YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

石の上にも三年、桃栗三年柿八年

2012-10-30 22:02:06 | このブログについて
このブログを始めてもう3年、エントリーは 1,000 を超え、 累計の PV は120万( IP は35万)を越えた。この辺がひとつの区切りだと当初からボンヤリと考えていたので、何らかのキリを付けておこうと思う。

この一年は仕事と仕事環境が激変したのでペースが掴めず、エントリーの頻度、内容が不安定になったとの自覚がある。(面白い もので、それは数字にもハッキリ顕れている)

ブログを始める大きな動機が、オバマ大統領の誕生と、あまりにリ ベラルな政策、えげつないやり方への違和感であった。大統領選を 一週間後に控えて、アメリカは大きな転換点にあると強く思う。もし、オバマが再選され自分が考えるように保守回帰の方向に行かなければ、ゆっくりと衰退の道を辿るであろう。

そして、自分の予想に反してオバマが再選されると、アメリカに20年以上も住んだ挙げ句、この数年それなりに熱心に追っかけたアメリカ政治を何も理解出来なかったという非常に厳しい現実が突きつけられる事でもある。

数字的に区切りの良いPVが100万を超えた時、エントリーが1,000を超えた時も、ここまでを総括しようと思ったのだが、今と同じ様に不完全燃焼、審判待ちという不安定な状態だったので、気乗りがしなかったのだろう。

しかし、こんなに考え直し、書き直したエントリーは今回が初めてだ。キリをつけようと思って書き出したのは良いが、あと一週間待ってみるかという、なんだか情けない雰囲気になってきた。

まあ、現実的には、オバマ再選でアメリカが弱体化していっても急激に自分の人生に影響が出るとも思わないが、長期的(子供の将来も含めて)に考えると、やっぱりいやだなー。

上で現時点で結論が無いと書いたばっかりだが、一方であと一年くらいはこんな感じで続けようかという気持ちは確実に強くなっている。ロムニー当選なら、少しだけ心を弾ませてやれるといった所か。

一体俺は何を悩んでいるのかさえ分からなくなってきた。


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アメリカは政治の季節 (9-7-12)
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Chuck "The Hit Man" Hiter

2012-10-29 06:59:22 | ゴルフ
クローズドスタンスを納得する為に高松志門に興味を持った。ゴルフ理論はそれなりに納得出来るのだが、いろんな映像を観るにつけ、ゴルファーというよりゴルフ曲芸師であるという結論に達した。

Hand eye cordination が抜群に良いのである。

で、思い出したのが "Chuck "The Hit Man" Hiter" 。

良いスコアよりこんな事が出来た方が格好良いとの思いが自分の中にあるのが、何だか情け無い。

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Tigers vs. Giants

2012-10-24 22:12:08 | スポーツ
今シーズンは結局一度もコメリカパークに行かなかった。シーズン後半はホワイトソックスの後塵をずっと拝していたが、最後の最後に地区優勝となり、スルスルっとプレーオフを勝ち上がって、今日からジャイアンツとのワールドシリーズとなった。

まだ第一戦目の途中だが、タイガースのエース、バーランダーが打ち込まれてリードされている。

ヤンキースがあまりに打てなかったために、4タコになり、7戦目までもつれ込んだジャイアンツとは違い、五日も空いてしまった。一方でローテーションを整える事が出来たのだが、バーランダー早々と降板したので、意味がなくなってしまった。

球場どころかテレビ観戦もほとんどしなかったが、ワールドシリーズくらいは観るとするか。

タイガースが地元に戻ってくるこの週末は初雪の予想も出るくらい寒くなるらしい。
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Taylor Swift - We Are Never Ever Getting Back Together

2012-10-23 21:29:59 | 音楽関連
最近聴く曲は娘の影響でガキ向けばかりだが、カントリーシンガーがこんな曲をヒットさせているのに驚く。23歳と若いのだが、既にスパースターでもあるし、その才能にはため息が出る。

特に好きな歌手でもなく好みの曲でもないのだが、売れているだけの事はあり、妙に染み込んでくる。20年後に思い出して聞きたいと思うのだろうか?

