YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

Fugitive CEO - The Carlos Ghosn Story

2020-01-28 12:00:30 | アメリカのテレビ番組
夫人と一緒の単独インタビューがあるとの事だったので楽しみにしていたのだが、期待外れ。

CNBCの一時間番組だったので良くまとまっていたが、内容的に目新しいものはゼロ。日本在住の外国人エグゼクティブ達と今でもコンタクトがあり、今すぐにでも日本を離れろとアドバイスしているらしい。

CNBCで輸送機器、特に自動車業界を専門にしているゴーンと親しいインタビュアーだったが、映画化放映権に関しての質問(ハリウッドに売り込んでいるのか?)以外は当たり一遍であった。

日本当局は執念深く追いかけまくるだろうと締めくくっていたが、果たして叶うのか。外国に居る外国人を追い詰める術はあるのだろか?

日本のニュースでは影が薄くなりつつあるが、忘れたころにゴーンを出し抜くような日本当局の大逆転劇があるのか?それとも忘れられる事を期待しつつ(何も出来ない事をひた隠して)チンタラやり続けるのだろうか?

未だに日本に拘留されているケリー被告に関しては殆ど触れられていなかった。検察がケリー被告をどう処理していくのかで、ゴーンへの対応が透けて見えてくるかも

灰色だ個人的にゴーンは黒に近い灰色だと思うが、日産に正義が無い上に検察の書いた脚本の筋が悪すぎて、ゴーンにやられっ放しの可能性が高そうだ。


ブラタモリ 松山

2016-02-04 14:37:58 | アメリカのテレビ番組
最近 YouTube で「タモリ倶楽部」に嵌っている。「ブラタモリ」も路線が一緒なので、チャンスがあれば楽しみに観ている。

先週は「松山」であった。出身県愛媛なのだが、松山は馴染みが薄い。高校生までは遠い街であり、その後も住んだことが無いので土地勘が無い。しかし、出身県の県庁所在地なので楽しみに観始めたが、ガッカリした。

なんともショボい。悪いのは、テーマなのか、案内人なのか、タモリもつまらなそうであった。しまらないのは、街、歴史にインパクトが無いからだろうと思う。

松山はのんびりした良い街としか言い様がないのだ。

今週は「道後温泉」、出掛ける予定があるので観れないのだが、残念なような、どうでも良い様な。(訪れた事が無いので、何となく知っているつもりの松山とは違い新鮮味がある)

(アメリカのテレビ番組ではないが TV Japan で観れるのであしからず)

Whale Wars

2013-12-26 00:45:13 | アメリカのテレビ番組
チャンネルサーフィンをしていて偶然にもこの番組 "Whale Wars" に当たってしまった。テレビにものを投げ付ける衝動を抑えるのに苦労した。

下が2時間スペシャルの全映像。(Sea Shepherd がアップしているので、ずっと観れると思う)



公海上で国際条約に準じて捕鯨している日本船団に妨害を加え悦にいっている。クジラを守る為なら死んでも良いと言っているバカもいる。

補給船の両脇に陣取り補給を妨害し、接舷を試みる調査母船に接触し、沈んだら日本船団のせいだとほざいている。

自分の主張は正しく、その目的達成の為にはどのような行動も正当化されると考えるのは、理性が到達する究極の愚かさだ。

こんな輩を公海上で沈めてたら、国際上の問題になるのだろうか?


関連エントリー

海のならずもの Sea Shepherd (1-9-10)

CNN U.S. は終わっている

2011-06-15 10:19:30 | アメリカのテレビ番組
昨日、CNN がホストして、共和党の大統領候補者討論会が行われた。(CNN の記事はこちら

現時点での最有力候補 Mitt Romney が参加、Michele Mackmann もこの討論会の冒頭で、公式に出馬表明をした。

討論会自体は、候補者同士の戦いというより、共闘でオバマ大統領を倒すと言う事で団結しており、序盤のジョブの打ち合いといった感じであった。誰も大きくポイントを稼げなかったが、失点も無かった感じだ。

ゴルフリーグの後で、ビールを飲んでちょっとだけ酔っぱらっていたが、フォーマットと進行の拙さに耐えられず、10分程見ただけでとっと寝てしまった。進行役の John King が、深刻な顔をして脈略の無い質問をしたりしているのを聞いて、呆れるやら、ガッカリするやら。

