Insanely bad!!! 見応えのある駄作。
あらすじ、結末を知った上で観たので、逆説的であるが感情移入が出来た。もし、白紙の状態からだったらただの駄作と感じるだろう。
キリスト教的世界観のメタファーで、地球の歴史が輪廻する構成になっている。矮小化、歪曲度が激しいので、観る方の想像力を喚起するパワーが伝わってこない。
ストーリーは、詩人(神)、詩人の妻(地球)、訪問者(アダム)、訪問者の妻(イブ)を中心に、創世から破滅、破滅から創世へと展開していく。(最初の創世も輪廻的に表現されており、無限ループの一回分を切り取っている)全編が一軒家の中で完結しており、家自体が詩人の妻(地球)と一体化している設定。そのループにカインとアベル、キリスト誕生の寓話が挿入されている。後半は、人口爆発、石油燃焼での地球温暖化を比喩があったりするのだが、何だか薄っぺらい。
聖書、キリスト教の知識があるか、予習をしていかないとチンプンカンプンであろう。一方で、それらの新しい解釈が無いまま壮大なストーリーを擬人化しただけなので、知的刺激、思考の深化がない。
お気に入りの女優二人 Jennifer Lawrence, Michelle Pfeiffer の出演が救い。(と言うより、これこそが観に行った理由)
アメリカでは、それなりに話題になったが興行的には大ゴケしている。日本公開は来年1月。豪華キャストなので大作として高邁な注釈付きの宣伝がされると想像出来るが、観る価値は無い。
あらすじ、結末を知った上で観たので、逆説的であるが感情移入が出来た。もし、白紙の状態からだったらただの駄作と感じるだろう。
キリスト教的世界観のメタファーで、地球の歴史が輪廻する構成になっている。矮小化、歪曲度が激しいので、観る方の想像力を喚起するパワーが伝わってこない。
ストーリーは、詩人(神)、詩人の妻(地球)、訪問者(アダム)、訪問者の妻(イブ)を中心に、創世から破滅、破滅から創世へと展開していく。(最初の創世も輪廻的に表現されており、無限ループの一回分を切り取っている)全編が一軒家の中で完結しており、家自体が詩人の妻(地球)と一体化している設定。そのループにカインとアベル、キリスト誕生の寓話が挿入されている。後半は、人口爆発、石油燃焼での地球温暖化を比喩があったりするのだが、何だか薄っぺらい。
聖書、キリスト教の知識があるか、予習をしていかないとチンプンカンプンであろう。一方で、それらの新しい解釈が無いまま壮大なストーリーを擬人化しただけなので、知的刺激、思考の深化がない。
お気に入りの女優二人 Jennifer Lawrence, Michelle Pfeiffer の出演が救い。(と言うより、これこそが観に行った理由)
アメリカでは、それなりに話題になったが興行的には大ゴケしている。日本公開は来年1月。豪華キャストなので大作として高邁な注釈付きの宣伝がされると想像出来るが、観る価値は無い。