48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

衝撃!ブラジリアンキックにKO負け

2013年12月17日 07時19分48秒 | 空手
12月12日 空手の練習日 

左肩がまだ痛いので、練習を休もうかどうか迷ったが、柔道と違って掴むときの痛さが無いので、一応道場に顔を出した。
私が入ると子供達と先生が組手の最中である。その内子供の一人が転んで体を打ったらしい。大声で泣き出した。
痛かったんだろうな(笑)。

そうこうしているうちに、久しぶりにI田さんも来られた。
今日の一般部は、Aさん、K藤さん、I田さん、オヤジの4名である。

さて一般部の稽古が始まる前に、若手のホープで「ブレーキの壊れたダンプカー」の綽名があるK藤さん(勝手につけてる、しかしネタが古いなー)が皆に訪ねていた。
「ブラジリアンキックって、こんなんでしたっけ???」
と言って、蹴りのフォームをした。
ミドルキックを打って、途中から膝を回転させて打ちおろす。
ハイキックを蹴って、途中からくるっと膝を反して打ち下ろす。
「こんなのかなあ?」
こんなのかなあ、ってたって、K藤さんあんた完璧に出来てるやん。その蹴りの軌道は何?しかも道着で風切り音がしてるよ。聞いてて怖くなるよ。
とうとううちの道場にもブラジリアンハイキックの使い手が登場した。この後A先生のブラジリアンキックのレクチャーがあり、その場で皆試してみた。
結果、ほぼ出来る人・・・K藤さん・A先生、出来ない人・・・I田さん、T岡。
「体を柔らかくして、練習すれば出来るんじゃないですか」とA先生。
50歳のハイキックさえまともに出来ない体の固いオヤジに・・・出来るわけないでしょうか!(と逆切れの一人突っ込み、笑)
しくしく・・・神様はどうして私に「体が柔らかい」という才能をくださらなかったのですか?不公平です。
とギャグはここまで(笑)。しかしこの後、ブラジリアンハイキックで、オヤジは地獄を見たのだ。

この間昇級試験もあった事なので、一通り形をやる事になりました。3週間前には覚えてた形をオヤジはもう忘れております(笑)。手の出所はどこからだったっけ?
昔所属していた流派の形とも少し違います。それはK藤さんやI田さんも同じ事なのですが、この道場で一番長いキャリアの先輩の私が、この体たらくでは駄目である。
うちの道場もだんだん形が整ってきております。形が出来たら、それを上達の段階に落とし込む作業をしており、それが大人の昇級試験につながっていくのでしょうね。先生方ご苦労様です。
今回の練習で、形を通しでやった事で、うちの道場の形に内臓する方向性というものが、ある程度理解したかと思います。
そういう意味で、形はやはり通らなければいけない・マスターしなければいけない事だと思います。といっても他流派からすれば、うちの形なんて物凄く少ない(笑)。
いわゆる武道とかに、倫理性道徳性を求める事はあっても、思想性を求めるような事はしたくありません。思想を標榜する団体は、大抵うさんくさい(笑)。

話が外れてしまった。

残り時間が少なくなったので、ライトスパーリングを、相手を変えて3ラウンド。
悲劇(喜劇?)は、その時起こった!
相手がK藤さんの時である。もとよりK藤さんはスピードがあってパワーも兼ね備えたトータルファイターなのだが、ライトスパという事で、結構手加減してくれていた。
K藤さんが中段回し蹴りを蹴ってきたので、脇腹をブロックしたら・・・
ガツン!
・・・頭部に衝撃・・・何があった?・・・ガクンと膝をついてしまった。
しまった!やられたー!喰らってしもた!
慌てるなT岡よ、ダメージをチェックせい、と自問自答。
手足は・・・動く。意識は・・・はっきりしてる。当った所は・・・側頭部ではない、顔面の頬骨の所だ。歯は・・・大丈夫だ(笑)。

