年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

頭が上がらぬ

2011-08-16 00:00:00 | Weblog
 夏期休暇を、それぞれの人が思い思いに取っている。私も昨日は休んだものの、今日は出勤とし、明日は再び休みという変則的な休暇日程を作った。ところで、元萩焼き窯元であり、元ブルーベリー生産農家であり、現整体師初級の腕前を持つMさんは、いまだ夏休みを取っていないそうだ。一人娘を東京に残していて、休みを取って会いに行くのかと思いきや、そんな気持ちはまったくなさそう。本人も天皇家の方々と同じ学窓で学んでいた4年間があるので、行きたいだろうと思うけれど、本人に聞くと、イヤァ東京は、まったく学生時代に過ごした風情と変わっており迷いますネ・・などと話してくれる。そのMさんの奥様が、先週早々と一人で島根に帰り、一人ぼっちの毎日を余儀なくされている様子である。で、奥様がいないと、食事やらなにやら大変でしょう・・などと問うと、本人から返った言葉は、イヤァ女房に監視されないのでホットする方が正しいですネ・・などと話してくれた。あの優しく品のよい奥様が傍にいると、さすがにMさんでも緊張しているのかと考えると、少しほほえましく思える。それもそのはず、奥様を口説き落とすために、地理的な遠距離から時間をかけて手紙などで猛烈にアタックし(メールではない)、最後は旧知の国会議員まで同行して奥様のご自宅でOKをもらった話などお聞きすると、若きMさんのほとばしる情念を垣間見る思いがする。だから、いつも奥様をMさんは大切に大切に取り扱っている・・・ような感じを受ける。その奥様が実家のある島根の医院に帰るときなどは、大切な人が、少しの間手元を離れている間は、ホッとするのかもしれない。でも、明日から休みを取り今夜、高速道路深夜割引を利用してMさんも島根に帰るのだそうだ。