ギンラン、ササバギンラン

4月18日の近くの公園の林間、
数は少なかったのですが、数本のギンランが咲いていました。


ギンラン(銀蘭)。
ラン科キンラン属の地生ラン、
キンランと同じような環境に生育する野生ランです。


黄色の花を咲かせるキンラン(金蘭)に対して、
白色の花をつけるのでギンラン(銀蘭)。


花期はキンランとほぼ同じで4～6月、
茎先に数個の白い花をつけます。
キンランより花数が少なく、花も小さく、草丈も小型、
目につきづらいギンランです。


4月19日、ちょっと足を運んだ府中浅間山公園、
ササバギンラン(笹葉銀蘭)をたくさん見つけました。


ラン科キンラン属の多年草、
花の形も花期もギンランによく似ていますが、
ギンランとは異なる種となります。


花の下にある葉(正しくは総苞)がギンランに比べて長く、
花序より葉が高い位置まで伸びています。
また草丈もギンランに比べて大きく、キンランほどになります。


葉の形が笹の葉ににています。
葉は互生し、楕円形で基部が茎を抱きます。