12月19日 空手の練習日
仕事が長引いたので、一般部遅刻であります・・・が参加者はA先生とK藤さんだけであった。師走は忙しい(笑)。
稽古場では練習が始まっておりました・・・が、
「ボコ!」
「ドガ!」
「ベシ!」という鈍い音が。
A先生とK藤さん、二人で組手をやっております。
普通組手は残り15分くらいの時間に、仕上げで行うのであるが、もう一般部始まったばかりなのにやってます。これから1時間組手なんですかー!いくらなんでもオヤジにはキツイですよー!
コンタクトを嵌め、道着に着替え、柔軟を始めるオヤジの横で、延々と組手をやっております。
お二人とも結構本気。鈍い音が響いておる。あの・・・ガチみたいなんですが・・・。
休憩に入った所で質問を。
「いきなり組手ですか」
「いえいえ、パンチとローに限定した組手ですよ。でもK藤さん相手だと結構本気になっちゃいますねー」
どう見ても本気(ガチ)の組手だ。おらあ怪我したくないぞー。
途中から私も参加。時計を見ると終わるまでまだ35分もある。その間ずっと組手かー。
最初はA先生。
お互いに手の内は分ってるにもかかわらず、一方的にカウンターのローをガンガン貰ってしまった。右のローを出すと、すぐさま返しのローが飛んで来るのだ。確かに打ってる最中に、反対側の脚を上げてブロックは出来んもんなー。打たれる時の脚の角度を少し変えて、ヒットポイントをずらすぐらいしか、防御できません。
痛いよー、重いよー。
パンチとローの限定なので、いくつか考えている事を試してみた。
「ローを蹴ると見せかけての軸足蹴り」
私の(ちょっとだけですが)成功率の高い技がありまして、相手の中段をキャッチしての軸足蹴り、もしくは軸足刈りをよくしております。ミドルをブロックしつつ抱え込んで、足払いの要領で蹴ってこかす。もしくは大内刈りの要領でこかす。
抱え込まなくても、下段払いで捌きながら腕に引っ掛けて、不安定な所を軸足蹴り。
とまあそういう事を組手なんかでやってるわけです。
「キャッチして軸足蹴り」「捌いて引っ掛けて軸足蹴り」というのは、比較的やりやすいし、サバキルールではOKなんですが、この間極真の動画を見まして、
「おお!同じ軸足蹴りでも、これやってみたい!」というのがあった(笑)。
極真の松井館長の軸足蹴りは神業ですなー!下の画像をクリックしてください。動画に入れます。
後半の半分が軸足蹴りの技術解説です。
掴みもせず抱えもせず引っ掛ける事もせず、重心とタイミングを見計らってスコーンとけって決めている。うーむ美しい・・・。
ポイントは相手の重心だな。馬国日記のまささんが、柔道で相手の重心を感じ取れるようになる、と言っておられたが、やっぱり空手にも必要なんだ。
で、先生との組手で試してみた。
まずは奥足への左ロー数発で牽制、相手の意識が右側に行ったところで、右の手をストレート気味に突きだしバランスとって、勢いで右ローで両足を刈る・・・刈れない。
A先生の顔は、「????」という表情であった。
失敗だー!何でだー!
よく考えたら当然のこと。左の牽制から右のローへのコンビネーションが遅い。
左の牽制が弱くてバランスを崩すところまで行ってない。こりゃあ難しいぞ。
オヤジは軸足蹴りではなく、足払いに失敗した(笑)。
なんてやってたら、5分間も組手をしてしまった。ぜはぜは。
連続でK藤さんと組手。この時悲劇が起こった!
お互いに右ローを放った瞬間。
ゴッ!
という鈍い音が道場に響く。一瞬置いて、
うぎゃああああああ!
うぎゃああああああ!というオヤジとK藤さんの声がハモって輪唱♪
お互いに同時にローを放ち、お互いに防具の無い膝がカウンターでぶつかり、お互いの骨がごっつんこ(笑)。
しかもこの2人は、老若の差はあるがお互いパワーファイター系なのだ(注:オヤジの方が遥かに見劣りをする事を言っておく)。
電気走ったー!と前のめりになって呻く。いてええええええ!
K藤さんは、その前のA先生とも組手で同じところを痛めていたらしく、オヤジの数倍転がって呻いていた。大丈夫かな?
その後K藤さんはA先生との組手で、蹴りを手に喰らった瞬間、指が鈍い音がして再び悶絶。軽い亜脱臼だと思うが、
「今日は全然ダメです。厄日です」
と溜息をついておられた。
稽古終了後、溜息をつくK藤さんと話していたのだが、
「膝のプロテクターを着けないとアカン」
という結論になった。A先生は、
「僕は着けてますよ」
と見せてくれました。知らなんだー!
嫁が空手の組手で使っていたような、バレーボール用の膝当てを試してみます。あれなら安い。
終りに、「お互いに来週まで怪我を直して、来週も稽古をしましょう!」と言って別れた。
幸いな事に、ゴッツンコの膝は大した事なく終わったが、A先生のカウンターのローをガンガン喰らったので、左の太腿が腫れ上がっています。
痛いよー、こりゃあ2~3日足を引きずるなー。
蒲郡近辺で「格闘技に興味があるけどやってみたいな」という方は、一度見学してください。無料体験もOKですよ。上記のような稽古は中級クラス以上なので、初心者にはこんな稽古はしません(笑)。身長150センチのうちの嫁も稽古してるくらいなので、皆さんどうぞお気軽に。
格闘技の好きなバカなオヤジの同類の人は、下のバナーをクリックしてね。
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仕事が長引いたので、一般部遅刻であります・・・が参加者はA先生とK藤さんだけであった。師走は忙しい(笑)。
稽古場では練習が始まっておりました・・・が、
「ボコ!」
「ドガ!」
「ベシ!」という鈍い音が。
A先生とK藤さん、二人で組手をやっております。
普通組手は残り15分くらいの時間に、仕上げで行うのであるが、もう一般部始まったばかりなのにやってます。これから1時間組手なんですかー!いくらなんでもオヤジにはキツイですよー!
