YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

池田信夫に脱帽

2011-11-29 06:08:51 | ブログ探索
池田信夫の「民主主義を抑制する憲法」を読んでは、もう脱帽するしかありません。

そうです、アメリカの建国の父たちは、啓蒙的ではあったが、啓蒙主義ではなかったのです。

私淑しております。

ついでに、紹介してある「正統の憲法 バークの哲学」も読んでみたいし、中川八洋にも興味津々です。


過去の紹介エントリー

あらっ、池田信夫先生もビッグマック指数を (8-22-11)
日銀が国債引き受け!? (4-1-11)
日本の高度経済成長を考える (11-10-10)
池田信夫 Blog: エコロジーという自民族中心主義 (3-13-10)

Upper Peninsula

2011-11-28 09:02:26 | ミシガン関連


ミシガン州は、2つの半島からなっており、北側の半島は Upper Peninsula、略して "UP" と呼ばれている。デトロイトからは遠くて、なかなか行く気にもなれないが、それでも、それはそれは素晴らしい紅葉を見に、何回かドライブした事がある。(それも、シカゴの住んでいたときに)

UP の北西にこれまた小さな半島(正確には先は島になっている)があり、19世紀から20世紀に掛けて銅鉱山で栄えていた。その昔は、地表にかなり純度の高い銅があり、採掘された跡があるらしい。インディアンが掘った事になっているが、銅器が北米のどこからも出土しないので、ミステリーになっていると聞いた事がある。

最近のコモディティ価格の高騰があり、俄に鉱山開発が再び脚光を浴びている。銅ばかりでなく、ニッケル、そして金や銀も掘れそうな調査結果が出ている。

林業以外に、これと言った産業のない UP に取っては、良い話ではあるが、環境への影響等の心配がある。また、UP の鉱山は規模が小さく、1つ1つの鉱山は8-12年位で閉山になるらしい。自然が唯一の財産(観光資源として)である地元の人々に取っては、痛し痒しである。

それでも、地下資源は、これから有望な産業であると思うので、最終的には、いろんな鉱山開発が進むと思う。

かなり北になるので冬場の寒さは厳しく、スーペリアー湖があるので積雪も多いが、古くからの銅鉱山の歴史があるせいか、州立の立派な大学 Michigan Technical University がある。

地質学科もちゃんとある。娘を唆してみるか。

"Waking Up" by One Republic

2011-11-27 00:20:15 | 音楽関連
娘を車に乗せると、必ず Radio Disney を聴かされるハメになっている。サテライトラジオの無料期間が切れたのでホッとてたら、AM 放送もある事が判明。(フリーウェイ沿いの立て看板のバカ野郎!)

基本的には、おこちゃま向けの音楽を流す放送局なのだが、どの曲もお金が掛かっているので、悪くはない。(嫌いではないというべきか?)

この夏、なぜか One Republic の "Good Life" が頻繁に流れていた。

以前、"Apologize" を紹介したのだが、"Good Life" も心地良い曲である。調べているうちに、アルバム "Waking UP" が良さそうなので、早速、CD で購入。

お勧めの一枚です。

特に気に入った2曲を貼付けておきます。




オバマ政権、パイプライン建設許可を保留

2011-11-26 06:44:06 | 化石燃料、エネルギー関連
ニュースとしては少し古くなったが、今月初旬に、オバマ政権は、カナダアルバータ州からアメリカのメキシコ湾(テキサス州)に石油を送るパイプラインの建設許可の判断保留を決定した。

ルートの環境アセスメントが不十分であるという理由であるが、判断を2013年に下すらしいが、2012年の大統領選挙を睨んでの環境団体の票離れを恐れた判断と噂されている。どちらにしろ許可される事は確実視されているので、政治的な判断に間違いないであろう。(それにしても、政治的というのもお粗末なくらいである。自分の選挙のためだけである)



カナダは、産油量がどんどん上がってきている。特に内陸部のオイルサンドから分が増えており、パイプラインの拡充は急を要している。

カナダの原油生産量はアメリカの約半分、クエートに匹敵する。そのうち、50%がオイルサンドからだ。

メキシコ湾(アメリカ)がダメなら、太平洋だという事で、カナダの西海岸へパイプラインの計画も本格化しそうな雰囲気がある。「アメリカがダメなら中国だ」というカナダの脅し文句も、その途中にある日本としては寂しい限りである。

