就職した会社と3番目の会社もそうでした。
会社が傾いてくると、「これで回復するかも」「いやこれかも?」と、次から次へと怪しいものに手を出して大火傷する(笑)。
人生や社会に一発逆転ホームランはありません。でも追いつめられると狙っちゃって、より傷口を広げて犠牲を多く出しちゃう。これはどうしようもないかも。

という事を考えながら、一日中桜の下で酒と本で過ごしました。

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会社帰りの花見野宿 吉良黄金堤

2023年03月30日 00時22分16秒 | 野宿・アウトドア
3月28日 火曜日 会社帰りの花見野宿

柔道が春休みなので暇である。
暇なので自転車で帰宅中に、自宅近くの黄金堤(こがねつつみ)という江戸時代の堤防跡にある桜並木を見に行きました。
名君吉良の殿様が造成した堤防の跡に、桜が植えられた公園です。平日の夜遅くにもかかわらず、夜桜を見物に来る人がチラホラ。
さて私は近くのファミマで仕入れた弁当と焼酎(いいちこ)で、お一人様宴会。
そのまま酔っぱらって、公園の草の上に銀マットと寝袋で野宿。
うははは、今日は会社に寝袋とマットを持って行ったのだよ明智君(笑)。
11時就寝、深夜4時起き。10分後に自宅に戻り、焼酎をかっ喰らって二度寝しました。

「いつ何時、どこでも野宿できる」を目指しております。
嫁はあきれ果てております。でも会社帰りの野宿って面白いですね。病みつきになりそうです。
元々が「放浪願望」がある人間なので、その代償行為ですな。
でも警察に通報されなくて良かった・・・。

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真冬の徒歩キャンプ

2023年01月09日 23時21分17秒 | 野宿・アウトドア
1月7~8日 土~日曜日 真冬の徒歩キャンプ 田原市ほうべの森キャンプ場

8月に徒歩キャンプ、10月に自転車野宿をしてから、ほとんど車中泊か日帰り登山です。
「この軟弱者!」
というお叱りが多々ありました(特に嫁さん)。嫁さんの場合、「お叱り」というよりも何気ない会話がグサリッと突き刺さるのです。
この1~2か月、あちこち車で行こうとしたら、
「あれ?自転車でキャンプ行くんじゃないの?」
「もう年なんだねえ」
寒さに怖気ついた私が全て悪いのです

空手道場を辞め膝を壊し、以前ほどガチで運動が出来なくなったので、格闘技からアウトドアに戻りつつあります。
学生時代や独身時代のように、ガチの冬山なんてもう出来ませんが、それなりの耐久力の試すことが出来る場所までは戻りたいと思う。

覚悟を決めて「冬キャン」って、死ぬわけでもないし、まあ大した事ないかあ。
「自転車だと移動の間が寒い」という消極的な理由により、徒歩キャンプにしました。

最近は冬キャンもブームで、「ほうべの森キャンプ場」は11月12月の土日は空きが無かった。が1月に入ってからはガラガラ。おお予約し放題やんか。
行く日の前日に電話をかけて予約。
「車で来られますか?」
「いや・・・徒歩で」
「へ?」
「駅から歩いていきます」
「大丈夫ですか?」
「いざという時は、田原市のぐるりんバス使います」
くすくすという声が聞こえました。よしよし受けたぞ。笑って下せえ御代官様(笑)。
まあこんな馬鹿な事する奴は少ないだろう。
前日に荷物のパッキング。
重量を体重計で測ったところ25キロ超えてました。20キロ超えの荷物背負って歩くのは20年ぶりです。最後は20年前の八ヶ岳だった記憶がある。
夏の時の徒歩キャンプより荷物が重くなったのは、寒さ対策のための「焚火セットと燃料一式」を持ったから。
薪はキャンプ場で買おうと思ったけど、家には木炭がたんまりある。亡き義母がお茶をしていたので、その時に使っていたものです。その木炭を大型の消し炭容器いっぱいに詰めました。
重い~でかい~。
さて自宅から名鉄西蒲線の上横須賀駅まで2.3キロを息も絶え絶えに歩き、JRと豊橋鉄道を乗り継いで終点三河田原駅に行く。
三河田原駅から5キロの丘陵地帯をてくてく歩く。
しんどいよう、荷物重いよう。
何でこんな事思いついたんだろう。
今日は昼間も暖かいから、自転車で来れば良かったかなあ。
とボヤッキーのようにぼやいてたら1時間10分後に到着しました。

