行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

エゴノキとハクウンボク

2023-06-30 20:00:22 | 花,植物
4月30日、
エゴノキは早くも花をつけ、
ハクウンボクは早くも花を散らせていました。
そして、イロハカエデが紅い翼果を風に揺らしていました。


4月30日の散歩道、
早くもエゴノキが真っ白な花を咲かせていました。
今年はずいぶん早い開花です。
WBを白色蛍光灯にしてその白い花にレンズを向けました。


エゴノキ科エゴノキ属の落葉広葉高木、
日当たりのよい雑木林などによく自生もしてますが、
古くから日本人に親しまれ、庭木や公園木としてよく使われています。
エゴノキの名は果実を口に入れると喉や舌を刺激して、
えぐい(えごい)ことに由来します。


花期は5 ~6月、短い側枝の先端に白い花を下向きにたくさんつけます。
花の直径は25mmほど 、花冠は先端が深く5裂します。
花は大きくは開かずに、半開きです。


5月のゴールデンウィークの頃
毎年エゴノキより少し早く咲くと記憶しているハクウンボク、
好きな木の花の一つです。
もう咲いているかも知れないと思い足を伸ばして見ると、
嫌な予感、樹の下が花びらで真っ白に染まっていました。
花の盛りはすでに過ぎ去ってしまったようです。


それでもまだ花の残っている花序がありました。
やはりWBを白色蛍光灯にして、レンズを向けて見ました。
ハクウンボク(白雲木)はエゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木。
花は真っ白でエゴノキによく似ています
5~6月、枝の先に長さ10 - 20 cmの総状花序を出し、
白色の直径が20 mmほど花を20個ほど下向きにつけます。


ハクウンボクの近くにイロハモミジの木、
4月最初に咲いていた花が早くも紅い果実(翼果)となっていました。


プロペラ状の翼果、
プロペラの中心部、左右に1つずつの種子が入っています。
秋に熟すと木から離れ、プロペラが風で飛ばされ種を遠くまで運びます。
花、果実、紅葉と時折々に楽しめるイロハモミジです。
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