YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

アメリカの学生ローン

2011-10-31 09:09:35 | アメリカ政治
サブプライムの陰に隠れて、目立たないのであるが、アメリカの学生ローンのデフォルトが 8.8% になってきており、危機的状況になってきている。何せ、ローン総額が $1trillion (約76兆円)もあるのだ。

いつか書こうと思っていたのだが、実は昨年、オバマ政権は、学生ローンを政府が扱うと言う法案を通している。これまでも、多くの学生ローンは、公的な資金を基に運用されていたが、コストが下がりサービスが良くなると言う得意の嘘を並べて、本格的に連邦政府に一本化する事が決まっている。(取り扱い自体は民間金融機関がやっていた)

ここに来て、オバマは、支払いの上限を収入の10%(現在は15%)に押さえる事を(但し、棒引きではなく、繰り延べ分には利子も付く)柱にした救済案を言い出したりしている。

政府が大きく権限を持った事と、デフォルトが増えている事もあり、ポピュラリスト丸出しの政策を進めようとしている。

住宅ローンの救済にしろ、学生ローンのそれにしろ、オバマは徳政令を公布して、票を買おうとしている。

日本の歴史小説とか読むと、徳政令で経済活動が停滞したという表現にたびたび出会うのだが、景気高揚と雇用促進を、何回も緊急課題だというオバマ大統領は、本当に、本当に、本当に、経済の事を何一つ理解出来ないらしい。

松田聖子 蒼いフォトグラフ

2011-10-30 09:26:41 | 音楽関連


松田聖子のファンである事は、どこかで書いたのだが(自分のエントリーを見つけられない!)、この曲は、自分の中では、Best もしくは one of the best だ。

売れた曲に好きなのも多いのだが、「制服」とか、そういう類いの曲にグッと来る方です。

この曲が主題歌になったテレビドラマ「青が散る」は、なぜか観てないのが、自分でも不思議だ。

映像は2003年。聖子ちゃん、歌は上手くなっているが、当時の歌い方の方が良いと思うは懐古趣味か?でも、この格好をやり続けられる所に、大物振りを感じてしまう。

美空ひばりのインパクトを正しく理解出来ないが、松田聖子のインパクトは正確に体感していると思う。(1989年までだが)


In Trade Talks, U.S. Targets State Subsidies

2011-10-29 06:53:39 | 新聞、雑誌から
数日前に、アメリカで TPP 関連の報道を全く見かけないとエントリーしたのだが、何の奇遇か、WSJ 10月26日付けで関連記事が出ていた。

"In Trade Talks, U.S. Targets State Subsidies"、見出しにも、小見出しにも そして本文にも、の文字は無く、辛うじて、Trans-Pacific Partnership という正式名称(?)が本文の後半に方に出てきているだけであった。

まだ骨格も決まってないし、これから何年も交渉を重ねるのであるが、アメリカの長期的な意図は、中国の国営企業のグローバルな躍進を制限しようと言う事らしい。

中国は参加していないのであるが、アメリカ経済にほとんど影響を及ぼさないベトナムの国営造船企業をターゲットに、今後の通商交渉の雛形を作り上げようしているらしい。

TPP 自体は、関税撤廃(非課税障壁も?)を目指して始まった様だが、リーマンショックやヨーロッパの財政危機を経て、欧米型の経済モデルを守ろうという意図が出てきているとの事だ。中国型の国営企業モデルをアジア各国がまねる事を阻止する意図が強くなってきている様だ。

一方、アメリカも郵便事業は国営だったりするし、 GM 救済をした例もあるので、企業を国営化するオプションも捨て難い事情があり、人様の事を言えない。オバマ政権は、補助金バラマキなどで、中国政府的な政策を行っているので、交渉が一段と難しくなるという指摘もある。

アメリカも共和党、それも保守派が強くならない限り、中国を牽制する事は出来ず、世界中の国々で、政府に頼る経済が幅を利かせる事になる。これって、つまり世界全体が社会主義化するという事であろう。

TPP って何だっけ? in US

2011-10-26 07:03:37 | ブログ探索
被害妄想と時代錯誤の「黒船」TPP論争』相変わらず、池田信夫大先生の紹介だが、TPP を巡る論議としては、取り敢えず、分かり易く、まともだと思う。(信夫をとって、池田大先生にすると、ちょっと危ないなー。まだご存命ですよね?)