受付では、「ここを利用させていただくのは3回目です」と言うと、説明もあまりなくてあっさり手続きは終了。非常に合理的です。
まあキャンプ場が一番注意するのが、「マナーを理解していない初心者のグループ」だから、私みたいな単独者はさっさと済ませたほうが良いのです。
アイコンタクトで、
「アンタ、わかってる人よね」
「うん、慣れてるから大丈夫だよ」
以心伝心、日本人ですなあ(笑)。

車で来られた人の荷物搬入がありましたが、ダルマストーブがありました。凄い。
バカにしているのではない。家族連れなら当たり前の装備だと思います。
ああ私も欲しい。でも今夜は焚火とホカロン3つしかない。
よくソロキャンパーの方で、「俺たちはソロだ!」とファミリーキャンパーをバカにしている記事を見る事がありますが、バカにされているのは私達ソロキャンパーのほうです。
貧乏キャンパー、乞食キャンパー。
さてさてキャンプ場には車が12~3台、自転車で来られた方が1名、徒歩1名(私)だけ。全部で20名もいなかったと思います。
夏に来た際の、芝生広場のど真ん中にテントを張りました。ここからなら目立つ(笑)。
いや、夜空が見える。

芝生広場のど真ん中は、遮るものが無いので日中は陽が当たってポカポカ。が3時を過ぎると気温が低下して寒くなる。
4時前には炭火に点火して暖を取り始めました。
ここでトラブル発生。酒の量が少ない。
ペットボトルに焼酎を詰めて持ってきたのですが、あまりの寒さにペースが速く、夕方の時点で半分近くまで飲んでしまった。しかも近くにコンビニなどはない。5キロ先である。
徒歩で往復2時間かあ。やめておこう。
満月が出てきたので、キャンプ場は月あかりで影が出来るぐらいの明かるさです。
これで酒がたらふくあれば、最高の夜ではないか。
持ってきたのはラーメンとフランスパン・ウィンナーソーセージのみ。焚火セットを持ってきたので食料は少ない(泣)。
少ない焼酎をちびりちびり呑みながら、ヘッドランプで読書タイム。
「花咲ける上方武士道」司馬遼太郎 中公文庫。
うーん、司馬遼太郎の初期の時代小説は、個人的にも好きなんですが、この小説はちょっと~。やはり同時期の直木賞を獲った「梟の城」、TVドラマに何度もなった「風人の門」に比べると格段に落ちる。
読み終えた夜の10時にテントへ避難しました。むっちゃ寒い~。

明け方5時に目が覚めた。
ダウンの寝袋とシュラフカバーを持って来ているのですが、やはり寒くて2度ほど目が覚めてしまいました。ホカロンは大正解で、いつもは地面に熱を取られてしまうのですが、今回は背中がポカポカ。
月明かりの中で残りの集中を飲む。いやあ気持ちいい!旨い!
ごそごそと起きだして5時半にはラーメンを作って食べる。6時から寒い中撤収作業に入り、7時過ぎにキャンプ場から出ました。
今日は11時から仮装ランナーの先輩・ダルマさんこと一匹狼様と、お昼に三河安城で会う予定なのです。
何とか間に合いそうです。いや、早く着きすぎるかもしれない。
やはり徒歩キャンプって面白いな。

