48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

自転車キャンプ 奥三河鳳来湖 2

2024年04月04日 06時41分42秒 | 自転車キャンプ・野宿
3月31日 日曜日 自転車キャンプ 奥三河鳳来湖 2
朝4時半ごろ目が覚めた。
まだ真っ暗であったが、椅子に座って昨日のラーメンの汁の残りにウィンナーをぶち込み、バンと一緒に食べる。もちろん酒も飲みます。
隣のテントの人も私と同時期に起きて、6時ごろキャンプ場から出ていきました。釣りの人だと思います。
昨日壊れた前ブレーキを点検してみた。
大きくグニャリと曲がっていて、ブレーキシューがリムに当たっている。工具を出してバネの強さ調整をして、何とか引っ掛かりは無くなった。が、これでホンマに使えるのか?
キャンプ場の隣の道路で、実際走ってみて前ブレーキで停止してみた。
おお、行けるではないか。
「使えそうだな」
と思って最後に思いっきり走ってブレーキを握ったら、
「バキ!」
と音がして止まらなくなり、そのまま藪に突っ込んだ。
「いててて!」
藪の木であちこち掠り傷が出来た。ああ、やってしまった。
打撲等の大きなケガは無し。眼鏡も服も大丈夫でほっとした。
が、自転車の前ブレーキが吹っ飛んで跡形も無し。ブレーキパーツだけでなく、本体フレームから突き出ているブレーキ用のピンが折れてる!
こんな感じ。もう笑うしかない。
「こりゃあもう使えん」
折れたピンは修理不可能。溶接なんて出来んし、出来たとしても自転車の製造工場でないと無理である。
しくしく、御臨終です。
よく働いてくれた自転車です。息子が高専に入学した時に買い与え、下宿してる息子の足になり、豊田市内を毎日のように走ってました。
息子が就職してから私がもらい受け、会社やジム・柔道に通う時の足として毎日使い、時には遠距離ツーリングで旅行しまくりました。
浜名湖も琵琶湖も、渥美半島も一周しました。遠州灘にはこの自転車で、何度キャンプや野宿をした事か。
チェーンも4回替えているから、2~3万キロ走ってると思います。
合掌。
問題は帰り。
前ブレーキ以外は全く問題が無い。が、鳳来湖からほぼ下り坂なので、後ろブレーキのみで、無事に帰ることが出来るのか。
まあやってみるべえ。
という事で、7時くらいから撤収を開始し、8時には荷造りが終わった。
やはり昨日の登りが効いているので、足がパンパンである。しかし朝早くは横を走る飯田線の電車が見れるので、それが楽しみなのだ。望月街道は細くて普段誰も通らないので、すれ違う電車の運転手さんもこちらを見ておった(笑)。のどかだねえ。
湯屋温泉の足湯に寄ると、地元のお爺さんが一人浸かっておられた。
「どこに行ってきたの?」
から始まって、30分ほど話し込んでた。地元湯屋の区長さんだという。
「儲かってますか?」
という質問に(如何にも関西人らしい問いかけですなあ)、
「コロナが終わっても、お客さんがそんなに戻ってきていない」
という話になりました。インバウンド関連でない観光地は、相変わらずガラガラらしい。
先日嫁が京都に行って、観光客で大混雑してた、って言ってたけど、湯屋温泉は関係ないみたいです。
「逆に言うと今がねらい目ですね」
と区長さんと会話していましたが、私はお金をほとんど落とさないキャンパー(笑)。
申し訳ございません。
「何でこんな道歩いてんだあ?」
お馬さんが県道を歩いておりました。あははは。
どこか近くの乗馬クラブさんでしょうか。手を振ると振り返して下さいました。
蒲郡市内を過ぎてから、最後の坂道・三ヶ根~吉良の峠をヒルクライムし、息も絶え絶えに帰りました。前ブレーキが無いので、ひやひやものです。
往復159.4km。行きは6時間半。帰りは8時間。足がパンパンです。
金曜日に仕事が終わってから、60kmを飛ばして、よく遠州灘にキャンプに行ってました。
「仕事終わりの60km平気なんだから、80kmは楽勝だろう」
と思ったのが間違い。こんなにしんどいとは(笑)。

クロスバイク探さんとなあ。

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自転車キャンプ 奥三河鳳来湖 1

2024年04月02日 22時53分34秒 | 自転車キャンプ・野宿
3月30日 土曜日 自転車キャンプ 奥三河鳳来湖 1

春休みだ。柔道も無い。
「こんな時ぐらいしか遠くに行けんだろう」
と、突然思いついて奥三河の鳳来湖を目指しました。
朝9時に家を出たんですけど、目の前の三ヶ根に行く峠で汗だく。今日は気温が高い。
蒲郡から豊川市へと入るんですけど、以前から「君方のリラ」という変な看板が気になっていて・・・今までは新興宗教だと思ってたんです(笑)。
今回は自転車なのでよくよく見ると、デイサービスの営業所であった。しかし変わった名前ですなあ。多分経営者の方が、この名前が気に入ってつけたのではないか、と思っているんですが。
写真は豊橋の北側から眺めた本宮山と豊川。ランニングの思い出がある堤防道路から、県道69号・392号・443号と、豊川左岸(東側)を、ひたすら漕いでいきます。新城市内を避け桜淵公園でトイレ。さあここから登りが続く。
この辺りの県道は「別所街道」と呼ばれており、国道151号の裏道として、結構車が多かった。
つい最近知ったのですが、日本全国あちこちの「街道歩き」を趣味にされている方っているんですね。東海道とか中仙道歩きの方は知ってたんですが、「街道マニア・オタク」という方もいるらしくて、うちの嫁の姉がそうなんです。この間も名古屋城と小牧を結ぶ街道をうちの嫁と歩いておりました。
この別所街道を三河大野駅から外れて、宇連川対岸の「望月街道」に入る。この望月街道が、飯田線沿いで鉄ちゃんの私には最高に楽しい!
ただし昼間の飯田線は2時間に1本しかないので、列車を見ることが出来ませんでした。

三河川合の集落から宇連ダムを目指してヒルクライム。
あかん、ダム直前の急坂は登れん。荷物が重たすぎる。ここで歩いて自転車を押しておりました。あああ、今まで全部の坂をヒルクライムしてたのに・・・残念。
足が疲れて感覚が無くなり、もう動けん。

鳳来湖キャンプ場は、前から気になっていたキャンプ場です。初めてこのキャンプ場を知ったのは、2021年2月17日の事でした。
当時、「豊川全制覇ラン」と称して、東三河に流れる豊川を、河口から源流まで細切れで走っていたんですけど、番外編として宇連川を遡ってました。その際に偶然発見したのがこのキャンプ場です。
知る人ぞ知るキャンプ場だったんですが、1年ほど前に管理人が「盗撮」で逮捕されてしまい結構有名に(驚)。
「起訴状などによりますと、管理人吉村辰馬被告はキャンプ場の脱衣場に小型カメラを設置し、2020年11月ごろから2023年3月ごろにかけて利用客9人が着替える様子を盗撮した県の迷惑行為防止条例違反の罪や、2021年8月ごろに18歳未満の少女が着替える様子を盗撮して動画を保存した児童ポルノ禁止法違反の罪に問われています。
また吉村被告は、このキャンプ場の管理人室で、マッサージと称して女性客2人の体を触った強制わいせつの疑いで4月に逮捕されていました。
この事件について検察は不起訴処分にしましたが、警察が余罪を調べる中で今回の盗撮が発覚したということです」・・・当時の報道より。

現在でもネット予約無し、当日行ってみないとわからない。水道は沢の水を引いたもの。トイレはポットン便所。ネットも繋がらない。
それでも一部の愛好家に人気なのは、湖の前にテントを張れるからです。とにかく絶景!
で、私も以前から行きたかったんですけど、どうせ行くんなら、自転車か徒歩だと。
さて新しい管理人さんは、若い男女のお二人でした。
受付を済ませて戻ると、自転車がひっくり返っておった。しかも前ブレーキが変形してるやん!
どうやらひっくり返った所に大きな岩があり、前ブレーキ直撃(泣)。20kg近い荷物積んでるから、衝撃も大きかったらしい。しくしく。
わちゃー、シマノのVブレーキを使っているんですけど、使えるかどうかわからん。まずはテント建てて夜の準備をしよう。

この日は疲れ果てて、酒飲んでラーメン食って、月と湖を観ながら焚火遊びをしてます。
私を含めて男性のソロキャンパー10人・ベテランさんばかり。ほとんどが車で原付が一人でした。
いつもは持って来ている文庫本を忘れてしまった。スマホも通じない山奥なので何も出来ず、ずっと音楽を聴いてました。
ネット絶ちに良いキャンプ場ですなあ。
湖で岩崎宏美・八神純子・渡辺真知子・中森明菜を聞いて、酒飲んでおります。