アメリカでは話題にもなっていない。業界団体への気配りは大変だが、基本的には、あまり気にしていないのであろう。

日本の大騒ぎが不思議で仕方ないのだが、そのうちじっくり考えてみるつもりだ。

#3 のインプラントは結局ダメ、あらたな治療計画

2011-10-23 16:59:22 | 歯のはなし(治療日記)
インプラント手術から6ヶ月が経ったので、次の段階に進む為に、先ず、専門医を訪問した。

4月の手術のインプラントの3本のうち、元々、抜歯した#2、#6は、上手くいっていたが、骨が無いところにグラフティングした#3は、回りの骨が上手く育ってなくて、ブリッジをする強度が足りないと言う結論であった。

善後策としては、グラフティングからのやり直しを行うついでに、インプラントをもう1本追加して、ブリッジより4本のインプラントのそれぞれクラウンをするという物であった。上手くいかなかった#3の分は無料にするとも言われた。

もしやるとすると、頭蓋骨に直接グラフティングという荒療治なので、全身麻酔で行うとの事だった。どうせ全身麻酔なら、ついでに、左のブリッジになっているところにも、同じ様なグラフティングをする事を推薦された。

この先生、私の歯並びをどうしてもハリウッド男優並みにしたい様だ。

で、その後、掛り付けの歯医者さんに行ったところ、#2、#6のインプラントで、何とかなるだろうと言う見解であった。専門医の言うのは理想だが、私が散々、歯の治療をしており、これ以上、肉体的に負担を掛ける事に懐疑的であった。(経済的にもダメージが大きい)

私としては、勿論、ブリッジ案に賛成。(#3のインプラントをどうするのだろう?埋め殺しか?次回きちんと聞いてみよう)

現在の入れ歯の噛み合わせで、取り敢えず仮のブリッジを作成、同時に、左のブリッジの高さも調整する事に決定した。(最終的には、左のブリッジもやりかえ)入れ歯を入れたまま、ブリッジ用の歯型を取った。

11月初旬には、やっと入れ歯ともおさらば出来そうだ。でも、現在の肩こり原因が、入れ歯でなくて、噛み合わせだったら、どうしよう。ちょっと不安がある。

これで、歯の大掛かりな治療は最後にしたいものだ。

Can't Take My Eyes Off You

2011-10-22 12:18:45 | 音楽関連
たいして映画も観ないのに、サウンドトラックが好きで、アメリカに来てからちょこちょこ買っている。(日本にいる時は、映画のサンドトラックとしてのレコードの存在を知らなかったと思う)

"The Fabulous Baker Boys" のサウンドトラックも、アメリカに来たばかりの頃、カセットで買った覚えがある。

そんでもってガッカリしたのは、Michelle Pfeiffer が歌う "Can't Take My Eyes Off You" が、入っていなかった事だ。(でも、悪くは無い)

YouTube でもこれしかないので、自分が異常にマイナーな事に、今更ながら気が付いた。

The Fabulous Baker Boys はシアトルが舞台のしっとりした大人の恋の映画で、これはこれで、なかなかよろしい。基本的に、Michelle Pfeiffer と Jeff Bridges が好きという事もある。というか、この映画で二人のファンになった様なものだ。

なぜ、この曲かというと、大学生の頃、ディスコで良く聞いた(下の BOY TOWN GANG のカバーバージョンで)からとしか言い様が無いのだが、こんなおばさんが、こんなにファンキーに歌っていたとは、さっきまで知らなかった。

