雌雄ニホンカワトンボ

今年は例年より発生が多少早いようです。
4月20日、谷戸の小川に
様々の色あいのニホンカワトンボを見つけました。


体色は金属光沢の緑色で翅色は橙色、
きれいな色あいのカワトンボです。
発生して間もないと思われるニオンカワトンボのオスの個体です。


たまたまハルジオンの花にとまったニホンカワトンボ。
金属光沢の青緑色で、翅は透明で縁紋が白色、尾部が太目です。
未成熟のメスの個体です。


クレソンの葉に、
緑褐色の体色に翅が透明で縁紋が白色の個体、
成熟したメスです。


腹部、胸部などが粉を吹いて青白色になっています。
また翅は橙色で縁紋が紅色、成熟したオスです。


この個体、
粉が吹きはじめ、体色が緑から青白色に変わりつつあります。
成熟に向かうオスの個体です。
また、翅が橙色のものは全てオスになります。


縁紋が紅色のものは全てオス、メスは白色です。、
それが雌雄の見分け方になります。
オスの多くは翅が橙色ですが、なかには翅が透明のオスもいます。


メスの成熟個体が
ケキツネノボタンの花にとまりました。


最後に未成熟のオス。
翅の橙色は未成熟は若干淡く、
成熟するにつれて濃くなっていくようです。