YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

ヒットラー iPadに激怒

2010-01-31 06:40:10 | 雑記


先週、AppleがiPadを発表して以来、百家争鳴状態だ。iPad購入する気のない電子デバイス音痴の私にとって一番の収穫はこのYouTubeを発見した事だ。

ドイツ映画の英語字幕(内容捏造)の倒錯した世界をお楽しみ下さい。ヒットラー、的確にiPadの弱点を指摘している。

同じ映像を使って、修理出来ないiPodに怒るなどバージョンもある。英語字幕が読めないと厳しいのですが、雰囲気だけでもどうぞ。(Padに生理用品の意味があるので、その手のパロディもYouTubeにある)

iPadと電子書籍についての考えは、My Life in MIT Sloanにコメントで書いたので、使い回しておく。池田信夫ブロクはこっち。

デトロイトにもApple Storeあるので、一度手に取ってから考えてみたいと思っている。10年前にコンピューターのインターファエイスが人が使い易い様に進化すると確信して、コンピュータースキルの習得を止めたのは大きな間違いだった。完全に取り残された。口述筆記ソフトに裏切られた時に、思い直すべきだった。但し、口述筆記ソフトの名誉のために、変換精度以前の問題として私の話す事をそのまま文章にしたら意味不明であった事も告白しておく。
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オンライン高利貸し

2010-01-30 12:54:39 | 概念的ビジネスプラン
2010の目標に一つに、月に一本ペースでビジネスプランを立てことがある。キチンとした体裁にはならないので、ビジネスアイデアと言った方がしっくりしそうである。(ビジネスプランのエグゼクティブサマリー位にはしたいと思っている)今年一年で十二本プランを出せば、自分の中で一本くらいはキチンとしたビジネスプランまで育つかも、との甘い見通しもある。

では、記念すべきビジネスプラン第一号は、「オンライン高利貸し」です。日本を想定している。(アメリカは、クレジットカードの金利がこのくらいだし、私だってクレジットカードの与信枠かき集めれば7-8万ドルあるので、既に実現している。)

(1)コンセプト
既存の金融機関によるインターネット対応だけの小口運転資金融資

(2)戦略
貸し出しを創業一年以上の個人または企業に限定、保証人無し
貸し出し金額を一口百万円に固定
貸し出し金利はプライム+15%、返済も一年未満でいくつかのオプションのみ
申請者に対してこの与信枠を設定出来るかどうかだけを判断
最重要点は、与信判断するプログラムの開発(どんなデータが入手出来るかも知らないのだが、このプランの鍵はこれだけ)

(3)経済性
与信設定プログラム、ウェブページ、マーケティング宣伝の初期経費必要(約一億円?)
既存金融機関の一部もしくは子会社として運用するので、固定費は最小とする
700件(7億円、80%の対出資金貸し出し比率)の融資で、年間約1億円の金利収入

(4)将来性(これ考えすぎると、変に人が介入して折角の無人化低コストのコンセプトがぼやけそう)
顧客ベースの拡大と開店資金への与信プログラム管理ノウハウ取得
将来の大口融資先の囲い込み

貯金で物足りなくて百万円位のリスクを取れる人と、銀行の貸し渋りで苦しんいるある程度の実績のある個人事業主、零細企業のお見合い、結びつけるウェブサイトが最初のひらめき。(ブックマークしているO-yaさんのこの記事がキッカケ)出資にはプライム+5%のリターン位を考えていた。
健全な儲かる事業をやる人は、このくらいの金利でも借り入れ意欲は強いと思う。その上で、既にインフラがしっかりしている既存の金融機関が、10億円位の端た金(?)で始める方が効率が良いと思った次第だ。

追記
マイクロファイナンスで、先進国の少額投資が発展途上国のビジネスに直接結びつく事が簡単に出来る事を知った。人道的な視点しか無かったのですが、貸し出し金利が高く、ビジネスとして面白いモデルだと思った事もキッカケだった。

日本の銀行は、日本経済の発展ととも貸し出しリスクとリスクプレミアという銀行本来の機能を完全に失ったと感じていた。サラ金や商工ローンに出資する事でお茶を濁していた。そのための弊害は、大きかったと思う。
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トヨタ リコール 続報

2010-01-29 12:53:28 | アメリカ自動車業界
トヨタ リコールは、日を追う毎に凄い事になってきている。アメリカだけでなく、ヨーロッパでのリコールも決定し、昨年のフロアーマットのリコールも対象車種を拡げた。

問題のアクセルペダルを製造した部品会社が気になっていたのだが、CTSというインディアナ州にある、主にセンサー製造をしているNYSEに上場している会社だった。既に、今回のリコールについてもコメントを出しており、トヨタからの話として、非常に稀に発生する現象(トヨタのCTSへの連絡では、8件のみ)で、事故の報告は無いとしている。又、トヨタと共同で、より厳しいスペックの新設計ペダルの開発もしてきており、新設計のペダルの出荷も始まっているとの事だ。