続く:「次回:ブレーキ木っ端微塵。廃車決定!」

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友人とキャンプ

2024年03月06日 00時56分02秒 | 自転車キャンプ・野宿
3月3日 日曜日 友人とキャンプ

いつもは「お一人様キャンプ」なんですけど、今日はジム仲間のA井さんとキャンプに行って来ました。私が人とキャンプするなんて珍しい。
A井さんは数年ぶりにキャンプをされるとの事でしたので、私がよく行く田原市遠州灘近くの「ほうべの森キャンプ場」を予約。しかも現地集合(笑)。
私は自転車で行きました。わははは、寒い・・・。
「男が心身を鍛えんでどうすんねん!」
見栄を張っております。
西風なので西尾から峠越えは全然問題ありませんでした 。強風なので背中から押されて、非常にラクチンでした。豊橋まで36kmあるんですけど気持ち良かったなあ。追い風最高!
豊橋から西に向かうので逆風になるんですが、豊橋~田原間は豊橋鉄道のサイクルトレインを使い、何とか事無きを得ました。
上の写真は途中で見つけたサクラ。もう咲いてるんですね。
キャンプ場に到着し先に受付を済ませて場所を探していると、A井さんが到着。その後二人でスーパーへ買い出しに行き、キムチ鍋の材料を買い込みました。
キャンプ場は予想以上に人が居ました。ただしここは広すぎるぐらいスペースがあるので、普通のキャンプ場の人口密度の1/3以下です。
「広いですね。しかも好きな所に張れるなんて最高じゃないですか」
気に入ってくれてホッとしました。
直前まで予約が空いていたので、ガラガラかなあと思ってたんですけど、駐車場は車で満杯です。冬なので、ベテランキャンパーさんばかり。皆さん天気を気にして直前に予約したものと思われます。
笹の茂みの横にテントを設営し、風が当たらず日が当たるという一番良い場所で夕方から宴会。しかもA井さんが土鍋を持ってこられたので、本格的なキムチ鍋になりました。
土鍋良いですねえ。アルミ鍋に比べて保温性が全然違います。
私は・・・到着した1時過ぎから飲んでおります。酔っ払いです。
一人で来た時は、やる事が無くて暇なんですけど(笑)、今回は二人なので、延々9時半近くまで下らん事を駄弁っておりました。気の合う仲間とキャンプってのも良いですなあ。
ベテランキャンパーさんばかりでしたので、騒がしい事もありません。鍋をつつきながら焼酎のサイダー割を作って飲んでました。
冬のキャンプは焚火がメイン。ポカポカして暖かい。薪を二束買い込み(一束300円と安い!)、ちびちびと燃やしております。
しかし夜は寒かった。2時過ぎに目が覚めてしまい、焼酎を飲んで3時過ぎに再び寝ました。
翌朝起きたのは7時。早々に残りの焚き木で再び暖を取ってます。
8時半から撤収を開始し、10時に解散しました。2日間の走行距離82km。

元々がソロ志向なので、「誰かと行く」という事をほとんどした事がありません。気の合う仲間と行くというのもなかなか良かったです。次回はk先生、OYJ64さんもどうでしょう。
「次は春ですねえ」
奥三河にしようかな?静岡県の遠州灘も良いかも。

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自転車キャンプ2日目 ほうべの森

2023年12月27日 00時09分44秒 | 自転車キャンプ・野宿
12月24日 日曜日 自転車キャンプ2日目 ほうべの森

朝4時に起床。しかし外は真っ暗。
トイレに行きたいが、テントから出たくない。ああ打ち首獄門委員会状態(笑)。
1時間半我慢したが、耐えきれなくなりテントから出てトイレに向かう。
俺は何やってんだ(笑)。
寒いのを我慢して再び焚火を始めた。
ひゃあ、あったかい。
6時半になり明るくなり始めたので、家から持ってきたオニギリ使ってリゾットを作る。
明るくなると、森の中のいろんな鳥が鳴き始めた。これは素晴らしい!
波の音と鳥の鳴き声、こりゃあ贅沢だ。
陽が昇り始めて、気温が上がってくると、オジサンも活動的になります。あははは。
お菓子をボリボリ食べながら、ゆっくり片付け始めた。片道4~5時間かかるので、明るいうちに帰りたい。温かいうちに帰りたいのだ。
9時に受付に行って退所手続きをし、三河田原駅に到着したのが9時半。上の写真は途中の菜の花畑です。
新豊橋行の電車は結構混雑しておりました。自転車が邪魔になってはいかんので、車両の一番端っこで立っております。

ラグーナで昼食を食べ、幸田から西尾に抜ける峠道を汗だくになって駆け上がり、自宅に到着したのはお昼の2時過ぎであった。
冬キャンパーは多いけど、自転車ではほとんどいません。ごく少数の物好きだけ。
だからこそ面白いんでしょうね。

次回は・・・1月ぐらいに徒歩キャンプをしたいなと。ただしどこに行こうか・・・人が居なくて交通の便がまあまあ良くて(電車から1~2時間の距離)、テントを張りやすい場所。で、何よりも自然の中で景色が良い・・・そんな所無いかなあ。
人口密度の高い日本では、北海道にまで行かないと、中々ありましぇん。
徒歩キャンプ・野宿の場合は、自転車の時よりも荷物が制限されるので、もう少し暖かくなってからのほうが良いかもしれない。
ええい、軟弱者が~。

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自転車冬キャンプ初日 愛知県田原市ほうべの森

2023年12月26日 07時11分15秒 | 自転車キャンプ・野宿
12月23日 土曜日 自転車冬キャンプ初日 愛知県田原市ほうべの森

「冬のキャンプも1回ぐらいはやりたいなあ」
何を血迷ったのか、自転車でキャンプに行くことにした。昨年は電車と徒歩にて行ったのですが今年は自転車です。
自転車は・・・寒いだろうなあ。でも徒歩よりも荷物を多少多く持てるので、焚火の道具もOKなのです。
キャンプ場ではなく「野宿」も考えたんですけど、この季節はちと辛い。
朝早くから起きて荷物の準備。
ライター持ったか?着火剤は?ガスカートリッジの予備は?インナーは?
晴れ予報なので、防寒のインナー上下は持ったけど、下着の予備は無し。着たきり雀の予定です。冬場は衣類が嵩張るので、着替えない前提で容量を減らしました。その代わり焚火用の炭を缶いっぱいに詰め込みました。
ホカロンと焚火で一晩越せるか。人体実験です(笑)。

寒い→体力の消耗が激しい・・・という事で、途中の豊橋鉄道はのサイクルトレインを使いました。100円で自転車をそのまま持ち込めるのはありがたいです。
ただしその前に、私の住む西尾市から蒲郡までは峠越え。ここが一番しんどい。蒲郡の竹島付近で休憩です。
豊橋鉄道三河田原駅から、途中のスーパーに寄って食料の買い出し。酒は自宅から焼酎をペットボトルに詰め替えて持ってきております。
2時に「ほうべの森キャンプ場」に到着。
さてさて今回は林の中にテントを建てました。風と露対策です。
強風になった場合、火の粉が飛んでテントに穴を開ける可能性があるので、日差しは来ないけど林の中が良いと判断。
まあこんな感じ。林の中は暗くなるのも早いので、4時半ぐらいから焚火を始めました。
念のため炭が無くなった時の事を考えて、キャンプ場の受付で薪を一束購入。
昼めし食ってなかったので、夕方からラーメンを作り晩酌開始です。残った汁に豚肉と白菜をぶち込んで、鍋にしました。
あかん、軍手では役に立たん。自転車で使う防寒手袋・・・これは物を掴みにくいのだ。コップひっくり返して、焼酎をこぼしてしまった。ああもったいない。
星を観ようにも林の中なので観れない。月が出てきたけど、これも観れない。
海に行こうかなと思ったけど、寒くて林から出る気が無い。
文庫本を読もうと思ったけど、ページをめくろうとすると、いちいち手袋を脱がないといけないので面倒くさい。
近くに誰も居なかったので、携帯ラジオを木に引っ掛けて聞いてました。今まではスマホのからイヤホンで聞いてたんですけど、イヤホンは面倒くさくて(笑)。やはり音が出るタイプのほうが楽に聞けます。久しぶりにオールナイトニッポンを聞きました。何年ぶりだろう?
焚火をしながら酒飲んで鍋つついて・・・他にやる事が無い。寒くてできない。椅子に座り込んで、遠くの波の音を聞いてじっとするだけ。
10時まで焚火をしてテントに逃げ込んだ。

ほうべの森キャンプ場には、20台ほど車が止まっていました。ぐるりと園内を回りましたが、ほとんどの方がソロです。
ソロとはいえ、皆さん私の登山用に比べたら大型テントで、灯油ストーブの持ち込みが多かったみたい。「必要最小限の荷物」という人は、自転車の私とバイクの男の人だけでした。
アニメ「ゆるキャン△」で、主人公の女の子たちが冬キャンプをしていて、その影響で冬キャンプ愛好家が増えているのは事実なんですけど、徒歩や自転車・バイクで来て冬キャン・・・は、やはりやめたほうが良いです。焚火と使い捨てカイロしかないので、事実上防寒対策が不可能。
あっ酒もあるか(笑)。
寒さに慣れている方でないと無理だと思う。