コンタクトを嵌め、道着に着替え、柔軟を始めるオヤジの横で、延々と組手をやっております。
お二人とも結構本気。鈍い音が響いておる。あの・・・ガチみたいなんですが・・・。
休憩に入った所で質問を。
「いきなり組手ですか」
「いえいえ、パンチとローに限定した組手ですよ。でもK藤さん相手だと結構本気になっちゃいますねー」
どう見ても本気(ガチ)の組手だ。おらあ怪我したくないぞー。
途中から私も参加。時計を見ると終わるまでまだ35分もある。その間ずっと組手かー。
最初はA先生。
お互いに手の内は分ってるにもかかわらず、一方的にカウンターのローをガンガン貰ってしまった。右のローを出すと、すぐさま返しのローが飛んで来るのだ。確かに打ってる最中に、反対側の脚を上げてブロックは出来んもんなー。打たれる時の脚の角度を少し変えて、ヒットポイントをずらすぐらいしか、防御できません。
痛いよー、重いよー。
パンチとローの限定なので、いくつか考えている事を試してみた。
「ローを蹴ると見せかけての軸足蹴り」
私の(ちょっとだけですが)成功率の高い技がありまして、相手の中段をキャッチしての軸足蹴り、もしくは軸足刈りをよくしております。ミドルをブロックしつつ抱え込んで、足払いの要領で蹴ってこかす。もしくは大内刈りの要領でこかす。
抱え込まなくても、下段払いで捌きながら腕に引っ掛けて、不安定な所を軸足蹴り。
とまあそういう事を組手なんかでやってるわけです。
「キャッチして軸足蹴り」「捌いて引っ掛けて軸足蹴り」というのは、比較的やりやすいし、サバキルールではOKなんですが、この間極真の動画を見まして、
「おお!同じ軸足蹴りでも、これやってみたい!」というのがあった(笑)。
極真の松井館長の軸足蹴りは神業ですなー!下の画像をクリックしてください。動画に入れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/e1/a85abe8b5d616039052644234eb6a6bc.png)
掴みもせず抱えもせず引っ掛ける事もせず、重心とタイミングを見計らってスコーンとけって決めている。うーむ美しい・・・。
ポイントは相手の重心だな。馬国日記のまささんが、柔道で相手の重心を感じ取れるようになる、と言っておられたが、やっぱり空手にも必要なんだ。
で、先生との組手で試してみた。
まずは奥足への左ロー数発で牽制、相手の意識が右側に行ったところで、右の手をストレート気味に突きだしバランスとって、勢いで右ローで両足を刈る・・・刈れない。
A先生の顔は、「????」という表情であった。
失敗だー!何でだー!
よく考えたら当然のこと。左の牽制から右のローへのコンビネーションが遅い。
左の牽制が弱くてバランスを崩すところまで行ってない。こりゃあ難しいぞ。
オヤジは軸足蹴りではなく、足払いに失敗した(笑)。
なんてやってたら、5分間も組手をしてしまった。ぜはぜは。
連続でK藤さんと組手。この時悲劇が起こった!
お互いに右ローを放った瞬間。
ゴッ!
という鈍い音が道場に響く。一瞬置いて、
うぎゃああああああ!
うぎゃああああああ!というオヤジとK藤さんの声がハモって輪唱♪
お互いに同時にローを放ち、お互いに防具の無い膝がカウンターでぶつかり、お互いの骨がごっつんこ(笑)。
しかもこの2人は、老若の差はあるがお互いパワーファイター系なのだ(注:オヤジの方が遥かに見劣りをする事を言っておく)。
電気走ったー!と前のめりになって呻く。いてええええええ!
K藤さんは、その前のA先生とも組手で同じところを痛めていたらしく、オヤジの数倍転がって呻いていた。大丈夫かな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/22/a8f79bfa2758deca6bb993c1d16b5c38.jpg)
「今日は全然ダメです。厄日です」
と溜息をついておられた。
稽古終了後、溜息をつくK藤さんと話していたのだが、
「膝のプロテクターを着けないとアカン」
という結論になった。A先生は、
「僕は着けてますよ」
と見せてくれました。知らなんだー!
嫁が空手の組手で使っていたような、バレーボール用の膝当てを試してみます。あれなら安い。
終りに、「お互いに来週まで怪我を直して、来週も稽古をしましょう!」と言って別れた。
幸いな事に、ゴッツンコの膝は大した事なく終わったが、A先生のカウンターのローをガンガン喰らったので、左の太腿が腫れ上がっています。
痛いよー、こりゃあ2~3日足を引きずるなー。
蒲郡近辺で「格闘技に興味があるけどやってみたいな」という方は、一度見学してください。無料体験もOKですよ。上記のような稽古は中級クラス以上なので、初心者にはこんな稽古はしません(笑)。身長150センチのうちの嫁も稽古してるくらいなので、皆さんどうぞお気軽に。
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