年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

刻石流水

2018-12-20 00:00:00 | Weblog

 2018年の「戊戌」という干支が意味するものは、大いなる繁栄を意味する十干の「戊」と、滅亡を意味する十二支の「戌」が、「比和」という関係によってその威力を最大限に強めつつ、でもどちらに転ぶかは不安定な境界線上にある。 
 ネットで今年の干支を見ていると、今年は繁栄か滅亡かの極端にあってどのように転ぶのか、
生命の成長サイクルの11番目で枯れた木を表し、終焉・滅亡・終わりを意味している。 などと紹介されていた。12月も終盤に近づく。繁栄か滅亡かなどの二者択一の選択肢なぞ考えもしないが、どうも報じられるニュースを眺めていると、①金銭を中心にする経済領域、②地位を現す権力構造域、③人間の体を虫食むような健康領域、例えばCO2であり、地球温暖化、異常気候による自然災害の多発や原発など、足元見れば薬物やアルコール依存などのメンタル領域に渡ること。それらのことを考え合わせると、「滅亡」まっしぐらの感が強い。

 犯罪者の罪名を行政資料で見ても金銭にかかる財産犯は多くいる。詐欺も金銭に絡む。薬物・覚せい剤、高齢者による犯罪、それと性犯者も増加している。ニュースでは若年者の恐怖感をそそる犯罪も大きく取り上げてはいるが17歳以下の犯罪者は減っている。むしろ40歳以上の犯罪者が後を絶たないようでも、私がそれらの人たちと接するのに「お金」と「メンタル」が表裏一体・・

 昔から云われてることに、「金と色と酒」によって潰れる言い伝えは、当てはまるんだろう。


 今年一年は自分自身も楽なほうではなかったが、サルにもできる反省のこと。わすれじとしなければならないことは「刻石流水」の故事による。自分が人様にかけた情けは有りやなしや、思い出すこと不可能ではあるが、あるとすれば忘れよう。反対に受けた御恩はすさまじくある。多くの人に助けてもらったその一つ一つを石に刻み込んでおかねば。