私は若い頃に長く雪山登山をしていた経験があり、現在でも自転車通勤なので、「慣れている」と言えば慣れているので、何とかなりました。
しかし寒くれ寝れん。しょっちゅう目が覚める。
左肩を下にして寝ていたので、古い鎖骨脱臼の箇所が痛い・・・。

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久しぶりの自転車野宿で、世憂子様に出会う

2023年10月10日 23時49分52秒 | 自転車キャンプ・野宿
10月6~7日 金~土曜日 久しぶりの自転車野宿で、世憂子様に出会う

タイトルが何のこっちゃわからんと思いますが、そのままスルーして下さい。

金曜日の晩に仕事を終えてヘロヘロのおじさんは、
「最近キャンプしてへんなあ。ストレス溜まるわあ」
というフラストレーション状態。
どうしようっかなあ。ええい、行っちゃえ!
大急ぎで自転車に荷物を積み込み、夜の9時半に家を出ました。
「思いつき自転車旅行」です。
峠を越えて蒲郡市に入り、この時点で疲れてるのか足が重い~。
上の写真は蒲郡の竹島の夜景です。国道23号線バイパス沿いの側道をえっちらおっちら漕いで、豊橋の干拓地付近を深夜零時に通りました。
気温が低く、かなり冷えてましたが上着は着ません。眠気が出てしまうので。
眠くて眠くて仕方が無いけど我慢して、田原市の赤羽の海岸に到着したのは、夜の2時半でした。
距離にして70km、約5時間。
ああ、テント建てる気力もない。銀マットにウレタンマットを2重に敷き、寝袋を出した。
あかん、寝る前に腹ごしらえや。コンビニ弁当と缶酎ハイでそのまま轟沈。
しかし寒い!
冬用のインナー持ってきて良かった。今日は愛知県田原市赤羽根海岸の東屋に野宿です。

なぜこんな突発的な旅行をするかというと、もともと学生時代から放浪癖というものがありまして、時々こういう事をしないと気が狂いそうになるのです。
厄介な性格です(笑)。
そんな性格でも我慢に我慢を重ねてサラリーマンという仕事をしております。自分でも勤め人は全然向いてないと思いますよ。今まで3回転職してますし(笑)、そのうち2回は会社とトラブってますから。
集団行動がとれないのは、社会生活を行う上ではかなりの障害になります。
今の会社に18年お世話になってるのは、そんな私でも居心地がいいから。
仕事上は結構きいんですけど、非合理的な命令はほとんど無し。私生活に関しては一切何も言われない。
公私を分けてくれる組織は、日本では少ないですね。その少ない会社が今の勤め先です。
ありがたいです。

大学卒業後、初めて勤めたのが好日山荘という会社で、仕事は凄く面白かったんですが、当時の課長が、
「君はなぜ会社の株を買わんのだ?持ち株会に入れ」
私の答えは、
「途中で辞めるかもしれないし、そこまで会社に染まりたくないから」
このセリフで嫌われた(笑)。組織に同化しない不届き者と認定されたようです。
こういう性格は、一部の人には非常に嫌われます(笑)。
話が脱線した(笑)。
まあこういう性格なので、一部からは大変嫌われております、はい。
でも最近は、「組織の一員として自覚を持て」なんて言う上司も少なくなったので、世の中風通しが良くなって来たなあと思います。
あっそうそう。会社の株購入の話なんですけど、結局当時のほとんどの店長は持株会に入って購入させられ、値段が下がって大損こいた人がほとんどでした。友人の店長は、「500万つぎ込んで、200万の時価、騙された」と。
私が退職した後、上州屋に買収されて、そののち株式公開もやめになって・・・株はどうなったんでしょうね?
それはともかく、ガチガチの日常生活から、時々外れないと気が狂いそうになるのです。
そういう時には旅行が一番!誰も居ない所で野宿するのは最高です。

翌日曜日は9時起床。
朝ラーメンを食べてから、いつもの海岸ゴミ拾いボランティアです。今回は自転車なので、拾える量は限界があるので、小さめのゴミしか拾いませんでした。いつもは西尾市指定燃えるゴミ袋2~3杯は取るんですけどね。
お昼まで海岸で読書しながらうとうとしてました。
読んだ本は
「山本五十六」阿川博之 新潮文庫。
五十六さんの話も面白かったんですけど、交友関係の人のエピソードが面白かったです。五十六さんは、のちの日本船舶振興会の笹川良一氏と親交があったんですけど、五十六さん笹川さん揃って対米戦争に猛反対していて、極右より命を狙われていたという。笹川良一氏が対米戦争に反対していたとは驚きました。
この時代の思想史は複雑で面白そうですね。左翼教師に教えられた「思想史」「歴史」とは、実際はかなり違うようです。
帰りは豊橋鉄道のサイクルトレインを使って、豊橋まで行きました。豊橋の駅前の広場でキッチンカーが出ていて路上ライブ(上のチラシ)をやっていたので、聞きながらハンバーガーの昼飯を食べようとしたら・・・世憂子(ようこ)様がライブに出ておられた。
ええ?何で?
すんません、多分1万人いたら1人知ってるか知らないかの人でして(世憂子様、すいません)、私と同郷三重県松阪市で活動されているシンガーソングライターさんです。同郷ということで、ユーチューブを何度か視聴させていただいた事があります。
今回のライブイベントでは複数のアーティストさんが出ておられたのですが、出れなくなった方のピンチヒッターだそうです。
動画でしか見たことが無い、世憂子様の生ギター生歌を拝聴させていただきました。
写真をクリックすると動画に飛びますので、興味のある方はどうぞ。

3時過ぎまでライブ会場の端っこで座り込んで聞き、夕方から帰路に就きましたが、自宅に戻ったのは夜の7時半。もう真っ暗。
非日常というのは絶対に必要ですね。来週は地元の祭りの準備があるので、出るとしたら金曜の晩にどこかへ出かけようと思います。
今度は電車を使った徒歩野宿の予定。どこに行こうかな?

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猛暑日に自転車キャンプに行くなんて(後編)

2023年08月09日 06時00分37秒 | 自転車キャンプ・野宿
8月6日 日曜日 猛暑日に自転車キャンプに行くなんて(後編)
朝の3時半に目が覚めた。
ネットで雨雲レーダーを見ると、この後4時から5時まで降るらしい。今日は一日中こんな天気なのか。
小雨をやり過ごして5時に起き、ラーメンで朝食。雨雲はしばらく降らず8時9時らしい。
よっしゃあ、今のうちに撤収作業だ。
しかし寝不足で、ダラダラ1時間かけて荷物をパッキング。夜も降ったりやんだりが2度あり、その都度目が覚めてしまった。
あ、これは書いても良いかどうか・・・隣の集団の子供たちが、夜中皆で連れ添ってトイレに行く最中にぺちゃくちゃと・・・。そんなに大きな声ではなかったけど、やはり静かなキャンプ場には響きますので、目が覚めてしまいました。
自分が若い頃の友人たちとのキャンプでは、同じような事をしてた記憶があるので、あまり子供を責められません。まあ当時(35年前)はキャンプ人口なんてほとんど居なかったから、誰にも迷惑をかけていないと思うのですが・・・こういうマナーってのは微妙な問題です。
やはりキャンプ場よりも海岸で野宿したほうが、良かったかな。
睡眠不足の中、荷物を全部積み込んで出発したのは6時半であった。
写真は夜明けのひまわり畑です。キャンプ場からの道で撮影。
さて三河田原駅までの半分が下り坂なので、非常に楽です。あっという間に駅に到着し、駅構内の綺麗なトイレで朝のウ〇チ(笑)。
ああ、今日も豊橋鉄道のお世話になってしまった。感謝感謝。
7時ちょっとの電車でしたが、10分ほど走ると土砂降りに遭遇。おおお、間一髪じゃん。
まあ夏だから濡れても問題無いんだけどね。
豊橋駅から平坂街道を西に向かい、ラグーナでトイレを借りて出よう!とした所で結構な量の雨が降ってきました。海浜公園で雨宿りしようとすると、そこはトライアスロン大会の会場でした。
ここは懐かしい場所です。空手道場をコロナで出来なくなり、子供たちとマラソンの練習をしていた場所です。当時の子供たちも中学2年生。どうしてるかなあ。
見物していると、小学生の選手が泳いでます走ってます。おおお、素晴らしい!
しかも雨でも競技しております。よく考えたら、泳いでるから雨でぬれても関係ないか。
ネットで検索したら、アクアスロンという大会で、自転車無しの泳ぎとランだけの競技です。
東屋で見学していると、選手誘導されているトライアスロン協会の人が話しかけてこられました。
「自転車で旅行ですか?」
いえいえ太平洋に行ってその帰りです。
「あれ?もしかして、空手の人では?」
何と、昔ご夫婦で空手を習いに来ておられたYさんであった。おおお懐かしい。
なんとYさんはトライアスロンをされていて、本日はトライアスロン協会のスタッフとしてお仕事をされているとの事。確か私より数歳年上だったのを覚えてます。素晴らしい。
本日開催されているアクアスロン大会は、子供たちを主体のスイム・ランの自転車無しの大会。子供たちは成長が早いので、バイクを揃えるのが難しく、こういう抜きの大会があるそうです。
約1時間にわたって説明をしていただきました。ありがとうございます。
 いやー懐かしい人と会ったなあ。皆さんお歳をとられても頑張ってますねえ。力を貰った気がします。
蒲郡と西尾の峠越えも、いただいたパワーで難なく超え、自宅に帰りました。