CNN、特にアメリカの政治報道の分野では、完全に終わっている。(もう何年も観る気も起こらないし、薄々気付いていたが、ここまで酷くなっているとは思わなかった)

以前、特に Headline News は、30分毎に全ての分野を網羅して、アップデートしながら繰り返し放送していたので、英語の勉強も含めて重宝していた。メインのチャンネルもそれなりに硬派であったが、最近は3大ネットワークのような、バラエティもどきの番組が増えて、報道チャンネルからかけ離れて来ている。

メキシコ辺りで観るインターナショナル版は、全然マシで世界の事がコンパクトにまとめられて報道されており、アメリカで観れないのが残念である。

Modern Marvels

2011-03-03 01:34:54 | アメリカのテレビ番組
親父の代までは、こんな所で百姓をしていたので、いくら日本で耕地整理や機械化が進んだと言っても、Henry Ford Museum で、2階建ての家ほど有るコンバインを初めて見た時に、日本の農業、特に保存の効く穀物は、アメリカに敵わないと漠然と思った事を思い出した。

Modern Marvels の "Rice" で収穫時の風景を流していたのだが、エアコン付きのコックピットで、コンバインの自動操縦での稲刈り(と呼んぶのも場違いな)を観ていると、いい加減、日本の農業を守るというアナクロなお題目を唱えるのを止めない限り、日本の農業どころか、まだ競争力のある他の産業も引き摺られて倒れてしまうのではないかと、何の根拠も脈絡も無く思ってしまう。(偉そうな事を書いているが、この回は、このコンバインでの収穫風景が放映されたほんの5分位しか観てない)

Modern Marvels は、1995年からのシリーズで、ありとあらゆる(ちょっと大げさ)技術系のドキュメンタリーとなっている。(エピソードリスト)チャンネルサーフィンをしていて、やっていると必ず観てしまうのだが、一話を丸ごと観た記憶がない。技術的に驚かされる事も多いのだが、やっぱりアメリカなので、その規模に圧倒される。特に、日本での行われている事を知っていると、発想を含めてただただ感激する。

まあ、DVD も販売されている事だし、老後の楽しみの1つかなー。(アップデイトもされるだろうし)

しかし、"Rice" は、今度チャンネルサーフィンで見つけたらキチンと観たいと思う。

Ancient Aliens

2010-11-21 09:19:35 | アメリカのテレビ番組
Ancient Aliens は、古代に宇宙人が地球に来ていたのではないか、という事を検証して行く History Channel の番組である。熱心にみている訳ではないが、チャンネルサーフィンの途中でこのシリーズに出くわすと思わず見入ってしまう。

昔、土偶は宇宙服に似ている等と言う説を聞いた事もある。土偶そっくりのものが別の場所で発掘されているも紹介されていた。日本絡みでは、沖縄の海底遺跡(これって、怪しいって評判の『神々の指紋』にもでていた様な)、海から登場する竜の伝説(これは意味不明であった)のことも取り上げられていた。

今での地中(若しくは海底)にいるとか、やっぱり月にいるとか、いろんな話が出てくるが、秋(?)の夜長にコタツで寝転がってうつらうつらしながら観るには最適な様な番組だろう。(日本のヒストリーチャンネルでは放送されてないようだ)

そう言えばもうすぐ11月22日、JFK 暗殺の季節がやってきた。(ヒストリーチャンネルのホームページで思い出した)毎年、新番組に仕立てるのはすごい事だと思う。陰謀説も根強く残っているが、科学手法が進化する度にオズワルド単独犯行の根拠が強くなってきている印象がある。代表的なのは、「魔法の銃弾」であろうが、40周年(2003年)の時に解き明かされていたと記憶している。

宇宙人が古代に地球にやってきた可能性を、真面目に研究している人達が結構な数いるという事だけでも楽しくなってしまう。良い番組だ。

Swamp People

2010-08-29 22:07:06 | アメリカのテレビ番組
何百チャンネルも有るケーブルテレビであるが、チャンネルサーフィングをする時のローテーションは決まっていて、ニュース番組(複数)、ゴルフチャンネル、Discovery、History、そして5つ位の映画チャンネルである。映画は新しいのより、既に観ている映画や、話題作だったりして予備知識の有る映画を観る事の方が多い。最近なぜか007を一杯やっている。他の番組のコマーシャルの間だけ観るとか、好きな場面だけ観るとか、変質的な事をしている)

