YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

Chikirin、エープリルフール一番乗りか!?

2012-03-31 17:12:29 | ブログ探索
2012-04-01 還暦を迎えて』を読んで、マジで還暦かよ、と思いましたが、4月1日である事に気が付きました。

「この嘘つきババー」と罵りたい所ですが、50歳(位と推測)と60歳という微妙なズレを利用している事に気づき、改めてその才能の深さを感じます。

追記:追記でそこはかとなくエープリルフールである事を示唆されております。


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次世代の国産戦闘機「心神」へ試験機組み立て開始

2012-03-28 20:02:19 | 雑記
シンシンとカタカナにするとパンダの名前みたいだが、「心神」は、三菱重工業が中心となって開発を進めている先進技術実証機(ATD-X)である。

必然なのか、偶然なのか、F-35 や F-22 に似ている。(ついでに中国の「殲60」も似ている)

次世代の国産戦闘機へ試験機組み立て開始 三菱重工』によると、今月28日から組み立てが始まる。

次期主力戦闘機選定予想では思いっきり外したが、『東日本大震災の津波で被災した航空自衛隊松島基地(宮城県)のF2戦闘機18機を136億円掛けて分解調査をし、そのうち6機を購入費よりも高い計約800億円をかけて修理』は、選定絡みより、「心神」のスケジュールと関係があったのではないかと邪推してしまう。

多分、選定とか開発のスケジュールが滅茶苦茶なので、三菱重工は苦労しているのだろう。

それにしても、このネーミング何とかならんかなあー。

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ObamaCare: いよいよ連邦最高裁で審理開始

2012-03-25 00:19:10 | アメリカ政治
ObamaCare の違憲性を問う裁判が来週から始まる。原告は26州の州司法長官連名でで、被告は連邦政府である。

争点は、連邦政府は、国民に特定の商品、サービスの購入義務付けを出来るかということである。

ObamaCare が成立してから丸2年で、完全実施の2014年に向けていろいろ準備や部分的に運用が進んでいるが、問題が出てきている。国民の理解も深まると自信を見せていたオバマ政権、民主党であるが、逆の方向になっている。

法律の正式名は、The Patient Protection and Affordable Care Act というのだが、医療保険代の高騰も相変わらずである。

オバマが意地だけで通したのであるが、再選に向けたキャンペーンでも利用しない奇妙な状況である。

連邦最高裁の判断は夏頃だが、どう転ぶかわからない。

ひとつだけ言えるのは、どちらにしても2012年の大統領選に及ぼす影響が大きく、共和党が勢いずくと思われる。原告勝利で、オバマの非を責めれるし、被告勝利で、共和党大統領で廃案もしくは骨抜きを訴えれるからだ。

予想としては、(希望的観測を込みで)原告勝利になると思う。

If I had a son, he would have looked like him.

2012-03-24 18:37:40 | アメリカ政治
確かに似ている。



仮定法過去と仮定法過去完了が合わさった複雑な構文であるが、さすがアメリカ大統領、文法だけは正しい。"I" はオバマで、"him" はフロリダ州で自警団員に撃ち殺された Trayvon Martin の事である。オバマに息子はいないし、Trayvon Martin は死んでしまっているからだ。

深夜、携帯電話を掛けながら歩いていた丸腰の17歳の黒人少年を、不審に思った白人の自警団員(ボランティアで近所の見回りをしている)に撃ち殺された、というのが事件の概要である。

フロリダ州は、自分の敷地以外でも危険があると判断すれば防衛出来るという法律(Stand Your Ground law)があり、正当防衛と判断されて逮捕もされていない。

オバマ大統領は、先日、連邦議会公聴会で避妊薬についてコメントした女性大学院生がラジオで批判された事に関してわざわざコメントしたり、この学生に電話したり、人気取りのためにアメリカ大統領としてはどうでの良い事に口出しするので、今回の事件(事件でもないのだが)何もしない事に、黒人の人権リーダー達がプレッシャーを掛けていた。

大統領のくせに、どうでも良い事に口を挟むから、自業自得なのだが、もっとやる事があるだろうと思ってします。


こういう奴には、自作の仮定法過去完了の例文の傑作と信じている英語の捨て台詞を、一発かましてみよう。

You should have come the day before yesterday!!

