YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

First 100 days

2017-04-30 02:54:58 | アメリカ政治
段々とノイズが落ちてきているので、報道に関してはここから比較的まともになっていくであろう。

トランプ政権発足以来100日、何が報道されたかではなく、何をやったかを検証しておこう。

1.最高裁判事の任命:保守、左翼のバランスが保てた
2.オバマが発行した害のある大統領命令を無効にした
3.ぼんやりしていた外交の枠組みをスッキリさせた(賛否ではないので誤解無き様)

大統領として出来る事には限界があり、ここからは議会での法案審議が主戦場だ。上院、下院で過半数を占めている共和党議員幹部のお手並み拝見である。


それにしても、ワシントンポストも地に堕ちたものだ。ただの下世話なゴシップを並べただけになっている。彼ら(と言うかアメリカの一般的なリベラル)のトランプ100日は、下の様にまとめられるらしい。味噌も糞も一緒くたな上に、優先順位が滅茶苦茶だ。

アメリカ大手メディアのトランプ政権に関する記事は話半分で、裏付けがない限り情報としては活用出来なくなってしまった。



1. The Putin connection
2. Alt-right supporters: Richard Spencer, Pepe, David Duke
3. Stephen Bannon/Jared Kushner death match
4. Missiles to Syria
5. Trump supporters
6. James Comey nixes the Obama wiretap story
7. Muslim refugees in limbo
8. Devin Nunes’s midnight ride
9. The Kim escalation and missile launch
10. Judges lighting up Stephen Bannon’s ban
11. Jeff Sessions bones up on geography
12. Sergey Kislyak’s vodka party
13. Carter Page and Paul Manafort, Russian recruits; Chistopher Steele, MI6
14. Michael Flynn falling out
15. Golf trips: at least 14 and counting
16. Bashar al-Assad gaslighting
17. Nikki Haley, Rex Tillerson and vanishing diplomats
18. Blackout cake
19. Protests and town halls
20. Paul Ryan, President Trump and Reince Priebus handle Trumpcare
21. Neil Gorsuch delivered
22. ICE troops on the march
23. New face of the White House
24. Missiles on Wheels
25. Don Trump Jr.’s Russian investors
26. Ivanka Trump’s Chinese operations
27. Famous tweets
28. The swamp: Gary Cohn, Wilbur Ross, Anthony Scaramucci, Betsy DeVos, Steven Mnuchin, Jay Clayton, Dina Powell
29. Kellyanne Conway hawks stuff
30. Eric Trump’s deals
31. Sean Spicer feels the burn
32. Taking out the enemy

撃沈

2017-04-17 11:13:26 | ゴルフ
トリが二つあり、88で撃沈です。(結果はこちら

予想通り、予選通過ラインは79。

グリーンが固くて早く感覚が合わず、寄せワンのパーが拾えずズルズルボギーを重ねてしまった。バーディ一つが僅かな救い。

オフにアイアンを新調し、今シーズン3戦目という言い訳もあるが、この辺が実力と言う事だろう。

今年中にハンディを3つ減らして、来年は US Senior Open ローカル予選参戦を目指します。

鷹之台カンツリー倶楽部

2017-04-11 22:00:34 | ゴルフ
US Senior Open へは出場申し込みさえ出来ないのだが、日本シニアオープンはドリームステージがあるので出場が出来る。

そういう訳で、4月17日鷹之台カンツリー倶楽部で行われる日本シニアオープンドリームステージ(1Cブロック)に出場します。

由緒ある倶楽部なので服装から厳しく、それだけで10ストローク位のハンディがある感じ。日本ゴルフ協会からのお知らせ(抜粋)は、こんな感じ。

■選手へのお知らせ
  以下URLよりご確認願います。
  https://entry.dreamstage.co/upload/product_pdf/sub_pdf4_20170407134210759.pdf

■組み合わせ・スタート時刻
  以下URLよりご確認願います。
  https://entry.dreamstage.co/upload/product_pdf/combination_pdf_20170411134657888.pdf

■鷹之台カンツリー倶楽部 ドレスコード
  ご来場の際は開催倶楽部のドレスコードを順守願います。
  以下URLよりご確認願います。
  http://www.takanodaicc.or.jp/tcc/images/2016-03-27.pdf

既にほかのブロックでは競技が始まっている。(結果はこちら

ハンディが 3.9 以下だと地区予選から出場出来る。よって、ドリームステージはそれより高いハンディのプレヤーばかりとなるので、私の 6.5 も捨てたものでは無いかも。98 で地区予選進出の人もいる。

鷹之台カンツリー倶楽部へのエントリーは70人なので、予選通過ラインが厳しくなりそうだが、70台ならひょっとするかも。

と言う訳で、今週金曜日から日本出張です。

hickok45

2017-04-11 06:29:26 | 雑記
3月上旬に CPL (Concealed Pistol License:ピストル所持許可証) を取得した。アメリカ市民もしくは永住権保持者で犯罪歴や精神病歴が無ければ、講義を一日受けて申請をするだけだ。総費用は講義、申請料わせて $300 程度だ。(ミシガン州の場合)

厳密に言うと CPL とピストル購入とは直接関係ないのだが、購入申請用紙に記入が必要だったりする。もっと言うと、Open Carry つまり、Conceal しない(隠さない)で見えるようにピストルを携帯すること自体に規制はない。(ピストルの持ち込み自体に制限がある場所(学校、シアター、スタジアム等々)が多いが)