顔を上げると、「しまった、入ってもうた!」という驚きの顔のK藤さんが、
大丈夫大丈夫、これしきの事で・・・あいててて、やはり痛い(笑)。
稽古の前に皆でやっていたブラジリアンキックです。
ミドルの軌道で来て、途中で膝を反して軌道を変化させております。オヤジはミドルが来ると思い・・・脇をブロック。・・・顔面に受ける・・・ダウンという流れでした(しかし自分がやられながらも冷静な分析だな)。
軌道が読めんぞー!しかし手を抜いたミドルだからこそ何とか耐えれたが、これが本気のブラジリアンハイキックだったら・・・天頂部から地面に串刺しの刑だ。怖ああああ!
A先生が、
「大丈夫ですか!」
大丈夫です。しかし見事に喰らいました。相手の技が凄いとホント賞賛しか出ません。全く凄い蹴りです。
この後1分ほどスパーは続行したが、とにかく右の蹴りが怖くて、ステップワークで距離とって逃げておりました(笑)。柔道では指導ものです。
も一つやられたのが、中段の軌道で途中で変化して、ローキックを入れられた。
また途中で軌道が変わった。
いかんいかん、変幻自在に軌道が変化する蹴りには対応できん。
本当に軽く相手をしてくれてるのだが、それでも対応し切れてません。この人は一体どこまで強くなるのだろう・・・見てみたいですね(笑)。
とにかく恐怖の残り1分であった。久しぶりに空手で背筋が寒くなりました。

本日はブラジリアンキックを顔面に受けてKO負け。

闘い終わって日が暮れて、くだらない格闘技の話題をしながら午后散々。
K藤さんに聞いたのだが、家で電灯のひも相手にブラジリアンキックの練習をしていたそうである。うーむ中々研究熱心だ。見習わなければ。
I田さんは、会社で新しい事業を立ち上げ中だそうで、
「全然練習に来れない」
と溜息をついておられたが、「新しい事業」「立ちあげ」などという単語は、窓際のオヤジには羨望の言葉で(笑)。ちと羨ましかったです。
前の流派の新しいゴタゴタの事も話題になりましたが、現在は在籍者とも全く切れた状態なので感想も出ない。それよりもこれからの事しか目に行ってません。
Aさんとも話したのですが、真面目にコツコツとやっていれば、いつか成果だ出ると思ってますし、焦ってはいけない・・・と言う事で皆さん頑張りましょう。

どこの道場でもゴタゴタはありますが、嫌になったらうちに来てね。下のバナーも押してね。
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蹴り足の変化!! (k)
2013-12-17 21:37:12
けり足の変化は
ミドルと見せかけてハイ、前蹴りからの変化、
蹴り足を一度抱え込んだ後で止めて
相手の受けのタイミングをずらしてからの上段等色々あります

ブラジリアンハイキックの蹴り方は
ふつう骨盤と軸足は同時に回転させるのですが、ブラジリアンは先に軸足を回転させ踵を相手に向けた状態で骨盤を横ではなく縦に回転させて蹴ります。
そのために蹴り足は横からじゃなく
頭の上から降ってきて
狙うは首筋や顎を上から叩き付けるように蹴ります。

上段蹴りや変化のよけ方は「相手の目をみて体全体をみる」です。
どうしても上段を怖がるとあいての足「つま先のあたり」をみてしまうので余計に貰ってしまいます。

怖くても顔を上に向けましょう。
僕は多分前流派で一番ハイキックをもらったと思います。「踵落としが鼻に当たって鼻血が出たことがあります。」

フェイントは別に上段蹴りができなくても色々ありますので又一緒に練習しましょう。
返信する
Re:蹴り足の変化 (Unknown)
2013-12-18 20:37:21
k先生こんにちは!
初めて軌道の変わる蹴りを貰ったのは、約7年前でしたか。前の流派の幸田支部にマリさんといううら若き女性が在籍されておりまして(もちろん私の先輩です、Aさんと同期だったような記憶が・・・)、その方は凄い身体能力で、上段のブラジリアンキックをまともに喰らった事があります。上から斧を振り下ろされるような蹴りでした。
オヤジは痛みを感じながらも、
「若い女性に蹴られるのは楽しいなあ」
と一瞬思いました。私のマゾ性はこの時開花しました(笑)。

ブラジリアンキックの原理が、いまいちよく分っていないオヤジです(笑)。次回詳しい解説をお願いします。
やはり怖がって足の先を見てしまいます。何とかしないと欠点になってしまいそうです。
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