YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

クラウン

2017-11-10 11:23:43 | 歯のはなし(治療日記)
インプラントの #10, 12, 13 と、神経は抜いているが根は残っている #14 にクラウンを被せて、何年も掛かった歯の治療は完了。

#10, 12, 13 は個別では無く、一体型のクラウン。全体として強度を稼ぐためとの事。クラインに三つのネジ穴が貫通しておりネジを締めていく。スクリューはツラより深く入るので、締め終わったらセメントを埋める。

診療中一番心配だったのはネジにトルクを掛け過ぎて、インプラントが骨から外れてスリップする事。杞憂に終わったが、それ位強く締めていた。もう3時間ほどたったが、未だ少し頭蓋骨がねじれている様な感覚がある。

何回も言っているが、一生大掛かりな歯の治療は終わりだと願いたい。お金、時間、体力、注ぎ込んだリソースは膨大だ。

恐ろしい金額になるので避けているのだが、次回税金申告の時に今回の費用を計算してみよう。

もし、私が今のアメリカで矯正を始める年齢であっても、噛み合わせを直すので手術を含めた大掛かりな治療になるだろうとのコメントであった。せめてもの慰めとして心に留めておこう。

インプラントは終了

2017-09-11 21:02:24 | 歯のはなし(治療日記)


上のレントゲンは、(自分から見て左上)のインプラントの計画の時に貰ったもの。上顎にスペースが無くて内側に生えた11番の犬歯は、高校生の時に抜歯済み。12番と13番は20年前に抜歯して骨が痩せていたのでグラフティングをしてからのインプラント。

右上は結局3本のインプラントで、6本分の歯をブリッジでカバー。

下の両奥歯は、20年前のインプラント。昔の技術なのでぐらぐらするし、上の奥歯が余っているので、両側にもう一本づつ入れ二個一クラウンで固定する事を進められている。(やるつもり全く無し)



次は、10、12、13番のインプラントが骨に固定しているかをチェックした今日のレントゲン。ちゃんとくっ付いているという事で、クラウンを被せれば治療終了。(素人目には、12番、13番が少し斜めっているのが気になるが)

それにしても、本当に自分の歯が少ない。下が10本、上は4本(うち一本は神経を抜いており、もう一本の奥歯は被せ物がしてある)

自分の歯、インプラント、クラウンが死ぬまで持つ事を祈るのみ。

歯抜けジジイ

2017-09-05 14:20:40 | 歯のはなし(治療日記)
最後のエントリーから一年以上も経ってしまった。その間、左上の治療は粛々と進んでいる。

結局、Sinus Augmentation にインプラントを入れる時に、左前歯の隣の歯(神経を抜いたがその後も違和感が残っていた)を抜き、同時にインプラントを入れた。しかし、経過が悪く、骨の減少でインプラントが飛び出ている感じになってしまった。

掛かり付けのインプラント専門の歯医者さんの勧めに従い、そのインプラントを少し短いものに入れ替えた。こう言うと簡単だが、骨とくっつき始めたインプラントをゴジリと捻って抜き、2-3週間置いてからインプラント挿入。費用は歯医者負担だったのだが、2ヵ月ほど治療期間が延びた。

さて、来週は、Sinus Augmentation への2本と、入れ替えたインプラントの計3本が骨と上手にくっ付いているかの検査。問題無ければ、ポストを入れてクラウン被せて終了になる。

ブリッジを外してから、見てくれだけの入れ歯をしている。入れ歯は肩が凝るので、段々としなくなっている。外せば空気が抜け、入れれば舌が当たって、どっちにしろ上手く喋れない。左側で噛めないので、大きな塊が喉に到達し、むせる事もしばしば。

これ以上の治療は死ぬまでしたくないと思うばかり。

今度は左上

2016-05-11 13:34:14 | 歯のはなし(治療日記)
ブログエントリーが途中になっているが、右上は、抜歯、インプラント、ブリッジと進み、ちゃんと機能している。

