YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

Let me know of any concern

2013-03-26 23:18:21 | 雑記
勤務先のメールサーバーが Notes から Outlook に切り替わった。いろんな事情があり、いろんな事がスムーズにいかない。問題の一つが会議室の予約機能が使えない事だ。取り敢えず、紙のスケジュール表に予約を書き込むという原始的な方法で運用する事になった。

そのお知らせメールの最後に "Let me know of any concern" とあり、この "of" にすっかり考え込んでしまった。

もし、私が書くとすれば絶対にこの表現にはならない。かと言って "Let me know any concern" とはせず "Let me know if you have any concern" としただろう。

書いた本人とは話せなかったが他のアメリカ人に聞いたところ、私の表現でもOKであるとの事。ちょっとホッとしたものの、この期に及んで、こんな所でつまづいている自分の英語センスの無さと不勉強が情けない。

泥縄式に "know" と "know of" の違いを調べてみた。

"I know him" は彼を個人的に知っていると言う意味で、"I know of him" だと彼の事を聞いたことがあると言うニュアンスになる。よって "I don't know him, but I know of him" という文章が実際に存在したりするらしい。

で、"Let me know of any concern" であるが、このメールでお知らせるスケジュール表への書き込み方式の運用はシンプルであり疑問の余地が全く無いと思われるが、それでももしなにか問題点があるようだったら知らせてね、という力強いメッセージになっている。

意図的ではないが、英語オタンコナスに対しても力強いメッセージになった。

書き手は、私の深い失望と英語への新たな勉強意欲(ホンマかいな)を喚起した事を未だ知らない。
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Colonoscopy (大腸内視鏡検査)

2013-03-25 19:16:36 | 雑記
Colonoscopy (コロノスコピーが英語の発音に近いと思われる)大腸内視鏡検査を、University of Michigan の Medical Procedure Center で受けてきた。

特に悪い所はないのだが、昨年母が癌で亡くなったし、年だし、便秘も気になるので、先週の検診(簡単な問診、触診、血液検査)の時にスクリーニングをお願いしたら、今日空きがあるとの事で、トントン拍子で検査を受けれる事になった。(便秘と大腸がんの関係は無さそう)

点滴から入れる軽い麻酔で何だかウトウトしているうちに終わってしまった。チェックインからディスチャージまで一時間半くらい。麻酔をするので検査後12時間は運転等が禁止されており、仕事はお休み。(送迎の運転手必要)検査後は少しフラフラする位で至って普通で運転も出来そうだった。帰りがけに運転手をやってくれた家内とランチを食べてきた。さすが、午後はテレビを観ながらウトウトしていた。

基本的に健康で処方薬の服用もしていないので、準備は前日の一日のみ。昼から下剤を飲み始めるので、前日午後は休んだ方が安心かも。(たまたま日曜日でラッキーだった)前日の朝食以降は固形物が食べれないのだが、粉末の下剤をゲータレード(G2指定)に溶かしたものを飲むし、水分をガロン以上取れとの指示なので、空腹感も特に無し。

当日の朝には便が完全に水状になるのが理想だが、私の場合やや不完全な感じ。但し、"The quality of the bowel preparation was excellent" というコメントが検査実行書(?)にあった。(この実行書に写真が3枚あったのだが、内壁が綺麗に見える前処理良好状態であった)

結果は 6mm 程度のポリープが一個見つかり摘出、そして病理検査に回すの事だった。結果が adenomatous tissue (腺腫性ポリープ)であれば5年後に再検査、hyperplastic polyp (過形成性ポリープ)であれば10年後だそうだ。結果は2-4週間後との事。

50歳で、男性の25%、女性の18%にポリープが見つかるそうだ。

検査が終わった後に、腹を揉んで空気を出せ(つまりおならをしろ)と言われる。後で調べてみると、空気で腸を膨らませながら視ている。たいした空気は出なかったものの、少し腹が張った感じがあるくらいで痛みや吐き気という事はなかった。

後は結果を待つばかり。
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紙一重

2013-03-24 13:02:08 | 経済の話題
ここ数年、コモディティ相場は何かのニュースがあれば、跳ね上がる傾向がある。人々の心の中に、これらの資源は有限であり限界に近づいているいるという感覚があるのだろう。最大のノイズは中国であろう。ビーフを食べる様になるので飼料が必要、電気の需要があがるので石油輸入が激増する等、10億人を超える人口を自国(日本、アメリカ等の先進国)の人口との比で考えがちなのでトンでもない需要になりそうな感覚になる。

価格は跳ね上がるものの、本当の意味での供給不足になったコモディティは、今の所見当たらない。まだ、世界は今の状態では供給不足という事はないのだ。

それが証拠に急速な値上がりの後にはダラダラ下がるというパターンが圧倒的だ。しかし、着実に価格のベースは上がってきている。これを単純にインフレと見るか、供給の限界に近づいていると見るかであろう。

