YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

年寄りの冷や水

2015-05-31 22:07:20 | アメリカ政治
ケリー国務長官は、やっぱり大バカ者だ。

外遊先のスイス(正確にはフランス側だったらしい)で、自転車で転倒、大腿骨骨折で急遽今後の予定されていたイランとの核交渉、イスラム国対応のためのパリでの国際会議を欠席し帰国する事になった。

今回の事故で、気を失っていないとか、全面回復の予定との報道があるが、ケリー国務長官は71歳なので、今後の公務に支障をきたさない訳が無い。普通この年の老人がこんな大怪我をすると、寝たきりになったり、ボケの始まるきっかけになったりする。

ケリー国務長官は、上院議員時代からウインドサーフィンをやってたりして、若々しさ強調する面があった。自転車も趣味の様で、外遊にわざわざ自分の自転車を持ち込むこともあったようだ。

成功したアメリカ人の年寄りの一部に、いつまでも若々しさを保ちたいという人がいる。芸能人やビジネスマンが自分の金で何をやろうが知った事じゃないが、アメリカの国務長官が、自己(ここでは事故)管理や、自転車でフラフラ出掛ける事への国民や訪問国への負担を考えず、やっちゃうところが厚かましい。

オバマ(ふざけたことにミッシェルも)は、Cool なイメージを保つ意図で、大統領になった今でも若者向けのナイトショーに出演し、下らんジョークを言ったりしているが、思いとは反対にみっともない感じがする。

若者に本気で迎合しようとする年寄りはかっこ悪いうえに、同世代からバカにされるのがオチである。

こんなふざけた老人たちが権力を握ると、職務に対する真摯で謙虚な気持ちなどかけらもなく、個人的には好き放題、公務的には薄っぺらな人気取り政策を、恥ずかしげもなく堂々とやってしまう。

アメリカの大バカ者はスケールが大きいので、見ているものとしては楽しい。今回のケリー国務長官の怪我はアメリカ外交の大勢には影響ない。オバマと歩調は合ってないが、下手な下回り役をしていただけに、アメリカ外交にとってはプラスかもしれない。

History of the Eagles

2015-05-10 21:26:07 | 音楽関連
7月24日、Eagles のコンサートに一人で行くことに決定。一応、妻も誘ってみましたが、チケットの値段も張るし、特に興味があるわけでもないのであっさりパス。

デトロイトに来る、というか今年ツアーすることさえ知らなくて、買えた席はアリーナの上の方。ビッグスクリーンがあると信じて、一応正面を選びました。それでも $135。

"History of the Eagles"、約2か月半で20数か所、メンバー、相当な年だと思うけど、頑張るもんだ。

この手の懐古的なコンサートは、心のどこかでバカにしていたけど、Eagles は許されるような気がする。名前からも最後のツアーっぽいので、最初で最後の生 Eagles を一人で堪能するつもり。


Eagles は、高校の同級佐々木君が紹介してくれたのだけど、その時からずっと一番好きなのは、これ。