何だが、楽しい。


最近のアメリカの軍事外交

2011-10-22 05:09:31 | アメリカ政治
イラクからの年内の撤収、カダフィの死(暗殺)、アフリカでの展開と、象徴的な出来事が、続いている様に思う。

従来のペンタゴン戦略の線上にあるのか、オバマ政権の独自路線なのか、いまいちハッキリしないが、どれも間違っている展開だと思われる。

先ず、イラクからの急ぎ足での撤収は、永き将来に渡って禍根を残すと思う。イラク侵攻が正しかったかどうかは別にして、もう少し慎重に引き揚げないと、折角、注ぎ込んだ物が台無しになる様な気がする。

カダフィの暗殺と、アフリカでならず物の首領を暗殺を目指す軍事展開は、アメリカ(軍)が、地政学上とかではなく、人道上の理由で人殺しが出来るという事を世界に示しており、恣意的な軍事展開を今後容易にしてしまいそうだ。

アメリカ軍は、現代の十字軍になりつつあるのだ。

2012 Honda Accord LX-P

2011-10-18 04:03:56 | 雑記
これまで勤めていた会社からは、Comapny Car が支給されていたが、今回の会社では、Flex Drive と呼ばれるプログラムで、毎月一定の金額が支払われるシステムとなった。

Flex Drive の概要は、営業職やエグゼクティブが対象で、4ドアとか車の年式落ちに制限があり、相応の保険を掛ける事が条件だが、自分の車に対してお金を払ってくれる。金額は、ローン(もしくはリース)プラス保険代を丁度カバー出来るくらいで、上手く考えてある。仕事で使った時は、走行距離に対して燃料代が出る。(こちらも、普通の乗用車でツーペー位)

暫く、V6に乗っていたのだが、支給される身としては有り難い物の、自分で買うなら購入費も燃費も経済的な L4で充分だと思っていたので、L4 で、安い車を探す事にした。

候補は、Mazda 6, Hyundai Sonata, Ford Fusion, Honda Accord。最初はリースも考えたが、5年もしたら16歳になり運転免許がある上の娘に車が必要となるとの、友人のアドバイスで、自分で乗った後にお下がりにする事を密か誓って、購入(ローンだが)で検討する事にした。

季節柄、年式の変わり目という事もあり、2011年モデルを探したが、在庫がほとんど無くて断念。唯一の例外は、Mazda 6、一番下のグレードで、諸経費込みで2万ドルを少し超えるくらいで、60回(5年ローン)金利無しという好条件であったが、内装がしょぼすぎるのと、思ったよりエンジン音が大きかった事(その後、乗り比べてみて気が付いた)、決定的だったのは、ホイールがアルミではなく、鉄ッチンでホイールカバーであったので脱落。(1つ上のグレードは、アルミホールだったが、エンジン音で購入意欲が無くなっていた)

Hyundai Sonata は、車自体の印象は良かったのだが、価格やローンの条件が結構強気で、あきらめ。(安いからと考えたので、本末転倒)

車として一番気に入ったのは、Ford Fusion。但し、試乗したのが上級グレードで、リースの選択しかなかったので、こちらは泣く泣く諦めた。高いだけあって、内装は豪華だし、L4 とは思えない重厚さがあった。エンジンが実質的に Mazda 6 と同じだけに、その差に驚いた。(低グレードは、逆に在庫が無かった)

で、結局、Honda Accord、アルミホールじゃなきゃという事で、LX-P に決めた。(色はグレー、内装は黒)P は、Premium の P だが、最低グレード LX との違いは、オートマ、セキュリティシステム、パワーウインドウのスイッチがイルミネート、電動ドライバーシート、そしてアルミホールだけ。今更、マニュアルなんか運転する気にもならないので、実質、最低グレードである。色はグレー、内装は黒。

ホンダディラーでついでに、新型シビックにも市場。エクステリアデザインはパッとしないが、インテリアは良い出来であった。しかし、狭いのと自分のペース(V6 と同じ様な加速での挙動期待)で運転すると、エンジン音がウルサ過ぎた。

