行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ツクハネウツギとアベリア

2023-06-21 20:00:46 | 花,植物
ツクバネウツギと公園などで垣根によく使われるアベリア、
同属の植物と知りました。


4月24日の長池公園の散歩道、
ツクバネウツギ(衝羽根空木)もたくさんの白い花をつけていました。
流れで、WBを白色蛍光灯でその花を写していました。


ツクバネウツギ、
スイカズラ科ツクバネウツギ属、
関東以西の本州、四国及び九州に分布、
主に日当たりのよい山地や丘陵地に自生する落葉低木です。


花期は5~ 6月、
枝の先端から花柄を出して、白色、2唇状の漏斗形の花をつけます。
花冠基部にほぼ同じ長さの萼片が5個、
この萼片、果実ができても残り、
その様子が羽根突きの「衝羽根」に似ることからツクバネの名が付けられています。


WBをオートでツクバネウツギの花。
林の中の直射日光があたっていなかったせいか、
この花はWBオートの方が実際に近い感じで自然です。


6月中旬になり、
公園の植え込みや生垣にアベリアの白い花が咲ぎ出しました。
本来アベリアとはスイカズラ科ツクバネウツギ属に属する植物の総称とのことですが、
園芸用の交配種ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)の呼称として使われ、
一般にはそれがよく知られています。


6月から咲き出し10月ごろまでと長期に渡って、
鐘形のツクバネウツギに比べて小型の花を多数咲かせ続けます。
こうなると、ツクバネウツギの価値がなくなってしまいそうですが、
5月の半月ほどで花の終わってしまうツクバネウツギの方が
やはり、趣があり、季節感、貴重感があります。
また、ハナゾノツクバネウツギには果実ができず、衝羽根にはなりません。


園芸品、こんな鮮やかなピンク色の花もありました。
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