YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

私の履歴書:寺田千代乃

2020-09-30 02:36:29 | 新聞、雑誌から
アメリカで最初にお世話になったのが、0123 Van Lines (旧アート引越センター)のデトロイト支店。(9月16日付(15)「海外進出」に経緯が載っている)日本で社員だったわけでは無かったので、現地採用。グリーンカード取得のためのスポンサーになって貰ったので、一方的に恩を感じている。

寺田千代乃さんとは一度ロスでお会いした。愛くるしい印象が残っている。本当に家庭的な人でラルフローレンでシャツを買って頂いた。(私だけでは無く、その時一緒の従業員全員に)

当時の 0123 Van Lines には、駐在員を含めて豪快、訳ありの人が多かった。(働き始めた時のデトロイト支店長は不法滞在者であったが、退社するまで誰も知らなかった)元々ガテン系なのでお世話になった4年間楽しく働かせていただいた。マツダがミシガンから撤退したことでデトロイト支店も無くなってしまった。(その前に私も転職したし)

人となり、会社なりを少し知っているので、懐かしく読ませていただいた。御健康、御多幸あれ。

2020 アメリカ大統領選 (11):第一回大統領候補討論会

2020-09-29 22:58:48 | アメリカ政治
今晩の予定なのだが、本当に行われるか心配してしまう。

トランプ陣営からは、ドラッグテスト、耳の中に小型通信機が無いかのチェックの要望があり、バイデン陣営からは、30分毎での休憩の申し入れがある。主催は中立的な大統領討論委員会らしいが、どの様に両陣営を納得させるのだろう。

前哨戦と言えばそれまでだが、焦点はバイダンの呆け状態、スタミナと政策議論以前の問題になっている。


ついさっき終わったのだが、醜い口喧嘩であった。政策的な論争は殆どなし。

軍配は、バイダンであろう。(普通に対応出来たという意味合いだが)但し、決まり文句ばかりで内容的には乏しかった。トランプはもう少し落ち着いて攻めれば、断然有利な展開になったのに居切り過ぎて空回り。

次回は政策論争をして欲しいと心底思う。

2020 アメリカ大統領選 (10):待ち遠しい9月29日、第一回大統領候補討論会

2020-09-26 04:20:37 | アメリカ政治
いよいよ、第一回目の討論会である。

先週、連邦最高裁判事ルース・ギンズバーグ「RBG」が死去し、大統領選挙の論点が一つ増えた。連邦最高裁は9人判事で右寄り5、左寄り4が、5対3となった。もし、トランプが落選しても来年一月まで大統領であり、同じく上院も共和党が過半数なので、押し込む事が出来る。そうなると6対3。バイダンは次期大統領が指名すべきだと攻めそうだが、憲法的には根拠が無いのでどのような議論をするのか楽しみにしている。

さて、討論会のホストはフォックスニュースのクリス・ワラス。保守系でシャープ、私の好きなジャーナリストだ。

8項目を15分づつ討論するフォーマット。

私が考える(聞きたい)項目は以下の通り。

1.内政
  経済復興
  コロナ対策
  エネルギー政策(グリーンニューディール)
  上記の判事選出(中絶問題絡みになりそう)
  Law and Order (都市部で頻発する暴動への対応)
  今回の選挙の正当性(既に不在者投票が始まっており、不正行為も報道されている)

2.外交
  対中国政策(日本、韓国、周辺国との協調)
  ヨーロッパとの関係見直し
  中東和平
  アフガニスタンからの撤退(孤立主義)

トランプは精力的にキャンペーンを行っており、基本的に何を考えているかは周到していると思う。コロナの影響で地下室に籠っていたバイダンは、これまで質疑応答のある記者会見をほぼしておらず、痴呆症が悪化すると言われている午後、夕方、夜は主だった活動さえしていない。

ひょっとすると来週の討論会で、バイダンが醜態を晒してバイダン陣営は瓦解するかもしれない。民主党の大統領候補受諾演説に続き、バイダンのホラーショーを期待しているのだが、前回はテレプロンプターを読むだけだったので事無きを得た。今回はマイペースという訳にはいかず、ホストからの質問、トランプからの反論にどのように対応するのだろう。

(トランプの唱える陰謀説では無いが)ここまで精彩を欠くバイダンが急に元気だったりすると、興奮剤を飲んだと疑いそう。討論会は一時間半の長丁場なので、不謹慎な私は薬切れバイダンのホラーショーを期待してしまう。

何とも待ち遠しい。

大統領選挙のサイン

2020-09-17 03:56:17 | アメリカ政治


大統領選挙まで2カ月を切り、このようなサインが前庭に掲げてあったりする。(日本では、個人的に候補者の看板を公職選挙法で出来ないのでは)

昨日、オハイオ州コロンバスからデトロイトまで運転して帰ってきたのだが、見事にトランプのサイン一色であった。本当にバイダンのサインは一つも発見出来ず。田舎になるほどトランプは強いのだが、圧倒的である。ミシガン州の都市近郊を運転していてもトランプの看板が95%な感じ。

未だにバイダンがリードしていると報道されているが、巷の様子から信憑性はほとんどないと思われる。

2020 アメリカ大統領選 (9):共和党大会

2020-09-03 02:00:35 | アメリカ政治
前週の民主党対価に比べて格段に良かった。

トランプと交友のある黒人、トランプ政策の恩恵を受けた有色系の人々を次々と登場させ、トランプのイメージ刷新に貢献した。2016年に比べて黒人支持率が3倍(8%から24%)に上がったデータもある。民主党大会によるバイダン支持の上昇は無かったが、共和党大会直後からトランプの追い上げが著しい。

トランプの打たれ強さと反撃力は抜群であり安定しているが、大手マスコミが庇えば庇うだけダメぶりが浮き彫りになるバイダンの変な選挙戦が本格的に始まる。

2016年トランプ勝利で一番信用を無くしたのは選挙調査データ。トランプ勝利を予想したデータは無く、世論調査の限界を露呈した。トランプ陣営は「声なき支持者」への訴求力で大番狂わせを実現した。2020年は果たしてこれらの隠れ支持者をつなぎ留めれるかがカギとなる。

選挙当日までバイダン有利の報道が続くと思われる。もし、調査データでタイもしくはトランプ有利と出たら絶対的にトランプ再選だろう。