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2012年アメリカ大統領選挙(5): 第三回目、最後の大統領討論会:外交問題

2012-10-22 21:02:07 | アメリカ政治
討論会の最後に双方が締めのコメントを出すのであるが、圧倒的にロムニーが良かった。英語表現の Presidential (大統領としての風格が漂う)がピッタリという感じであった。

討論会自体は、出だしにロムニーが硬かったが、中盤で挽回した。後半は互角だったので、結論としては今回も引き分けという感じであった。内容的には今回も目新しいものはなかった。まず冒頭に司会者がリビア問題の件を持ち出したが、ロムニーは意識的か無意識的か、大統領を糾弾する事は無かった。

オバマは今回もやはり現職大統領としては攻撃的過ぎたと思う。ロムニーの方は大統領の外交方針を基本的に肯定し、圧倒的に情報の多いオバマとの差を出させない戦法であった。但し、今回の大統領討論会の特徴となった感があるが、細かい差異や外交問題と関係無い個人攻撃や過去の言質についてのオバマのいつもの品の無い口撃については、激しいやり取りとなった。

外交問題を討論会でやるのは無理だろう。これまでの大統領討論会に比べて直接にやり取りをする事が多かったが、今後は、重要なトピックについて10分、15分のプレゼンをお互いにした上で討論さすような形式の改善が必要であろう。

結局オバマは、第一回目討論会のボロ負けを第二回、第三回で挽回出来ないまま直接対決を終えてしまった。

ロムニーは追い上げの勢いを保ったまま二週間の最後のストレッチに入る。


追記:ロムニーが、アフガン問題をパキスタンが持っている核兵器の保全と関連して考えている事は重要なポイントだったと思う。(オバマは一言もコメントも反論もしなかった)核兵器がテロリストの手に渡る事が、アメリカだけでなく世界の平和にとって一番の脅威なのだ。イランの核開発に対する経済制裁もそういう流れで考えるべきであろう。

オバマもロムニーもイランに対する経済制裁を強く支持しているが、日本は石油輸入で特例を認めて貰っていた。現在はどうなっているのだろう。
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スタンスの悩みインスタント解消!

2012-10-21 22:04:41 | ゴルフ
スタンスについては意識した事が余りないのだが、クローズであるという問題意識はあった。体が硬いので、テイクバックをインに引く為に自然にクローズになってたのだと思う。

最近のラウンドで右に吹けるボールが出るのが、クローズドスタンスではないかと疑問が湧き上がり、先週からスクエアの練習をしている。このオフシーズンで直してやろうかと考え始めていた。

今日、結果を意識せずにスクエアにスタンスする事だけを気をつけてハーフを回ってみたが、散々であった。

兎に角、練習でもラウンドでも、気持が悪くて仕方が無い。力を入れるとプルやフックになり、いくらテイクバックをクローズの時と同じ様にとろうとしても、体を捻り上げる事が出来ず、力が入らない。

早くもスクエアを諦めて、今まで通りのクローズで、すっぽ抜ける要因(つま先体重と下半身を早く動かし過ぎる事と自己分析している)を直した方が良いのではないかと思い直した。

で、行き着いたのが高松志門。

以前からゆるゆるグリップ、水平打法については知っていたが、クローズドスタンスについては覚えが無い。全体的なスイング理論は全然興味ないし、どちらかというと曲芸ゴルフ師と言った感じなのだが、スタンスだけは拝借する事にしよう。



この続きが観たい。
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Even answer that seems wrong can be right as kids focus on the why, not just the what

2012-10-20 20:37:47 | 教育
Detroit Free Press という地元の新聞に掲載された教育関係の記事です。

"Even answer that seems wrong can be right as kids focus on the why, not just the what"

おおらかなアメリカならでは、です。何か勘違いしている所は父親譲りかも。(あくまでもポジティブな意味合いでですが)将来が楽しみ(心配?)です。


現在の担任が教育熱心で、今年から新しくなったカリキュラムの取材で、たまたま取り上げられたようです。

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2012年アメリカ大統領選挙(4): ロムニーの勢いとオバマの Nuclear Option