これで歯の治療も一段落と思ったら、左上のブリッジを支える一本が化膿して神経を抜いたのであるが、どうも調子が悪い。ブリッジは4本を2本の歯(根)で支えているので無理がかかっており、このままだとダメになると宣言を受けてしまった。

未だ、この歯が完全にダメになる前にブリッジ部分にインプラントを2本入れ、独立した4本のクラウンにすれば、現在ホストになっている2本も持つかもしれないと言われ、インプランを決意。

今週の月曜日に Sinus Augmentation をしてきた。

上顎にインプラントする場合、下顎に比べて骨が小さいので人工骨を足してやる必要がある。これが、Sinus Augmentation なのだ。

これが固まるまで半年、その後インプラントを入れて3-4か月後に固定を確認してポストを入れ、仮歯、クラウンで完成。

ひょっとすると、生かしている神経を抜いた歯がダメになるかもしれないので、その時はインプラントをもう一本入れなくてはならないかも。

新車をもう一台口に入れる感じだ。

これ以上は、考えたくない。

サイネス(鼻腔)を弄ったせいか、歯では腫れない体質なのだが。二日たっても宍戸錠状態で、その上鼻水がやたら出る。

インプラントをもう一本

2012-12-07 16:23:25 | 歯のはなし(治療日記)
#7のポストがぐらぐらしてきたので、一ヶ月程前に日本出張する前にポストを差し替えてもらった。(打合せ内容が決まる前に、松葉ガニとか夕食の予定が先に決定していたので、ぐらぐらしたままで日本に行く訳にはいかなかった)

ぐらぐらする前から出血が多くなんとなく違和感があったので覚悟はしてたのだが、長年に渡り、根、それも外側だけを使っていたこの歯も既に限界を迎えているという事で、結局インプラントにする事になった。

ハメ殺しにする予定だった上手くグラフティングがいかなかった#3インプラントも同時に取り除く事になった。(インプラントが完全にカバーされないので化膿するリスクがあるとの事)

そもそも2本分のインプラント(#2、#5)で5本分のブリッジをするのは無理があった。その上#3が使えないし#7も限界に来ているので、#7もブリッジのポストにしてインプラント3本で6本分のブリッジをする事になった。3本のインプラントは均等間隔ではなく、#6、#7は隣り合わせで#2までは3本分の変則ブリッジになる。

手術は来週火曜日、レジンで出来ているテンポラリーのブリッジを外し#3を取り除き、#7の抜歯とインプラントを同時にする手術となる。(テンポラリーのブリッジは再利用。#3を取って縫合したら元に戻す)

インプラントが固定するまで歯抜けになるので、フリッパーと呼ばれる入れ歯を3-4ヶ月する事になる。1本分だけなので、以前の様にかさ張らないという慰めの言葉を、馴染みのアシスタントのおばさんから頂いた。信用しよう。

再び抗生物質を飲む事になると思うので、折角治った便秘生活に逆戻りしそうだ。


涙なくしては読めない私の(どうでも良い)歯の治療に興味のある人は、右上の「歯のはなし(治療日記)」をクリックしてみて下さい。

便秘解消

2012-05-02 09:52:07 | 歯のはなし(治療日記)
1年4ヶ月前に抜歯手術をしたときの抗生物質服用で便秘になってしまった。その2ヶ月後にインプラント手術をしたのだが、より強力な抗生物質を処方されて、決定的に便秘になった。

度々エントリーに登場していただいたり、コメントを頂いたりする中川先生によると、最初の抗生物質は日本では考えられない強烈さで、腸内細菌が全滅している可能性があるとの事であった。腸内細菌全滅で便秘、半殺しで下痢となるらしい。

ご託宣どおり、ずっとしつこい便秘が続いていた。

さて、先月の日本出張した時、行きの飛行機の中で久し振りにお腹にガスが張る感覚があった。

普通の人がどの位の頻度でおならをするのかは知らないが、自分では比較的多い方ではないかと思う。特に長時間になる国際線に乗ると、頻繁におならがしたくなる。(こっそりしたり、トイレに行ってしたり、出来るだけ我慢しないようにしている)