結論:猛暑日の自転車キャンプは、M気質の私には面白かった!
ヘロヘロになりながら自転車を漕ぎ、キャンプ場で酒飲んでぶっ倒れる。自分をイジメるのって楽しいです。
お盆休みの後半に、2泊3日で休みが取れるので、次回は猛暑日の「徒歩キャンプ」を計画してます。

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猛暑日に自転車キャンプに行くなんて(初日)

2023年08月07日 22時55分27秒 | 自転車キャンプ・野宿
8月5日 土曜日 猛暑日に自転車キャンプに行くなんて(初日)

本当は、仕事の終わった金曜晩に出る予定でした。目的地までは距離60km。太陽が出ていない夜に自転車で走れば、体力の消耗もかなり軽減できるだろうと思ったから。
が、荷物のパッキングが終わった時点で、
「ちょっとだけ仮眠しよう」
と布団に倒れ込んだのが運の尽き。
セミの声とともに目が覚めた。どわあ、朝の5時やんかー!
大急ぎで前日晩飯の残り物を掻き込んで、さあ出ようかなと靴を履いたところで雨が降り始めた。
あちゃー!なんでやねん!
雨雲レーダーでは7時頃止むとの事でしたので、しばし寝て待つ。
雨が止んでから出ましたが、最初は雨水で路面が濡れていて結構涼しく、快適に自転車を漕いでおりました。が、蒲郡へ抜ける峠道の途中で雲が切れて陽が昇り、急激に気温が上がり始めた。
ひいはあひいはあ、しんどい。ラグーナでトイレ休憩。上の写真はラグーナで撮影。
ダメだ、この暑さは応える。電車を使おう。
弱気になってしまい、23号線沿いから豊橋駅に進路を変更し、豊橋鉄道のサイクルトレインを使う事にしました。ああ負けてしまった。
まあ倒れるよりはマシです。
いやーもう電車最高!涼しくて気持ちいい!豊橋鉄道大好き!
このままずっと乗っていたいけど、35分で終点の三河田原駅に到着してしまいました。
電車を使った事で、距離は15kmほど短縮。
途中でスーパーに寄って買い出しをしましたが、クーラーボックスが無いので、生ものは買えず。ソーセージと干物・乾物という買い出し品。まあ酒のあてがあればいいやあ。
渥美半島の丘陵地帯をエッチら越えて「ほうべの森キャンプ場」に到着しました・・・あれ?誰も居ない・・・12時~1時昼休憩・・・どわああ。まあ仕方がありません。
という事で、キャンプ場から坂道を下った「ほうべ海岸」に行きました。
いつもなら数人数台いる釣り人も、暑さのせいなのか全然いません。やはり今年の夏は異常です。猛暑はアウトドアにとっても難敵なんですね。
さてさてキャンプ場はがら空きで、数人数組しかいません。ほぼ独占状態です。芝生広場の隅っこにテントを張って、早々にワインを自販機のソーダで割って酔っ払い状態(笑)。
キャンプ場で炭を買ったので、夕方から炭火をガンガン燃やしました。別にこれで料理をするわけではないけれど、虫よけの煙です(笑)。ただし竹炭なのでよくはぜます・・・テントの近くに置けない。
「ガラガラ」と書きましたが、夕方に家族連れ集団(子供7~8人・大人も7~8人)がきて、芝生広場にテント数張りを張りました。
集団が来たかあ。静かな夜はもう無理だなあ。
案の定子供たちは奇声を上げ走り回り、晩飯まで遊びまくり。晩飯が終わった後は、ギターで歌を歌ってました。
私ですか?私のファミリーキャンパー対策は、ヘッドホンで音楽FMをずっと聞きながら、ひたすら本の世界に没入してますので、周りはあんまり気にしません。
カラオケ花火以外は、そんなに目くじら立てる事はないと思ってますけど、静かな夜を満喫しに来たソロキャンパーさんは、怒ってたかもしれない。
猛暑日は蚊がほとんどいないのですが、念のために蚊取り線香を複数炊いて、芝生の上にマットを敷いて、そこで寝ていた。
・・・11時頃雨が・・・またか。
大急ぎでテントに逃げ込み、外に出している荷物をテント内に放り込む。
あああ、濡れないけどテントの中は暑い!暑すぎて寝れん。
結局外の椅子に座って折りたたみ傘を差しながら、ヘッドランプで深夜まで読書してました。
あっそうそう。夜中の3時にガサゴソと音がするの起きたら、テントの入り口付近から、ガサアア!と音がして猫らしい生き物が逃げてった。どうやら私のゴミを漁りに来たらしい。
一応二重に封をしてあるので、荒らされる事も無かったけど、用心用心。

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夏休みの土日なのに、キャンプ場が空いている(驚)

2023年08月04日 19時27分24秒 | 自転車キャンプ・野宿
8月4日 金曜日 夏休みの土日なのに、キャンプ場が空いている(驚)

明日からの週末は、久しぶりに何もない週末なので、近場に2泊3日自転車でフラフラする予定です。
「どこもいっぱいだろうなあ」
野宿場所探さんといかん。野宿しやすいのはやはり海。最近飽きてきたけど、台風が近づいてるし、また遠州灘に行くか・・・。
偶然行きつけのキャンプ場のHPを、ぽちっと押してみると、8月はガラガラ。
「えっ?何で?いつもいっぱいやん」
大混雑するお盆でも空きがある。思わず電話して週末予約してしまいました。
アウトドアブーム・キャンプブームが去ったのか?
・・・・・・
ネットニュース(MSN)より
記録的な猛暑となっている今年の夏ですが、その暑さにより今、異変が起きています。夏休みでにぎわうはずの観光地などで、人がいない状態になっているのです。
“夏の定番レジャー”海水浴。
実際、海の家の人たちも――海の家のスタッフ
「間違いなく(人が)少ない。下手したら半分くらいじゃないか」
海の家のスタッフ
「きょうにいたってはすごく少ない」
海水浴客が少ないのは、“暑すぎる夏”のせいだといいます。
海の家のスタッフ
「人の出ない理由は、暑すぎるのかな」
・・・・・・
うーむ、そういう事だったのか。キャンプ場も熱帯夜だからなあ。俺みたいな鈍感オヤジなら我慢できるが、普通の人は無理だよなあ。

さてこの糞暑い中、8月4日(金)、仕事が終わってから荷物一式を自転車に積み込んで、太平洋に向かいます。
到着予定時刻は、深夜1時半ぐらい。場所は、サーファー・釣り人の車中泊がいっぱいの田原赤羽根海岸です。海岸公園内はキャンプ禁止なので、外れの砂浜にテントを張る予定。
昼過ぎまで海岸で日光浴し、午後から10km離れた「ほうべの森キャンプ場」に移動。
その晩は焚火をして肉を焼き酒池肉林予定。

ここまで書くと非常に贅沢な遊びと思われるでしょうが、実際は貧乏旅行なんです。
先々月、オカンの介護費用として10万円拠出したので、現在すっからかん。南信州電車&キャンプに行く予定でしたが諦めました。
近場だったら自転車で行けるし、「ほうべの森キャンプ場」は安い(¥2000)。しかも肉以外の食材は、家の畑から持っていく予定。酒も家から焼酎を持っていきます。
節約節約!

