YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

5番ウッド

2014-12-29 23:48:52 | ゴルフ
シーズンオフに入った時から来年のセッティングを模索している。

今年アイアンセットを買い換え、思ったような飛距離が出るようになったので、そのまま。(というか、未だ慣れてもないし)やはり買い替えの花はドライバー、暇を見つけてはゴルフショップに出かけ試打しているのだが、ここまでで触手の動くものはない。

このオフ最大の決断は、長年使ってきた64度のウエッジを諦めた事である。フルスイングで70ヤード、ちょっと加減して60ヤード、これらの距離では重宝していたのだが、それ以外では失敗することが多かった。基本的に、60度を少し開いたりして代用が出来るので、ロブウエッジは60度一本で勝負。

そして、ハイブリッドの3番にも余り良い思い出が無いので、いっその事諦めて3番ウッドの次は4番アイアンという荒業も考え始めていた。

何せ、5番ウッドはこれまで打ったことがなかった。

冬休みなので友達とモールに行く娘の送迎の合間の暇つぶしに、懲りずにドライバーを探索していたのだが、試打ブースに何気に置いてあったアダムスのTIGHTLIES3番ウッド(最新モデル)を打ってみたら、これが最高に良い。しかし、値段も $199 と張るし、5番で試打出来るクラブが無かったので諦めたのだが、中古ラックに去年モデルの5番があるではないか!

シャフトがレギュラーなのであまり期待せずに打ってみた所、これが抜群に良い。$120と値札が付いていたが、交渉して$77で購入。来年は200ヤード(キャリーですから、念の為)がキチンと打てるような気がする。(買ったのはこれ)3番ウッドも探している自分にやや呆れ気味な年末である。

さて、64度を外したことで一本足せるのだが、久しぶりに56度のサンドウエッジを入れるかどうか悩んでいる。なにせウエッジはピッチング、50度、60度となり、バランスが悪い(気がする)。でも、サンドウエッジを抜いてから何年にもなるので、バウンスのあるウエッジをキチンと使えるかという疑問がある。悩みは深い。

まあ、くたびれてきた60度を買い換える予定もあるので、56度は諦める事になりそうだ。来年は13本で勝負だあー。

New Edition Mr Telephone Man

2014-12-14 13:39:18 | 音楽関連
人種差別をメシの種にしている穀潰しポピュラリストに扇動されたデモの報道を見る度に、政治的に利用される黒人の悲劇を考えさせられる。

表現に語弊はあるが、普通のアメリカ黒人は愉快で優しいのに、貧困に縛り付けられゲットーから逃れられない人々は、社会福祉と言う名の捨て扶持を貰いながら、時々小爆発を起こし、その爆発を政治的に利用されるのである。

アメリカ黒人文化に一体何が起きたのだろう。90年代から黒人音楽が暴力的なってきたのはその反映だろう。

黒人新生児の72% が婚外で生まれるのだ。特に、男の子にとって父親の不在は、躾がされない可能性が非常に高く、社会的には決定的で致命的な欠点を生まれながら背負う事になる。

ブラコンとか大好きだったのに、今では聞きたいものが無い。



The Hunger Games: Mockingjay - Part 1

2014-12-07 17:42:00 | 映画
前評判も今一であったが、第一作目、二作目を観ている弱みで結局行ってきた。

既に公開から2週間経っているが、土曜9時と言う事もあるのか小さなシアターはほぼ満員であった。三部作の三作目を二本に割ると言う愚挙ではあるが、これが人気シリーズの底力なのだろう。冗長ではないので、ストーリー的に二本分の時間が必要だったのだろう。(一本にすると3時間とかになりそう)

で、肝心の中身であるが、前評判どおり今一であった。

ここまでの復習をしてなかったので、展開を思い出すのに戸惑っているうちにドンドン話は展開していく。特に、主役級以外のキャラがピンと来ないので感情移入が出来ない。アクションシーンが始まり、それに身をゆだねて最後まで何とかと言う感じであった。

以前から心配したように、下手な革命映画の様相を呈してきた。

今回は、13地区と Capital の戦いであるが、前作の最後に唐突に登場した存在の気配さえなかった13地区であるが、マトリックスの地下都市を彷彿させる様な要塞があり、Capital に対抗出来る戦力がある。

映画の世界に入り切れなかったおかげで、ご都合主義な設定ばかりが鼻に付く。

13地区も Capital と同じように統制が強く、上層部のプロパガンダで持たせている場面を強調させていたので、次作では Capital に勝利した13地区をキャトニスが壊し、本当の人民開放と言う展開になるのかも。(本格的な革命映画だ)

基本的には、Jennifer Lawrence で持っているだけになってきた。

日本では人気あるのだろうか?(日本での公開は2015年6月、日本公式サイトはこちら

ここまで来たら、一年後に公開予定の Part 2 完結編も行かない訳にはいかないと考えている自分が情けない。次回は、復習も予習もしていくぞ。


土曜日の夜で、入場料は $10、いつものラージコーラ、ラージポップコーンのコンボ #1 が$10.75。

よく行く近所の映画館 Emagine、最近システムが変わり、全席予約制となった。MovieTicket.com で事前購入出来る様になった事と、座席がリクライニング付きでゆったり豪華になった影響であろう。(経験した事は無いので不明だが、アメリカでは基本的に立ち見は無い(消防法とかの関係?))チケット代も高くなってきた。

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Does the oil price meet the invisible hand?

2014-12-01 01:45:55 | 化石燃料、エネルギー関連
原油価格が暴落している。

先週の OPEC 総会で減産合意が出来なかった事で更なる下落となった。今年7月バレル $116 のピークから 40% 近くさげている。

原油価格が下がる度、価格維持のため OPEC は減産してきたが、合意に拘束が無いので真面目に減産してきた最大の産油国サウジアラビアがその度にマーケットシェアを失ってきている歴史があるので、その気がなかったようだ。

しかし、今回のサウジの意図は違うとの噂がある。アメリカのシュールオイル開発を阻止するつもりだとう言うのだ。サウジの採掘コストはバレル $10、シェールオイルは $70 と言われている。(カナダのサンドオイルは $50)相場を崩してシュールオイル開発、投資意欲を砕こうというのだ。

話としては面白いが、真実味は乏しい。結局、アメリカを含めて産出量が増えたのに需要が思ったほど増えていないのだ。結局、供給と需要だ。OPEC の産出量は世界全体の3分の1しかないのである。合意できなかった減産量は OPEC の 1% 、総産出量の 0.3% でしかない。

だが、原油価格が下落したことで、世界各国にいろいろな影響が出そうだ。

中東で一番困るのはイランだろう。経済制裁は甘くなってきているが、肝心の原油が安ければ外貨獲得の目算が狂う。外貨獲得で言えば、ロシアやベネズエラの経済も混乱しそうだ。

輸入国の日本や中国は一息つけるかも。

アメリカでは、ガソリンが安くなった分だけ消費に回るお金が増えるので、大歓迎。但し、この価格帯だと来年以降のシェールオイルへの投資は激減となる見通しだ。アメリカのオイル業界は21世紀になっても、ブームエンドバストのサイクルから逃れられない運命なのだろうか?

さて、全く個人的な話だが、バレル $80 を切った辺りで底だと思ったので、活況の株式とは全く関係なく下落しているエネルギー関連ミューチュアルファンドを一か月ほど前に購入したのだが、先週金曜日の原油一段安でこちらも下落。さて、どうなることやら。