YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

右足に体重を残したままクローズでダウンスイング、インパクトで頭を持っていかれない様にする

2015-03-24 14:40:35 | 我流ゴルフ理論
2年続きで厳しかったミシガンの冬もようやく終わり、積み上がって小汚くなっている残雪も無くなった。という事は、ゴルフシーズンの到来である。

新しい事に取り組んではいないのだが、人から聞いた「クォーター理論」の桑田泉の YouTube にはまってしまった。登場するのは初心者向けの指導なので、真似をすると変な事になるのだが、ドロー、フェードの打ち分け方は、大いに参考になった。

特に、フェードを打つときに腰を早く切るというのは、コスリ玉系の私としては、逆説的に大きなヒントであった。いろいろと試しているうちに、インパクトまで右足に体重を残している方が、素直なリリースが出来る事に気が付いた。

トップから左足の踏み込みを行うと、ダウンでクローズを保つのが難しくなる。体が硬いせいも有り、踏み込んだ時に状態がツラれて開いてしまう。結果、腕を遅らすことでクローズを保持して、インパクトは腕のみに頼ることになる。踏み込みを我慢することで、上体がクローズのまま腕を下せるようになり、インパクトで一気に踏み込み、リリースが出来る様になり、力強いインパクトが生まれる。また、踏み込みを遅くすることで、インパクトまでに方向性が狂わない。

いつも思いっきり叩きたいので、知らず知らずに上体、頭ごとボールにぶつける、つまり、左にもっていこうとするのだが、踏み込みを遅くした結果、頭が流れる傾向にも気が付いた。

踏み込みに対抗するように頭を右上に残そうとすると、リリースが自然になる。

後藤修先生の言う「左に乗って、乗るな」、自分で考えた頭の残し方(右上へのリリース)、結局は同じ所をグルグル回っているだけだ。

願わくば、螺旋階段を上るように上達していきたいものだ。


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我流ゴルフ理論

オバマ大本営

2015-03-22 18:39:03 | アメリカ政治
イエメンで武力衝突が拡大し、アメリカ政府は軍を含めたすべての職員を撤退させた。

オバマ大統領は、数か月前イスラム国に対するテロ対策の成功例としてイエメンを挙げていたが、とんでもない出鱈目であることが改めて証明された。

当時から保守系メディアからは批判が噴出していた。(尚、アメリカのマスメディアの保守系は、Fox News と Wall Street Journal、伴にマードック系列だけになってしまっている)

大学の頃、ジャーナリストを夢想したことがあり、大きな権力と戦うアメリカのジャーナリストに憧れを抱いていた。特に、デイヴィッド・ハルバースタムボブ・ウッドワードらのニュージャーナリズム系は好みである。

但し、少し引いて考えると、彼らもリベラルな視点から政府の権力に目を光らせていた事になる。ほんの数十年前までは、アメリカのリベラルは真面目であったが、最近は狂っているので、リベラル政権になるとアメリカのメディアも盲目になるようだ。特に、オバマ就任以来顕著になってきている。

戦前の大本営と新聞社の関係と酷似している。

アメリカのヘナチョコマスコミは、保守系が政権の時は、報道の自由が守られている事を良いことに政府の些細なミスまでセンセーショナルに取り上げる。オバマ政権下では、政権の打ち出す政策を批判せず、提灯持ちになっている。挙句の果てに、政府の保守系に対する言論弾圧的な行動やコメントを取り上げようともしない。

報道機関が腐るのと政府が腐るのは、鶏と卵の関係の様に思う。但し、忘れてならないのは、政権は国民意識の反映であり、報道機関も同様である。

最近の Fox News は、ちょっとやり過ぎで辟易する事があるが、まだまだ頑張ってほしいと思う。

さて、最近のオバマは完全にいかれている。先日のインタビューでイスラム国の台頭をブッシュのせいにしてたのには、余りのバカらしさに可哀想になってきた。ナイトショーにゲスト出演し、自分への批判ツイッターを読むコーナーでバカ面で悦に入っているのを観ていると、本格的に大統領職を遂行する気は無い様だ。(オバマ自身はやっていると思っているので、それはそれで怖い)