まさかこの年(60歳)で、学生時代と同じ貧乏旅行をするとは(笑)。

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台風一過、自転車キャンプ

2023年06月05日 22時51分36秒 | 自転車キャンプ・野宿
6月3日 土曜日 台風一過、自転車キャンプ

柔道をサボりました。すんません師匠。

退院後に施設に短期間入所し、体力の回復をはかっておったオカンが、6月の後半に実家に帰ってきます。それ以降は私も月に1~2回は帰って、世話をしないといけなくなります。キャンプや旅行は一時中止せざるを得ません。当分行けなくなるのだ(泣)。
で、台風一過で晴れたので、久しぶりにキャンプに行ってきました。場所は私がよく行く田原市の「ほうべの森キャンプ場」です。

ここは人気のキャンプ場でして、土日は数か月前からいっぱいなんですけど、台風のためキャンセルがあったらしく、ホームページで確認して電話しGET!
という事で、土曜日の朝9時に急遽予定を変更し、大急ぎで自転車キャンプの荷物を作り、10時には出発しました。慌ただしかったなあ。
蒲郡の竹島で昼飯を食べて、国道23号で豊橋に入ったあたりから、国道は大渋滞!
渋滞を尻目に自転車ですいすい行くと、バイパスとのインター付近でとんでもない光景が。
水没したらしい車やトラックがゴロゴロ。あちこちで道を塞いでる。これが渋滞の原因だったのかあ!
水没した車を、20台くらい見ました。
いつも見る緑豊かな畑が海になってた。ひょえええー。
水が引いた後、この畑って使い物になるのかなあ?大量の土砂やゴミが流れてて、しかも下水や汚水も被ってるから、すぐには使えないと思う。うーむうーむ。
上の写真以外も、バイパスをくぐる半地下の農道が冠水で通れなかったりしてました。
豊橋の市民病院から西側は、もともとが埋め立て地・干拓地なんですよね。だからこういう被害に会いやすいと言えばそうなんですけど・・・。
さて渥美半島根元の丘陵地帯から田原市に入り、途中のFEEL(食品スーパー)で買い物をしてからキャンプ場に向かいました。
たったの65kmなんだけど、交差点や信号・丘陵地帯・歩道橋などがあって、5時間かかってしまいました。グーグルマップだと自転車は3時間半なんですけど・・・そんなに速く走れるかあ!
しかも西尾から豊橋まで東に向かう時は追い風でしたが、方向転換して豊橋から田原へ西に向かうと向かい風。じぇんじぇん進まん。
ぜえぜえはあはあ、ようやく到着し、へたり込んでたらキャンプ場に人に心配されてしまいました。
さて中央のだだっ広い芝生広場は、雨でぬかるんでいるので使用不能だそうです。少し離れた所が乾燥していたので、立木の隣にテント設営。
風が強かったので、テントと立木・自転車との間に細引きロープを引き、吹き飛ばされないようにしてました。
焚火セット持ってきたんですけど、風が強くてとても出来ません。お隣さんはやってましたが(笑)。私は怖くて出来ない。火の粉が飛んで隣のテントにでも穴を開けようなら、とんでもない事になります。
何しろ酒をコップに継いだ途端、風に吹かれた落ち葉が入っているという(笑)。こりゃあ料理も出来んわ。
夜の6時になると益々風が強くなり、あちこちのテントではペグを打ち直す音が(笑)。
私の登山用の石井スポーツのテントは、クロスアームのドーム型で雨や雪に強いのですが、台風並みの暴風だと物凄く揺れます。天井から吊り下げたランタンが踊ってる。
「いかん、これは移動しよう!」
こういう時、2人用登山テントは楽で、荷物を入れたまま林の中に移動しました。
林の中だと風の影響はあまり無いのですが、7時の時点で真っ暗。
まあ仕方がない。

調理が出来ないので、大量に買って来たリンゴとバナナで腹を膨らませ、焼酎を飲んでごろ寝。
ごうごうと鳴る風の音を聞きながら、ひたすら読書。
「楡家の人々」北杜夫 新潮文庫
とりあえず読んだのは上巻だけ。面白い!

夜の8時から寝てしまって、10時くらいに風の音で目が覚めた。トイレに行こうとするが相変わらず物凄い風。
遠くのテントで悲鳴と叫び声がした。多分ファミリーで来ている人たち。
「皆テントのポールを掴め!」
「わかった、お父さん!」
「わああああ!」
声が風に乗って流れて来る。笑っちゃいけないけど笑ってしまいました。
子供達には良い思い出になるでしょう。
さて暴風にもかかわらずぐっすり眠った私は、朝の4時起きでラーメンを作り、風のおさまったキャンプ場を散策。6時にはゆっくり撤収にかかり、7時にはキャンプ場を後にしました。
何故こんなに早く出発したかといいますと、昼から岡崎で献血の予定があるのです。直接行こうかなと思ったんですけど、東岡崎駅の目の前に献血センターがあり、自転車を置く場所が無いのです。どこか探せば隅に置く場所ぐらいはあると思うのですが、地球ロックが出来ない。荷物置きっぱなしになる。もひとつ私が汗まみれ。
一遍家に帰ってから献血に行こうと。となると、4~5時間かかるとして7時出発しなければいけないのです。
相変わらず慌ただしいですなあ。
でお約束通り、帰りは豊橋鉄道のサイクルトレインを使いました。
途中のラグーナのベンチで昼飯を食べていると、隣のロードのお兄さんに話しかけられました。
「日本一周ですか?」
いえいえ、たったの1泊2日です(笑)。遠州灘に行ってきました。
その方も普段はキャンプによく行かれるそうです。自転車仲間、ただし自転車は私のと違って高い(笑)。
今回は柔道をサボって自転車キャンプに行ってみました。これから介護やら地区の仕事などで、中々フルのキャンプが出来なくなるので、当分無理かなと。
台風一過なのでキャンプ場も空いてましたし、風が強かったので、この時期にしては珍しく虫がほとんどいませんでした。
ゆるキャン△の女の子たちが、冬キャンを楽しむのもわかる気がします。夏はやはり車中泊かな?バッテリー式扇風機を買おうと思う。

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再び桜野宿

2023年04月07日 18時53分58秒 | 自転車キャンプ・野宿
4月5日 水曜日 再び桜野宿

この年になって野宿が楽しくなるとは(笑)。

どうも世間ではアウトドアブームらしい。大変歓迎すべき事なんですけど、昔ながらの「貧乏野宿」ではなく、「超快適キャンプ」が主流らしいのです。まあ仕方がありません。
ふらっと公園に行って、桜を見ながら寝袋で寝るなんて、常識のある人からすると異常ですわ。
地元民に不審者扱いされて、袋叩きされてもおかしくありません。

はい、その異常者の行動を今日もやりました(笑)。
本日は西尾市の中心部、北浜川のほとりの桜並木です。かなり散っております。
本当は野宿するつもりは無かったんです。市の中心部ですし、近くにUFJ・愛知銀行・西尾信用金庫など金融機関もたくさんあります。しかも駅から500m。うちの会社から1.5km。
こんな所で野宿したら通報されるなあ。
が行ってみると誰も居ない、ガラガラ。
おおおお!これは神様が「お前、野宿してもええぞ」と言ってるようなものではないか。
よく考えると、周りはビジネス街なので、夜は誰も居なくなるのだ。
コンビニで買って来た弁当で焼酎を飲んでベンチでごろ寝。マットだけ使い寝袋無しで爆睡。
気が付いたら真夜中の12時で真っ暗。桜公園のライトは9時か10時で切られるらしいのです。うーむやはり中途半端で終わってしまう。これは野宿失敗ってことなのか?
30分ほどゴミ拾いボランティアをして自転車に積み込み。燃えるゴミ袋半分ぐらいです。やはり市街地はゴミがあまりないですね。
まだ酔いが醒めてなかったので、家まで1時間半、自転車を押して帰りました。

野宿は時々するから面白いんでしょうね。これが数日続くと嫌になると思います。
自転車で日本一周とかしてる若い人なんて、凄いと思いますよ。

目指せ!
いつでも・どこでも・誰とでも寝れる(笑)。野宿三原則。

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会社が終わってから自転車野宿旅に行く

2022年10月30日 23時36分46秒 | 自転車キャンプ・野宿
10月28日 金曜日 会社が終わってから自転車野宿旅に行く 

最近は土日も柔道以外の仕事も入るようになり、中々1泊2日でキャンプや野宿旅行に行けなくなってきました。忙しいってのはありがたいのですが、ボウフラみたいな私にとって、そういう「真面目な生活」が続いてると、気が狂いそうになるのです。
あああ、何もかも打ち捨てて、旅に出たい。

仕事が終わってから車で出かけて、車中泊して来る・・・ってのも立派な旅行なんですけど、どうもそれだけでは楽すぎて物足りない。
「そうだ!仕事が終わってから、自転車で行けばよいのだ」
という事にひらめき、早々出かけてきました。
私がまだ30歳の時、会社の後輩で、「仕事が終わってからロードバイクで富士山の麓まで走った(約180km)」奴が居りまして(笑)、そいつの真似をすれば良いのだ。
行く場所はいつもの遠州灘。暗い道だから行き慣れている所でないと、ちと怖い。
夜7時に仕事を終え、準備をして家を出たのが夜の9時。上の写真は蒲郡の竹島の夜景です。デートしてるカップルが多数出没。その間をライトで照らして駆け抜けていく邪魔なオッサン(笑)。すまん!

