YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

I'm as black as it gets

2015-07-27 09:42:51 | 音楽関連
先週の金曜日、Eaglesのコンサートに行ってきた。

聞いていたのだが、黒人の観客が全くいないのに、いろんな意味で感動。(正確には、白人女性とのカップルの黒人男性を一人見ただけ)東洋系では、日本人と思しき人が数人、中国人グループが少し、インド人皆無。日本人は、同年代若しくは少し上の人たちなので、私と同じでノスタルジックを求めいる雰囲気。分からないのは中国人、家族連れとか若者グループとか、なぜ Eagles なのか意味不明ながらの参加とお見受けした。

アメリカ人は、ちょうど全盛時代に二十歳前後だった、私よりちょっと上の60歳前後がほどんど。この人たちは全曲覚えているので、ずっと大合唱状態。熟女(使うだけでも恥ずかしい単語だね、こりゃ。アメリカ表現ではクーガー)の域をとっくに超えた女性陣は、まだ何とか体型を何とか維持している少数は、なんだか懐かしいファッションで登場し、残りは中西部特産の太めの典型的などうでも良い軽装。夏なので露出が多く、白人特有の肌の衰え、シミ、ソバカスを恥ずかしげもなく晒す勇気には、脱帽ながらげんなり。

男性はTシャツ、半パン、なぜかハイソックスで野球帽という、これも中西部親父の典型的夏場のいでたちが圧倒的。そのうえ、この年代の男性の多くは肥満から来る腰、膝の問題を抱えている様で、急な階段を上り下り姿が痛々しくも危なっかしくて、アメリカでヒップ、ニィーリプレイスメントの手術が一般的な事に、図らずも想い馳せる程。

肝心のコンサートは、十分に楽しめた。メンバーだけでなく、サポートしているミュージシャンも素晴らしく。知っている曲が違和感なく再現されていた。昔から Don Henley のドラムの下手さには定評があったが、サポートのドラマーが上手で、Don Henley が叩かない時の方が安心して聴けるのには笑ってしまった。でも、彼のボーカルこそが Eagles だ。

Glenn Frey がデトロイト出身というのも初めて知った。

後半は Joe Walsh コンサートかと言う位の弾きまくりの独壇場。でも彼のロックっぽいスライドギターが、カントリー、ロックの懸け橋として上手く融合しており、必然的に進歩していってポップの要素が強まって解散という歴史なのであろう。

改めて、Eagles の良さを堪能し、何本ものギターのアレンジ、コーラスの素晴らしさを再認識した。デトロイトで次があれば娘たちも連れて行ってあげようと思う。


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2015-07-07 17:49:38 | 音楽関連
生きてるのと、ブログを続ける気がある証拠としてのエントリー。

忙しいのですが、ゴルフをやる時間は確保していて、現在 HCP 6.0。今シーズンはドライバーが既に2本目、先週パターも購入。そのうちセットアップをエントリーする予定。

で、この曲ですが、こんな簡単なギターとベースで、なんでこんなにファンキーになれるのだろう?

このベースのお姉ちゃん(すっかり姐御風ですけど)カッコいいねー。それにしても女性の正統派プレヤーは素敵だなー。(正統派の定義は自分勝手な怪しい基準ですけど)