生産の一時停止は来週一週間と報道されているが、今日、訪問したトヨタとの取引が全体の40%という日系部品メーカーは、延長される可能性を非常に心配していた。

人気8車種の販売一時停止で、GMとフォードは、下取りがトヨタの場合、$1000の特別値引きをする発表し、商魂逞しい所を見せている。トヨタはトヨタで、リコール対象外のプリウス、シエナ等の宣伝、値引きの拡大を決定している。

アメリカでのリコールという事なのかもしれないが、今日のWSJは2ページフルで、いろんな角度からの記事が載っていたが、それに較べて日本のインターネット上の報道を見ている限りでは、扱いが小さい感じである。
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2010 一般教書演説

2010-01-28 19:37:49 | アメリカ政治
2010 一般教書演説 予想で、一ヶ月前に今日の事を考えたのですが、内容予想はさっぱりだったが、「中身が伴わない空虚な一般教書演説」と言う結論については、自慢できる位大当たりであった。

過去一ヶ月を振り返ると、デトロイトでのテロ未遂マサチューセッツ州の連邦上院補欠特別選挙での共和党候補の勝利とオバマ大統領のこの一年を悪い意味で象徴する出来事があり、今回の一般教書演説にも大きな影響を与える事となった。1995年のクリントン大統領を倣って、中道に舵を切るという噂もあったが、基本姿勢に変化は見られなかった。

端的に言うと、オバマはアメリカ合衆国を代表する大統領ではなく、民主党を代表する大統領と言う事がより一層明らかになった。

オバマ大統領の頭の中は、民主党対共和党という構図が根強くあるのだと思う。就任以来、両党協調でやろう言い続けながら、両院絶対多数で事を進めてきたのに、これを失った事で改めて、両党の協調を呼びかける事自体が、使い古された政治修辞であり、人々はオバマ大統領の言動不一致を鋭く嗅ぎ取っていると思う。議会運営に関しても、積極的に関与すのか、任すのかも判然としなかった。

気付いた事を思いつくまま記す。

景気回復と雇用改善を2010の最重点として取り組むとの宣言。方針としては大きな政府を志向しており、内容的に新しい物は無い。議会通過が難しくなってきている健康保険改革法案、炭素税(Cap & Trade)も、景気回復の一環として引き続き取り組むと言う妙な事になっている。位置付けを変えてトーンダウンしたが、基本的な政治姿勢は少しも変えていないことを示した。しかし、健康保険改革法案については、現在の窮地をカバーアップするようにジョークにしていたが、これは不適当であった。

急激に悪化する財政赤字については、やっぱりブッシュ政権批判がでた。就任して一年になるが、どうしても言っちゃうんだなー。来年度からの予算凍結を訴えたが、昨年20%も予算増をした上でのフリーズなので、政府金満体制の固定化(大きな政府の固定化)ではないかという噂もある。ばら撒いた住宅、車購入の補助金を減税と称していたのは、嘘といわれても仕方ないと思う。

一番驚いたのは、最近出た最高裁判決「政治献金において企業、NGOも個人と同じ権利を有する」を名指しで批判した事である。判決自体について最高裁判決になるくらいなので大いに議論があるのは当然だが、大統領が、それも一般教書演説で判決内容そのものについて言及するのは、司法に対する尊敬の念の欠如であろう。

アフガン増兵、イラン撤退、テロとの戦いについては、軽く触れたに過ぎない。キューバの収容所(ギズモ)を大統領命令どおりに閉鎖できなかった事、テロ容疑者のNYでの裁判については、触れず。核兵器絡みで、北朝鮮とイランへの経済制裁の徹底についてだけであった。外交については、今回はダボス会議で姿の見えないヒラリー国務長官の存在感が増した感じ。

ゲイ(同性愛者)の入隊について、「聞かず、言わず」の方針(ゲイかどうか聞かないが、ゲイであるとカムアウトすると除隊)の廃止、つまり軍隊でのゲイを差別(?)をなくすことを明言。これには賛成。

中国、EUの話題も無く、唯一、雇用改善のところで、保護主義を匂わす発言があった。

演説の最後で「私は諦めない」とキャンペーン風の力強い連呼があったが、一体何をと突っ込みたくなった。

待ちに待ったオバマ大統領の初めての一般教書演説であったが、悲観的な予想が大当たりと言う残念な結果に終わった。
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トヨタ リコール 生産の一時停止

2010-01-27 17:03:45 | アメリカ自動車業界
トヨタは、アクセルペダルの不具合でカムリ、カローラを含む8車種(2007-2010製)のリコールを発表し、販売と生産の一時停止を決定した。対象台数は230万台との事だ。

ビックリしたのは、生産一時停止だ。こんな例はアメリカメーカーでも過去にもあまり無いらしい。生産再開のめどについての発表は未だ無い。

今年の生産は、去年比の3倍ペースで(年間換算150万台)立ち上がっただけに、いきなり出鼻を挫かれた形だ。トヨタブランドへの悪影響については、計り知れない。昨年のレクサスに続いて、それもアクセルペダル絡みなので、尚更である。

