YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

ナイヤガラ大瀑布

2020-03-30 08:25:32 | 非常に個人的な昔話
来年60歳になる。又、現在の雇用契約が来年1月で切れるので、人生の次を考えていた。その上、この新型コロナ騒ぎである。

いくら思い巡らせてもここまでと同じで、取り止めがない。仕方が無いので、手始めに Bucket List でも作ってみるかと思い立ったのだが上手くいかない。

最近少し旅したい気分があるので、ローマ、イスラエル、マチュピチュ、北アフリカ、南極と挙げてみるが心が昂ぶらない。そういう体質なのであろう。

亡くなった母にデトロイトからナイヤガラまで車で4時間程度だよと何気なく話した時、中学生の時使っていた教科書に載っていた「ナイヤガラ大瀑布」に行ってみたいとずっと思っていたと言う。

全くそんな事を言わなかった母が、たった一つの Bucket List アイテムだったのかもしれない。叶わなかったけど。

コロナ疲れ

2020-03-18 05:06:48 | 雑記
アメリカでは先週末から大騒ぎになっており、ミシガン州も例外ではない。公立学校は閉鎖、レストランも昨日午後3時から Take Out のみでの営業となっている。自宅勤務も増えており、道はガラガラ。

延長春節明けの2月10日から生産、出荷状況で中国無錫にある工場とやり取りのある私は、もう一ヶ月以上もコロナ対応している。3月に入って中国は落ち着いてきている実感があるので、なんだか終わった感じになっている。(先週から手洗いは熱心にするようになったけど)

アメリカは、中国に比べて1、2カ月遅れている感じなので、感染者数のピークは未だだが、パニックは終わった感じがする。スーパーの棚は空きが目立ち、工場等の停止が段々と出てきて影響は大きくなるのだが、人々は落ち着きを取り戻しつつある様な気がする。

1つの目安として、株式市場は昨日の大幅下落で一つの節目を迎えた気がする。大底かどうかは誰にも分からないが、これ以上の下振れは限られると思われる。手持ち現金があれば参入したい所である。(オンラインゴルフ用品サイトが 20% オフのプロモートを始めたりして、大きな買い物を考えている人には大きなチャンス)

気温が上がり、日差しが強くなると感染確率が落ちる事を信じて、のんびりと世界レベルでは遅れてきたアメリカのパニックを観察するつもり。

2020 アメリカ大統領選 (3):バイダン元大統領は初期痴呆症なのでは?

2020-03-05 23:20:08 | アメリカ政治


バイダンの奇跡の復活は民主党の権力奪取への執念を見せつけ、サンダースとの一騎打ちになった。(サンダースはサンダースで若者の投票数が稼げないという意外な結果になっている)

ここでは政治的な分析は置いといて、バイダンの精神的健康状態を考えてみよう。このビデオ、スーパーチューズデー、テキサス州での勝利集会の途中でデモンストレーターが壇上に乱入しているが、バイダンの反応は、まだまだ健康な奥さんに守られているぼけ老人そのものだ。

先ず、乱入者だと気づいていない。(対照的にジル夫人は機敏に防御態勢に入っている)事態が把握出来ないので壇上に一緒にいる女性を守ろうとする行動が無い。その上、ボディガードが鎮圧した後にジル夫人が "You are okay, you are okay." と連れ合いのぼけ老人をなだめるような発言をしている。はからずも「そういう日常」が露呈したのではなかろうか?

ビデオの出だしで、夫人と兄弟を間違えているのはご愛敬だとしても、討論会やスピーチでも途中でシドロモドロなる事が度々ある。

今後の討論会はこれまでの様な集団討論会では無く民主党内ではサンダースとの一対一であるし、本選ではトランプと当る事になる。ここまでは政策を掘り下げた議論等は無かったが、これからはその辺が勝負となる。

民主党は、危ない橋を渡ったのかも。

2020 アメリカ大統領選 (2) : 民主党スパーチューズディ前日

2020-03-03 05:53:11 | アメリカ政治
明日が節目だと思っていたら、先週末から今日に掛けて3番手以降の候補が脱落宣言しサンダース対民主党という構図になってきた。

ここまで沈黙していたオバマがバイダンにサウスキャロライナ州予備選の勝利を電話で祝福した報道がなされた事を考えると、民主党上層部はサンダースを倒すためにバイダンを押す事を決めた様だ。

脱落者は、先ずアーミー・クロバチョフ(ミネソタ州連邦上院議員)、早速バイダン指示を表明。ピート・ブティジェッジ(元インディアナ州サウスベント市長)は、未だだれを支持するかは表明していないが、こちらもオバマからの電話会談の後に脱落したことを考えるとバイダン支持の発表となるだろう。

エリザベス・ウォーレンは民主党大統領候補を正式決定する党全国大会までに代議員過半数を誰も取れないという読みで予備選を続行する予定。脱落すれば政策的に近いサンダースに左派票が流れるのを少しでも食い止める意図の様だ。

マイケル・ブルームバーグは、自己資金で活動している上に中道の救世主的な存在として期待されたが、党が討論会参加資格を変更してまで登場した2回の討論会で大ゴケ。民主党上層部はバイダンで戦う事にしたようだ。

極論すれば、サンダースが過半数を取れなければ予備選結果は無効となり、党全国大会はブローカーコンベンションと呼ばれる談合となる。

サンダースが民主党候補になればトランプに投票と表明する民主党員が出てきており、大統領選だけでなく同日に選挙となる連邦上院、下院、又、州知事等の地方選挙でも民主党が大敗すると考えられている。

暫くは民主党内の泥仕合、というかサンダース下ろしの仁義なき戦いが続くであろう。