「おととい来やがれ!」の直訳です。失礼致しました。

オリジナル・ラヴ featuring 横山剣 (クレイジーケンバンド) / 接吻

2012-03-21 22:13:51 | 音楽関連


オリジナル・ラヴもクレイジーケンバンドも、田島貴男も横山剣も知らないのだが、この曲は素晴らしい。

田島貴男の歌い方は、どちらかというと嫌いなので、その他の曲には全く興味が湧かないのだが、横山剣のボーカルは惚れ惚れする。

日本に居たら、もっと彼らの歌や提供した曲に触れる機会もあるのだろうが、この曲だけで、このコラボだけで、幸せな気分。

もし、沢田研二が全盛時代に歌っていたら、凄い事になってたような気がする。

4号機、工事ミスに救われた 震災時の福島第一原発

2012-03-18 00:10:07 | 雑記
何で今頃、こんな発表があるのだろうか?

使用済み燃料プール、特に使用済みでない燃料棒も入っていた4号機については、容器のない原子炉との認識があり、事態が深刻になっていた事故直後に、ほとんど発表も報道も無いのを不思議に思っていた。

この記事を読むと、4号機の使用済みプールが大丈夫だったのは、ただのラッキーだったのだ。

まだ日本は運があるのかも。


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セシウム検出 (3-16-11)

フェミニストでも男女差別主義者でもない私

2012-03-17 17:26:42 | 雑記
アメリカ大統領選では、中絶と同性結婚の賛否が必ず話題になる。

どちらでも問題ないという認識であったが、ObamaCare での避妊薬、又、同性結婚を認める州が増えてきた事で、それらに関する連邦法が可決した時、大統領が拒否権を発動するかどうかという問題があるので、政治信念の一部と考えられる様になってきている。(その辺に敏感なオバマは、前回は同性結婚に反対していたが、現在は考え方が変わってきていると意味深な事を言っている)

さて、男女同権には賛成であるが、わざわざ法律を作ったりしなくてはならないのは、昔から男女差別をする人が存在し、今でも一定の割合居るからだ。

つまり、人間への尊厳が無い人は、いつの世も存在し、男女差別をするのだ。同性愛者を偏見し、人種差別のも同根であろう。

アメリカでタチが悪いのは、これら偏見、差別をなくそうという人達が憎悪の観念を持っていたりするからだ。

違いを受け入れられないという人々を理解するのも難しいが、被差別される事で憎悪の感情を持ってしまう事も同様に理解し難い。

男と女が同じというのは幻想に過ぎない。現代社会でも差別を受ける女性が大変なのには同情するが、もっと差別の酷かったと思われる昔でも活躍した女性がいると思うと、今は幸せな社会ではないかと、凡庸に思ってしまう。

全ての男はマザコンであり、結局は女には敵わないのである。それを認めたくない男達が、男にとっても生き難い社会を作ってきたのだ。「女の腐った様な奴」は、言い得て妙なのだ。(女性には失礼だが)

私は、フェミニストでもなく、男女差別もしない。但し、男と女が違っている事は、正確に認識している。それは、人種でも、セクシャルオリエンテーションでも同じだ。

カソリック厳密に守り5人も7人も子どもを産む女性を大変だと思い尊敬するし、自分の都合、意思で避妊、中絶をする女性も尊重する。

自分の娘二人にとって女性として生きいくのにアメリカは悪くないと思っている。出来る事なら、私の様なボンヤリとした男女の違いを認識した多くの人々に囲まれて生きていけたらと祈るのみである。

