YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

$362 / week

2011-08-10 07:38:23 | 雑記
アメリカ7月の失業率が 7.1%、ミシガン州は 10.5%、私もこの統計の数字の一部だ。なぜかと言うと、失業保険を申請する事で、正式データとなるからだ。

失業保険の申請は州によって違う様だが、概ね同じ様な手順を踏むのではないかと思われる。ミシガンの場合は、次の通りだ。

まず、このサイト http://www.michigan.gov/uia へ行って登録をする。同時に、Michigan Talent Bank に Resume(履歴書)を登録する。(職探しをしている事の証明?)同時に失業保険振り込み用の銀行口座(デビットカードを選択する事も出来る)も登録。ここまで完了すると、MARVIN (Michigan's Automated Response Voice Interactive) と呼ばれる自動電話応答システムへ電話を掛ける日時を指定される。

指定された日時に、この電話システムの簡単な質問、例えばいまでも失業中ですかとか、に答えれば、翌日には失業保険が振り込まれる。

ここが肝心なのだが、上記の様にインターネットで登録した場合、MARVIN へ電話をかける2,3日前までに、登録内容を確認する為に Michigan Works! Agencies (職安(古いか?))への出頭が絶対に必要だ。

後は2週間毎に MARVIN に電話を掛け、質問に答えると翌日振込の繰り返しになる。(従来は失業保険は26週しか出なかったが、オバマの景気刺激策で最長99週になっていた。但し、国が予算を出すものの全額ではないので、最終的には州が予算、運営とも責任を持っている。現在、ミシガン州は現在23週しかでないそうだ)2週間というのは、アメリカの給料支払いは、未だに2週間毎の所が多いので、それに準じたものになっている。

さて、失業保険はいくらでるのかという話であるが、扶養家族数とか失業前の所得で変わるらしいが、私の場合は、週$362である。(友人とかの話を総合すると、これが最高額らしい)

月額(30日計算)で $1,564。有り難くもあり、たったそれだけという気もするし、今後二度と貰いたくないとも思う。