YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

mother!

2017-09-19 07:30:28 | 映画
Insanely bad!!! 見応えのある駄作。

あらすじ、結末を知った上で観たので、逆説的であるが感情移入が出来た。もし、白紙の状態からだったらただの駄作と感じるだろう。

キリスト教的世界観のメタファーで、地球の歴史が輪廻する構成になっている。矮小化、歪曲度が激しいので、観る方の想像力を喚起するパワーが伝わってこない。

ストーリーは、詩人(神)、詩人の妻(地球)、訪問者(アダム)、訪問者の妻(イブ)を中心に、創世から破滅、破滅から創世へと展開していく。(最初の創世も輪廻的に表現されており、無限ループの一回分を切り取っている)全編が一軒家の中で完結しており、家自体が詩人の妻(地球)と一体化している設定。そのループにカインとアベル、キリスト誕生の寓話が挿入されている。後半は、人口爆発、石油燃焼での地球温暖化を比喩があったりするのだが、何だか薄っぺらい。

聖書、キリスト教の知識があるか、予習をしていかないとチンプンカンプンであろう。一方で、それらの新しい解釈が無いまま壮大なストーリーを擬人化しただけなので、知的刺激、思考の深化がない。

お気に入りの女優二人 Jennifer Lawrence, Michelle Pfeiffer の出演が救い。(と言うより、これこそが観に行った理由)

アメリカでは、それなりに話題になったが興行的には大ゴケしている。日本公開は来年1月。豪華キャストなので大作として高邁な注釈付きの宣伝がされると想像出来るが、観る価値は無い。

Alien: Covenant

2017-09-18 07:18:13 | 映画
観たのは6月、備忘録。

シガニー・ウィーバーが出演しなくなって(再び登場するらしいが)、Alien シリーズは自分の中で完結しており、「プロメテウス」は見ていなかった。しかし、「コヴェナント」公開直前に「プロメテウス」をテレビで観てしまい、流れで鑑賞。

構成は稚拙なのに理屈っぽくて辟易。でもシリーズ物は癖になるから不思議。

Skeet Shooting

2017-09-15 08:12:33 | 雑記
Trap だけではなく、Skeet にも挑戦している。

Skeet は Trap に比べて、的が左右に飛ぶのと、ステーションによっては的が左右から一個づつ時間差で発射される。よって、散弾銃も二連か自動が必要になる。しかし、私のはポンプ式単銃なので、素早くポンプする必要がある。(ポンプ式て行う Skeet のカテゴリーが存在するが、普通はしない)

的一個の時はそれなりに当たるが、2個になると忽ち怪しくなる。初めての時は、ポンプするのも忘れていた。

下のビデオで使われている上下2連 (Over/Under) が欲しい今日この頃。




関連エントリー

Trap Shooting (5-11-2017)

インプラントは終了

2017-09-11 21:02:24 | 歯のはなし(治療日記)


上のレントゲンは、(自分から見て左上)のインプラントの計画の時に貰ったもの。上顎にスペースが無くて内側に生えた11番の犬歯は、高校生の時に抜歯済み。12番と13番は20年前に抜歯して骨が痩せていたのでグラフティングをしてからのインプラント。

右上は結局3本のインプラントで、6本分の歯をブリッジでカバー。

下の両奥歯は、20年前のインプラント。昔の技術なのでぐらぐらするし、上の奥歯が余っているので、両側にもう一本づつ入れ二個一クラウンで固定する事を進められている。(やるつもり全く無し)



次は、10、12、13番のインプラントが骨に固定しているかをチェックした今日のレントゲン。ちゃんとくっ付いているという事で、クラウンを被せれば治療終了。(素人目には、12番、13番が少し斜めっているのが気になるが)

それにしても、本当に自分の歯が少ない。下が10本、上は4本(うち一本は神経を抜いており、もう一本の奥歯は被せ物がしてある)

自分の歯、インプラント、クラウンが死ぬまで持つ事を祈るのみ。

歯抜けジジイ

2017-09-05 14:20:40 | 歯のはなし(治療日記)
最後のエントリーから一年以上も経ってしまった。その間、左上の治療は粛々と進んでいる。

結局、Sinus Augmentation にインプラントを入れる時に、左前歯の隣の歯(神経を抜いたがその後も違和感が残っていた)を抜き、同時にインプラントを入れた。しかし、経過が悪く、骨の減少でインプラントが飛び出ている感じになってしまった。

掛かり付けのインプラント専門の歯医者さんの勧めに従い、そのインプラントを少し短いものに入れ替えた。こう言うと簡単だが、骨とくっつき始めたインプラントをゴジリと捻って抜き、2-3週間置いてからインプラント挿入。費用は歯医者負担だったのだが、2ヵ月ほど治療期間が延びた。

さて、来週は、Sinus Augmentation への2本と、入れ替えたインプラントの計3本が骨と上手にくっ付いているかの検査。問題無ければ、ポストを入れてクラウン被せて終了になる。

ブリッジを外してから、見てくれだけの入れ歯をしている。入れ歯は肩が凝るので、段々としなくなっている。外せば空気が抜け、入れれば舌が当たって、どっちにしろ上手く喋れない。左側で噛めないので、大きな塊が喉に到達し、むせる事もしばしば。

これ以上の治療は死ぬまでしたくないと思うばかり。

メキシコ ケレタロの匂い

2017-09-04 21:09:55 | 非常に個人的な昔話
ケレタロ滞在先はダウンタウンから少し離れた幹線道路沿いのホテル。周辺を少しぶらぶら歩いてみた。交通量が多く、鼻につくのは排気ガスの匂い。古い車が多いせいか、排気ガスに不燃焼のガソリンが混じった独特の懐かしい香りだ。

父は、私の生まれる前から車を所有しており、車はずっと身近な存在であった。初めて運転したのは七つの時、8トラックで広沢虎造の「清水次郎長伝」を聞いたりしていた。父が、クランク棒を差し込んでエンジン掛けたり、ヘッドライトのヒューズが切れた時は、ワイパーので代用したりしたのを記憶している。車の構造が単純だった事もあるが、父は器用な人であった。

ガレージは、祖父母が住む母屋とうちの間にあり、冬場の暖気運転の時は、この排気ガスに不燃焼ガソリンが混ざった匂いがしていた。最近は、フュエル、排気系が進歩して、排ガスの匂いばかりかガソリンが不燃で排気パイプから出てくることも無い。

ノスタルジックな気分の出る匂いであったが、徘徊中ずっとには辟易。単純比較は危険であるが、メキシコは日本の昭和40年代という感じであろうか?

Houston 洪水

2017-09-03 19:23:26 | 雑記
先週金曜日メキシコ出張からの帰りの飛行機で、機長からヒューストン上空を通過中とのアナウンスがあった。

iPhone では上手く撮れなかったが、全体的にヒタヒタになっているのが良く分かる。