シリーズ物で面白いのは、Discovery、History での、系統としては Reality Show ものである。

今、嵌まりそうなのは、Swamp People 。ルイジアナ州の Swamp と呼ばれる湿原地帯で、ワニ漁(猟?)をする人々の生活を紹介する番組である。

ルイジアナ州が一年のうち、30日だけワニ漁を解禁し、一人当たり(一隻当り?)200匹の捕獲を許可している。ワニの増殖を減らす意味合いがあるとの事だが、登場する家族は何世代にも渡ってワニを捕ってきているので、許可制は後付けであろう。

ルイジアナ州、特にニューオリンズはケイジャン料理で有名であるが、ケイジャン(Cajan)とは、元々カナダのアカディア植民地(カナダ南東)からこの地方に着た人の呼称である事を初めて知った。第一話で簡単に紹介してあったが、入植したというより、アカディア植民地から追放された人々との事だ。(オーストラリアにしても、ケイジャンにしても、追放された人々の子孫はワイルドだ)

ウェブサイトで紹介映像だけでなく番組そのものも観れるので、興味ある方はどうぞ。

日本だと漁や狩りをやる人々は、ストイックな感じで紹介される事が多いが、ここに登場する人々は、バリバリの南部訛りで放送禁止用語連発しながら、トラックやモーターボートを駆使し、一方で昔ながらの巨大な釣り針でワニを獲り、現代アメリカ風の家に住み、1つ間違えば大怪我や死ぬ事もあるのに、アッケラカンとしている。

はやみおっちゃんの様な雰囲気を持った人がアメリカにいて、いまだに現役でワニと格闘し、20歳位の息子や、年端も行かない孫にワニ漁を教えている事が愉快で仕方がない。1つ間違えば、死んでしまうという危険な仕事を、注意深く何十年もやっている人が持つ独特の雰囲気が、たまらなく好きだ。

因に、ワニは食用として売るのだが、儲けはワニ皮の方で、世界中に輸出されている。大きくなればなるほど倍数的に値段が高くなるとの事。30日で一年の半分を稼ぐそうだ。(シーズンオフは何をやっているのだろう?)

ワニ肉は、もう二十年前にマイアミのホテル(マイアミバイスに出てくる)で食べた事があるが、固い豚肉といった感じであった。

Pawn Stars

2010-04-30 06:44:03 | アメリカのテレビ番組
最近めっきりテレビを観なくなり、眠気を催す為に寝酒の様にちょっとだけ観る位になっている。短時間なのでチャンネルサーフィンでさえもピッキィになり、ニュース番組を数チャンネル、ゴルフチャンネル、そして Discovery Channel や History Channel と選択肢も限られている。

でも思わず見入ってしまうのが、 History Channel の Pawn Stars だ。アメリカ人が発音しても思わず「ポルノ スターズ」と間違えそうな番組名なのだが、ラスベガスに実存する"Pawn Shop"(質屋)を舞台としたリアリティー番組である。質屋に持ち込まれる様々な品物の査定と値決めのやり取りといった内容である。1話30分完結で、3点くらいの商品が登場する。

持ち込まれるものは、アメリカの歴史絡み、建国してからの歴史が浅いので、普通の人が何気に持ってたりする。古い銃刀類も多く、大砲、ライフル、ピストル、ナイフ、中世の鎧と何でもありである。大砲などは、実射出来るものが価値があると言う事で、ネバダの砂漠で試し打ちしたりして、下手な歴ドキュメンタリーより面白かったりする。

クラシックな車やオートバイ、ジュークボックス等、レストアが必要なものも興味深い。いつも登場するレストア屋が、ガラクタ同然のものを見事に蘇させる。楽器では、ギターが多いのだが、レスポールやテレキャスターの蘊蓄が増えたりする。後は、ゲテもの、ボート、熱気球等、何が持ち込まれるか予想が出来ない。

質屋といえば、やはり外せないのがフェイクであろう。家宝の様なものが思い切り偽物だったりするのも、ややギルティープレジャーではあるが、持ち込んだ顧客の反応に笑える。