原因は、設計要因、製造要因のどちらかしかないのだが、報道からははっきり分からない。カムリ、カローラはグローバルプラットフォームで共通設計なので、日本や中国では問題が無いとの事から察すると、製造要因の可能性が高い。つまり、何らかの原因で設計通りの製造が行われなかった事になる。但し、出荷検査や入庫検査がされているので、スペックアウトが流失したなどと言った単純な事ではないと思う。

そこで考えられるのは、日米の製造文化の違いに基づくものである。これは、設計要因であるともいえるのだが、もっと根深いものがある。

日本の部品は、許されている公差範囲よりもタイトで、安定している傾向にある。設計上の余裕の無さが、この日本独特の製造技術(と言うか慣習)でカバーされたりする事がある。例えば、製造スペック実力値が設計スペックより格段に上で安定していて、試作等で問題にならなかったものが、アメリカで製造するときに、スペックの上限、下限の部品の最悪な組み合せが発生して想定外のモードが出現する事が考えられる。(アメリカは公差内ならOKという感覚が強い)

究極的には設計ミスなのである。設計者には厳しい言い方であるが、スペックの読み方、製造、検査現場の慣習という日米文化の違い(日本と他文化と言っても良いだろう)を考えていないのである。

私が経験した品質問題が、正にこの構図であった。(未だ、完全に後処理が終わってないと思うので具体的には言えない)

今頃、悪者探しが盛んに行われていると思うが、部品会社は、リコール等の莫大な費用発生の可能性があるので、スッペク通りに納入していると主張せざるを得ないのである。トヨタとサプライヤーの関係において、トヨタに対して設計が甘かった可能性など絶対にいえる雰囲気はないし、(そんな事言うと、未来永劫取引禁止とか言い出す人がいたりする)最後は費用の話になるので、真の原因追求は中途半端に終わるのである。

リコールそして生産一時停止という未曾有の出来事なので、トヨタとしても免罪(リコール費用、将来ビジネス)をサプライヤーに与えて、徹底的に究明すべきであろう。でなければ、将来同じような問題が再発する可能性が高いと思う。

調査結果が発表になったら、詳しく検証してみたい。グローバル企業トヨタの真の姿が浮かんでくるような気がする。
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小沢一郎の変節?(陰謀説風)

2010-01-26 01:03:50 | 政治の話題
立花隆の宇宙ものを読んだ後に、田中角栄ものに流れて、結構ロッキード事件や戦後の疑獄に詳しくなった時期がある。数年前に出版された The History of the CIA などで、日本絡みのCIAの活動は、非常に限られているが、ちょっとは知っている。

で、今日本で大騒ぎになっている小沢一郎の事が、何だか良く分からない。

全体構図をアメリカ絡みの陰謀説風に考えると以下の様になると思う。基本的に今回の小沢一郎を田中角栄のロッキード事件とダブらせている。(アメリカ、中国、登場国も同じ)

戦後、アメリカは、児玉誉士夫等を利用して自民党にお金と影響力を持っていた。そんな自民党で、つい20年前までは田中角栄の愛弟子として幹事長までやっており、自民党時代、小沢一郎はアメリカの手先とまで言われた。(Ozawa Lever とまで呼ばれていた)

小沢の親分である田中角栄の逮捕は日中国交回復をアメリカの頭ごなしにやったので、ローッキードというアメリカ発の情報で嵌められた。この逮捕は東京地検特捜部によるものだった。そして、東京地検特捜部はその成り立ちからアメリカの意図が強く反映されると噂されている。

最近急激に、親中国、アメリカからの離脱を画策する小沢一郎は、アメリカにしてみれば、「可愛さ余って憎さ百倍」ということで標的にされている。

陰謀説としては、結構良い出来だと思いますが如何でしょうか?

しかし、部分、部分と全体が、何かしっくり来ない様な気する。

まず、社会党政権、新生党、そして民主党と移り変わりゆく中で、小沢一郎はがなぜ反アメリカに変節したかがハッキリしない。(親分、田中角栄の恨みをずっと心の奥底の秘めていた?)

昔はアメリカに協力していたし、田中角栄逮捕の両面から、東京地検特捜部の事は裏も表も理解しているはずで、身辺は気をつけるはずであろう。今報道されている様な事でぼろを出す様なヘマをするとは考えらない。

私なりの結論は次の通りだ。

田中角栄のロッキード事件は、日本では大事件だったが、アメリカの軍事産業の営業活動(その当時では、わりと当たり前の)の恥部として露呈した。核心は、特に児玉誉士夫とやくざと政界の密着が本筋であったが、部分的に姿を現して時効等などで矮小した形で決着した。

今回の小沢一郎の事件は、児玉誉士夫のような大物黒幕がいなくて、秘書ふぜいがが利権の回りをちょろちょろして発覚したスケールの小さいヤマであろう。それ故に政治家の意地汚さが目立つ事件であろう。(もし、無罪だったら、アメリカの息の掛かった東京地検特捜本部も調査しきれなかった事になり、勘違いに基づく箔がつきそうだ)

小沢一郎には実力があるので、こんな事で潰しては国の損失だと言う人もいるが、いくら実力があっても、政治を私欲(もし有罪なら)のために使ったなら、退場してもらわないといけない。