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海に行って柔道着を縫う

2022年11月27日 23時56分32秒 | 野宿・アウトドア
11月25日 金曜日 海に行って柔道着を縫う

仕事が終わってから車を転がして、家に帰らず太平洋遠州灘に行き車中泊です。到着は深夜1時半。
カップラーメン食って焼酎のんでごろ寝。

やっとこさ納期迎えまして、何とか大きなヤマ一つ越えました。拍手、パチパチパチ。
本当は自転車か徒歩で野宿!といきたい所なのですが、疲れ果てて車中泊にしました。堕落です。
でも寒くなると、夏の間ぎっしり一杯だったサーファー・投げ釣り客も、全然居ませんなあ。
本日はここで一日中、
〇柔道着の修繕(裁縫)
〇ゴミ拾い
〇読書
でした。読んだ本は、
「第三の波」アルビン・トフラー 中公文庫
懐かしい!当時私は社会学部に籍を置いてて、この本を舐めるように読んだ記憶があります。トフラーさんの予言は、細かい違いはありますが、ほぼ当たっております。
情報革命真っただ中(笑)。
「まっただなか」と言いながら、情報機器の使い方に疎いおじさんであります。

柔道着はズボンの裾がほどけてしまいました。節約のため自分自身で裁縫しております。
男でも出来ないと、これからの時代生きていけません。
あっ痛!指に刺してもうた。
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釣り道具を買ったものの

2022年11月24日 00時50分49秒 | 野宿・アウトドア
11月20~21日 日~月曜日 釣り道具を買ったものの

忙しい。
実はマラソン大会の後、参加した会社の連中と釣りに行く予定です。
今までも釣り好き連中に同行して、道具を借りてたのですが、今回釣りバカさん達が同行してもらって買う事になりましたー!
一人で釣具屋さんに行っても、何が何やらさっぱりわかりません。
「マラソン大会の後、道具買うのアドバイスしてちょ」
経験者と行って選んでもらうのが一番です。失敗が無い。
で、イシグロで買ったのが3mの¥9,500のセット。その他小物がパラパラ。まずこれから始めて、どんどん増やしていく予定です(注:続けばの話ですか)。
で、マラソン大会後に浜名湖の釣り公園に皆で行きました。
「腹減った~!」
やはりマラソン大会後は皆さん飢餓状態です。チゲ鍋の肉と野菜がどんどん無くなる。
ガンガン飲んで、さあ夜釣りでも、と思ったら雨がポツリ。
「仮眠取って夜中からやろう」
ってことで、皆さん車に入ってごろ寝。さすが釣り人達、車中泊は完璧です。
が、雨は一向に止まず、だんだんひどくなってきた。結局朝8時に中止の決定。朝飯食って解散と相成った。
せっかく買ったのに~、これも嫁が言うように、私の日頃の行いが悪いせいであろうか。
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車中泊 志摩市浜島南張海水浴場

2022年08月31日 07時09分02秒 | 野宿・アウトドア
8月27日 土曜日 車中泊 志摩市浜島南張海水浴場

実家のオカンの介護(と言っても、コロナ蔓延なので、家の中には入らず外仕事のみ)を終えた後は、30分ほど離れた南張海水浴場に行きました。本日の車中泊場所です。
お盆過ぎで天気が曇りという条件なので、海水浴場は空いておりました。車15台ほどで、景色の良い堤防の上は5台くらい。主にサーフィンをされる方です。
曇天ですがそんなに暑くないのですごし易いです。
ガラガラなので奥に車を停めて、テーブル椅子を展開。まずは焼酎で乾杯。

「オカン、何かあったら電話せえ」
本当は実家の庭で車中泊するのが一番なんですが、それも近所の目がうるさい(笑)。
トイレの時に家の中に入るにはいかないので、結局別の所に行くしかないのではあるが。
あとですね、オカンと面と向かって話をすると、愚痴と悪口が多いので、ホント嫌になってくるんですわ。昔はそんな事なかったんですが、年を取るとこうなるのかなあ。
世話するのは別にいいんだけど、愚痴を聞き続けなければいけないのは、いい加減嫌になる。
逆に同居している義父は、人の悪口や批判・愚痴などを一切言わない。
人格の差か?うーむうーむ。