国道23号線沿いの側道を通り距離を稼ぐ。田んぼ道なので非常に走りやすいものの、やはり夜道は段差や縁石が見にくくて怖い。スピードが全然上げれないのだ。
仕方がない、コケるよりはましやろ。
今から約25年前に、自転車通勤の帰りに縁石で躓いて吹っ飛び、顔面からアスファルトに落ちて、歯を2本折って血だらけになった経験があるのです。歯は差し歯になり、顔面の裂傷は治るまで2週間かかりました。
「夜の自転車はゆっくり」が基本です。痛い目に会わないと学習能力が無い、それが私(笑)。
写真は豊橋鉄道杉山駅です。もうとっくに終電は終わり、付近も誰も居ない。昼間の景色とは全然違って気持ちええなあ。
あああ、この時間だと到着するのは夜中の2時過ぎだろうなあ。コンビに寄って酒と晩飯朝飯を買い込む。
最後は足がふらふらになりながら、2時20分に愛知県田原市赤羽根海岸に到着!
ひいはあ、65キロを5時間半近くかかったぞ。
夏場は前夜泊のサーファーでいっぱいの赤羽根も、車中泊がポツンポツンと居るぐらいでガラガラであった。
公園の東屋に行き、そこで荷物を広げた。
本当はちょっと離れた海岸に絶好の絶景ポイントがあるんだけど、そこは砂浜でテントを張る必要がある。もう疲れ果ててテントを広げる気力無し!
買い込んだ食料と酒で、オリオン座を酒のあてにして夜中の3時にお一人様宴会です。
あああああ、気持ちいい!最高!
ベテルギウスいつ爆発するのかな?怖いけどちょっと見たいな。
疲れ果てて3時過ぎには、ベンチの上に広げた寝袋に潜り込みました。

夜中何度か声で目を覚ましましたが、すぐに寝入ってしまいました。
「・・・ここで着替えようか・・・」
「あれ?人が寝てる・・・」
うつらうつらして聞いて、あっ釣りの人だな。すまん東屋は俺が占領してる。
明け方から投げ釣りの人達が来てるみたいです。
目を覚ましたのが朝7時半。
ラーメンを作りパンと食べる。インスタントコーヒーを作って、嫁から貰ったラスクをつまみながら、お昼まで読書タイム。
本日読んだ本は、
「給料低いのぜーんぶ日銀のせい」高橋洋一 ワニブックスPLUS新書
マクロ経済の入門書。「さざ波発言」で内閣参与をクビになった高橋先生、私大好きです!奇麗ごとや建前しか言わない人の真逆ですな。
円安が悪いのではなく、円安で稼いだ製造業さん達が、溜め込んで使わないのが原因。設備投資や給料を上げるのに、企業が内部留保を使うように仕向けない日銀が悪い。
その通りですなあ。
さてお昼前に撤収し、帰りは豊橋鉄道のサイクルトレインを使って15キロほどをショートカットしました。
今まで豊橋鉄道のサイクルトレインは多々使っておりますが、私以外の自転車を見たことがありません。今回は他にも2台おられました。
さて帰り道の途中、蒲郡のラグーナで昼飯を食べたのですが、私の隣では外国人一家の観光客が数組いました。とうとうインバウンド復活か?よかったよかった。
もちろん外国人さんマスクなんかしてません。もちろん私もマスクなんかしてません(笑)。誰も注意しません(笑)。
もう皆さん、マスク外しましょうよ。やるやらないは個人の自由なので、やりたい人だけやればいいのだ。私はしても意味ない事はやめます。
往復105kmの自転車野宿でした。来週は徒歩野宿に挑戦します。
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優雅なキャンプ場の場違い男

2022年08月03日 00時54分46秒 | 自転車キャンプ・野宿
8月1日 優雅なキャンプ場の場違い男

表浜ほうべの森キャンプ場に到着したものの、脱水症状で動けんかった。キャンプ場の自販機でスポドリ2本を買い、立て続けに飲んで脱水地獄から何とか抜け出しました。
あああ、倒れんでよかった。

休憩中に到着したキャンパーさんに声を掛けられました。
「どこから来られたんですか?」
「西尾から来ました」
「えええ?この炎天下に?」
はい、私も後悔しております(笑)。
以前近くの海岸で野宿した時は。4時間半で来れた。しかし今日は6時間。

受付では詳しく説明していただきました。自転車の場合は芝生内に持ち込んでも良いそうです。そいつはありがたい!(注:乗ってはダメ、押し歩き)
園内をぐるっと回ったけど、結構木陰日陰のサイトはありました。日陰の無い芝生広場でも数組いたのですが、皆さん日よけのタープをお持ちです。
芝生広場は景色が良いなあ。
でもタープなんて持ってないしなあ。
森の中だと夜空が見えんしなあ。
ええい、暑さがなんぼのもんや。ああと2時間我慢したら夕方やんけ。芝生広場のど真ん中で設営や。
という事で、芝生広場のぽっかり空いたど真ん中に、愛テントのアライエアライズ2を設営。

周りの大型キャンプテントに比べて、なりは小さいけれど、本格的な登山用なので値段では負けてません(笑)。そんなもん比べてどうすんねん。
とは言うもの、やはりみすぼらしいのは仕方がない。
場所が場所だけに目立つ目立つ。目立ちたがり屋の私にとっては最高の場所です。
日よけのタープは無いけれど、そんなもん帽子で十分。

3時でも炎天下では暑苦しい。
軽量化のためにペットボトルに焼酎を詰めてきたのですが、キャンプ場の自販機でサイダーを購入し、それで焼酎を割って飲んでました(別名:酎ダー)。
冷たくて飲みやすくてうまい!
暑さに抵抗してガンガン飲んでたら酔っ払ってしまい、椅子の上で寝てしまいました。

夕方5時半ごろ起きたら、日差しが和らぎ涼しくなってた。
周りのキャンパー達も、焚火や食事の準備を始めております。私の食事は・・・インスタントラーメン・食パン・徳用ウィンナーソーセージ・饅頭・焼酎のみ。
あああ、向かいのテントから、肉を焼くにおいがする~。その匂いをおかずに食パンを食べる・・・・って落語の世界ではないか(笑)。
自転車だとクーラーボックスなんて持てないので、「腐らないもの」だとこんな食事内容になります。
饅頭はねえ(笑)。ホントはアルファベットチョコが好きなんですけど。溶けるので。

実は夕方から、両足の脹脛が何度も攣りそうになってました。おそらく塩分等が不足していると思う。その都度スポドリを飲んでアキレス腱のストレッチ。
走らなくなってから足腰弱ってきたなあと。

今回の荷物の重い原因の一つ・・・焚火セット。
焚火台・防火シートと着火剤・固形の炭一袋積み込んできました。もちろん火箸用のトングも。
こんなもん持ってくるから坂道でバテるんやあー!
確かに焚火は面白いけど、冬ならともかくこの糞暑い夏にしてもあまり意味が無いな。

6時を過ぎると日差しも無くなり、汗もい引いてきました。キャンプ場の100円シャワーで汗を流すと、本当に気持ち良くなってきました。
ランタンを灯してヘッドランプで読書。
今回は数か月前に読んだ本の再読です。
「蜘蛛女のキス」プイグ 集英社文庫
全編ほぼ会話文だけで、これほどの描写が出来るとは凄い。
この本は私が文学部の時に、西洋文学概論という講義で先生がお勧めの作品。
「ラテンアメリカ文学」と聞いて、「ああ確か筒井康隆が凄い褒めとったな」という感覚か無かったのですが、先生の推薦本はことごとく当たりでした。
映画もすごく良くて、うちの嫁さんも小説・映画ともども気に入っております。
この本は何度でも読めるわ。

夜10時に読了し、その後は再びラーメンで酒を飲みながら星空を見てた。ちょっと薄曇りなので、星は見えたり見えなかったり。でも
「夜空を見ながら・遠くの波音を聞きながら酒を飲む」
というのが出来て満足です。
夜中1時に轟沈。

翌日夜明けとともに起床。周りのキャンパーさん達も、早起きの方が多く動き始めました。
気温は29度でしたが、湿気が凄い!テント・外に出してた食器類はことごとく露まみれになっております。海岸沿いは仕方がありません。
家に帰ってから寝袋とテントを干さんとあかんな。

まったりと朝食のラーメンを食べ(飽きた)、のんびり撤収作業に入り、8時にはキャンプ場を出ました。
チェックアウトの起源は11時なんですけど、なるべく炎天下を避けたいので、少し早めに出発。
出発する間際に、撤収作業をしていた親子さん達に話しかけられました。若いお父さんはロードバイクを始めて間もないらしく、いろいろ質問されてしまいました。
いやあ自転車キャンプはモテるなあ(笑)。
帰りも豊橋駅から自宅までの40キロと峠越えでバタバテ。自分でもよく体力がもったと思う。

熱中症の初期段階ぐらいにまでなってました。
が、来て良かったなと思う。久しぶりに夜空は見えたし、鈍った体も鍛え治せたし。
ケガをしたり悪化させたりは困るけど、肉体的精神的に追い込んで自分を鍛えないとねえ。
自宅で体重を計ったら、2キロ痩せてました。

来週は車で涼しいところ(高原?)に行こうと思います。たっぷり食材持っていくぜい!
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行くまでが大変 自転車キャンプ ほうべの森キャンプ場