極論すると、日本人は人物の実力や才能に惚れすぎて、ダメな所には目をつぶる傾向があると思う。もう一歩深みにはまった発言をすると、キリスト教の神の概念がないので、善悪感が人同士の相対的にものになっている事がその根底にあると思う。

日本の小沢一郎報道とその回り(ブログなど)があまりに騒々しい割に、スッキリしないので、アメリカ陰謀説で考えてみたが成立しそうにないので、ただの日本政界の金の話であろう。

こんな事真剣に考えた自分に少しがっかりしております。
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バイリンガル教育講演会 2方向イマージョン教育

2010-01-25 12:18:05 | 教育
Michigan Japanese Bilingual Education Foundation (MJBEF)を中心に開催された「バイリンガルー2方向イマージョン教育」の講演会に行って来ました。MJBEFは、今年9月の英語,日本語の2方向イマージョン教育を行う学校の開始を、既にミシガン州に申請しており、学校開設への支援を兼ねた講演会でした。

講師は、中島和子教授とサラ・コーヘン助教授の2講演同時進行の変則でした。妻は中島教授、私はコーヘン助教授と別れたのですが、コーヘン助教授は、実践経験は多いもののフランス語、スペイン語と英語の2方向イマージョン教育の講演だったので、早々と私も中島教授の方へ移動しました。

日本語と英語の2方向イマージョン教育とは、言語を教えるのではなく、通常の教科学習を英語と日本語でやるというものです。日本での例としては、静岡の加藤学園が成功しております。尚,加藤学園は日本で日本人の学校なので、日本語のレベルはある程度家庭、社会の中で学べるという前提があり、小学校低学年で英語比率が70%と高くし英語で教科を学べる様にして、徐々に50%とするそうです。小学校高学年以上では、学年レベルのバイリンガルになっているそうです。大学進学も日本と留学が半々との事でした。

アメリカ全土で、バイリンガル教育を行っている学校が約700あるそうですが、英語以外の母国語のメインテナンスが’中心で、2方向イマージョン教育を行っている所は少ないそうです。又,2方向イマージョン教育を行っていてもほとんどがスペイン語で、日本語との2方向イマージョン教育は、たったの3校(フロリダ、イリノイ、バージニア)だそうです。

現在申請中の学校は、ミシガンなので、上記の加藤学園とは違い、アメリカ人、日本人混成のクラスとなるそうです。政府や州が予算をつけてまで、バイリンガルアメリカ人も養成しようとする方針があるとの事です。日本語と英語の教科学習ばかりでなく、日本語母国語生徒と英語母国語生徒のコミュニケーションで、効果が高まる期待もあるようです。キンダーガーデンからのスタートとなるので、うちの娘達は残念ながら、今年出来ても入学の可能性は有りません。(下の娘にキンダーをダブらせる手はありますが)

日本語の両親でも、アメリカで生まれ育つと母国語(継承語)が穴だらけになり、英語すらも中途半端になる可能性が高いそうです。又、母国語(継承語)を上手く使えない事で、親子のコミュニケーションが無くなったり、情緒不安定などの問題もあるそうです。4年生になる上の娘は、英語は問題ない感じなのですが、私自身がネイティブではないので不安は常にあります。日本語も補習校で週一回なので、日本の同学年レベルには追いついていないので、こちらも心配です。

尚,アメリカで母国語(継承語)を実用的なレベルにするには、(2方向イマージョン教育の学校にでも入れない限り)親の覚悟を見せる事で子供の自覚を促すしかないそうです。

長くいれば、現地校に放り込めば、子供は何とか英語が喋れるようになると漠然と思っておりましたが、小学校中学年以上になると意味のあるコミュニケーションがなければ、進歩は遅いそうです。2言語間の社会的地位で学習意欲が違ったり、幼児早期教育で英語が一概に上手くなるわけでも無いといった、研究成果とその研究をもとにバイリンガル教育の方法を生み出す事に非常に感心しました。

大人のバイリンガル教育(私の事)についても質問したかったのですが、時間切れで出来ませんでした。
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我流

2010-01-24 20:33:42 | 雑記
昨日スポーツクラブで泳いできました。私の通っているスポーツクラブは5レーンしか無く、土曜日の午後だったので順番待ちが出る程でした。

順番を待っていた40歳位の普通の日本人のおばさんが、私のあがったレーンで泳ぐのを、隣接しているジャクジーから観ていると、ゆっくりとしたきれいなフォームで、平泳ぎ、バタフライをこなしていました。水泳の疲れと温かなジャクジーで温泉気分になったぼんやりした頭で、彼女は小さい時から水泳をキチンと習った人なんだろうなーと思っておりました。

私の場合クロール、平泳ぎはまあまあなのですが、バタフライの要領が分からず、ずっと出来ませんでした。偶然に観た競泳のテレビ中継で、水中カメラで撮影したバタフライの手の掻きとキッックのタイミングを見て、泳げる様になりました。(やっと25メートルを溺れる様にですけど。最近挑戦していなかったので、昨日は半分12メートルくらいで溺れました。)