車両のみの定価は、$23,950、最終的に諸経費全部入れて $24,000。値引きが $3,350 の計算となり、まあまあといった所(だと思う)。頭金を $4,000 入れて、$20,000 をローン、金利は、1.9%で支払いは、毎月 $349.89 となった。(5年ローンで金利が $993.4 は、結構得したと思うのだが)

2,000 マイル乗ってみて、元々あまり期待していないので、それなりに納得しているのだが、気が付いたのは以下の通り。

シートの布地がチープ過ぎ。その上黒なので、子どもお菓子の食べかすが目立って仕方が無い。その他、細かいところ、例えば、エンジンを切って運転席のドアを開けてもその他のドアのロックが解除されないとか、低グレードだけに、全く気配りがない。オーディオもしょぼいが、特に不満は無し。

運転シートが暫くしっくりこなかったが、慣れたせいもあり、やっと、快適なポジションを見つけた。

アイドル時の振動は、エンジンマウントが電動制御でないので、気になる程度にある。走っている時は気にならず。

エンジンは軽快に吹き上がるし、パワーも特に困る事は無い。但し、大人4人とか乗せた事はまだ無い。(そのような状況は、特に長距離では先ず無いが)

燃費は、遠乗りすると軽くガロン当たり 30 マイルを超えるので、L4 というか、ホンダのエンジンの良さを認識。

通勤、仕事用としては、賢明な選択というのが、今のところの結論。


1日でディラーを何軒も回って即日購入したせいか、各メーカーの販売戦略の違いをおぼろげながら感じる事が出来た。Honda の低グレードを大量に売って行くという北米戦略には、やや疑問符が付いた。

アメリカに来て日本車を買った事が一度も無かったのに、知らないうちに2台とも日本車になっている。これは、日本車が好きとか嫌いとかでは無く、バリューバイヤーとして当たり前の行動の様な気がする。それは、各社の販売戦略と重なってくるのだと思う。その辺は、別のエントリーで。

ANSWER this !

2011-10-16 10:16:52 | 映画
アカデミー賞は絶対に獲らないだろうし、日本で公開される事も先ず無いだろう。アメリカ全土での公開も怪しい気がするが、ストーリー展開がクラシックながら、非常にシンプルで良く出来た青春映画である。

ANSWER this ! は、ミシガン州アナーバーとそこにあるミシガン大学が舞台であり、市と大学の全面的な協力で全編ロケだし、ミシガン大学に関係ある人や、アナーバー辺りに住んでたり、行った事のある人には必見の映画だ。(公式サイトは、こちら。予告編は、映画の面白さを伝えてない。(全部観ないと面白さが分からない類いの映画であるので仕方ないか))

ストーリーとしては、ミシガン大学で、だらだらと TA (Teaching Assistant) をしながら大学院生を続けている主人公ポールが、心機一転、博士論文を仕上げるのだが、ミシガン大学で約束された助教授のポジションを蹴飛ばして、旅立っていく、という構成である。(日本では、助教授なんてもう死語?)

ポールは、「人生設計の答え」は先延ばしにしているが、大学院に入学出来ずに予備校の講師をしている親友(こちらもポールと同類)と、小さい時からトリビアに今でも嵌まっている。(タイトルは、そう言う事だ)

話の流れとしては、人生にとって何の意味をもたないという事自体が、重要であると言う明確な意識を主人公達が持って、アナーバーのバーで行われるとトレビア選手権を勝ち抜き、チャンピオンになる事が軸になる。平行して、論文の執筆が進む。横糸には、父との確執、恋愛があり、友人との葛藤がある。