CPL 取得目的が購入を前提にしていたので、俄然その気になり、調べているうちに行き当たったのが、ユーチューブセンセーション hickok45 である。

このおじさん、兎に角、楽しそうに撃ちまくる。元英語(アメリカなので国語?)の先生であり、雰囲気自体は穏やかな上にピストル、製造メーカーの歴史や背景や、個人的な思い出など蘊蓄を語るので深みがある。銃世界であるアメリカでさえ、銃器を所有する権利(合衆国修正憲法第二条)に関して正しく理解してない人のだが、実情は、彼の様に安全に細心の注意を払ったうえで権利を行使し射撃の腕を磨き、楽しんでいる人がほとんどである。

さて、購入の方だが、ある程度候補を絞った段階で、自分が初心者である事と実際に使ってみない分からないと思い、ピストルの試射を含めた一時間の個人レッスンを受けた。候補は Sig Sauer 320, Walter PPQ, Smith and Wesson M&P 2.0 の三つで Caliber は全て 9mm。

先ず、グリップ、スタンス、照準との基礎中の基礎を教えてもらった。ピストルばかりでなく射撃もユーチューブで研究していたので、それなりに様になっていたようで、講師に褒めてもらった。レッスンは候補のピストルをローテンションで撃ちながら進んでいった。

レッスン前の本命は Walter PPQ だったが、Smith and Wesson M&P 2.0 が握った感触と着弾の正確性が一番良かった。やっぱり、道具は実際に使ってみないと分からない。(このレッスン終了時で総発射数710発)

レッスン後、Smith and Wesson M&P 2.0 に絞って気持ちを固めていった。

その中で一番影響されたのが hickok45 のレビューであった。



彼は、自他ともに認める Glock ファンであるのだが、このビデオの最後の方で、もし、真っ新な状態で Striker-Fired ピストルを購入するなら、Smith and Wesson M&P 2.0 かもしれないと言っている。これがダメ押しとなった。

パッケージにはマガジンが二つしか入っていないので一つ追加して、税金等を入れて、$591.48。

既に500発撃ったのだが、腕はなかなか上がらない。(生涯発射数1,200発になったが、まだまだド素人の域。扱い自体は慣れてきたが、音や衝撃に対して気持ちが強張っている感覚が抜けない)

ゾンビ襲来に備えて鍛錬していく心意気なので、ユーチューブや本で研究を重ねている。(上達に時間は掛かるが結果的に身に着くと思う)目標は何らかの競技会への出場だ。(練習方法、競技参加意欲ともに、気分的にはゴルフと一緒。)一方で、物欲的な刺激もあり、いろいろなタイプや Caliber を所有してみたい気もするが、取り敢えず封印。

練習用の銃弾は一個20セント程度だし射撃場も一時間20ドル位なので、ピストル持ち込みで撃つだけならゴルフに比べて高くはない。でも、両方やるのは時間的にも経済的にも厳しいかも。


関連エントリー

射撃体験 (2017-2-11)

2017 ANA Inspiration: Lexi Thompson のペナルティ

2017-04-05 07:47:41 | ゴルフ


LPGA のメジャートーナメントである ANA Inspiration で最終日トップだった Lexi Thompson に、前日のラウンドに対して4ストロークのペナルティが課された。プレーオフには進んだものの、結果的に So Yeon Ryu (柳簫然)に敗れた。

ペナルティの内容は、グリーン上でボールを元の場所にリプレイスせず間違った場所からプレーした事で2ストローク、間違ったスコアカードにサインをした事で2ストローク。

誤記入スコアカードへのサインした場合、以前であれば自動的に失格であったが、数年前にルール改正がありペナルティ扱いとなっている。(正確に言えば、実際より少ないスコアカードにサインした場合)

本質である”誤リプレイス”のペナルティであるが、本人にその意図が無かったという事で同情を集めている。

しかし、それは違うと敢えて言わして貰う。映像を観ればハッキリ分かるが、元の場所にリプレイスする気は毛頭なく意図的に場所を変えている。バディパットを外し、タップインするには微妙な2フィートが残り、グリーンの凹んだ所にボールは止まっている。その状態を嫌って、わざわざマークして平らな場所に置き直している。

今回の出来事は、テレビ視聴者から届いたメールが発端となったペナルティであり、それも前日の分を最終日のラウンド途中で通告する措置となったため、プロゴルファーの間でも LPGA の対応に批判が多い。そういう事情があり、Lexiへの同情と、負けたけれど凛とした態度が称賛されている。

経緯はどうであれ、彼女が意図的に元の場所にリプレイスをしなかったのは明白であり、そこを誰も追及出来ない状況はちょっと嘆かわしい。

この件で、彼女はより強くなるというコメントが多いが、意図的にやっている事を糊塗しているので、逆に精神的なダメージは大きいのではなかろうか。


グリーンには凸凹があり凹んだ所にボールが止まるのは物理的に当たり前である。体験的にも、マーク後リプレイスするときに窪みを避けている。(明確にルール違反と言う意識が無かったので、私だって意図的にやっていた。元の辺り(マークの右側か左側かと言う程度ではあるが)にリプレイスと解釈していた)

今回はちょっとやりすぎ(動かしすぎ)で、その上、窪みに入った状態を認識したので、お先に失礼パットをわざわざ中断しぞんざいにマークすると言うエチケット上の問題もあり、テレビ視聴者も気が付いたのだろう。

プロは一挙一動が撮影されているので大変だが、ゴルフと言うスポーツの本質を考えさせられるペナルティではあった。