勉強でも、スポーツでも、わりと要領よく器用だったので、何事もキチンと学習、訓練をせず大人になり、ここまで生きてきました。つまり、手をつけた瞬間に出来ない、分からないものはやらない主義でした。

スポーツだと、キチンとやって来た人と私みたいな人の違いは、一目で分かるのですが、人文、社会科学系の学問の話(具体的には、政治、経済という事です)でも、同じ事が言えるのではないかと思うわけです。けれどもその違いは分かり難く、本来議論にならないレベルの差があるのに、同じ土俵に上がっているのではないかという、後ろめたさがあります。だからせめて経済学か政治学を(出来れば、政経の統合的なもので)大学院レベルでキチンと勉強したと考えております。

正統学問の有効性という事では、経験のあるMBAとビジネスの関係で言うと、あるプロジェクト、プランを考えるときに抜けが無くなる感じなのですが、プロジェクト、プランのコンセプトの出来自体には、関係ないのではないかと思います。料理でいうと、見た目は素晴らしくなるが味は保障せずと言った感じです。足の裏の米粒みたいなもので、「とらないと気になる」類いのものだと思っております。

全く別の効用として、キチンと勉強した事で自信が出来るという事、拠り所がある事が、非常に大事だとも思います。

普通のおばさんがゆっくりときれいなフォームでバタフライで泳いでいるのを見ながら、そんな事を考えておりました。どの分野でも、水泳におけるバタフライのようなもの、訓練してないと出来ないものがあるのではないかと思ったわけです。

一般の人は、バタフライ泳げないですよね?
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$216 million

2010-01-23 11:36:58 | アメリカ政治
$216 million(約195億円)、この金額で一体何が出来るだろう?

最近のアメリカの財政は規律緩みっぱなしで million では、何も感じない程麻痺してきているが、やはり大きな金額には変わりない。実はこの金額は、911 テロ首謀者の裁判 in NY を一年行うのに掛かる警備の費用概算である。有罪なら必ず控訴すると考えられているので、一年以上になるのは確実視されている。

刑事事件なので、ホルダー司法長官が、現場の近くで裁判を行うという決断を下した。長官は、決定後のインタビューに答えて、アメリカの司法システムが正常に機能する事を世界に示すと述べていた。(オバマ大統領も同様の発言をしている)

このインタビューで、もし無罪となったらどうするのかと聞かれて、「無罪と言う選択肢は無い。しかし、刑事裁判なので(無罪も)あり得る。」と意味不明のコメントを残している。真意は、「証拠や自白から有罪は確実である。しかし、裁判の建前上、有罪確定を司法長官が口走る事は問題有り。」という事であろう。

この容疑者を、軍事法廷で裁判する法的根拠もあるが、敢えて市民としての刑事裁判にしたのは、オバマ政権の寛容さを世界に対してのアピールしようとする思慮の足りない判断であった。

この裁判の警備を担当する事になるNY市警が、$216 million の費用概算を行い、政府に対して負担を要請しているが、まだ回答は届いていなそうだ。

今後、別のテロ容疑者の NY での裁判も予定されており、ワシントンDC での裁判も計画されているらしい。

裁判所周辺には、警察署や役所、ビジネス街や教会、そして住宅もあり、裁判の行われる日には大混乱が予想されている。NYもワシントンDCも、警備費用以外の目に見えないコストの負担を強いられるのは必至である。

日程は発表されていないが、NY、特にマンハッタンの下の方にお出かけになる際は、裁判情報を確認してお出掛け下さい。
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車の家電化

2010-01-22 10:44:15 | アメリカ自動車業界
人気の高いMBA留学ブログ:My life in MIT Sloan の、車の家電化についてのフォローアップです。

Lilacさんとの議論は、「電気自動車の普及が日本車メーカーにどうのような影響があるか」です。彼女の論旨は次の通りです。「家電化という言葉に引っ張られては危険。車を組み立てる複雑な製造ラインがあるので、日本メーカーのコスト削減、品質管理、組織、文化等々の総合的優位性は揺るがない。確立されたブランド力もプラスになる。但し、モジュール化でに利益が部品メーカーに移る可能性が高い。又、モジュール部品への新規参入も容易となる。」

私の立場は、車の家電化は、文字通りの解釈で、モジュール化が進み、コモディティ化が進む。よって、日本メーカーの優位性が急速に失われる。

電気自動車の車体は、内燃機関自動車の延長線上には無い

究極の電気自動車は、4輪駆動、4輪操舵である。つまり車体の4隅に添付の写真(ミシュラン)のような駆動、停止、操舵、サスペンションが入ったタイヤ・ホイールがつくと思われる。現実的には、前輪が停止のエネルギーを活用しやすいので、FFになると思われる。リアにもサスペンションが必要で、エネルギーの効率を上げるために、同じような機能を持ったタイヤ・ホイールがつくと思う。