2022年08月01日 23時21分57秒 | 自転車キャンプ・野宿
7月30日 行くまでが大変 自転車キャンプ ほうべの森キャンプ場

いつもは野宿or車中泊なんですが、今回はキャンプ場です。キャンプ場を利用するのは、子供が小学4年生の時に、鈴鹿サーキット併設キャンプ場で泊まって11年ぶりです。
キャンプ場には良い思い出と、悪い思い出があります。

臨海・林間学校を除いて、私が初めてキャンプしたのは大学生時代。
ゼミ友人のおんぼろ車に乗せられて、京都日本海側の琴引浜海岸でした。
鳴き砂のある海岸で、しかも無料の露天風呂もあり、そこの公衆トイレで寝た記憶が・・・生まれて初めてのキャンプが野宿とは(笑)。しかもトイレで寝た。
これが私のアウトドア初体験。

これ以降友人に連れられてあちこちをキャンプすると同時に、キャンプするだけでは物足りなくなり、登山も独学でのめり込んでいきます。
卒業後は登山用品の販売会社に勤めるようになり、そこで技術を学んで冬山もやるようになっていくのですが・・キャンプは友人のアウトドアサークルに顔を出して、信州を中心にあちこちうろついておりました。
この時代のキャンプ場の大半は、芝生なんて全然無く、ある程度水はけが良い整地された地面に水場とトイレがあるだけ。今のキャンプ場の設備に比べたら、「野営」に近かった。料金も安かったなあ。

一番よく行ったのは、信州蓼科の大滝キャンプ場でして、就職してバイクを買ってから何度も足を運びました。近くに蓼科温泉公衆浴場があるので、便利でしたね。
最悪のキャンプ場は、GW期間中の某本栖湖の湖畔のキャンプ場でして、あの当時でも土日は人がいっぱい。毎朝トイレは長蛇の列。隣のテントとの距離はゼロに近く、静けさに全然遠い。
まあ大人数で押し掛けた私たちも悪いのですが(約40人)、もうトラブルの連続でした。
「有名なキャンプ場はやめておこう」
「大人数でのキャンプは嫌」
これ以降は、バイクでソロキャンプ・登山で2~4名の野営に切り替えました。やはり集団や大人数は性に合わない。

子供が生まれるまでは登山・バイク旅行・スキー中心で、一番多い時で年間40泊ぐらい平気でやっておりました。もちろん嫁さん放ったらかし。
その後子供が生まれて冬山を断念。バイクも乗る機会がなくなり、登山も回数が激減しました。子供がある程度大きくなってからはマラソンと格闘技に入れ込んでしまい、現在までに至ります。
昨年膝をケガして格闘技を半分退き、子供も就職して手が離れて時間が取れるようになったので、アウトドアを再開しました。とは言うものの昔みたいにガツガツは出来ません。JJY(ジジイ)なのでそれなりの体力に合った活動をしようと思ってます。

さて足底筋膜炎もほとんど治りました。3週間ひたすら我慢した結果だと。
拍手!パチパチ!
さて今回は活動再開を記念して、自転車ゆるキャン△をします。
前回自転車で田原市の西加瀬海岸で野宿したのですが、あの近くの「表浜ほうべの森」というキャンプ場です。値段も安くて施設も新しく、評判も良いところです。

今回は野宿ではなく何故キャンプ場なのか?
答は、「海岸キャンプは、砂だらけ汗だらけでもうヤダ」なのです。
そりゃあ遠州灘は夜誰もいないので、独占出来て気持ち良いですよ。でもね、どんだけ注意しててもパンツの中まで砂が入ってくる!
飯作ったら、じゃりじゃり(笑)。
野ションはするけど(すまん)、ウンチはお持ち帰りしているので、それが面倒くさい。
野糞はねえ、なるべく持ち帰るようにしてるんですわ。
車中泊の場合でも、公衆トイレが無い時はお持ち帰りしてますが、車の場合荷物に余裕があるので、ビニールで三重四重に出来るので、臭いもほとんど出ません。
が自転車や徒歩の野宿ですと、荷物の重量制限があるので、せいぜい二重ぐらいしか出来ない。臭いもそれなりに漏れてくる(笑)。
自分のウンチがリュックサックの中に入ってて、それを担いで電車に乗ってるんですよ。うははは。
「今リュックの中のビニールが破けたら、凄い事になるやろなあ」
なんて考えたりしております。

あと虫対策。
やはりキャンプ場のほうが野宿より虫が少ないんですよ。こりゃあもう間違いない。
真っ暗の海岸で、野宿の私一人ランタン灯してたら、そりゃあ集まりますわな。
キャンプ場だと管理棟などに街灯はあるし、キャンパーも多数いるので、そんなに集まりません。
という事で、朝9時に自宅を出て、幸田町との境にある峠を越えて・・・ひいはあひいはあ。あかん、今日は猛暑日だった。
写真は蒲郡の海で撮影したものです。まだ元気。
坂道を延々と漕ぐオッサンの顎先からは、ポタポタ汗が。
自宅から出て10分後にコンビニで休憩し水分補給。
1時間半後20キロ先のラグーナ蒲郡で轟沈寸前になり大休憩。脱水状態の体にスポーツドリンクを2本ぶち込む。エアコンの効いてる室内のベンチで30分も休憩してしまいました。
たった20キロでこの体たらくかあ!
琵琶湖で1日137キロ漕いだ男がこれでは情けない。
自宅から豊橋駅までは距離にして35キロ。自転車で2時間程度で行ける距離である。
が、今日は3時間半もかかってしまった。
豊橋鉄道のサイクルトレインを利用しようと切符を買うが、へたばってすぐに動けんかった。電車を1本逃してしまった。
さて電車は・・・はああ~天国。冷房の有難味が身に沁みます。約45分間の天国であった。

終点の三河田原駅を出てからスーパーに寄って買い出し。その後は丘陵地帯を自転車で登っていくのですが、炎天下の坂道ほど嫌なものはない。
たったの5キロがものすごく長く感じた。
帰りに気が付いたのですが、キャンプ場は海岸沿いにあるとはいえ、断崖絶壁の一番高いところです。そこ目指して延々と登っていくのは地獄。途中で何度も足が止まった。
ああ荷台にパッキングしてある15キロのキャンプ道具を捨てたい。
キャンプを楽しむのが目的ではなかったのか。これでは苦行ではないか。
と心の中で愚痴を言ってたら到着しました。
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自転車野宿に行く(リベンジ篇)

2022年06月01日 05時07分59秒 | 自転車キャンプ・野宿
5月28~29日 土~日曜日 自転車野宿に行く(リベンジ篇)

リベンジですよリベンジ。

4月に9年ぶりに自転車で野宿に行ったのですが、
その時の記事がこちら→「自転車野宿は雨であった」
その時は目的地に到着し、テントを建てて夕飯を食らった途端、雨が降り始めた。
夜中には大雨になり、結局翌日の朝11時になるまでやまず、ずっとテントに閉じ込められっぱなし。
焚火をすることも出来ず、
星を見ることも出来ず、
月を見ることも出来ず、
夜の海を見ながら、酒を飲むことも出来ず、
波の音を聞くことも・・・これは多少は出来た(笑)。
結局狭苦しいテントの中で、トイレに行く以外は、ずっと本しか読むことが出来なかった。
中途半端で終わった久しぶりの自転車野宿。もう1回チャレンジしてみたい。
場所は愛知県田原市赤羽根はずれの西瀬古海岸である。
すいません、柔道はお休みさせていただきます。ずびばぜん。
というわけで、朝9時に自宅を自転車で出発。途中で蒲郡の竹島に立ち寄りました。潮干狩りのお客さんで、1キロ手前のエディオンあたりから大渋滞。歩行者も多くなかなか進みません。
私の出身は伊勢志摩なので、観光業に知り合いが沢山いる事もあり、コロナ下での自粛規制は猛反対しておりました。非常に喜ばしい事だと思ってます。
結局のところ、私の友人・知人・知り合い・親戚・仕事関係・取引先・ご近所・趣味の仲間とその家族・・・等々では、60人を超える感染者が出ました。交友関係が広いとこうなります。
しかし1人も死者が出ず、入院者も1人(84才)だけでしたので、やはり「死なない病気」であった事には間違いありません。60人中5人は毒性の強い時期のイギリス株らしいのですが、それでもぴんぴんしておりました。
今考えたら、「死なない病気」に対して、なぜここまで集団ヒステリーのように怖がっていたのか?全く不思議です。初期の頃の情報の無い時期ならともかく、半年1年経っても世間は怖がってたもん。
パチンコ屋さんからは1件もクラスターが発生しなかったけど、吊し上げした知事さんは謝ったんだろうか(笑)。謝ってないわなあ。
私も公園で仲間や子供とマラソンの練習してたら、批判されたもんなあ(笑)。
風邪を怖がる人は放って置いて、早いとこ外国人観光客、来てくれ!ガンガン来てガンガンお金を落としてくれ!