日本では飲んでばかりできちんした食事もしなかったので、腸(胃?)に負担を掛けっぱなしであったのだが、久しぶりに普通の便通な感じであった。アメリカに戻ってからも、その調子が続いている。

未だちょっと硬いときもあるが、どうやら便秘は解消したようだ。

腸内細菌とおならにどのような関係があるか分からないが、私の場合、どうも密接に関係ありそうだ。

2月に日本に行ったときは全然腹が張らなかったので、この2ヶ月位で一気に腸内細菌が増殖したのだろうか? 私の場合腸内細菌の回復に一年以上かかるという事か?それとも年齢的なものであろうか??不思議なのは、徐々に回復という感じは全く無くコロッと変わった。

同じような抗生物質を服用した事のある同年代の人の経験を聞いてみたい。


関連エントリー

インプラント手術 (4-21-11)
抗生物質で便秘に (3-20-11)

取り敢えず、治療終了

2011-12-08 06:38:04 | 歯のはなし(治療日記)
今年1月からやっていた歯の治療が、取り敢えず終了した。

今週火曜日に、インプラントにブリッジ、といっても恒久的なポーセラン(陶器)では無く一年程の寿命しかないレジン製を取り付けて貰った。来年夏に最終的な方針を決めようという事になっている。

基本的には、2案ある。

当初予定していた噛み合わせ改造を含む、上側左右のブリッジになっている所にグラフティングをして、2本づつインプラントを入れる。もう1つは、今回入れたブリッジをポーセランのものに交換するだけというものだ。

第一案はウン万ドルでまた一年入れ歯生活、その上噛み合わせを変える事の影響が未知数である。第二案は、それでもウン千ドルするが、型を取り直して、入れ替えるだけ、結論は、既に出ている。

一年も何もなかった所にブリッジがあるので、まだ少し違和感があるが、入れ歯はしなくてよいし、食事をしてもものがよく噛める。(家では、入れ歯を外していた)今まで一年も無かったものがあるので、ちょっとだけ、入れ歯で噛み合わせを変えていた時の体のこわばりのような感覚がある。

歯磨きする時、レジンの方が摩擦係数が高くて、右と左の磨く時の感覚が違い、ちょっと変な感じ。

でも、取り敢えず、治療終了、ホッとしているというのが、正直な気持である。

治療計画、二転三転

2011-11-03 05:32:01 | 歯のはなし(治療日記)
昨日は、ブリッジ製作の為の歯形をとりに、掛り付けの歯医者に行って来た。現在、インプラントにキャップが嵌まっているのだが、ブリッジのポストになる金具を入れて、型取り、キャップを元に戻して、一時間弱で終わった。(下側の歯形もとったのだが、右の奥歯のインプラントに被せてあるクラウンが取れて、セメントし直しのオマケ付き)

前回、当面の治療案が決定したのだが、その後、インプラント専門医とも相談て、治療計画が変更になっていた。

更なるインプラントは行わず、#2と#6を使ったブリッジの基本方針は変わらないのだが、噛み合わせ改善は見送る事となっていた。(#3のインプラントは、結局、嵌め殺し)

理由としては、5本分の歯をブリッジにして2本のインプラントで支えるので、噛み合わせ改善の為に上の歯並び全体をかさ上げすると、全体に掛かる力が強くなり、インプラントに悪影響を及ぼす懸念があるとの事だ。

更には、長時間入れ歯をしていると肩こりと疲労感がある事は、伝えてあるので、単に入れ歯装着だけではなく、噛み合わせ改善の影響も考慮してくれた様だ。

"You have suffered enough" (これは歯医者さんのセリフそのまま)という事で、噛み合わせ改善は見送る事となった。

但し、ブリッジの素材は、ポーセラン(瀬戸物?)のパーマネント用(半永久的という意味)の高いやつでは無く、テンポラリー(材料名は忘れた)の物を使うとの事、こちらは一年くらいの寿命らしい。