通訳業失格

2012-03-13 21:57:00 | 雑記
顧客の工場監査の準備の為に日本の提携会社から二人応援に来てもらい、一緒に2工場を回ったので、5、6年ぶりに通訳の真似事を三日間行った。

場面場面で、なかなかピッタリとした英語が出てこなくなったのには自分でもビックリ。

以前から通訳は下手くそとの自覚があったのだが、内容的な摺り合わせを中心に考える事が多かったので、英語が出てこなくなるという経験は無かった。(勉強不足を意訳で誤魔化していたとも言えるが)

今回は、通訳っぽくやろうと考えていた事もあり、日本語をそのまますっと英語にしようとするのだが、適当な単語と文章がなかなか出てこない。

全体的なレベルは酷かったのだが、自分でも不思議でならなかったのは、時々日本語の機微をピッタリと伝える惚れ惚れとするような英語が出てくる場面があった事だ。

このまま訓練でもしたら、結構上手な通訳になれそうな気もするが、柄ではない。

意識的に英語の勉強をしなくなって久しい。新聞、雑誌等を含めると英語での読書量はそこそこキープしているので、知らないうちに英語らしい表現が増えたのかもしれない。

一方でなんだか英語が下手になった事で、ますます怪しい日本人になりつつあります。

www.breitbart.com

2012-03-10 07:06:58 | アメリカ政治
オバマの政治信念については、非常に左よりのリベラル(もしくはプログレッシブ)を超えた分析は見掛けない。

大統領としての執務能力が無いと事が証明された今となっては、重要性は低くなったが、オバマの根底にある反アメリカ的な気持というのは理解しておく必要があると思う。

Andrew Breitbart は保守系ジャーナリストで、最近はインターネットで話題性の強い映像を掘り出す、際物系であった。つい最近43歳で亡くなっており、直前までオバマのハーバード時代を追求していた。(彼のサイトは、www.breitbart.com、今後も運営は続けられる様だ)

"Critical Race Theory" で有名な Derrick Bell との関係は以前から報道があったのだが、彼の理論の分析とオバマとの親交については、深く追求、分析される事は無かった。

大雑把に言うと、Critical theory とはマルクス系の社会学(社会批判)であり、Critical Race Theory は、それを人種問題に特化させたものである。マルクス系である所から、反アメリカ的であるが、人種差別が入ると、反白人主義が混ざってくる。

普通は人権平等のカバーを被るのであるが、黒人である Derrick Bell は、アメリカは絶対的な白人優性の社会であると決めつけて、人種融和ではなく、対決、破壊するという信念の持ち主である。

彼は思いっきり間違っていたのである。

黒人大統領が選ばれる事で、「白人絶対優性」というものがアメリカに存在しない証明になるのだが、証明の中心にいる人物が、一時的にしろ、積極的に、特殊で異端である反アメリカ的な Derrick Bell の "Critical Race Theory" 支持したことは、やっぱり、じっくり吟味されても良いと思う。

その後、「黒人救済神学」のスター的牧師がいる教会に、大統領選出馬で問題になるまで20年も通っていた事を考えると、オバマの芯は、所謂アメリカ的なおおらかで温かなさでは無く、攻撃的な嫌悪がある様な気がする。(以前から "obama psychological profile" が気になっていたのでググってみると、面白い物がある)

やはり、オバマ大統領の誕生は、反社会的、反アメリカ的な集団が80年の年月を掛けて起こした奇跡であろう。彼は、そんな人々の夢であり、幻想である。オバマの再選を阻むのは、このような人物と支援する集団を排除するアメリカ建国の理念という事であろう。


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オバマ大統領の信仰する宗教は? (8-20-10)

オバマ大統領 再選の行方(11):スーパーじゃなかったスーパーチューズデー

2012-03-09 05:13:54 | アメリカ政治
Romney がオハイオ州で僅差で勝利した。

ミシガン州、オハイオ州と激戦を凌ぎ、粘り強いファイター振りを見せ付けたが、インパクトは相変わらず弱い。スーパーチューズデー10州のうち6州で勝利しているし、選挙人の数でも Santorum を3倍近く引き離しているのに、やっぱり、さっぱり盛り上がらない。