未だにいろんな所をウロウロして、選挙の義務化とか、飲み屋の雑談みたいな話をしている。それを報道しなければならないマスコミもご苦労さんだ。

ヒラリーとオバマの心中

2015-03-16 23:26:22 | アメリカ政治
ヒラリーが、国務長官時代に全て公務 E-mail を個人メールアドレスを使用し、自宅に設置されたサーバー(所有者はビル)で運用していた事が、段々とキナ臭くなってきた。リビア、ベンガジ領事殺害を調べている連邦下院公聴会からのリークなのだが、意外に化ける可能性がある。

ヒラリーは、4月に公式に大統領選への立候補を表明する予定とされているが、民主党の中にも、不祥事の対応下手で人気が陰るだけでなく、出馬断念に追い込まれる可能性をも心配する声が上がっている。

個人メールアドレスを使っていた、辞めて2年も公式記録を個人として保有していた、勝手に(自己判断で)個人的なメールを削除した、考えられないようなヘタ打ちをしている。

一般の会社でも辞める時には Exit Interview があり、その一環として関連書類は全て提出させられた上で、その旨の誓約書にサインをさせられる。今日時点で国務省は、ヒラリーがこの誓約書にサインしたかどうかも明らかにしていない。

もし、サインをしていたら明らかに偽証罪になる。又、サインをしていなかったらヒラリーが特別扱いされた事になり、ヒラリーだけの問題ではなくなってくる。オバマとしても、本心ではヒラリーを晒し者にしたいだろうが、ベンガジ領事殺害での共同での出鱈目が絡んでいるだけに、守らないわけにはいかない。

共和党は、ベンガジ事件と国務省の守秘体制の二面から追及をしていく構えだ。

問題が発覚して一週間後にヒラリーは記者会見を開いたのだが、言い訳内容がお粗末なのに増して、歳を取り肥った上に疲れ切っている姿を見ていると、とても大統領選を乗り切り、大統領職をこなせるとは思えない。

アメリカそして世界の為にも、ベンガジ事件ではオバマも一蓮托生なので、窮地に追い込まれたヒラリーが政治的に無理心中という展開を期待している。

最近のアメリカ政局

2015-03-08 09:48:41 | アメリカ政治
外交では、アラブ諸国、イスラエルとの関係が重要な局面を迎えているが、大きな事件がないのでニュース性に乏しく、オバマ政権のヘタ打ちは余り話題になっていない。

国内では、予算絡みの議会とホワイトハウスの小競り合いが散発的に発生しているが、感覚がマヒしてきており、3月中旬に政府シャットダウンの可能性があるが、トップニュースにもならない。

オバマ大統領の言動を見えいると、彼は完全に上がってしまっている。今後の政治的な活動は悪戯に政局を混乱させるだけであろう。

民主党、共和党とも次期大統領選に焦点は移っている。特に民主党はヒラリー大本命で決め打ち状態なのだが、ここにきて国務長官時代に、政府の E-mail を使わず、個人メールアドレス、それも自宅に設置したサーバーを全面的に使っていた事が発覚し、スキャンダルになりそうな気配がある。

オバマもヒラリーも、真剣に論ずるのがバカらしいレベルに達していると個人的には確信しているのであるが、ヨーロッパ各国、中国、日本等の本音を聞いてみたいものだ。

アメリカは、日常生活の中にも Political Correctness のプレッシャーがそこらかしこにあり、息苦しさがある。会社でも学校でも、人種、性別、宗教系のジョークも言えない。誰がいつ訴えてくるか分からないからだ。

オバマなどは、そこを逆手にとって悪用している。

ファーストレディが娘を連れて今月日本に行くのだが、ただの観光旅行なので、日本政府におかれては最高の慇懃無礼での対応をお願いしたい。


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"Hillary's worst and best political decisions" (8-12-2014)