Romney が Santorum を凌いでミシガン州で勝利した。
人気がちょっと早めにピークしたので、Santorum は予想通りネガティブキャンペーンでモミクチャにされた。但し、先週行われた討論会での対応も芳しくなく、過去の問題発言等も穿られて、勢いが止まってしまった。ミシガン州敗北の後では、なぜ急に人気が出たのが不思議な位である。
3月6日は Super Tuesday、いよいよ共和党候補者選びの天王山である。特に、オハイオ州が鍵になりそうだ。
楽勝と思われた地元ミシガン州での苦戦を克服した事で、Romney の打たれ強さが際立ったと思う。
保守系の候補者はアップダウンが激しいので、忘れられた感のある Gingrich さえ地元ジョージア州での挽回を狙ってたりする。しかし、右よりの候補者はどこか決定的な欠点があるので、人気ピークが過ぎると復活は難しいだろう。
候補者選びでは、保守系候補者が持つそれぞれの欠点のために残念ながら振れが激しいのだが、共和党の右よりの人々は、予備選を通じてもっとも積極的に活動をしており、予備選を盛り上げているのは間違いない。
その影響で、元々中道であった Romney が右に引っ張られているのだが、本選ではオバマとの違いを明確にする上での助けになるのではないかと思う。
無党派(インデイペンデント)のオバマ離れが著しく、支持ベースでさえも盛り上がりが欠けているので、共和党が激しい予備選で活発になるのは悪い事ではないと思う。
共和党内は最終的に ABO (Anyone but Obama) で結束するのは間違いなし、そう思っているのは共和党員だけではないのだ。
過去の関連エントリー
オバマ大統領 再選の行方(9):ちょっと目を離した隙に (2-18-12)
人気がちょっと早めにピークしたので、Santorum は予想通りネガティブキャンペーンでモミクチャにされた。但し、先週行われた討論会での対応も芳しくなく、過去の問題発言等も穿られて、勢いが止まってしまった。ミシガン州敗北の後では、なぜ急に人気が出たのが不思議な位である。
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楽勝と思われた地元ミシガン州での苦戦を克服した事で、Romney の打たれ強さが際立ったと思う。
保守系の候補者はアップダウンが激しいので、忘れられた感のある Gingrich さえ地元ジョージア州での挽回を狙ってたりする。しかし、右よりの候補者はどこか決定的な欠点があるので、人気ピークが過ぎると復活は難しいだろう。
候補者選びでは、保守系候補者が持つそれぞれの欠点のために残念ながら振れが激しいのだが、共和党の右よりの人々は、予備選を通じてもっとも積極的に活動をしており、予備選を盛り上げているのは間違いない。
その影響で、元々中道であった Romney が右に引っ張られているのだが、本選ではオバマとの違いを明確にする上での助けになるのではないかと思う。
無党派(インデイペンデント)のオバマ離れが著しく、支持ベースでさえも盛り上がりが欠けているので、共和党が激しい予備選で活発になるのは悪い事ではないと思う。
共和党内は最終的に ABO (Anyone but Obama) で結束するのは間違いなし、そう思っているのは共和党員だけではないのだ。
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