年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

ケーキ

2018-12-25 00:00:00 | Weblog
 Xmasにケーキを食べる習慣が付いたのはいつからだろう。昨日もご近所さんのMさんがうんざりした顔で車を動かしておる。車を停めて、「どこ行くの?」と聞くと、予約しているケーキを買いに行くんだとうんざりした顔で話してくれた。今日は「ラ・ブランシュド・ラ・エ」だとか、昨日は市内の店、2軒行って買った・・・今日で3つ目です・・。聞けば大手警備会社に勤務するMさんは会社の付き合いで3軒とも予約注文を入れたそうな。家族4人で暮らすMさんちで子供さん二人は食べない、奥さんも一切れくらいしか食べないので結局ご主人一人で食べなければならないそうだ。Mさん家族4人とも、体つきなどは相撲取りレベルの体格。子供さんの一人は小学生腕白相撲の全国大会に出場した経験があるほど・・の体格を家族全員が作っておる。Mさんは・・また体重が増える・・と嘆く。

 我が家はついにケーキを買うことはなかった。この年になって初めてのことかもしれない。でも奥さんが作った。せっせと生クリームを、スポンジを焼いてトッピングにはユタカちゃんから頂いたキウーイを乗せておった。聞けばクリスマスと私の誕生日の祝いだという。せっかくだから頂くことにする。

 先日の久万カントリーチャペルのクリスマス会のこと。皆でお茶会をやってる時に牧師からクリスマスの思い出というお題を出されて各人が話していられた。その内の一人米国の人は、ケーキを食べたことがない、ターキーなどもない、クリスマスを商業主義に沿っての行事はなかった、と話していた。また、内科医の先生は、思い出としてケーキを家族で食べたなどのお話。自分の思い出は青年時のことの話。
 の今のジジーはショートケーキは好きだが血糖値が気にかかる…が機会があれば食べる。ストレス回避のために。そして、 青年期の思い出は、一人で学習机に座り、なぜか一人でクリスマスの歌を歌い、今のような生クリ―ムケーキではなくギトギトバタークリームのホールケーキを胸がつかえるまで食べた・・様な記憶のこと。今思い出すと、どのような気持ちで食ってたのかと。どうしようもなく追いつめられた気持ちがあったことは鮮明にある。どうやって“今”を脱出しようか・・のこと。独りでケーキを喰ってた。