結局、取り敢えず一年くらい使える状態(治療的にはお休み)にして、今後の計画を決めるということらしい。

一年後に、そのままブリッジをポーセランにするか、究極的には、右のブリッジだけではなく、左のブリッジの所もグラフティング、インプラント4本(?)追加して噛み合わせも改善というフルコースの選択をしなくてはならない。(結論は、出ている様な気がするが)

治療計画は二転三転、私の方は、肉体的にも、精神的にも、経済的にも七転八倒という感じです。

次のアポは、11月29日、入れ歯とおさらばする日が待ち遠しい。

#3 のインプラントは結局ダメ、あらたな治療計画

2011-10-23 16:59:22 | 歯のはなし(治療日記)
インプラント手術から6ヶ月が経ったので、次の段階に進む為に、先ず、専門医を訪問した。

4月の手術のインプラントの3本のうち、元々、抜歯した#2、#6は、上手くいっていたが、骨が無いところにグラフティングした#3は、回りの骨が上手く育ってなくて、ブリッジをする強度が足りないと言う結論であった。

善後策としては、グラフティングからのやり直しを行うついでに、インプラントをもう1本追加して、ブリッジより4本のインプラントのそれぞれクラウンをするという物であった。上手くいかなかった#3の分は無料にするとも言われた。

もしやるとすると、頭蓋骨に直接グラフティングという荒療治なので、全身麻酔で行うとの事だった。どうせ全身麻酔なら、ついでに、左のブリッジになっているところにも、同じ様なグラフティングをする事を推薦された。

この先生、私の歯並びをどうしてもハリウッド男優並みにしたい様だ。

で、その後、掛り付けの歯医者さんに行ったところ、#2、#6のインプラントで、何とかなるだろうと言う見解であった。専門医の言うのは理想だが、私が散々、歯の治療をしており、これ以上、肉体的に負担を掛ける事に懐疑的であった。(経済的にもダメージが大きい)

私としては、勿論、ブリッジ案に賛成。(#3のインプラントをどうするのだろう?埋め殺しか?次回きちんと聞いてみよう)

現在の入れ歯の噛み合わせで、取り敢えず仮のブリッジを作成、同時に、左のブリッジの高さも調整する事に決定した。(最終的には、左のブリッジもやりかえ)入れ歯を入れたまま、ブリッジ用の歯型を取った。

11月初旬には、やっと入れ歯ともおさらば出来そうだ。でも、現在の肩こり原因が、入れ歯でなくて、噛み合わせだったら、どうしよう。ちょっと不安がある。

これで、歯の大掛かりな治療は最後にしたいものだ。

新しい入れ歯

2011-05-23 07:33:42 | 歯のはなし(治療日記)
先週、新しいテンポラリーの入れ歯が完成。ちょうど歯医者に行く前日にこれまでの入れ歯がまっ二つに折れ、絶妙なタイミングであった。

噛み合わせを更に矯正する為に、最初のより上の歯全体を底上げ(結果的に下に伸のばした)してあり、頑丈に作ってある。噛み合わせが一段と不自然になったわけだが、特に違和感はない。まだ首の凝った感じは抜けないものの、入れ歯を入れてから続いているので、未だに体全体で新しい噛み合わせを調整中というところだろう。

頑丈になったのは良いが、以前よりバルキーな感じで、こちらが気になる。特に内側が出っ張って来ているので、気になってペロペロ舌でやってしまう。家内に挙動不審だから止めなさいと注意された。気をつけよう。

新しい噛み合わせでの食べ方も少しづつ上手になっているので、以前のように余分な力が入らない様になってきた。新しい入れ歯になって下唇の右側を頻繁に噛む。慣れてくれば大丈夫だろう。逆に、入れ歯を外しての食べると、噛み砕かずにそのまま飲み込んでいる感じになっている。

さて、上の歯の両奥を底上げした事で、上の前歯のガタガタが目立つ様になった。これは、これまでの不自然な噛み合わせで摩耗した前歯とのバランスが悪くなった為である。ハリウッドデビューを目指すのであれば、一気に直すところであろうが、そんな気も、お金も時間もない。

