YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

2016年 アメリカ大統領選(3):トランプ、共和党大統領候補に正式指名

2016-07-24 12:10:16 | アメリカ政治
今年の大統領選のキーワードは、ポピュリズムと反エスタブリッシュメント(反支配階級)だと思う。政治的解説の煙幕の中で忘れられているのが候補者のキャラクターだ。

トランプ、ヒラリー共に好感度は低いのだが、その内容は異なっている。トランプは有名税のようなものであるが、ヒラリーは政治的実績の評価としてだ。

今後の大統領候補者討論会が楽しみである。政策討論は圧倒的にヒラリーが優勢だが、共和党候補者討論会のような雰囲気になれば、トランプが圧勝するであろう。政策に関しては、経験皆無のトランプがどこまで理解を深めるのか、彼の学習能力に注目したい。

2016年前半 米国自動車販売

2016-07-06 18:00:43 | アメリカ自動車業界
6月販売数も前年比プラスで6月末時点で史上最高であった昨年を上回るペースであり、このペースが続けば1,770万台に達しそうな勢いである。

乗用車から SUV へのシフトが続く中で、メーカーの商品構成の出来不出来で売り上げに差が出てきており、まだら模様が顕著になってきている。

デトロイト3では、FCA(旧クライスラー)が Jeep ブランドの強み活かして伸びている。フォードも、豊富な SUV の品揃えがある上にフルモデルチェンジしたフルサイズトラック F-150 の生産が軌道に乗ってシェアを拡大している。GM は、中小型 SUV の品揃え、モデルがパッとしていないので苦戦している。

日系は、ホンダ、ニッサンは乗用車の落ち込みが少ないので、SUV のプラス分がそのまま上乗せとなっている。(乗用車は、リースも含めて相当な値下げをしている可能性がある)一方で、元気のないのがトヨタ。RAV4, Highlander が横這いで、メインのカローラ、カムリが落ち込み前年比マイナスとなっている。

ドイツ車を筆頭とする高級ブランドの高価格帯上位機種が全般に落ち込んでいる。この傾向は、購買力の上方弾性が無くなってきている事を示唆していると思われる。5万ドル以上の新車を購買出来るレベルの人々が残り少なくなってきているのではないか。つまり、新車購入は出来るが、収入の伸びが無いので一段上に行けなくなっていると考えられる。

アメリカ経済もフラフラしているが、それ故に金利が低いままなので、販売数は昨年を上回るかもしれない。


乗用車から SUV への流れは、機能面(積載容量)から見ると大型乗用車から小型 SUV (又は、ハッチバック)へのシフトと考えられる。次に熱くなるカテゴリーは、SUV の元祖ともいえるステーションではないかと、ひそかに考えている。但し、この分野は過去30年、死屍累々ではある。

メキシコ サンルイスポトシ市 ストリップ事情

2016-07-05 16:58:10 | 雑記
メキシコ中央高原と呼ばれる地域には、日系自動車各社の進出が著しく、それに伴い多くのサプライヤーも進出しており、現在では約430社の日系企業がある。私の勤める会社も中央高原北部に位置するサンルイスポトシへ (SLP) の進出を検討しており、先週、出張してきた。

メキシコ中央高原の自動車産業についてはいろいろと情報があると思うので、ストリップの事情を紹介しよう。メキシコ駐在は単身が多くし、アメリカから出張する人も多いと思うので、それなりにお役に立つのでは。

まず、入場するとそれぞれに女の子が一人付く。気に入ったら女の子にドリンクをオーダーしてあげて侍らす。(ドリンクは300ペソから)もし、気に入らなければドリンクオーダーをしない事で、女の子が交代。

その後は、別セクション(部屋ではない)でテーブルダンス。9分間500ペソ。アメリカ(ミシガン!?)と違い、触ったり、舐めたりもオーケー。更にエスカレートすると、別室で2500ペソとの事。

現在、歴史的なペソ安なので、お得かも。