YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

Dick Cheney - In My Time 本日発売

2011-08-30 09:55:40 | 雑記
昨年、ブッシュ大統領の回想記 "Decision Points" 「決断のとき」が出版された時は、買っても読まないだろうという気がして、そのままになってしまった。

でも、チェイニー大統領の回想記 "In My Time" は、猛烈に興味があり、早速発売日当日の今日、たった今、アマゾンでキンドル版を購入した。(キンドルをオンにして待ち構えていたら、ほんの10秒程で、ダウンロードされた)

先週から、ブックツアー(宣伝の為に出版前後に著者がインタビューやサイン会をする巡業)が始まっており、テレビやラジオでも取り上げられていた。本人も「ワシントンでは、何人の頭が爆発するだろう」と物騒な事を言っていた。

今朝の WSJ にも、A12 の全面を使って、書評(というより要約そのもので、只の味見宣伝?)をのせていた。その上、編集委員がコラム欄の半面を使って、提灯コラムの様なものを掲載していた。(いくら、保守系の新聞といっても、やり過ぎの様な気がする。保守、リベラルを問わず話題作では同じ様な事をするにはするのだが)

ブッシュ政権の闇の支配者、石油利権、軍事産業の大御所で、アメリカ政界、保守系ダースサイド代表のイメージが強いので、保守系は勿論の事、リベラル系も熱心に読む事が予想される。(私も保守系ながら、チェイニーのダークなイメージにやや洗脳されている)

読み終わったら(と言っている本が一杯あるが)、改めて書評を書くつもりであるが、提灯コラム( "I Didn't Change. The World Changed" )に、日本絡みの記載があり、ホワイトハウスと国務省が必ずしも一枚岩ではなく、それぞれの思惑で動くの例が出ていた。

コンドリーザ・ライス国務長官に関してのなのだが、北朝鮮との交渉において、アメリカが6カ国協議を離れて、独自に2国間協議に傾いた事を酷評していた。2006年に、功を焦ったライス長官にクリストファー・ヒル国務次官補が、不適切なアドバイスをする事で事態がこじれたらしい。(チェイニーは反対だったが、この方針をブッシュは最終的に承認)

北朝鮮問題、6カ国協議については、フォローしていなかったので全然疎いのであるが、この辺の事情をアメリカ側、それもホワイトハウスの内側からの情報と照らし合わすと、当時、何が起きていたのかを理解するのに役立つかもしれない。(日本外交の分析、対応の検証の意味でも)

チェイニーの日本での知名度はイマイチのようであるが、多分翻訳も出る事だろう。

冒頭の数ページを読みながら、もうすぐ 9・11 の10周年という事に思い当たり、発売のタイミングの絶妙さに感心しながらも、あざと過ぎるのではないかとも思った。

2011年、ゴルフリーグ終了

2011-08-30 06:38:15 | ゴルフ
事情があって、7月からゴルフは月曜日のゴルフリーグだけになったのであるが、これも昨日で終了。

プレーしないと練習もしない。(地下で少し素振りとカーペットの上でパットの練習を少しするくらいだ)ゴルフリーグをやるコースには打ちっ放し (Driving Range) もないので、チッピングと素振りをしただけで、いきなりプレー開始となる。

波はあるのだが、不思議な事に、9ホールではあるが、パーとか2オーバーとか、良いスコアが出ていた。何年も同じコースなので知り尽くしている事が大きいと思う。崩れる時もあるので、良いスコアは、良いプレートと慣れのコンビネーションという事であろう。

球を打つ練習もあまり必要無い事に気が付いた。結局、打ち始めると一発一発調整しているだけで、何か目的を持ってスイングしていないのに気が付いた。前日とか、プレー直前(ウォームアップの域を超えて)にやり過ぎて疲れる弊害の方が大きい事に気が付いた。

ある程度自分のスイングが固まったという事かもしれない。

先週と今週はプレーオフで、先週2オーバー(ネットで-3)の2位に付けており、優勝の望みがあったが、ダブルーダブルのスタートで早々脱落。しかし、途中で持ち直して、最終ホールのパー5でダブルイーグル(アルバトロス)であれば優勝の可能性が残されていた。

500ヤードを切る短いパー5なのだが、ティーショットはほぼ完璧(レーザーで計ると270ヤード飛んでいた)、残りは198ヤード。3番のハイブリッドで、ダブルイーグルに挑戦したものの、ややフック気味に飛び出てグリーンを少しオーバーして万事休す。そこそこのチップで3フィート位に寄ったのだが、バーディーパットを外して結局パー。

プレーしない事、練習しない事で、気付いた事もあった今年のゴルフシーズンも取り敢えず終了。