抗生物質による疲れ易さから少しづつ立ち直りつつあるが、これって薬のせいではなく、歳のせいかもとも思う。複雑な複数要因が考えられる現象の究明は難しい。

歯医者さんに通い詰め

2011-04-29 07:56:41 | 歯のはなし(治療日記)
1月の抜歯、グラフティングの手術に先立って入れ歯を作成してから、ずっと愛用しているので、体の方は徐々に慣れてきて、肩こりもほぼなくなりつつある。

問題は、入れ歯での噛み合わせで、均等に力が掛かるように調整してた上で、上の歯全体を3ミリ程度伸ばしているので、今までと同じ噛み方をすると、もの凄く噛み締めている事になる。

コメカミが凝ったりと変な症状がでるのだが、もう1つ困るのは、この巨大な噛む力でテンポラリーの入れ歯にヒビが入ったり、割れたりしてしまう事である。抜歯、インプラント手術をした右側を避けるので、特に、左側がボロボロになる。

自分で直せないので、その都度、歯医者に行く事になる。入れ歯の直しだけで既に3回も歯医者にいっている。

最初は、割れた箇所を補修、2回目は欠けてしまった所をスムーズになるように削る作業(痛くて仕方なかったので、自分で爪切りのファイルを使って応急処置をしたりした)、そして今日は、左側の伸ばしてある部分が摩耗したので盛り(?)入れ歯と、インプラント手術で微妙に歯茎の形が変わったせいか擦れていたい右側の調整。

結論としては、入れ歯の作り直しをする事になった。まだ、インプラント手術の抜糸が終わっていないので、来週、抜糸後に作り直す事になった。来週は、歯医者のハシゴである。

この一ヶ月程、入れ歯の修理、インプラント手術、定期クリーニングと、毎週2回は歯医者さんに通っている勘定になる。

既に抗生物質は飲みきったのだが、今回は、便秘も無く、下痢も無い。ヨーグルトを一杯食べなさいというアドバイスに従った事が効いているのかも。今週前半は出張で、嵐の中を長距離運転したせいもあると思うのだが、何だか疲れやすい感じはある。

インプラント手術

2011-04-21 07:17:59 | 歯のはなし(治療日記)
昨日、右上の#2、#3、#6、3本のインプラント手術をした。

今回も、前回の抜歯のときと同じで、Lorazepam という催眠鎮静剤を一時間前に飲んでいったので、歯科クリニックに着いた事には少し足元がフラフラしていた。(医師の指示で、家内が運転手)口全体のレントゲンを撮ったあと、笑気ガスのマスクを鼻にされて、直ぐに気持よくなった。

局部麻酔の注射を打たれた所はハッキリ覚えているのだが、その後は眠ってしまったらしい。気が付いたら縫合をしており、約2時間半で終了。

看護婦も抜歯よりインプラントの方が段違いに楽だと言っていたが、実感としてもそのとおり。

自宅に帰って直ぐに寝たのだが、軽い夕食とトイレに起きた以外は寝っ放し。約18時間も寝ていた計算になる。痛み止めが効いているのか、口の中に少し血の味がするだけでいつもと余り変わらない。後は、抗生物質で便秘にならなけい事を祈るだけ。

因に、処方された抗生物質は、Amox Tr-K Clv 875-125mg。前回は、Amoxicillin (アモキシリン)250mg Capsule だったのだが、今回の物は、基本的には Amoxicillin に clavulanate potassium が入っているらしい。看護婦は、前回より強い抗生物質だと言っていた。どちらの副作用にも下痢の記述があるのだが、便秘の話がない。便秘の原因は痛み止めの可能性もある様なので、今回はこれ以上痛くなりそうにないので、早めに抗生物質だけにしてみるつもりだ。

抗生物質で便秘に

2011-03-20 10:34:04 | 歯のはなし(治療日記)
早いもので、ブリッジのポストになっている歯を抜いてから2ヶ月、そろそろインプラントの手術の時期である。(月曜日にでも電話で予定を聞いてみよう)