カナダと中国(というかイギリス続きで、香港経由という印象が強いのだが)の関係を考えると、利害関係も一致するし、アメリカとしてモタモタしている場合では無い。(日本も中国に負けている場合ではない)



オバマも「アメリカの次世代に、(パイプラインで環境が破壊される事で)汚い水を飲ます事は出来ない」などど、チンピラアジテーターみたいな事を言っている場合ではないのだ。

北米大陸の石油は、アメリカが地の利を活かして、安定、低価格での供給を確保し、中国には、中東、アフリカで、汗をかいて貰う様にしなくてはならないだろう。

大沢誉志幸 ラヴィアンローズ

2011-11-24 20:10:17 | 音楽関連
残念ながら埋め込み無効なので、こちらからどうぞ。

大沢誉志幸って、「そして僕は途方に暮れる」と「ラヴィアンローズ」だけで充分だ。(「ガラス越しに消えた夏」も。これは鈴木雅之の方が好きかな)

「ラヴィアンローズ」は、吉川が歌って売れたのだが、吉川のスケールが全く違うアイドル(?)というのも衝撃的であった。

そして、吉川と言えば、アン・ルイス。アン・ルイスと言えば、「六本木心中」しかない。この流れ、分かる人は分かると思う。


オバマ大統領 再選の行方(6):Waiting for Hillary !?

2011-11-24 10:45:57 | アメリカ政治
以前、ヒラリーに全くその気が無くなっている事( Where is Hillary? )を書いたが、オバマ再選に黄色信号が灯って、民主党内からもヒラリー待望論が出始めている。

最近、オバマが再選する可能性があるとすれば、ヒラリーを副大統領候補にするしか無いだろうと考えていたが、民主党内では、もう一歩突っ込んで考えている人もいる様だ。

オバマ大統領は、完全に選挙モードに入っている。皮肉な事に熱心にやればやる程、現職大統領という最強の武器を無効にしてしまう感じになっている。全ての判断が、選挙戦を意識したものになり、先延ばし出来るものは決断を下さないという状況になりつつある。

民主党内からも、政治的イディオロギーより国を考えろという批判が出てきている。そして、ヒラリーに道を譲れと言われたりしている。あげくの果てに、"Obama makes Carter look good" とまで言われている。

女性であるヒラリーの挑戦は、黒人であるオバマの挑戦と同じ様な興奮を巻き起こす可能性がある。肝心のヒラリーは今のところ沈黙しているが、思い直す事も否定出来なくなってきた。

アメリカの政局は、重大問題が目白押しなのに、もう一年は完全停滞状態になるだろう。それを心配しないオバマはやはり大統領失格であろう。


過去のエントリー

オバマ大統領 再選の行方(5):共和党は、Mitt Romney vs Newt Gingrich (11-13-11)
オバマ大統領 再選の行方(4):共和党候補の狂気(?) (9-29-11)
オバマ大統領 再選の行方(3):Waiting for Rick Perry (8-12-11)
オバマ大統領 再選の行方(2):共和党候補者の動向 (6-13-11)
オバマ大統領 再選の行方(1):投票者登録 (6-1-11)

better place も苦労しているらしい

2011-11-15 06:31:25 | アメリカ自動車業界
Leasing Firms Shy From Electric-Car Rollout、記事の内容については、後程。取り敢えず紹介だけ。

電気自動車が普及する可能性について考えるとき、充電済みの電池を交換する方法が唯一現実的な方法だと考えている。補助金が無くなって、車の購入の経済性が問われると、普及自体も怪しくなる。

普通の消費者として、現在より不便で高いというものを買う気にはならないだろう。特に日本では、環境に優しくする為には、電気は原発からとなるので、尚更話がややこしくなりそうだ。


過去のエントリー

better place (10-20-10)

オバマ大統領 再選の行方(5):共和党は、Mitt Romney vs Newt Gingrich

2011-11-13 07:24:44 | アメリカ政治
共和党の予備選挙開始まで2ヶ月となり、先週は候補者討論会が2回行われた。その中の経済問題に絞った方を、久しぶりに全部通して見た。

一時間半あるのだが、8人も候補者が居るので、議論が深まらない。司会者は意識的に、有力候補に多くの時間を割こうとするのだが、限界がある。そのような環境の中でも、Mitt Romney と Newt Gingrich が際立っていた。安定感があり、それぞれの問題を深く考えていると感じられるのである。