2012-10-19 18:17:08 | アメリカ政治
最新のギャロップ(有名な世論調査機関)では、ロムニー52%、オバマ45%の結果が出てきている。

来週月曜日に外交問題に関する討論会が一回残っているだけであり、例のリビア問題でオバマは傍線をせざるを得ないので、余程大きな失態がなければ、ロムニーの勢いは止まらないだろう。

一方でアメリカ大統領は、全国的な人気投票ではなく、各州ごとに選挙人を選ぶというシステムなので、投票数が直接に反映されない。約40州は基本的にどちらの党か色分けが出来ており、スイングステートと呼ばれる残りの州が明暗を分ける事になる。

そんなスイングステートの中で、現在一番注目を浴びているのはオハイオ州である。今回の大統領選挙はオハイオ州の大統領を選ぶ選挙だと揶揄されている。現在、オバマがややリードしている。

以前からオバマ陣営が不利になりヤケクソにになったら、Nuclear Option (核攻撃)が有るのではないかと言われている。それは、ロムニーのモルモン教信仰への攻撃である。いくら品の無いオバマ陣営もそこまでやるのかと思うが、このままジリジリ支持率が下がると、どうせ負けるのなら、何でもあり状態でと大爆発の可能性は有ると思う。(個人的には、やるには時期を逸してので、逆効果になると思う)

黒人のオバマが大統領で、モルモン教であるロムニーが大統領選をリードしている。アメリカは懐の深い国である。
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Single-Sex Education, 共学と男子校、女子校

2012-10-18 09:02:38 | 教育
アメリカにいて今でも時々びっくりするのは、平等の名のもとにメチャクチャな事をごり押しするのに出会う事である。(こんな事をするのは基本的にリベラルである)

男女同権ということには異存はないのだが、だからといって基本的(生物学的?)に違う男と女を同じ様に扱うという発想は全く理解不能である。

現在、アメリカのいくつかの州で公立の男子校、女子校を廃止して、全て共学にする動きがあるらしい。男子校、女子高は差別的で違法だとのたまう大馬鹿がいるらしい。

10年ほど前にフロリダ州で、クラスサイズや生徒の成績等を出来るだけ同じレベルにして、共学と男子校、女子校での学習効果を比較する厳密な調査があり、共学よりも男子校、女子高の方が成績が良くなる結果が出ている。特に数学と科学に関して、女子校の成績が著しく改善した。

男子校において、男子学生は女子を意識しかっこつけることをしなくなり、読解などの地味な科目の成績が上がる傾向があるらしい。(自分が男であるからこの現象は良く分かる。やっぱり男はバカだねー)女子高の女子は、数学、科学で男子を意識せず、より多くの質問が出来る環境になるらしい。(小学生の娘二人に算数を教える経験からも、女子の算数の理解の仕方が違うのがよく分かるので、これも納得)

間違いえてはいけないのは、男子校、女子高の方が全ての生徒にとって良い方向になるといっているのではなく、生徒に選択の余地がある事がより良い教育機会を与える事になるということである。

リベラルは学校の勉強が良く出来る人たちが多いので、こういうことに無頓着で、平等といえばなんでも通ると思っているのだろう。
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2012年アメリカ大統領選挙(3): 第二回目の大統領討論会の感想

2012-10-17 09:02:02 | アメリカ政治
引き分けかなー。

タウンホール形式で何も起こらないという予想が多かったが、今までに見たどの大統領討論会より激しい舌戦であった。一方で内容的には新規な事はなかった。

オバマは前回の不出来を意識し失敗できない緊張感からか出だしは非常に固かった。

ロムニーはリビアの件でオバマを追い詰めれるチャンスがあったのに逃したのが悔やまれる。次の討論会ではシャープに攻めるだろう。どのようにオバマが応戦するかが楽しみだ。

オバマは現職大統領としてはちょっと攻撃的過ぎるが、前回に比べてずっと良かった。ロムニーが一歩も引かずに対決する姿に自信があふれてきており、風格が出てきた。

世論調査も拮抗しており、さらに白熱した大統領選になりそうだ。


追記:オバマは相変わらずの嘘つきで、再選されたら何をするか全くアイデアが無い事が一層明らかになった。
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リビア問題、クリントン国務長官の妙な発言