夕方になるとパラパラいた海水浴客も少なくなり、車中泊するサーファー数組のみ。
ほぼ海岸独占状態です。
スーパーで子持ちシシャモを買い込んできましたので、それをあぶって酒のアテ。
私は不精なので、「キャンプで凝った料理をする」という事に、あまり興味がありません。
簡単なもので十分、その時間を使って景色を堪能、本を堪能します。

今日読んだ本は、
「やわらかなボール」上前淳一郎 文春文庫
内容は・・・
かつてウインブルドンをわかせた日本人テニスプレーヤーがいた。彼、清水善造は変則なフォームながら不世出の天才チルデンと好勝負を演じ、欧米のテニスファンを魅了した…強かった頃の日本テニス界を背景に清水善造の足跡をたどり、教科書に載った彼の美談をめぐる謎を追ったスリリングな傑作。
というノンフェクションなんですが、戦前に世界ランク一桁の日本人のプレイヤーが数名いたんですね。
この本、傑作ですが絶版です。ネットで4千円の値段がついてました(笑)。私は大学の時に買ったので再読です。
しかし当時の日本人て、すごかったんだなあ。
貧しい家に生まれながらも、苦学して村の篤志家の援助で東京高商(現一橋大学)に入り(当時のエリートですよ)、そこでテニスに出会う。
総合商社に入って世界を飛び回りながら、テニス大会に出まくって、世界ランキングに入っちゃうんだもん。並の根性じゃない。
雨は少しだけパラつきました。遠くの稲光と雷鳴が美しい!自然のショーです。
雷鳴を見ながら椅子にそのまま寝てしまいました。
さて明日はどうしよう?
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車中泊 雨なのに御前崎はいっぱい

2022年08月24日 07時23分07秒 | 野宿・アウトドア
8月20~21日 雨なのに御前崎はいっぱい

ああ~また雨だ。今年は雨が多いなあ。
ホントは今週もキャンプか野宿に行きたかったんだけど、雨なので1泊2日の車の旅に出ました。献血の後に急に決めたので、昨年も行った御前崎に足を延ばしてみました。

豊橋の献血センターから約1時間半。
夕方の御前崎のサーファー向け駐車所は、半分ほど埋まってました。数百台のキャパの駐車場ですから、それでも数が多いです。
6時からイスとテーブル出して、スーパーで買ってきた弁当を食べてたんだけど、やはり雨が降り出した。7時半には車に撤収し、車の中でお菓子を食べて晩酌。
自堕落です。
酒飲んでお菓子食って寝転んで、将棋ゲームしたり本読んだりラジオ聞いたり・・・あああ堕落。家に居るのと変わらん。ネットが無いだけ。
本日の読書
「虞美人草」夏目漱石 新潮文庫
漱石初期の頃の長編?人物が類型すぎていまいち面白くありません。個人的には自由奔放な藤尾さん(女性)が気に入ってたのですが、浅さを感じるのは私だけであろうか。

10時に雨音と波の音を聞きながら轟沈。夜中に目が覚めてトイレに行くと、だだっ広い駐車場には、車中泊の人たち5~6台ほどしかいませんでした。
小雨の中で傘をさして堤防に出て、酒飲んで1時間ほどぼーっとしてました。
翌日日曜日。朝5時には駐車場は満杯になっておりました。
で、小雨の中でサーファーさん達はガンガン海に入ってます。うーん凄いです。
10時には撤収し、浜松北にある「あらたまの湯」という温泉の立ち寄ってから帰りました。
雨だとキャンプ・野宿する気が起きません。根性無しです。
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続・灼熱の徒歩キャンプ バスに乗りたかった