仮の入れ歯の調子は相変わらず悪く、一日入れていると首筋と方が張ってくる。噛む力が強いのか、噛み合わせが悪いのか、入れ歯にヒビが入ってきた。割れる前に新しいのを作ってもらっておかないと、本当に歯抜け爺で過ごさなくてはならなくなる。

手術後に化膿防止の為に、抗生物質 (Amoxicillin 250mg Capsule:アモキシリン) を処方された。24錠だったので8日間服用した。

今になって副作用を調べるというのも間抜けなのだが、腸内細菌のバランスが乱れて「下痢」「軟便」になるとあるが、私は全く逆で「便秘」になってしまった。(アモキシリンの副作用で便秘と書いてあるものがないので、特殊体質か?)何と無く通常に戻ったのは、一週間程前。手術後の2-3週間は、疲れやすいと感じていたが、これも副作用のようだ。

インプラントの手術をするとまた処方されると思うので、また2ヶ月くらい悩まされそうだ。やれやれ。(ペニシリンでは、便秘になった記憶が無いので、歯医者さんに聞いてみよう。)

シカゴに住んでいた時、隣りの人が薬剤耐性菌で危うかったらしい。医師から、最新の抗生物質を処方され、これが効かなかったら打つ手が無いと言われたそうだ。その人曰く、処方された抗生物質は絶対に全部服用すべきだと強調していた。途中で服用を止めて半殺しの細菌が耐性を持つそうだ。私は、薬は極力飲まない主義だが(今回も痛み止めは途中で止めた)、抗生物質の場合だけは、人類の健康の為に律儀に全部服用する様にしている。皆様もご協力を。

抜糸と治療計画

2011-02-02 05:11:19 | 歯のはなし(治療日記)
2週間前に、右上のブリッジのポストになっていた#2、#6の抜歯、その後をグラフティングする手術をした。今週の月曜日に抜糸に行って来た。掛り付けの歯医者も手術の経過を見たいというので、歯医者のはしごとなった。

まず、掛り付けの歯医者さん。手術跡を見て、入れ歯の調子(当然、不快ではあるが痛い所は無い)を聞いた後は、今後の治療方針のカウンセリングとなった。

現在している入れ歯が、基本的に治療終了後の噛み合わせになるという事だ。結局、前歯2本の矯正は難しいという事で断念。上の歯全体を3ミリ伸ばして、下の歯とバランスの良い噛み合わせをするのを基本方針として考えているとの事だ。3ミリというのはとてつもない事らしく、顎の関節に無理が来ないか、頭痛などが出ないかを見てみようと言う事らしい。今の所、入れ歯を長時間はめていると、特に内側の部分に舌が当たり気持悪く喋り難いのだが、噛み合わせ自体は特に問題ない。頭痛は無いが頭全体に変な疲労感は有る。顎の関節は、特に違和感はない。

インプラントが終了(インプラントの手術が3ヶ月後、ポストを入れれるのがそれから6ヶ月後)したら、仮のブリッジを入れ歯と同じ高さにして、左側のブリッジに仮の肉盛りをして、こちらも3ミリ伸ばす。(入れ歯は、上全体のもので、左側のブリッジを透明のプラスチックの様のな素材で高くしてある。)暫く様子を見て、大丈夫だったら、右は仮ブリッジと同じ型で本番ブリッジを作り、左はブリッジを作り替える。

もし、入れ歯や仮ブリッジで不都合が出たら、元の噛み合わせに戻す。つまり、右は、インプラントのポストでのブリッジになるが、高さを変えず治療を始める前そのままの位置で、左は何もせず。

続いて、今回手術をしてもらった専門歯科の方へ行く。抜糸後、この先生とも治療法のカウンセリングとなった。美容歯科専門なので、こっちの先生は、パーフェクトになるまでやりたくて仕方ない。前歯2本も手術してでも動かし、噛み合わせを完璧にするために、アゴ骨の手術(又別の専門医がいるらしい)までしそうな勢いだ。事前に掛り付けの歯医者が電話で上記の内容を伝えているので、話は、何とか現実路線で進んでいった。