フィナーレは、トレビアの決勝戦と論文のデイフェンスが同じ日にあり、研究者としての将来を放棄して旅立って行くという、書いてしまえば陳腐な結末である。

ポールの父親は、ミシガン大学の有名な教授(本物の教授が出演している)で、文学としての聖書を教えている。ポールはその授業の TA をしている。上手いなーと思ったのは、ポールが論文のテーマが「アダムとイブ」で、二人が神の教えを破ってりんごを食べた事が、全ての始まりなのだという事を、授業風景を通じて示しながら、主人公の旅立ちへとつなげて行くところである。聖書の理解としては、深みを感じられないが、私にはちょうど良い湯加減である。

ミシガン大学の風景(建物、教室)には馴染みが無いのだが、アナーバーの街並や郊外の自然はそのままロケに活かされており、雰囲気を良く伝えている。トレビア会場となるバーも、実在しているので、知っている人には堪らないだろう。

将来、マイナーでカルト的な映画(特に、ミシガン大学関係者にとって)になりそうな予感がする。そう言う特殊性を差し引いても、お勧めの映画である。

一般公開が始まったばかりで、ミシガンでもたった4館でしかやっていない。私が観に行ったのは、Emagine Novi。入場料は $5、ラージコーラとポップコーンのコンボをスーパーサイズにして $11。 (本物のバケツくらいのポップコーンと、1リットルくらいはあるコーラ)公開初日なのに、地元なのに10人も入っていなかった。既にマイナーな香りがプンプンである。

Bill Clinton Talks About His Game

2011-10-15 20:32:59 | 新聞、雑誌から
After the formal meeting broke up, Clinton told one last story, about hunting for lost golf balls with his dogs. On walks near his home in New York's Westchester County, he frequently heads for a part of the woods that borders a private golf course.

"I don't know why I do this, because Lord knows I have all the golf balls I can use and the money now to buy more. But I take a little basket with me, and a tool to clean off the balls we find. I've got at least a hundred now," he said with a laugh. "It reminds me of when I was 12."

訳:公式なインタビューが終わった後に、クリントンは、犬とロストボールを探す事を話してくれた。ニューヨーク州ウインチェスターにある自宅で散歩するとき、たびたびプライベートゴルフ場に隣接している森に向かうそうだ。

「いろんなゴルフボールを山ほど持っている上に、もっともっと買えるお金もあるのに、なぜこんな事するのか自分でも分からないのだが、小さなカゴと見つけたボールを拭くボールクリーナーをもって行くのさ。もう100個は拾い集めただろう」と笑いながら語り、「12歳の頃の自分を思い出すんだ」と。


クリントンは政治家として、そして人間としても疑問符があるが、今でも何だか絶大な人気がある。その理由と、ヒラリーが別れない理由がボンヤリ分かった様な気がする。


WSJ の記事全文はこちら。(Bill Clinton Talks About His Game (10-15-11))上記の引用は、記事の最後に出てくる。

それなりに注目している事柄のサマリー

2011-10-14 19:45:29 | アメリカ政治
注目しているのだが、旬を過ぎそうなので、備忘的にエントリーしておく。

1)Obamacare
オバマ政権は、大統領選挙後まで引っ張ろうとした連邦最高裁判所での審議を、来年の夏には結審する日程での上訴を決定した。最高裁での判断が早くなるのは喜ばしい事であるが、大統領選後への引き延ばしで逆に廃案を訴える共和党に勢いを与えるのではないと言う戦術的な匂いがする。

ObamaCare 違憲判決を出したフロリダ州連邦裁判所判事からダメだしをくらう (3-5-11)
ObamaCare またしても違憲判決 (追記あり)(2-1-11)
ObamaCare 廃案決議、下院で可決 (1-21-11)

2)Solyndra
オバマへ多額の政治献金をした後援者が投資した会社に、補助金を出すと言う絵に描いた様な間抜けな話だが、金額が大きいので、騒ぎも大きくなっている。他にも同じ様な構図の案件も出てきている。

オバマはこの程度のセコい。強請、タカリしか出来出来ない様だ。構造汚職を常に展開していた日本の政治家の方が、構想力がありそうだ。

Solyndra Bankruptcy (9-15-11)

3)Harrisburg Files for Bankruptcy
ペンシルベニア州の州都 Harrisburg がついに倒産申請をした。果たして、他の自治体にも飛び火するのか?