どう考えても共和党候補は Romney しかいないと思うのだが、この混戦が予備選の醍醐味なのだと思う。政治基盤が全く違う地域を勝ったり負けたりしながら、ヘトヘトになるまで戦わなくてはならないのだ。この過程が、候補者を鍛えていくのだろう。2008年の共和党は、マケインで早々と決まったが、本戦ではあっさり敗退している。(オバマだってヒラリーとヘトヘトになるまでに戦った挙句に、最終的にはどちらも過半数を取れず、連邦議員の裁定で決着が付いている)

報道もスポーツ中継の様になっている。政策論争がすっ飛んで、只のお祭り騒ぎである。傍から見ているとくだらないのだが、候補者が細かく各地を回る事で、本戦での投票率アップとかに繋がっていくのだろう。アメリカ大統領選挙版、ドブ板活動だ。世論調査などでは、共和党の内輪揉め(?)にうんざりしている人が多くなっているが、実態を上手く捉えていない様な気がする。

Romney で決まりだと思うが、暫く共和党の選挙戦は続いていきそうな気配だ。(私の予想は外れたようだ)

さて、残り二人の動向だが、Gingrich は地元ジョージア州で勝利したものの元気がない。サウスキャロライナ州で勝ったときは、保守派の票を結集する為に Santorum に撤退を呼びかけて共闘を提案していたのに、今では立場が入れ替わり、彼から撤退を呼びかけられる状況になっている。

Paul は、相変わらず、唯我独尊、我が道を行っている。穿った見方をすると、2008年、ケンタッキー州から連邦上院議員になった将来大統領選に出馬する噂のある息子 Rand Paul の予行演習の為に続けている様な気もする。

テイクバックで頭を左に倒す

2012-03-08 05:25:12 | 我流ゴルフ理論
調子が悪いときの最大の要因は、バックスイングが浅くなる事である。

元々体が硬いので、ボールを見たまま頭を動かさないようにすると必然的にバックスイングが浅くなる。といって頭を一緒に回してしまうとボールが見えなくなってしまう。

捻転が無くなっているのに飛ばす気持ちだけあるのに、バックで手上げになる、ダウンではオーバーザトップ、腰を回しすぎ、といったいろんな症状が出てくる。

バックスイングの浅さで出た症状を対処療法で潰していくのではなく、深くする事で根本的に直すのだ。バックスイングで頭を左に倒す事が鍵になる。

後藤先生は「あごが左肩を探す」といって、安易な妥協を嫌っている。しかし、一方で二クラウスのチンバックからの始動は賞賛している。 ニクラウスの場合、少しだけ右を向くだけであり、ニクラウスの効き目が左目という形で語られる事が多いが、あまり関係無いと思う。片目では遠近感がなくなるので、体を理想的に回すという意味での頭を左に倒すと理解したするのが正解だろう。

顔だけではなく頭を積極的に動かすのだ。

インパクトの時は頭を残すというより積極的に右に振るようにしているので、テイクバックで左に倒すと反動で右への動きもはっきりと大きくなるので、右手のリリースはより強くなる感覚がある。

スイングでの頭と首の動きの解説をあまり見たことが無いが、思ったより重要なのではないかと思う。


追記 (3-19-12)

インパクト時にあまり動かしすぎると、逆にリリースが弱くなり、腰にも負担が来る様だ。意識して動かす必要はあるが、やり過ぎもダメ。


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我流ゴルフ理論(5)頭の残し方 (2-9-10)
我流ゴルフ理論(2)後藤 修のスクェア打法 (11-20-09)

アメリカの外食産業に過労死がない理由は、圧倒的な体力と楽しむ精神

2012-03-06 18:16:52 | ブログ探索
尊敬する池田信夫先生のブログエントリー『「就社」社会の余命』で、冷泉彰彦氏のコラム『アメリカの外食産業に過労死がない理由とは? 』が話題になっていた。