2022年08月20日 07時50分42秒 | 野宿・アウトドア
8月16日 火曜日 続・灼熱の徒歩キャンプ 

夜9時に目が覚めた。
ようやく熱中症の頭痛も引いてきた。やはり寝るとさっぱりしますな。
周りのキャンパーさん達も、焚火をしながら静かに酒を飲んでる人が多い(と思う)。
皆さんランタンをいっぱい点けて奇麗なのだ。
私は寝汗を掻いたので、管理練にある100円シャワーでさっぱりしました。
胃の調子はまだ悪いので、パンをかじりながら焼酎のサイダー割り(酒飲むなよ)。
という事で、波音を聞きながらヘッドランプで読書です。
「国民の底意地の悪さが、日本経済低迷の元凶」加谷珪一 幻冬舎新書
もうほんとに共感しまくりの本でした。日本人ってのは、ホントに他人の事に平気で口挟んでくるもん。「人は人、我は我」という考え方が出来ない欠陥人種。
芸能人の不倫なんて、どうでもいいやん。
真子様が誰と結婚しようが、関係ないやん。
違った事をする人を、目の敵にするバカ。自粛警察なんてその最たるものですな。
こういう世の中が続く限り、新しい冒険は出来ません。経済発展も出来ません。老害がはびこり若い人が押圧される。
一昔前に「日本すごい!」的な番組が沢山作られたけど、私は全然凄いと思わない。
人間を押圧する社会なんですから、その犠牲の上に「凄い」モノが出来上がっていると考えます。
特に若い人はホント可哀そうだと思う。何をするにも年寄り最優先社会。
私も年齢的に老害になってもおかしくは無いので、関係の無い他人の事には口を出さないようにしようと思う。

テントで寝るのもいいけど、前回書いたようにアリが入ってくるのでかゆい。このまま座椅子で夜中2時まで酒飲みながら本を読んでました。途中から月が昇ってきて綺麗だった。
椅子に座って再び轟沈。
朝5時に起床。ようやく食欲が戻り、ソーセージを大量に投入したラーメンを食べる。
この「ほうべの森キャンプ場」は、かなり人数を絞っていて、前回土日でもスカスカだったのを覚えてます。
私みたいなソロキャンパーで、タープ無し小型テントだけだと2,000円しかかかりません。自転車やバイクツーリングキャンパーには、経済的にも優しい所です。グーグルマップの評点コメントに、「値段が高すぎる」というのがあったけど、大型テント・大型タープだと格段に高いので、コストを節約したいファミリーキャンパーには向いていないと思う。
金持ちとソロキャンパーしか相手しない経営戦略なのかも。
その後は酒飲みながらゆっくり片づけをして、9時にはキャンプ場を退出。
昨日寄れなかった500m先の表浜に行き、1時間ほど昼寝。その後田原駅まで徒歩・・・これがまたしんどい。

帰りも5.5キロを2時間かけて帰る。とにかく暑くて暑くて足が動かん。
途中で田原市が運航する「くるりんバス」のバス停を発見。なんと私の帰り道はそのバス路線沿いであり、30分待てば来るみたいなのです。しかも200円で。
「あああああ、乗ってしまおうかな?」
あかん、昨日とは違って熱中症ではないんだから、歩かないと「徒歩キャンプ」にはならん。自分に負けてはいかん。
ブログ用に見栄を張って田原駅まで何とか歩いた。その間飲んだジュースは3本460円。
金かけて時間かけてしんどい思いして、バカだと思う。
家に着いたのは2時過ぎ。
早々にお風呂に水を張って、水風呂で夕方まで過ごしました。もちろん酒とつまみ・文庫本持ち込んでます。
猛暑日の水風呂って気持ちいいですな。
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灼熱の徒歩キャンプ ほうべの森キャンプ場

2022年08月17日 23時06分43秒 | 野宿・アウトドア
8月15日 灼熱の徒歩キャンプ ほうべの森キャンプ場

お盆休みです。
しかも台風直撃。
バイクで帰省した息子ですが、台風なのでバイクを置いて、私が息子を滋賀県に車で送る予定でした。バイクは別の週に取りに来るとの事。
私はその足で琵琶湖北部か余呉湖で車中泊をする予定を組んでおりました。
が、台風はあっという間に行ってしまい、お盆後半はピーカンの晴れ。息子はバイクで滋賀県に戻り、私はやる事が無くなった。
まあ考えたら、息子もそこまで親に付きまとわれたくは無いわなあ。