Meredith Whitney (1-28-11)
Harrisburg 債務支払い不履行:続報 (9-15-10)
Harrisburg 債務支払い不履行 (9-9-10)

Moneyball

2011-10-09 11:16:37 | 映画
この映画、原作 "Moneyball" の100分の1の面白さも無い、全くの駄作である。

唯一の救いは、主人公のアスレチックスのジェネラルマネージャー、ビリー・ビーンを演じるブラッド・ピットが、それらしく見える事くらいだろう。

日本での公開予定は11月11日だが、お金を払うのなら、本の「マネー・ボール」を買って読む事を、絶対に推薦する。(映画の日本版オフィシャルサイトは、こちら

映画自体より、所謂ノンフィクションに分類されるであろうこの手の本を映画にしてしまうハリウッドの腕力に感動してしまう。父と娘を横糸にする所などは、あざとい。ブラッド・ピット主演で稼いでしまう所も凄い。(「おくりびと」もそう言う意味では、ハリウッド級?)

映画に(多分必要以上に)失望したのは、原作を出版された2004年に読んでいるせいであろう。舞台となる2002年のシーズンは、スポーツもの野球にもまだまだ感心があり、出てくる選手が状況にも詳しかった。映画を観た後、斜め読みするつもりで本を引っ張りだしてみたが、夢中で読み返してしまった。

当時からマイケル・ルイスのカジュアルなファンでもあり、その後、彼の著作を読む事にもなる。( Panic, The Big Short

映画のレビューなのに、それすら出来ない位、醜い代物であった。久しぶりの映画で、期待していただけに非常に残念。

入場料は土曜日の午前中だったので $5、ラージコーラとポップコーンのコンボが$10。


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The Big Short: Michael Lewis (8-15-11)

Green Card が届いた

2011-10-08 06:23:37 | 雑記
更新申請していた家内の新しい Green Card が、今週配達されてきた。オンラインでの申請から3ヶ月、Application Support Center に Biometrics (指紋採取)のために出頭してから2ヶ月、全く予想外の早さであった。

1-6ヶ月以内に新しいグリーンカードが届くと言われたが、半信半疑だっただけに驚いた。

デザインも大きく変わっており、全体的にグリーンっぽくなっており、一時期のピンクや肌色から、俗称のグリーンに戻すところが、なかなかシャレが効いてて、よろしい、(初期のカードがグリーンだったので、呼ばれる様になったのだが)写真も正面から撮影されていた。

カードが配達された同じ日に、申請が承認されて新しいカードが届きますとの通知が届いたのもご愛嬌か。

オンラインで申請した時にも感じたのだが、移民局の効率も上がっている様だ。但し、$450 を払った身としては、当たり前の様な気もする。お役所仕事にも経済原理が働いているとも考えられる。

来年2月(本来は今年の10月で失効)まで延長されていたが、再延長の手続き等でやきもきしなくて良いので、一安心といったところである。


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Green Card 更新 (8-18-11)

試運転中

2011-10-03 04:38:10 | このブログについて
新しい勤務先という事、ほぼ4年ぶりにオフィス勤務となった事、オフィス勤務になったので一日中入れ歯をしている事等々で、先週はヘトヘトでだった。社会復帰への道は厳しく、ブログ更新まで手が回らなくなっていた。

新しい勤務先については、やや特殊な事情があるので、そのうち詳しく書く予定。

在宅からオフィス勤務へ変わった事は、大きい。常に人が回りに居る事に慣れるのに時間が掛かりそう。しかし、感覚的には入れ歯をしている疲れの方が大きい気がする。その入れ歯も、来週にも仮のブリッジになるので、解消しそうなのだが、噛み合わせの影響については、これから。

ブログを書き始めてからずっと続いていた生活が一変したので、ペースを掴むのに少し苦労するかも。

でも、書き続けるぞー。