車の4隅に重たいタイヤ・ホイールがつくので、乗用車であってもトラックのような梯子フレームとなる。車体もフレームにすると、複雑なモノコックにしなくても強度が比較的簡単に出る。つまり、モジュールとなったタイヤ・ホイールをフレームにくっ付け、後は外側を覆えば車になるのである。例えば、NASCARなどのストックカーでは、この手法が取り入れられている。

フレームに、タイヤ・ホイール、内装、インパネ、ドア、外装パネル、バッテリーを組み付ける事で製造が可能となる。用途に合わせていくつかのフレームサイズがあれば、乗用車は全てカバー出来る。最大のすり合せ技術である車体(モノコック)、NVH (Noise, Vibration, Harshness)から解放される。

フレームの標準化は、電気自動車が普及するのに不可欠

電気自動車の最大の欠点は、短い航続距離であろう。従来のガソリン車(ハイブリッドを含めて)並の300-400マイル(500キロ以上)の容量があり、且つ、高速フル充電(5分程度)の出来るバッテリーが理想であるが、最後まで技術的なネックになると思う。バッテリーを標準化させ、ガソリンスタンドならぬバッテリースタンドで、空バッテリーを満タンバッテリーと交換する解決策が考えれる。

標準化された重いバッテリーをさせるためにもフレーム構造は最適であり、標準化されている事が必要となる。(大容量、急速充電のバッテリーが開発されたとしても重くならざるを得ないと思う。よってフレーム構造が必要)

電気自動車は普及するか?
アメリカ市場では、日本,アジア、ヨーロッパに完全に遅れて、最後の最後まで(30-40年)普及しないと思う。最大の理由は、電気自動車向きの小型車の需要が限られている事である。(アメリカ市場での超小型車の将来性については、デトロイトオートショーを参照)
日本とヨーロッパでは、普及する可能性がある。電気自動車が普及すると考えると、家電化起こる事を上記の様に想像出来るのだが、本当に普及するかどうかは、個人的には非常に懐疑的。よって、下記の日本メーカー戦略も今ひとつ歯切れ悪し。

車の家電化から離れて、全体を眺めてみる。

日本メーカーの戦略は?
グローバルマーケットを、車の家電化は日本(他のアジア市場も急速に追いつく可能性もあり)とヨーロッパを中心に普及、アメリカ(南北、ついでにアフリカも)は内燃機関の自動車がまだまだ継続、インドを代表とする人口密度の高い発展途上国は屋根付き4輪オートバイ(タタ的)の拡大、と大雑把に3つに分けて考える。

1.電気自動車については、組み立てに特化したスリムな組織とし、モジュールは部品毎に子会社化
2.ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドの開発、生産はアメリカに集中する
3.屋根付き4輪オートバイ(タタ的)には手を出さない

現状のままいくと、日本メーカーはそれぞれ独自で電気自動車の開発を進めて、もし、私が考える様な標準化されたフレームで電気自動車が普及するとなった時は、一気に置いて行かれる様な気がする。モジュール化を不可避と考えて、グローバル標準をリードするというアプローチを考えておく事が必要だと思われる。
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マサチューセッツ 兵どもが夢の跡

2010-01-21 10:27:36 | アメリカ政治
テッド・ケネディー(日本では、エドワード・ケネディーで報道されていた)死去に伴うマサチューセッツ州の上院議員特別選挙で、共和党候補が当選した事は昨日 WOW で伝えたが、その衝撃はアメリカ政界を激しく揺さぶっている。

まず選挙結果であるが、テッド・ケネディーが47年保ってきた上院議席が共和党議席となる。マサチューセッツ州は、1972年以来、常に民主党が上院2議席を独占しており、全米でも民主党の強い州として知られていた。つい3週間前までの調査でも、民主党候補が圧倒的なリードを保っていた。そんななかでの共和党候補の当選なのだ。

この一議席の持つ重要性を見てみる。

まず、健康保険改革法案であるが、現在、両院で可決された案の調整が行われているが、上院でスーパーマジョリティが無くなった事で、共和党が引き続き一枚岩である限り、調整案の上院での可決が出来ないので法案にならない。議会運営の手段として、何らかの法案を通す術はあるのだが、今日の民主党議員のコメントを聞いている限り、裏技での法案可決はなさそうだ。今の政治環境でごり押しすれば、大変なことになる事をやっと民主党も理解し始めた。もし、可決されたらテッド・ケネディーの名を冠した法案になる予定だったので、皮肉以外の何ものでもない。

今後も、オバマ大統領が力を入れていた炭素税(Cap and Trade)、移民法改革、金融改正法案、そして景気刺激策第2弾は、まず可決しないであろう。オバマ大統領は、就任正にちょうど一年目で死に体になった。

今年11月に、両院の選挙(中間選挙)があるが、共和党が両院で過半数を獲得する可能性が高まっている。マサチューセッツ州のリベラルライオンと呼ばれたテッド・ケネディーの議席が、共和党に奪われた事で、基本的にどの民主党の議席も安全ではなくなった。