お盆休み後半が暇になりました。
よおし、久しぶりに徒歩キャンプに行ってみるべえ。
2週間前に自転車で行った田原市にある「ほうべの森キャンプ場」ですが、今回は電車と徒歩で行ってみました。

今回の行程は、
自宅~名鉄上横須賀駅までの2.5キロを、重量18キロの荷物を背負って歩く。
名鉄西尾線・名鉄蒲郡線・JR東海道線・豊橋鉄道の四線を乗り継いで、三河田原駅まで行く。
三河田原駅から途中スーパーで買い出ししつつ、ほうべの森キャンプ場まで5.5キロを歩く。
なーんだ、ほとんど電車で、歩くのは8キロ2時間程度やんか。
と思ったらそれは私がアホなのです。食料を購入すると20キロ。それを背負って気温36度、炎天下では40度を超える中、2時間歩けるかどうか。

自宅から名鉄上横須賀駅まで30分少しなのですが、いきなり途中でバテてしまい、1時間かかった。駅で自販機のスポーツドリンク2本飲んでぶっ倒れる。
あかん、早いとこ電車の冷房で体を休めよう。
JR東海道線での一コマ。
「ああ、このままずっと電車に乗っていたい」
とはならず、豊橋駅で豊橋鉄道に乗り換え、終点の三河田原駅で下車。ここから丘陵地帯を徒歩です。
三河田原駅にて記念撮影。炎天下の気温は42度。顔が死んでおります(笑)。
今回は海上自衛隊使用の幅広帽子を被ってみました。3年前に蒲郡でイージス艦を見学した際に購入したマリーン明細のものです。100キロウォーク時の雨天用に買ったのですが、タープを持ってないのでその代わりです。タープの代用品が帽子(笑)。
写真に写ってる緑色に白い渦が付いてるのは、息子が小学生時代に作成した団扇です。昨今キャンプでは、バッテリーと扇風機を持って来られる方が多いのですが、貧乏キャンパーは団扇。重量58グラムの優れものです。

よっこらしょ!と荷物を背負って歩き始める。
36年前(1986年)に大阪駅前のIBS石井スポーツで買った、Mt,Daxの52リットルのザックは、今でも現役バリバリの使い心地です。
実はこの数年後(1993年)、積雪期縦走用にモンベル社の80リットルのザックを買ったのですが、7年もたたずに内側の防水コーティングが剥げてきまして・・・中にしまい込んだ衣服や食料に、粉末状に分離したコーティングがくっ付きまくるようになってしまい、泣く泣く廃棄しました。
背負い心地は最高だったんですが、まさかコーティングが剥げてくるとは・・・。

マウンテンダックス(Mountain Dax)は、1977年設立のダックス社が開始した登山アウトドア用品ブランド。バックパックやアイゼンなどのクライミングやアウトドア用品など、多くの商品を送り出してきました。私も過去にはいくつものギアを買い込んで使わせていただきました。アイゼンで滑落から逃れたこともあります。命の恩人のメーカーさん。
当時、登山用品やアウトドア用品は海外製の物ばかりで(これホント)、日本人に合うものが少ない中、マウンテンダックスは、日本人に合う日本人のための登山アウトドア用品を次々と世に出し、多くの登山愛好家から愛されてきたブランドだと思う。
私の印象は「シンプルで頑丈!」
このザックで北アルプスを縦走し、日本のあちこちをバイクで走り回りました。私の所持してる登山・アウトドアアイテムでは、一番長いおつきあいをしてる恋人です。
ダックス社は東日本大震災の影響で一度倒産しておりますが、現在は復活しております。
拍手!パチパチパチ!