先ず、右をブリッジにするためにはスパンが広すぎるので、インプラントでのポストが3本入るとの事で、これは掛り付けの歯医者も納得しているらしく、#2、#6の抜いたあとだけではなく、#3の所にもインプラントをする事となった。(#2、#6だけのインプラントで、ブリッジというよりスナップ型の入れ歯を考えていた様だ)本来は、真ん中の#4が理想なのだが、数年前に抜歯(#3、4、5と無い)していて骨がなくなっており、グラフティングが大きすぎて難しいとの事なので次善策。

左については、ブリッジのスパンが長いので、インプラントを勧められた。噛み合わせを決定した上で、ブリッジを新調するかどうか考えられるので、どちらにしろ来年の話になるという事で、取り敢えず保留とする事にした。

左の前歯(#9)の隣りが左側ブリッジのポストになっているのだが、これが本来の左隣#10ではなく、#11である事を指摘されて思い出した。この#10は、アゴの大きさと歯の大きさのミスマッチで、鬼歯として外にははえなかったが、内側にはえた。高校のときに別の歯を治療した時に、邪魔なだけだからと抜かれた。#10(側切歯)より、#11(犬歯)の方が根が長く丈夫な上に、この歯にはまだ神経が通っており、長いスパンのブリッジを支えられる可能性が高いとも言われた。

どちらにしろ、暫くは入れ歯で噛み合わせの具合の様子見という事だ。右上のインプラントが一本増え計3本になるので、今週中に再見積もりを貰う事になっている。

所で、歯の説明をしていて日本とアメリカの歯の名称が違う事に気が付いた。上記の番号は、当然アメリカ式。詳しくはこちらを参考にして下さい。

亜酸化窒素

2011-01-20 05:03:03 | 歯のはなし(治療日記)
亜酸化窒素」とカッコつけたものの、笑気ガスだ。N2Oだ。

昨日、右上のブリッジのポストになっている既に神経もない歯を抜いてきた。ついでに全体のデープクリーニングもやってもらった。

Lorazepam という催眠鎮静剤を事前に飲んでこいと指示されていたので、クリニックに到着した頃には、少し気分が良くなっており、その上、手術が始まる前に、リラックスしていこうと笑気ガスのマスクを鼻につけられた。

デープクリーニングをやるので、口の中全体に痛み止めクリームを塗られて、抜歯の所へは、麻酔の注射をバンバン打たれた。注射はそれなりにいたいし、奥の方をガリガリやる時は痛いときもあったが、催眠鎮静剤と笑気ガスのおかげで、気分はラリっており、気持よく手術は終わった。

必ず、運転手を連れてこいという事で、家内に送り迎えしてもらったのだが、思い出そうとしても、帰り道の記憶がない。

お昼頃に帰宅し、横になって気が付いたら子供たちが学校から帰ってくる4時、軽い夕食をとって横になってテレビを観てたらウトウトしてたら12時、ベットに入って気付いたら翌朝5時だった。(こんなに寝れて幸せ)

抜歯(プラス、グラフティング)したのに痛みは全然無く、一日が完全に消えた様な変な錯覚がある。でも、仕事用のメールアドレスと携帯には、メールとメッセージが一杯になっている。今日も勤務日と言いながらダラダラするつもりだったが、そういう訳にもいきそうにない。

日本のバブルの頃であったが、歯医者の知り合いが「笑気ガスパーティー」を開く事があると言っていたが、参加してみたかったなー。元々、笑気ガスは麻酔薬というより、パーティーを盛り上げるために使われ出したらしいので、今考えると彼は正統的だったのだ。個人的には、覚醒系の方が会っていると思っている(やった事は無いので、誤解無き様)、笑気ガス吸っている間は、甘い匂いと相まって、本当に気持よかった。

6週間後、インプラント入れる時に又味わえそうだ。楽しみだ!?プロスポーツ選手で、痛み止め中毒になる人がいるが、その気持よく分かる。