これまでで記憶にある商品は、オランダ東インド会社所有の船のベル。顧客がインドネシアで買ったもので、難破船からの曳き上げたにしてはきれいであったので偽物くさかったのであるが、アジアでの難破船は座礁しているものも多くて、難破後直ぐに金目のものはとられて、保存の物も多いそうである。もう一つは、アメリカでは署名の代名詞にもなる、John Hancock 直筆の債券というのもあった。

ラスベガスも15年も行っていないが、次回は是非この質屋も立ち寄ってみたい。番組放映開始以来、来客が10倍増えたそうだ。

Storm Chasers

2009-12-08 22:39:37 | アメリカのテレビ番組
台風での凄い風や大雨での川の増水など、非日常的な気象現象をみると、子供の頃から、何にかしら自分の中に流れる野生の血が騒ぎます。しかし、それを職業にしようと考えた事はありませんでした。

最近めっきりテレビを見なくなったのだが、先週土曜日久しぶりにゴロゴロしながらチャンネルサーフィンをしていたら、ディスカバリー チャンネルで今シーズンのStorm Chasersをぶっ続けにやっており、釘付けとなりました。アメリカで竜巻を追っかける気象学者やフィルムメーカーなどを取材したドキュメンタリー風の番組です。

この番組、今年で3シーズン目だそうで、2シーズン目の去年、はまってしまって毎週日曜日の最新回の放映楽しみに観ておりました。

竜巻自体も興味深いのですが、登場人物も濃いです。

リアリティー番組風なのですが、データ,映像を得るために、出来るだけ竜巻に近づきたいので命がけです。風速時速130マイル(200キロ以上)にもなります。自家製の装甲車も登場します。

その上,竜巻の出来易い気象条件があるとしても、いつどこで発生するかわからないので、発生予測はギャンブルで、アメリカのトルネードアレイ(竜巻の通り道)と呼ばれる広大な平原を行ったり来たりになります。元々、竜巻大好きな人々が大真面目でやっているので、感情の上り下がりも激しいものになります。

子供が帰って来て最後の方は見れなかった無念があるのですが、アメリカでも再放送の予定は今のところ見当たりません。こちらでハイライトを楽しめます。IMAXで映画になったら是非観に行ってみたいものです。

アメリカのB級グルメ

2009-11-28 10:19:09 | アメリカのテレビ番組
水曜日午後にドバイ ワールドの債務返済延期のニュースがあり、Thanksgivingをはさんで注目しておりましたが、円が一時的に84円の円高、今日のNY株式市場が今週上げ分を吐き出した位で、思ったより影響は出ませんでした。(来週も引き続く懸念材料ではあると思いますが。)やっぱり、$60ビリオン(約5千2百億円)程で、不履行では無く6ヶ月の返済延期だからかなーなんて、最初の緊張は忘れて、お気楽モードで過ごしてます。

それより、昨日のThanksgiving、半日で子供部屋の模様替えと茶の間(友人から譲り受けた畳を敷いて)をセットアップを終わらせて、ターキーもネタにして手巻き寿司ディナーの予定だったのに、結局2日も掛かり、昨日はマックのハンバーガー、今日は自宅で焼いたハンバーガーがメインで、Thanksgivingディナーは日曜日に持ち越しになりました。

肉体労働で腹ぺこで、ハンバーガーが出来るまで、Food Network で延々とやっていたDiners Drive-Ins' and Divesを観てました。この番組は30分でアメリカ各地のB級グルメを3軒づつ紹介していきます。

先ず,DinerもDrive-InもDiveもレストラン以下(?)の飲食店の呼称です。登場する食べ物は、バーガー、ホットドック、サンドイッチ等の正真正銘のB級グルメです。一応テレビ番組に登場するだけで、それなりにユニークだったりします。時には御当地物のシーフードやソウルフード(南部黒人の食べ物)等もあります。

だいたい登場する食べ物は、単純なものが多いのですすが、経験的にも味の差は確実にあり,本当に美味しいものもまります。ハンバーガーは全国区なので、美味しいと評判の所は本当に美味しいし、御当地物では、シカゴスタイルのホットドックもいけます。B級グルメの実力も侮れません。

一時期、熱心に観ていて、デトロイト周辺や出張先が取り上げられる度にメモっていましたが、未だに登場した店に行ったことはありません。上記リンクのビデオに出てくるKrazy Jim's Blimpy Burgerが近いので、狙っております。