YS Journal アメリカからの雑感

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サイマル出版

2011-08-23 20:27:31 | 雑記
今日、本の整理をしていて、結構サイマル出版の本を持っている事に気が付いた。(11冊あった。半分は翻訳もの)

現存はしてない事は知っていたが、改めて調べてみると1998年に廃業している。随分と昔の事だ。

サイマル・インターナショナルという通訳派遣専門会社から派生した出版社という事で、必然的にアメリカ絡みの翻訳や外国人が書いた日本の事の本が多かったと思う。学生の頃からのファンで、何を読んだかは覚えていないのであるが、普通の本屋で購入出来なかった覚えがあり、共同通信の近く(アメリカ大使館といった方が良いのだろうか)にあった事務所の片隅にあった本屋とも呼べない直販所みたいな所で、本を探したり、買いに行ったりした記憶がある。

すっかり忘れていたのだが、調べているうちに、とっても恥ずかしい事を思い出した。

大学四年の時、卒業出来るかどうかも怪しくて、ろくな就職活動をしていなかったのだが、唐突に物書きになりたいと思い付き(昔からの物書き指向と突拍子の無い所は変わらない)、新聞社や出版社を受けて、当然の様に全てダメであった。

そこで、何と無く馴染み(こっちの勝手だが)のあるサイマル出版に履歴書を持って、飛び入り押し掛けで就職活動を掛けた事があるのだ。結局、受付だか事務員だかの女性が、新卒の採用はしていないと言われてそのままスゴスゴと帰って来た。

あのとき卒業を控えて何をしたかったのか、今考えてもよく分からない。(今は分かっているという事でもないのだが)

馬鹿は死ななきゃ治らないという事か。(死んでも治りそうにないけど)