Mitt Romney は前回の大統領選からもう6年も準備をしているし、Newt Gingrich は、連邦下院議長の経験が効いているようだ。

Rick Perry は準備不足が感じられるし、その他の候補、例えば最近人気が上がっている Herman Cain にしても、底の浅さが感じられる。一見、退屈で無意味に見えるダラダラした討論会が続いているのだが、やっぱりプロセスとしては必要なのだ。

まあ、Ron Paul のリバタリアンとしての議論は、お決まりという感じがするが、今となっては泡沫候補になってきた Michele Mackmann や Rick Santorum の保守系の強さが、Mitt Romney を少し右に引っ張っる事で、彼の主張に陰影を与え、候補者として良くなってきている印象がある。

復活気味の Newt Gingrich であるが、スタートでの陣営のゴタゴタの影響も克服しているとの事で、討論会を通しての人気上昇に底力を感じる。

最終的には、この2人で共和党大統領候補、オバマの挑戦者の座を争う事になると思う。そして、どちらかが次のアメリカ大統領だ。


過去のエントリー

オバマ大統領 再選の行方(4):共和党候補の狂気(?) (9-29-11)
オバマ大統領 再選の行方(3):Waiting for Rick Perry (8-12-11)
オバマ大統領 再選の行方(2):共和党候補者の動向 (6-13-11)
オバマ大統領 再選の行方(1):投票者登録 (6-1-11)

板垣英憲先生、ご冗談でしょう

2011-11-12 01:20:27 | 雑記
左翼、リベラル系のブログにコメントして、不毛な議論をした過去は深く反省しているが、まさか、板垣英憲大先生とそんな関係になるとは思いませんでした。

相手にして頂いただけで、大変光栄です。

藤沢数希の金融日記:副島隆彦(そえじまたかひこ)さん、ごめんなさい」エントリーで、『東京電力が菅直人政権末期から、ひた隠してきた「福島第1原発2号機が爆発寸前」の情報を隠し切れなくなった「核分裂から核爆発」への緊急事態が、ついに発生!』の事を批判したら、事務所の方から丁寧なコメントを頂いた。(私の方にも勘違いがあった)

議論自体は打ち切りにしたのだが、驚いた事に、無料ブログの下の方にいつも貼付けてある有料ブログに、以下の様な、本日(11月12月)の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」の紹介分が掲載されていた。

「原発は低濃縮ウランを核燃料としており、核爆発は起こり得ない」とは「第2の安全神話」、低濃縮ウランでも核爆発が起こり得る可能性は否定できない

福島第1原発の破壊激しい1号機~4号機の内部が、一体どうなっているのかは、だれも現場を目撃できないので、万が一の最悪事態「核爆発」に十分備えておく必要がある。この世界にいまや「第2の安全神話」は、もはや一切通用しないと覚悟しなくてはならない。「核爆発は絶対に起こらない」と思い込むのは、迷信だ。化学世界では、往々にして予測不可能な大事故が起こるものであるからだ。



私が先方のコメントに対し反論したウラン濃縮の『原発用は3%、原爆用は90%。原発で作られたプトニュウムもありますが、基本的に核爆発はしません』発言を利用して頂いたと喜んでいるのだが、先生の情報源は、所詮そんなものなのだろうか?(それはそれでしたたかではある。転んでもただでは起き上がらない根性は見習いたい)それとも『フリーメーソン・イルミナティ情報(ニューワーク発)』から得た情報なのだろうか?(最初は東京電力関係者に近い筋の情報とあったが、根拠として、http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111102/dms1111020712000-n1.htm に事務所の方が引用されていたが、これって、二次情報では?)

『低濃縮ウランでも核爆発が起こり得る可能性』とは、一体どのような事態になる事を言っているのだろうか?

その上、『化学世界では、往々にして予想不可能な大事故が起こる』って?

そもそも、核爆発は、化学世界ではなく”物理”の世界ではないだろうか?

