行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

菜の花の中に

2023-06-04 23:44:18 | 花と虫
4月16日の里の散歩道、
小さな菜の花畑にアオスジアゲハが(4/16)。


菜の花の黄色の中に、
ちらちらと青色が動いていました。
アオスジアゲハです。


黄色に青色がよく目立ち、いい景色です。
露出をプラス補正、絞りも開放近くにして、明るくボケ感が出ました。


しばらく、菜の花の中にいたアオスジアゲハ、
やがて畑の隅、すぐ近くに来てくれました。


もともとは南方系の蝶ですが、
今は関東地方でもよく見られるアゲアチョウ科の蝶です。
そして、春から飛び回っています。


やはり4月16日、
花壇のパンジーにツマグロヒョウモンのメスがいました。
この蝶ももとは南方系ですが、
いまは関東でももっとも頻繁に見られる蝶の一つです。


食草は園芸用も含めてスミレ類とありますので、
早くも産卵場所を探しているのかも知れません。
一年に複数回数発生する蝶です。


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ギンイチモンジセセリ春型

2023-06-04 20:00:52 | 昆虫
4月14日、
多摩川河川敷でギンイチモンジセセリ春型を探して見ました。


河川敷で菜の花を写した後、
そろそろ発生しているころとギンイチモンジセセリを探して見ました。


枯れ野となっているススキ原の近くのハルジオンを観察、
花にとまり吸蜜しているものを数頭見つけました。


後翅裏、翅の付け根から外縁に向かって見られる一条の白銀帯が特徴、
これがギンイチモンジセセリの名の由来です。
飛び方も弱々しく、とこか蛾のような蝶です。


なかなか見ることのない茶褐色の翅表を見せている個体がいました。
他のセセリチョウと違って、
翅を広げてとまることはあまりないギンイチモンジセセリです。


年2回発生、
4~5月に見られる春型と7~8月に見られる夏型があります。
後翅裏の白銀帯は春型が鮮明できれい、
夏型になると、薄れ不明瞭になります。


タンポポに吸蜜しているギンイチもいました。
上のものに比べるとこの個体、
腹部がやや細く、尾端が尖っています。
オスと思われます。


日本全国広く分布はしていますが、
なぜかいる場所はどこも局所的であり、
ここ多摩川河川敷以外で見たことはありません。
2007年レッドリストでは準絶滅危惧種に評価されています。
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