年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

今夜のメイン

2011-08-19 00:00:00 | Weblog
 今夜のなでしこJAPANを見たかった。男子サッカーと違って女子サッカーはおとなしいサッカーをすると思いきや、パスサッカーを中心にしているので小気味よいゲーム内容である。ドイツワールドカップ壮行試合は、韓国代表を招いてニンジニアスタジアムで行われたが、当日は土砂降りの雨であったから、パスサッカーどころではなく、田んぼの中のサッカーであった。当然パスなぞ回るはずもなく、お互いが蹴り合いの内容であった。1対1の終了後、佐々木監督をはじめ、澤さんなど選手全員でいつもの、「がんばろう日本」の横断幕を持って場内を一周していた。それを見てなんとなくサッカーファミリーの感じがした。
 求職活動をしていられる多くの方々と私が話をしていて、オヤッと感じることが多いのにビックリすることには慣れた。私がオヤッと感じることの最大のものは、自分の今後の職業生活を通しての人生設計を他人に委ねる、つまり答えを出してもらってそれに従う方が楽だし、正確性があると思っている人が多いことである。今の今まで誰かについていく生き方を当たり前のようにして送っていた方々である。日本人は自己決定する時のリスクを併せ持ちながら、何かに向かっていくことの難儀さを回避しているのではないか。自分の主人公は自分しかない・・・そのようなことを前面に押し出すことが憚れる、かのように映る。常に保険をうちながら損得の天秤にはかりをかけていくようなあさましさか。
 リスクを背負いながら、ボールをペナルティエリアまでドリブルして持って行く、スライディングタックルをしながらボールを奪うか、イエローカードをもらうかの瀬戸際で監督やコーチの指示を待つことなどできるわけが無いのが特長でもある。反面、野球であればタイムを取ってランナー走者とバッターと監督が打合せをしながら進めていくことができる。

 毎日の一瞬一瞬の判断が求められる。その判断基準は日常の生活からしか得ることのできないものの見方であり価値観なのかもしれない。

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