大先生の有料ブログは定期購読月額1000円、毎日楽しめるのでお化け屋敷の入場料としては安いかも。(私は買いませんが、有料ブログの紹介見出しは、週刊誌の電車中吊り広告の様で、想像力をかき立てる)

過去に何回も懺悔した様に、この手のブログは愛読する(天皇家の金塊の行方も気になるし)だけで、ちょっかいを出すのはやめようと思ってますので、ご勘弁を。

Roller Jubilee - Al Di Meola

2011-11-09 04:47:45 | 音楽関連


久しぶりに聴いた。

"Race With Devil on Spanish Highway" とか "Alien Chase on Arabian Desert" とか、おどろおどろしいタイトルの曲も捨てがたいが、この曲が Al Di Meola の中では、一番爽やかだと思う。

FM 東京、城達也の「ジェットストリーム」で、アルバム紹介のコーナーがあり "Splendido Hotel" が取り上げられ、この曲が流れた時の事を、ナレーションの内容とともに覚えている。(我ながら変な記憶力だ) 

性懲りもなく、CD 買いそうだ。Splendido Hotel(ダウンロードするより安い) と Elegant Gypsy も。

なんだか、Kindle Fire が欲しくなってきたぞ

2011-11-06 17:31:23 | 雑記
ヨーロッパに出張が多かった時に、International Herald Tribune を読む機会が多く、世界中をカバーしたバランスの良さが気に入ったのであるが、購読するには至らなかった。(紙での購読は、高かった様な記憶もある)

6月に買った Kindle に雑誌と新聞の購読サービスがあり、新聞は2週間の無料トライアルがある。このような新聞こそ(発行者も読者も)電子版の恩恵を享受出来るのではないかと思い、試してみた。

結論を言うと、全くダメである。(新聞記事の内容自体は、相変わらずクオリティが高く、グローバルにバランスがとれている)

やはり、私にとっては新聞はあのサイズを拡げて読むものであり、7”の画面では、気分が乗らない。7”から9”になった位で、この欲求不満が解消するとは思えない。その上、新聞であってもやっぱりカラーで読みたいのだ。

無いものねだりだが、現在所有している Kindle の大きさ、重さで、ちょいと4倍くらいに拡がってくれれば最高である。しかし、カラーになったらひょっとしてと思うわけである。新聞だけでなく、雑誌も考慮の範疇に入ってくるだろうし、単体では持つ事を考えた事も無い DVD や MP3 のプレイヤーも1つのガジェットになるので、自分にとって、全く次元の違うものになりそうな気もしてきた。

普通に考えれば iPad なのであろうが、$499対$199ということで、Poorman's iPad の位置付けで Kindle Fire で手を打とうかと思い始めた次第である。(どちらにしろ、Wi-Fi だけで充分だとおもうし)

予約は始まっているものの、販売は11月15日、焦る事はないのである。一般ユーザーのレビューをじっくり読んでから最終判断をするとしよう。


過去のエントリー

Kindle(キンドル)使用レポート (6-30-11)
取り敢えず、Kindle(キンドル)を買ってみるか (6-14-11)

藤沢数希の金融日記:副島隆彦(そえじまたかひこ)さん、ごめんなさい

2011-11-05 04:58:23 | ブログ探索
藤沢数希の金融日記は、愛読しているブログの1つである。人気ブログでもあるので、わざわざ紹介する必要も無いのだが、今回の『副島隆彦(そえじまたかひこ)さん、ごめんなさい』は、そうせざるを得ない迫力があった。

以前、『日米「振り込め詐欺」大恐慌 副島隆彦』を読んで、副島隆彦の超一流の「トンでもなさ」に唖然としてのだが、藤沢数希が絶賛する今回の様な事もするわけで、この手の人々に対しては、アウトプットだけを素直に受け止めるのが大切な事を、改めて思い知らせてもらった。

藤沢数希の謝罪は、ちょっと彼独自の嫌らしさもある。それより面白いのは、非常に日本的な「一事が万事」で、全部を否定していたが、共感する部分が出てくると、これまた全面的に謝るという展開である。

副島隆彦の体当たりレポートは貴重なものの、内容的(彼の主張)には、怪しい所もあるので、その辺のバランスを意識的に無くす事は無いのに、何でこうなるのだろう?