では、オバマ大統領はどう対応するのだろうか?かなり動転しているようで今日の会見で「昨日の選挙結果は、去年の大統領戦の結果と同質のものである。8年続いたブッシュ政権への怒りと不満が、炸裂した結果である。」と奇妙なコメントをしている。共和党候補は、マサチューセッツ州を代表するだけでなく、この一議席がオバマ大統領の進めている法案、特に健康保険改革法案をストップできる事を一貫して強調していたし、選挙直前のオバマ大統領の民主党候補への応援演説でも、自分の政策を推進するために是非、民主党候補に投票して欲しいと訴えたばかりなのにである。完全に混乱している。

では、今後オバマ大統領はどのように政権を持っていくのであろうか、オプションに一つは、クリントンの一期目のように、共和党よりの中道路線にシフトする事だろう。但し、昨日の選挙までは、両院で圧倒的多数を持っている事で、昨年一年を通して、不必要に敵を増やしている。又、一方で民主党のもっとも左よりのリベラルからは、特に健康保険改革法案で妥協しすぎていると言う批判もあり、孤立無援になりつつある。二つ目のオプションは、ここまでの路線を修正せず、元々の立ち位置、つまりかなり左なリベラルとして、玉砕の道を進むかである。

結局、オバマは No man's land の住人になったのである。この蟻地獄から出ようともがこうとすればするほど、墓穴を掘るであろう。副島隆彦とは全然違うところからの結論ではあるが、ちょっとすると大統領辞職もあるかもしれない。そんなところまで追い詰められつつある。もしオバマが放り投げれば、バイダン副大統領?下院議長ペロシ女史?アメリカも寂しい政治風景だ。

2期目の大統領選では、現職大統領が所属する民主党の候補者にもなれないと言う珍現象が見れるかもしれない。(そういう状況になれば出馬もしないだろうけど)今頃、2012年に向かって、ヒラリーが準備を始めているかもしれない。

オバマ大統領、民主党首脳が兵かどうかは、別次元の議論が必要であるが、今回の選挙結果で、アメリカの保守回帰の流れがはっきり現れたと思う。
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WOW!!

2010-01-20 11:32:52 | アメリカ政治
このブログで何度も紹介しておりますが、テッド・ケネディー死去に伴うマサチューセッツ州の上院議員特別選挙が今日行われ、なんと共和党の候補が勝利しました。先程、当確が出て、民主党候補も既に敗北宣言をした模様だ。

この選挙の結果は、非常に重要な意味を持つので、改めてポストします。

Twitter風のポストになってしまいました。

なぜ、この選挙結果に驚いているのかを少しおさらいしておきます。

オバママジックは消えたか?
マサチューセッツ州 上院議員 特別選挙
テッドケネディーの偽善
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デトロイトオートショー

2010-01-19 05:01:44 | アメリカ自動車業界
今日、デトロイトオートショーに行って来た。去年よりずっと良いという評判は間違ってはいないのですが、往年の賑わいを知っている身としては寂しい限りです。昨年に引き続き、地下は電気自動車試乗会場になっており、大型SUVから超小型までが、静かに走っておりました。

その中で、やはりフォードが一番力を入れており、展示面積が一番広く、ディスプレーも他に比べると凝っていた。

では、思いつくままに感想を。(電気自動車の将来については別ポストで)

電気自動車、ハイブリッド、2人乗り系小型車等,所謂小さい車一杯出ていたが、この辺の超小型車は、動力が電気でもエンジンでも、今後売れるとは思えない。同じ小さい車と言っても、オートバイの屋根付き系、車として小さい系があるのだが、どちらにしてもアメリカ市場は受け入れないと思う。一定のシェアは獲得するだろうが、決してメインにはならない。その上,電気自動車やハイブリッドで高いとなれば、破壊的に致命的。

傍証としては、あのトヨタがSionで苦労している事を挙げておく。2009年の販売数(57,961台)は、トヨタのアメリカ全体の3.2%、2008年の5.2%から減少している。若者にアピールしなかったと言う事もあると思うが、決定的に小さすぎると思う。カローラサイズまでではないかと思う。これより小さい車の市場はトヨタヤリス(とSion)、ホンダフィットで埋められていると思う。規模は最大で20-30万台程度だと思われる。すでに拡大の余地は限られている。

小さいと言えば,クライスラーの希望の星、Fiat500も小さすぎてお話しにならない。このプラットフォームを使ってアメリカ向けの新しい車を設計しているそうだが、大きくするのに限界があると思う。

話題のGM Voltはまあ、まあ。サイズ的にはトヨタプリウス位。結局このサイズがアメリカでそれなりに受け入れられるミニマムサイズだと思う。

ホンダにオデッセイが展示されてなかったが、トヨタは対照的に新モデルのシエナミニバンを何台もおいてあった。クライスラーがグズグズしていて、オデッセイのフルモデルチェンジまでに一気にシェアを奪うつもりであろう。タイミングが良い事もあるが、結構良い作戦である。相変わらずスタイルはいまいち。

どの日本車メーカーの乗用車のヘッドライトとテールランプのデザインが、なぜかスバルっぽくなっていた。ひょっとすると今日本の車デザインは、群馬もしくは東京三鷹が主流なのか?