アメリカを頭だけで理解している人に受けるというのが第一印象である。諸外国の事情を理解しようと日夜頑張っている人々が納得するのに好都合な内容だ。。 ニューズウィークを英語では無く、日本版で読む微妙な立ち位置の人々を対象にしているのだ。(それはそれで当たっているが)

冷泉彰彦氏は、アメリカ外食産業事情を正確に把握している。正確だからこそ、そこで働く人々は、解説のような難しいことは一切考えていない。

では、自説を展開してみよう。

(1)アメリカ人(この表現はちょっと不適当だが、You know I mean 的にご理解いただけると幸い)は、日本人に比べて圧倒的に体力がある

年齢にかかわらず、レストランだけでなく、単純労働、肉体労働の現場での持久力には驚くものがある。客商売では楽しそうに、製造現場では淡々と、辛そうな顔をせずにやっている。 勤務終了でぐったりという人を見かけた事も無い。根本的な体力の違いがある様に感じる。(例えば同じ内容の8時間労働をすると、日本人は80%の体力を使うのに、アメリカ人は50%といった感覚)

(2)アメリカ人は楽しくやっており、ストレスレベルが低い

基本的に楽しく働いている。 マイペースというか、自我が強いというか、ストレスレベルが低い。 上から強制的に仕事をさせられる事もあまり見受けられない。

そういえば、日本で学生時代にアルバイトをした時、楽しそうに働いていると、仕事ぶり(私はやる事はキチンとやる)に関係なく、「何がそんなに面白いのだ」と、アルバイトを管理する社員から怒られた事がある。日本の労働はたとえアルバイトであっても、修行、苦行であって、楽しくやってはいけないのだ。

アメリカで、時給数ドルのサーバーやディスパッチャーが正規雇用で契約書にサインしていたとしても、職務契約を理解しているとは思えない。なんとなく、そういうもんだという意識は社会常識的にある程度だろう。大リーガーの契約とは次元が違うというか、引き合いに出すことさえ不適当である。

日米で雇用形態も違う。アメリカのレストランで時給で働く人々は、日本のアルバイトに相当するだろう。よって、日本の飲食業のアルバイトの過労死と比較するのが妥当だと思われる。

では、日本の外食産業のアルバイトで過労死する人がいるのかどうかという根本的な疑問が沸いてくる。 日本の過労死認定総数で年間千人程なので、アルバイトに限定するとほぼゼロになるのではないかと思う。

贔屓の引き倒し気味ではあるが、池田先生が「就社」という問題に発展させて日本の労働事情問題に昇華させているのに、冷泉彰彦氏はいつものようにステレオティピカルな安易な日米の違いを契約を軸に羅列しただけだ。

冷泉彰彦先生におかれましては、日米相違論とかアメリカの契約社会という安易で陳腐な展開をしておいて「参考になればと思う次第」などど逃げを打たず、肉体レベル、精神レベルまで掘り下げた考察を期待しております。

浜田省吾 土曜の夜と日曜の朝

2012-03-05 18:58:13 | 音楽関連


去年の夏、海でサングラスを無くしたので、コンタクトレンズをして運転するときは、アメリカに来たばかりの20年以上も前に買ったレイバンのティアドロップを引っ張りだして掛けている。

今日も打ちっ放しにいく時に、「浜田省吾、いってきます」と家族に挨拶したついでに、CD「愛の世代の前に」を引っ張りだしてきた。気分を盛り上げる為にアップなテンポの曲ということで、この歌を何回も大音量で聞きながらドライビングレンジまでご機嫌でドライブしていった。

球筋も良し。

「タイムカード、タイプライター、油まみれの作業着」、1980年頃の働く若者は、女はタイプライターで輸出書類を作成し、男は油にまみれて輸出製品を作っていた。

恋の歌なのに、当時の日本経済を象徴的に捉えている。


日本の若者よ、レイバンを掛けて、30年の歳月に耐える歌を書け!

