行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

マルバウツギとチョウジソウ

2023-06-28 20:00:02 | 花と虫
5月2日、
公園の山道にマルバウツギとチョウジソウの白い花を写しました。


山道の緑の中に真っ白な花が咲いていました。
今年は初見となるマルバウツギです。
WBは白色蛍光灯にしています。
今年のマイブームです。


花期は5月、
枝先に円錐花序を出し、直径1cmほどの5弁花を上向きに多数つけます。
雄しべは10本、花弁とほぼ同じ長さ、
咲きたての花は白い花弁に葯の黄色が鮮やかです。


マルバウツギ(丸葉空木)、
アジサイ科ウツギ属の落葉低木、
葉は卵形で、他のウツギ属と比べると丸みがあるのでこの名です。
山野の日あたりのよい場所に自生します。


山の草地にチョウジソウが花をつけていました。
マルバウツギを写した直後、
レンズは180mm望遠マクロでWBは白色蛍光灯のままです。


チョウジソウ(丁字草)、
キョウチクトウ科チョウジソウ属、
本州から九州の水路の脇などのやや湿った草地に生える多年草です。


湿地の開発や河川の護岸工事などによる自生環境の減少、
また盗掘などもあり、自生ものは少なくなっていて、
環境省のレッドデータでは準絶滅危惧種に指定されています。
しかし、園芸品として供給されているようです。


花期は5~6月、
茎の先に白色、中心部が淡青紫色の直径1.5cmほどの花を集散状につけます。
落ち着いた美しい花です。
コメント
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