ニッサンは昨年に続いて出展せず、正解かどうかは分からず。(シカゴやロスは出るのでしょうか?)

地味ではあるが、韓国車(Hyundai, Kia)は品揃えも改善しており、価格が手頃なので今後も順調にシェアを拡大するだろう。

昨年で懲りたのか、今年は、中国製は一社(名前忘れた)のみ。車体デザイン、製造品質などちょっと見た目でもお話しにならず。純粋中国メーカー(そんなメーカーあるのかしら)のアメリカ進出は、坂の上の幻だと思う。日本、欧米メーカーの中国製もしくは車の家電化による本質的な業界革命の後であろう。そういえば、去年に比べて中国人の入場者が極端に少なかった気がする。

パッとしないオートショーだった。デトロイト在住の人は行って損はないと思うが、推薦する程でもなし。

入場料$12、会場(コボホール)の屋上駐車場に難なく入れて$10(モコモコで邪魔な上着も車に置いていけた)、10時に入って1時には出てました。
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週刊エコノミスト 1/19/2010号

2010-01-18 13:10:24 | 新聞、雑誌から
定期購読している雑誌をじっくり読んでいる暇がなかなかないのだが、先週届いた週刊エコノミスト1月19日号に首を傾げる記事がいくつか載っていた。それらは書評であったり、コラムであったりするのが、自分としては、信用している雑誌だけにちょっと気になる。

先ず、書評、著者インタビューで「日本開国」渡辺惣樹著であるが、アメリカの日本への意識が「開国させてやった貸し」で、中国への意識が「アヘンの借り」であり、アメリカのアジア外交の原罪があるとしている。著者の結論をインタビューで取り上げているのだが、あまりにも薄っぺらな結論を鵜呑みにしすぎている。本の内容より、著者の経歴(カナダで起業)で取り上げた感じがする。アメリカ外交の原罪(?)は、現時点での気分を反映している事に過敏に迎合していると思う。

冷泉彰彦は、冷泉彰彦Part2で、槍玉に挙げておりますが、今回は新聞を読んで切り貼りしただけの酷い論調だった。

「World Watch」小松健一毎日新聞北米総局長の記事も、上記冷泉彰彦と同じで、クリスマステロ未遂の新聞、雑誌、テレビ報道の感想文に過ぎない。

図らずも全部アメリカ絡みなので、事情が分かっているという事もありますが、編集側に読む力がないのか、書く方(著者インタビューは別)が舐めているのか、何年も定期購読している身とすれば、文句の一つも言いたくなる。

最後に、読んでいていつも心が軽くなるので好きなのですが、「今井澂のマネードッドカムカム」の一貫性のない楽観論は如何なものかと思う。

その他の記事は、じっくり読んでいないので、次の号が来るまでになんとかしなくては。
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オバママジックはどこへ消えたか?

2010-01-18 07:27:08 | アメリカ政治
マサチューセッツ州 上院議員 特別選挙でお伝えしていますが、いよいよ19日火曜日に選挙が行われます。つい2週間前までは民主党候補が断然有利でしたが、最近の世論調査では大接戦になっております。

この一議席が非常に重い意味を持つので、オバマ大統領が急遽、本日マサチューセッツ州ボストンに駆けつけて選挙応援演説を行いました。

ハイチのニュースを観ていたのですが、応援演説の生中継に切り替わったため久しぶりにオバマの演説を聞きました。まず、驚いたのは、小さい大学のホール(収容2千5百人)が埋まっていない事でした。候補者はもちろん、応援演説にはテッド・ケネディーの未亡人、もう一人のマサチューセッツ上院議員のジョン・ケリーも来ておりましたが、寂しい風景でした。

肝心の演説の方ですが、出だしは調子が出ず、こちらがハラハラするくらいでした。何か名前も間違えそうな感じがあり、学芸会に出ている我が子を心配する様な心境になりました。途中で反対派とおぼしきヤジも飛び(途中退場せせられておりましたが)ほとんどが民主党候補者支持の聴衆なのに全然盛り上がりませんでした。さすがに最後は、スローガンを連呼して、何とかアップビートで締めくくっておりました。

気絶者続出の大統領選の演説風景とは隔世の感があります。

わざわざミッシェル夫人の46回目の誕生パーティーを袖にしての応援演説だったのですが、本人、民主党の意気込み程の盛り上がりにはなりませんでした。

ブラック マジック ニグロと言われた勢いは無くなり、ハーフ ブラックという事で、黒人の熱狂的な支持も過去のものです。(表現は際どいのですが、事実のなで悪しからず)テレプランプター(演説原稿が映し出される透明のスクリーン)を読んでいるのに、言いよどんだりして、心身の健康状態も心配になります。(一時、体重の激減が話題になっておりました。ハワイのクリスマス休暇のTシャツの写真も随分痩せておりました。)

これで民主党候補が落選しようものなら、オバマのスターパワーの凋落(既に、昨年11月のニュージャージー州知事選で証明されてはおりますが)、上院のスパーマジョリティーの喪失、と踏んだり蹴ったりになります。
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