2012-10-16 19:50:58 | アメリカ政治
リビアでのアメリカ大使殺害問題は、日に日に奇矯な展開になってきている。

今日、ペルー訪問中のクリントン国務長官が、領事館が襲撃され大使が殺害された事に関して、警備の不備は自分に責任があるとのコメントを出した。確かに各国にあるアメリカ大使館、領事館の警備は、国務省の責任範囲である。だが、アメリカ領事館が襲撃され、大統領任命の大使が殺害されているのに、国務長官が矢面に立つのは無理が有る。

大統領選挙との絡みでみると、ホワイトハウス(オバマ大統領、バイデン副大統領)が不利にならない様にヒラリーが頑張っているとしか思えない。その上、問題を微妙にずらしている。オバマを含めて、テロではなくユーチューブ映像への抗議活動が過熱した結果であるという嘘(これはヒラリーも言っていた)が問題なのだが、大使館警備の不備に焦点をシフトさせている。

この問題はオバマ政権にとって命取りなのだろう。よって、選挙戦を乗り切るまでなんとか時間稼ぎをしたかったのであるが、状況的に無理になってきている。オバマは選挙活動に忙しくて、政権内をまとめる事も出来なくなってきているのではなかろうか。選挙キャンペーンに関わる人々は共通して、ロムニーが政治問題に仕立て上げたと非難しているが、アメリカ領事館が襲撃され、大使が殺されている事への対応が支離滅裂なのが問題でなければ、何が問題というのであろう。

ヒラリーは外遊先で変な発言をする傾向が有る。ホワイトハウスに恩を売りつつ、保身も考えたコメントなのだろうが、次々と新たな事実が発覚している段階では、場違い感さえ有る。

2008年にオバマと民主党大統領候補の座を争った時は、ヒラリーの方がずっと大統領に相応しいと思ったが、2004年での不出馬、2008年予備選での敗北、国務長官としての仕事ぶりを見ていると、大統領の器ではなかったと結論せざるを得ない。

2016年の出馬の噂が絶えないが、本人の気持がどちらに有るにしろ、結局は成れないのだ。


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Japan Utility Says Crisis Avoidable

2012-10-15 10:40:48 | 新聞、雑誌から
WSJ の記事 "Japan Utility Says Crisis Avoidable" (10-13-12)(日本語版は『東電、津波リスクを過少評価していたことを認める』)は、事故発生当時に感じていた事が実際に東電で起きていた事実が述べられていた。

日本人として一番分かりやすく、そして論理的に説明出来ないのは、東電自らが津波等の大規模災害対策の改修工事をする必要を分かっていながら、世間体を気にするあまり野放しになっていた事である。

原発に反対する人々は、既に有る原発に対する反対行動(デモ、訴訟等)で無用のプレッシャーをかけてきたので、東電を始め電力会社が萎縮してしまった構図が有る。電力会社が、どんな理由があるにしろ安全に対する妥協をした事が一番攻められるのであるが、常に過剰反応をしてきた原発反対勢力も考え直す必要がある。新規の原発建設を反対する事は自由だが、日本には50基以上の原発が有り、リスクは稼働の有無に関係無い以上、粛々と徹底的な安全対策をする必要があるのだ。
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Atlas Shrugged II

2012-10-14 19:05:22 | 映画
3部作のパート2、ストーリー展開は完全に中だるみ。主人公の一人である鉄道会社の女社長が、本当の主人公である John Galt に出会う所で終わる。

配役も前作からガラッと変わってしまったので、違和感から感情移入が出来ずにガッカリ。

第3部も観ると思うが、やはり原作を読むしか無いか。

入場料は $6、いつものラージコーラとラージポップコーンのコンボ #1 が$10.75。(微妙に $0.75 値上がりしている)


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Atlas Shrugged (5-1-11)



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2012年アメリカ大統領選挙(2): 副大統領候補討論会、バイダンの嘘

2012-10-13 21:23:28 | アメリカ政治
大統領選挙戦で唯一の副大統領候補による討論会で、バイダン副大統領は明らかな嘘をついた。

代表的なのは2つで、リビアのアメリカ大使館殺害に関しての警備強化要請を聞いていなかったという事と、ブッシュ政権が財政の事も考えずにイラク、アフガン戦争始めたので財政が悪化したと共和党を避難した事だ。