世界的に見た人の営みは膨大で複雑であるので、供給と需要は常にバランスするのではないかと思う。放っておけば自然に調整されて行くと思う。

人々は常に正確に価値と価格を見極めているのだ。


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アメリカ中西部は大旱魃(らしい) (7-22-12)



このコーン相場を見ると、去年の大旱魃の影響でベースが一気に上がった事が見て取れる。しかし、跳ね上がったとは安定した相場が続いており、特に最近は軟調になっている。

この冬アメリカは寒く、雪も多かったので今年は豊作の予想が出ている。

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I Told You So

2013-03-05 19:01:33 | 新聞、雑誌から
Stymied by a GOP House, Obama looks ahead to 2014 to cement his legacy

あのワシントンポストが上の様な記事を掲載する事が何か変化の表れと思うのは、希望的過ぎるかなー。

Obama's Pelosi II Strategy

WSJ がこのワシントンポストの記事を根拠に社説を書いているのはちょっと情け無い。


共和党に対抗策があるのと、アメリカ市民がオバマのやり方に気付く事を祈るのみ。


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2014年中間選挙までのアメリカの政局 (3-1-13)
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The American Way of Debt

2013-03-03 20:21:35 | アメリカ経済

WSJ 2月25日の記事のグラフである。アメリカの借金事情を俯瞰するのに便利なので貼付けておく。

アメリカの一般的な家庭は本当に借金だらけだ。住宅ローン、学費ローン、自動車ローン、クレジットカードと返済に大忙しである。うちだって、学費ローンが無く、クレジットは毎月残高無しになるよう支払っているので金利は掛からないものの、結構な残高が常にある。

一番気になるのは、学生ローンの不良率(支払い遅延90日以上)が急激に上がってきている事だろう。昨年6月には9%だったが現在は11%になっている。学費高騰でのローン額の増加と不景気による就職難が重なって大変な事になっている。

一方でクレジットカードは落ち着いて来ている。でも、不良率が10%以上というのは実感が湧かない。住宅ローンも落ち着いてきているものの、総額が桁違いに大きいので、2007年以前の水準に戻るにはまだまだ時間が掛かるであろう。

住宅ローン関しては、政府の補助金がいろんな形で入ってきていると思われる。別エントリーで紹介する予定であるが、自分のローンの変遷を見てもよく分かる。

学生ローンも事実上政府の管理下に置かれているので、今後何らかの救済措置がとられそうな気配である。

それにしても改めて思うのは、アメリカ市民の生活は借金まみれであるという事である。


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アメリカの学生ローン事情 (6-1-12)
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2014年中間選挙までのアメリカの政局

2013-03-01 22:11:37 | アメリカ政治
本日ホワイトハウスでオバマ大統領と連邦上下院の民主党、共和党のリーダーの5人で協議が行われたが何も進展せず、"Sequester" (米歳出の強制削減)が実施される事になった。

オバマ2期目の最初の山場であったが、"Sequester" に至る展開の分析と状況を考え併わすと、今後2年のアメリカの政局が見えてくる。

結論はシンプルである。

オバマは2014年中間選挙での民主党勝利だけを考えて活動していくという事だ。目指すのは上院のスーパーマジョリティ(60議席)と下院の過半数だ。つまり、第1期当選直後の状態を復活させ、最後の2年でやりたい放題をしたいのだ。

今年に入ってオバマの個人的支援団体である "Organizating for Action" から頻繁にメールが来る様になった。昨年の大統領選挙直前かと錯覚する位である。なんで今更キャンペーンを熱心にやるのか理解に苦しんでいたが、大統領という立場そして個人支援団体の連携で、2014年の中間選挙に向けてのキャンペーンを既に始めていると考えるとスッキリする。

政局、経済であれ、何でも悪いのは共和党だとしか言わないのだ。"Sequester" はオバマのアイデアであったのだが、そん事実関係には全く触れずに、兎に角共和党を悪者として糾弾し続けている。全くもってけしからんのは "Sequester" による歳出削減では、市民の生活に影響が出そうな所からカットしていきそうな気配すらあるのだ。散々脅したので何も起きないと格好がつかないのだ。

今の所、共和党は珍しく妥協していないが、どうなる事やら。3月末には予算延長、その後には公債発行上限の引き上げが控えている。直面している問題ばかりに目を奪われていると、オバマの術中に嵌まる可能性がある。

妥協してもしなくても、オバマが共和党非難の手を休める事は無いのだ。

キャンペーンに関してオバマは天才と認めざるを得ない。大統領の立場を最大限に利用して、過去2年は再選活動ばかりしていたし、今後2年は民主党の勝利の為に甲斐甲斐しく活動するのだ。それはオバマが最も実力を発揮出来るだけに厄介である。
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