話が外れてしまった。
1年半前は、ラグーナの海浜緑地公園で子供たちとマラソンの練習をしてましたが、今日は同じ場所でアウトドアフェスティバルらしきものが開催されており、テントがぎっしり建てられて、人でいっぱいでした。
凄い、こんな芋の子を洗うような状態でキャンプなのか(笑)。
うーむうーむ。人混みが嫌いな私からすると、こんなキャンプはヤダなあ。
キャンプ場を使わず、野宿ばかりしておりますが、別段キャンプ場を毛嫌いしているわけではなく、土日がどこのキャンプ場も満杯だから使わないだけです。とにかく人がいない自然の中で居たい。
となると、予約待ち・テントとテントがぎゅうぎゅう詰め・トイレ渋滞のキャンプ場からは、足が遠のいてしまうのです。

私や私の友人たち(主に飲食店・サービス業関係)は、1年半前からバカバカしくて「コロナの制限」を勝手に解除してしまいましたが、この夏には世間も解除するでしょう。
解除すると、「コロナ下でのキャンプブーム」は、逆に一旦沈静化するのではないかな。
「コロナ下だとやる事ないから、キャンプでもしよう」という俄かファンが急激に離れていくと思う。
ブームの後に残った人たちが、永くその分野を支えていくファン層になっていくでしょう。そしたらキャンプ場の混雑も、ようやく緩和されて行きやすくなる。

豊橋港の湾岸を走る23号線沿いを、ずっと自転車で走ってみました。初めてのコース。
でも実際走ったら、高速道路の側道を走っているのと同じでした。あまり良い気持ちせんかった。うーむ。
国道259号線を大きく外れ、農道をくねくね回り込みながら田原市中心部のスーパーを目指す。今回は食材を購入予定。ってのは、今回はコンロとコッフェルを持ってきました。なんと焚火台・鉈・のこぎりも持ってきました。フル装備キャンプです。
ただしラーメンとウィンナー・フランスパン・きゅうりぐらいしか買いませんでした。本格的な調理をしようとすると、ナイフな・まな板などいるから。重い荷物がいるからパス。
さてこの赤羽根西世古海岸は、よく行赤羽根公園と太平洋ロングビーチの真ん中にある、知る人ぞ知る秘中スポットです。大きな道はなく、赤羽根の集落の細い道を通り抜けてしか行けません。
3月に渥美半島一周をした際に、偶然自転車で通りかかって発見した場所です。
じゃーん!こんな感じ。まるで南国のリゾート地。
釣りの人がポツンポツンといる位です。ここを俺が独り占めだあ!
この流木ハウスは、ネットで調べてみましたが、誰が造ったか全く情報がありません。
今回私が使わせていただきます。感謝の形をゴミ拾いで表します。

3時から酒を飲み始め、夕方には出来上がってました。
暗くなる前に流木を拾い集め、持ってきた鋸と鉈で焚き火用の薪を作る。もちろん家からも着火剤と炭を一袋持ってきました。炭があると火が安定するので、「絶えず薪をくべる作業」から解放されます。

さすがのアウトドアブームも、集落の細い道を抜け、駐車場もどきの荒れ地しかなく、トイレから1キロ離れ、水場も無く、ほとんど人がいないこの場所には来ません。
キャンプブームに並行して、オートバイやロードバイクも凄い事になってますなあ。
「コロナ下でも外遊びなら制限ないから、この機会に」
と言って、20万30万のロードバイクを買った人を、たくさん知ってます(笑)。
彼らの半分近くは、1年でロードバイクを納屋にしまい込んでしまいました。
「週末はロードバイク(オートバイ)でツーリングだ!」
と思ってても、
冬は寒いから無理。
雨が降ったら乗らない。
夏は暑すぎて。
今週は家族で出かけるから。
等々の理由で乗らなくなる。乗れても月に1~2回程度。
普段の生活で使う習慣が無いと、半分以上の方がやめてしまいます。
私の場合は、雨の日以外は通勤で使用しているので、2日に1回は必ず乗ってます。通勤で使わない限り、普通の「憧れ」で入ってきた人が、継続するのは非常に難しいと思う。
うちの息子も昨年バイクを買ったけど、週末しか乗れないので、結局月2~3回乗れるぐらい。
「通勤では使えないから」(職場が近すぎて徒歩しか認められない)。
実は私も息子のバイクを見て、
「ああ俺も若い頃のように、バイク買って走り回りたいなあ」
って思う事があるんですよ。でもおそらく買っても月に1~2回しか乗らない・乗れない。車中泊軽バンと自転車でほぼ事足りるから。
趣味を続けるのって難しいですよね。
偉そうな事を言ってる私も、中途半端でやめてしまった趣味が沢山あります。あああ、黒歴史。以下私の黒歴史(注:小学生時代の切手収集・スーパーカーの写真撮影は除く)

中学時代にモーリスのギターを買いました。練習するのが面倒になって、1年でお蔵入り(笑)。
この時私は自分に音楽の才能が無い事を気づかされました。

中学時代に試験受けて免許取ってアマチュア無線をやってました。が、中学卒業と同時にやめてしまった。あああ、もったいない。

中学高校と美術で水彩をやってました。6年間やりましたが、卒業と同時に終わってしまった。続けてりゃ良いものをもったいない。

大学時代は創作で同人誌を作っておりました。延々と原稿を書き散らしてましたが、これも卒業と同時にやめてしまった。でもこれは今のブログ作成に繋がるので、続いていると思ってます。

大学から子供が生まれるまでの15年間。ひたすら登山にのめり込んでました。就職先も登山関係の会社を選んだぐらいです。冬山雪山も行ったなあ。
子供が生まれたらパタッと行けなくなった(行かなくなった)。膝の調子がいまいちですが、低山ハイクでいいから再開したいです。

スキースノボも子供が生まれるまでのめり込みました。当時は岐阜近くの愛知県に住んでたので、1時間半でスキー場に行けたこともあり、年間20~30日は通ってました。
がこれも子供が生まれたら終わってしまった。
お世話になってる大道塾のk先生は、60歳近い現在でも、継続しておられるそうです。素晴らしい!
あああ私も再開したい・・・でも嫁が反対する。お金がかかるから。

とにかく「趣味は続けるのが難しい」という事実なのです。
話が脱線してしまった。
実は夜7時にテントに潜り込み、ごろ寝をしていたのですが、テントの入り口をメッシュ地の仕切りで閉じていたにもかかわらず、1~2ミリの細かい羽虫が換気口からどんどん入ってきた。本を読むためにテントの中でランタン付けたのが原因。
蚊取り線香を炊くと、どんどん床に落ちる。
「おお!人類の知恵!」
とわけのわからんセリフを言って、カップラーメンをすすっていた。
そうなのです。皆さんの予想通り、カップラーメンにもチラホラ無理の死骸が・・・あああああああ!
ところが私は人類史上まれにみる「雑な男」でして、
「めんどくせえ!食べたるわい!」
多分10匹は食べてしまったのではないか(笑)。
同じような話で・・・自宅の裏山の栗を拾って、秋にはよく炊いて食べてるのですが、自然の栗は大抵虫が巣くっております。これもめんどくさいので、小さなのは取らずに食べてます。
これまた同じような話で、スイカの種は取らずにそのまま食べております。面倒くさいから。
ミカンも袋ごと食べております。めんどくさいから。
「King Of 雑」という称号を高校時代受けてました。

虫が多いので、外にランタンを出して椅子に座ってると、ランタンの周りに虫が集まり、離れた椅子に座ってる私の周りからはいなくなった。
なーんだ、最初からこうすればよかった。
FMを聞きながら、酒飲んで夜空と海を眺めてました。ついでに上記の「趣味の黒歴史」をブログネタに考えておりました。わははは。
皆さんも趣味の黒歴史ってありますか?
深夜1時に轟沈。翌朝6時に起床。
海を見ながらラーメンとフランスパンで朝食。サラダ替わりにキュウリとハムを丸ごと齧る。
こんな景色を見ながらの食事は最高の贅沢だと思う。それがドミーで買った¥268の5個入りラーメンでも(笑)。

朝10時に撤収し、その後30分にわたって野営地の周りのゴミを拾いました。やはり穴場スポットにはたばこの吸い殻が結構落ちてました。今回は自転車なので、コンビニ袋一杯が限度です。残念!
近くの道の駅に寄ってトイレを済ませてから、田原から豊橋鉄道のサイクルトレインに乗車。帰りは楽をします。それでも蒲郡から西尾に抜ける峠では、足が攣りそうになりました。
来週は献血の予定なので、遠出はしません。
6月中に、これまた近場で野宿をしたいと考えてますが、コンセプトは「徒歩で野宿」
電車や公共交通機関を使い、駅からは目的地まで歩いて行くというもの。動画でも良く見ますが、「徒歩キャンプ」というのが、一部マニアで流行しております。
電車と徒歩を組み合わせていける野宿スポット(景色が良い)という所があるかどうか?
毎日グーグルマップと睨めっこしております。
コメント (2)
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