イラク、アフガン戦争については、上院議員時代に賛成投票をしているので言語道断である。

さて、リビアのアメリカ大使館殺害関してであるが、討論会の前日連邦下院の公聴会でリビア大使館からの度重なる警備強化(というより、現状維持)要請を国務省が無視していたという証言が出てきている。また、抗議デモの加熱による襲撃という情報も間違いである事が明らかになっている。

リビアの問題に関しては、オバマ大統領、ヒラリー国務長官、ホワイトハウス、ライス国連大使が雁首を揃えて、抗議デモの過熱による襲撃であり計画的なテロではないと嘘を付き続けているので、今後、アメリカのマスコミがまともであれば、大きなスキャンダル、少なくともオバマ政権、そして再選に大打撃を与える事になってゆくだろう。

バイダン副大統領は、ちょっと異常なくらいエネルギッシュであった。傲慢でライアン候補を小馬鹿にした様な薄笑いを常時浮かべており、かなりの視聴者に不快感を与えたと思われる。何かあったらこの人が大統領になるのかと考えると、ゾッとした人は多かったのではないか。

討論内容は、上記の明らかな嘘はあるものの、福祉、税金等では力強い論議を展開していた。政治家生活が長くタフなディベーターであった。一方のライアンは、現職副大統領候補への敬意からやや遠慮気味であった。もう少し攻撃的でも良かった気もする。

但し、討論会直後のいくつかの調査でライアン優勢と出ていたので、第一回大統領候補討論会でオバマの不出来を払拭することは到底叶わなかった。

所詮、副大統領候補による討論会でしかないのだ。だが、バイダンのついた嘘は、あと2回、特に最終回の外交問題の大統領討論会で、オバマが苦労する事になるだろう。
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2012年アメリカ大統領選挙(1): 第一回目の大統領討論会の感想

2012-10-04 10:50:14 | アメリカ政治
ロムニーは予想以上に善戦した。特に、税金、財政赤字、Obamacare, Medicaid/Medicare, については、確実にオバマより詳しいという印象を残した。オバマがキャンペーンで繰り返ていている嘘についても、スタートからキチンと一つ一つ丁寧に訂正していた。

一方オバマは、エネルギーが感じられず、新規なアイデアを提示するわけでもなく、ロムニーに対する攻撃も政策案に具体性が無いと繰り返すだけであった。

双方とも失言等はなかったが、ロムニーのビジネスマン、州知事として経験の豊富さを示す討論会であった。

もう何回も言っているのだが、オバマは絶対に大統領という職に飽きている。4年間大統領をやって、自分に資質も経験もないことを思い知ったのだとも思う。(しかし、もう止ーめたといえないのがオバマの辛い所だ)

矛盾するようだが、一方でオバマは、世論調査ではリードをしている事もあり、ミスを犯さなければ勝てるという読みもあるのだろう。元々傲慢なので、準備不足(それは大統領の職を真面目にやっていない事も含めて)を露呈する結果になった。

ロムニーは決定打を打ったわけではないが、選挙戦にも弾みがつくだろう。共和党の大統領が誕生する機運が高まると、次に重要な上院の共和党の過半数についても望みが出てくる。

オバマ陣営は、今回の討論会の不出来で緊張が高まるので、考えられないようなミスをする可能性が高まったと思う。

大統領選まで後一ヶ月、アメリカの政治風景が、はっきり見えてくる事にワクワクしている。


追記 (10-4-12)

オバマの出来が余りに悪かったので、オバマ陣営は討論会直後から奇妙な言い訳をしている、「ロムニーは素晴らしいディベーターで、充分な準備をしていた」と。討論会の出来では劣勢だったが、内容的には負けてないと言いたいらしい。オバマが討論会でも盛んに言っていた様に、ロムニーには具体的な案が無いといいうのが、今後のキャンペーンスローガンの様だ。オバマ陣営は自分の実績を誇れないので、段々苦し紛れになってきた。
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