話が脱線してしまった。
大学を卒業してから登山用品販売会社に勤めていたので、こういうブランドとかメーカーについては、否応なしに耳目が行ってしまいます。
引退したとはいえ、一種の職業病ですなあ。

さて2時間かけてキャンプ場に到着。もうよれよれです。
受付は4時半までなのですが、何とか4時10分に到着。間に合ったあ~。
荷物を背負ったままキャンプ場内を一周し、場所を決める。なんと一番人気の海の見える場所が空いてた!
そこで荷物を降ろそうとしたけど、地面にはアリが結構いた・・・という事は、アリの巣が近くにあるのか?
うーんどうしよう?
アリごときで人間は死なん! 注:アフリカ・アマゾンを除く
というアバウトな考えのもとテントを設営しました。案の定テントや寝袋にアリさんが侵入しました。
休憩取りまくりとはいえ、熱中症の初期症状だったので(頭痛がしてきた)、キャンプ場内の自販機で冷たい炭酸を買いまくり、それを焼酎で割って、パンを胃袋に流し込み晩飯が終了。
あっという間にご飯が終わってしまいました。
ウィンナーやパンを焼く気力もなく、夕方6時にテントに潜り込み轟沈です。
首筋にアリさんが這ってるのがわかるけど・・・払いのけるのもめんどくさい。
酔っ払いには関係ないわ。

次回に続く・・・。
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雨の車中泊 奥三河の東栄温泉

2022年08月09日 06時33分13秒 | 野宿・アウトドア
8月5日 金曜日 雨の車中泊 奥三河の東栄温泉

晴れの天気予報が、一転して雨だもんなあ。
晴れだったら海にでも行ってテント張ろうかなと考えましたが、そこは軟弱者でして、
「雨のテント泊はしんどい」
という理由で、超お気楽な車中泊に切り替えました。

金曜の夜仕事を終えてから、久しぶりに奥三河の山奥へと車を走らせております。
車を走らせながら、まだ場所を決めていない。
家を出る直前に、義父に行く場所を聞かれたのですが、
「行き当たりばったりで(笑)」
行き当たりばったりって不安ではないか?と聞かれたのですが、そういう旅のほうが断然面白いと思う。

うちの義父は、旅行に行く際には、綿密に計画を立てて行く人です。
事前に泊まる場所、電車の時刻表、立ち寄る場所・何を食べるかまで決めていく。
私は、その日の泊まる場所どころか、行先もあいまいな事が多い。だって行先変更したい時ってある。
「ええい、今日はここで寝よう!」
という時もあるではないか。
どこにどう転ぶかわからない、私の人生と同じ。わははは。
という事で、夜の11時頃に眠たくなり、設楽村の「道の駅したら」という所でお泊りになりました。新しく出来た道の駅で、車中泊の車も少なかった。まだあまり知られていないのかな?
小雨の中、軽バンのサイドの扉を開けて空気の循環を確保し、ウィンナーを焼いてパンにはさんで食べる。缶酎ハイでお一人様宴会。ぐびぐび。
はあああ、一週間が終わった~。よく働いたなあ。
週末はキャンプや野宿・柔道の練習が心の疲れをほぐしてくれます。

私は婿養子なので、家では気を使うんですよ。婿養子というポジションには、そんなに不満はないんですが、言いたい事が中々言えない。ついつい遠慮してしまう。
気が強い私にとっては、それはもうストレス溜まりまくり。
こうやって家を出て、一人で寝泊まりするのが楽しいのです。誰にも気兼ねしなくていいのだ。

車の中までネット環境を作る気はないので、もっぱらラジオを付けっぱなしです。三河の山奥まではFMは電波が届かないので、本日は中波でオールナイトニッポンを聞きながら、ゴロゴロして本を読んでました。
本日の読書
「あなたの魂にやすらぎあれ」神林長平 早川文庫

翌日8時起床。
道の駅にキッチンカーが来ていたので、お約束の五平餅で朝ごはん。
夜には柔道の練習があるので、夕方まで隣村の東栄村に行き温泉に入る。
昼前に到着したので、五平餅で昼飯。何本食っても飽きません。
温泉に3時間浸かってから帰りました。もう心も体もぐにゃぐにゃ(笑)。
ああああ、道の駅の車中泊って楽だ。いかんいかん、このままだと堕落する。
来週は息子が帰省してくるから、再来週ぐらいに自転車か徒歩で、野宿?キャンプ?に行こうと思う。
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