Bluff

2012-03-04 00:48:44 | 中東問題
"I think that the Israeli government recognizes that, as president of the United States, I don't bluff." アメリカ大統領が雑誌のインタビューで、こんな情けないコメントをしないといけないのだ。

軍事行動を辞さない事が、脅しではないと念押ししているのだ。わざわざこんな間抜けな事を言うのは、逆にイランに安心感を与える結果になるだろう。

イスラエルがイランの核施設を爆撃する決断をしても事前にはアメリカに通告しないといっているらしいが、オバマ政権をオバマ大統領の発言等を考えると、当たり前だ。(イスラエル空軍がイランに行くためには横切るイラクの制空権は、昨年暮れにアメリカ軍が撤退したのでイラクが管理しているのだろうか?)

対イラク戦争を "a distraction" と表現するのも不適当な気がする。

アメリカは財政問題を抱えているので戦争をしたくない、出来ないのではなく、オバマがやりたくないだけだ。

オバマの発言とか、心理状態については、私のような素人でも手に取るように分かるので、イランは高笑いをしているだろうし、イスラエルは、ため息をついていることだろう。

それなりの強気を見せつつ、アメリカの厭戦気分を大統領選に上手く利用したいオバマであるが、3年も同じパターンなので、誰も Bluff には騙されなくなってきている。そんな事を潜在的に理解しているので、アメリカ大統領の権威まで使って、脅そうとしているのだ。

避妊薬に年間 $3,000 !? (追記あり)

2012-03-03 04:40:06 | アメリカ政治
カトリック系大学に通う女子学生の多くは、避妊薬が大学の運営る健康保険でカバーされないので年間 $3,000 の負担となり、経済的に苦しんでいるらしい。

そんな事を堂々と、連邦議会の公聴会で語ってしまう法学部に通う女子大学院生が存在するのは、世界中でもアメリカ位であろう。

この公聴会は ObamaCare に避妊薬のカバーの義務付けに端を発した宗教の自由との関連、特に、カトリック系団体の反対運動に対する反論みたいなものであるだけに、余計に胡散臭い。宗教問題をフリーセックスと苦学生の話にすり替え様としている。

この大学院生、活動家であるとも言っているので、リベラルなのだろう。リベラルに毒されると恥もなくなる良い例(悪例)であろう。

フリーセックス(これは基本的に賛成)、中絶賛成、エイズ撲滅、避妊薬のカバー義務付け、どれもリベラルが熱心にやっている事であるが、それでいながらカトリックの学校に通うことが、偽善である事に気が付かないのはどうしてだろうか?

避妊の問題にしても、エイズが盛り上がった時に、コンドームを正しく使う事で決着がつたのではなかったのか?避妊が出来れば、体液を通して拡がる病気は関係ないのか!それらの治療も ObamaCare でカバーされるから大丈夫なのか?

避妊薬がカバーされるのなら、カトリック系の大学生に戻りたいものだ。自己負担であっても年間 $3,000 も避妊薬代が必要な女学生が多いのだ。保険でカバーされたら、凄い事になりそうだ。




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ObamaCare: 避妊薬問題 (2-13-12)


追記 (3-4-12)

避妊薬の表現だけだと、ピルの様な事前に飲む薬を連想しそうだが、ここでは "Plan B" (ネーミング上手すぎだが)のような、いたした翌朝に飲む薬の事である。(ObamaCare: 避妊薬問題 (2-13-12))

避妊薬というより中絶薬であるのでカトリックが騒ぐのである。値段も比べものにならない程高いらしい。(だから、年間 $3,000 ?)

大学生になってセックスするなら、経済的にも負担が少ないので、計画的な避妊(ピル服用)とか、エイズ防止の意味でもコンドーム使用とか出来ないのかという話である。(女ばかりでなく男の責任でもあるのだが)