一方、同じアメリカ陰謀系であり、同じ「トンでもない」系列の板垣英憲先生、数日前に、この期に及んで「臨界」と「核爆発」の違いを把握してないバカ丸出しのエントリーをしていたが、今日みてみたら、こっそり削除(訂正?)されていた。(こんな姑息な事するのなら魚拓しとくんだった。先生、陰謀論は豪快なのに、やり口がセコすぎます)その上、このエントリーでは「臨界」の復習も書かれており、その後必死で勉強されている様だ。

アメリカ大統領選まで一年を切り、アメリカ陰謀系の人々が大活躍する季節がやってきた。楽しみです。


追記 (11-9-11) :板垣事務所からブログの削除、訂正はしてないとの指摘がありました。私に勘違いがあった事を認めた上で、謝罪しました。詳細は、このエントリーのコメントを参照してください。



治療計画、二転三転

2011-11-03 05:32:01 | 歯のはなし(治療日記)
昨日は、ブリッジ製作の為の歯形をとりに、掛り付けの歯医者に行って来た。現在、インプラントにキャップが嵌まっているのだが、ブリッジのポストになる金具を入れて、型取り、キャップを元に戻して、一時間弱で終わった。(下側の歯形もとったのだが、右の奥歯のインプラントに被せてあるクラウンが取れて、セメントし直しのオマケ付き)

前回、当面の治療案が決定したのだが、その後、インプラント専門医とも相談て、治療計画が変更になっていた。

更なるインプラントは行わず、#2と#6を使ったブリッジの基本方針は変わらないのだが、噛み合わせ改善は見送る事となっていた。(#3のインプラントは、結局、嵌め殺し)

理由としては、5本分の歯をブリッジにして2本のインプラントで支えるので、噛み合わせ改善の為に上の歯並び全体をかさ上げすると、全体に掛かる力が強くなり、インプラントに悪影響を及ぼす懸念があるとの事だ。

更には、長時間入れ歯をしていると肩こりと疲労感がある事は、伝えてあるので、単に入れ歯装着だけではなく、噛み合わせ改善の影響も考慮してくれた様だ。

"You have suffered enough" (これは歯医者さんのセリフそのまま)という事で、噛み合わせ改善は見送る事となった。

但し、ブリッジの素材は、ポーセラン(瀬戸物?)のパーマネント用(半永久的という意味)の高いやつでは無く、テンポラリー(材料名は忘れた)の物を使うとの事、こちらは一年くらいの寿命らしい。

結局、取り敢えず一年くらい使える状態(治療的にはお休み)にして、今後の計画を決めるということらしい。

一年後に、そのままブリッジをポーセランにするか、究極的には、右のブリッジだけではなく、左のブリッジの所もグラフティング、インプラント4本(?)追加して噛み合わせも改善というフルコースの選択をしなくてはならない。(結論は、出ている様な気がするが)

治療計画は二転三転、私の方は、肉体的にも、精神的にも、経済的にも七転八倒という感じです。

次のアポは、11月29日、入れ歯とおさらばする日が待ち遠しい。

テレビに向かって叫ぶ

2011-11-01 07:09:18 | 非常に個人的な昔話
小学校の頃に母の実家へ里帰りすると、まだ未婚で同居していた母の妹、祖母、そして母でテレビドラマを一緒に見る機会が多かった。

特にメロドラマ風のストーリーで、去って行く男を追わない女が登場すると、叔母が「なぜ、追い掛けぬ」とテレビに向かって叫んでいた。

さて、昨日の日曜日、テレビジャパンで大河ドラマ「江:大阪冬の陣」を見たのだが、こっそり大阪城に淀と秀頼を訪ねた徳川秀忠が真田幸村と廊下で擦れ違う場面で、緊張する秀忠に幸村が「戦いは戦場で」といってやり過ごす場面を観て、思わず、「甘いぞ、幸村」とテレビに向かって叫んでしまった。

終盤には、戦場から帰ってきた秀忠が、淀と秀頼を説得出来なかった事を、膝をついて江に謝る場面があり、ここでも「甘いぞ、秀忠」と叫んでしまった。

それにしても、この大河ドラマ、余りに酷過ぎる。(淀と江の着物だけは観てて楽しいが、歴史考察は正しいのか?)

妙に興奮しているお父さんを子どもがどう受け取ったかは知る術も無いが、大きくなって、是非ともテレビに向かって叫んでもらいたいものだ。


そう言えば、うちのばあちゃん(父方)はプロレスが好きで、テレビに向かって
「馬場、後ろから来よるぞ」と、全く違う意味で、よく叫んでいた。