行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

カリン、ヒメリンゴ、カイドウの花

2022-05-01 20:00:19 | 花,植物
自宅近くの公園、
八重桜が咲きはじめたのとほぼ時を同じくして、
カリンとヒメリンゴの花が咲き始め、
そして少し早く咲いたカイドウも枝いっぱいに花を開いていました(4/10、4/11)。


バラ科カリン属、カリン(花梨)。
春4月、新葉とともに小さな薄紅色の5弁花を咲かせます。


花は直径2~3cmほどですが、
秋に黄色に熟す果実は大きく、
長さ10 - 15 cmの倒卵形となります。
この実、生食には適しませんが、果実酒などとして使われます。


バラ科リンゴ属ヒメリンゴ(姫林檎)。
リンゴの花に似た白花は透明感を覚えます。


蕾や咲き始めは薄いピンク色、しばらく経つと白色に変わります。


秋になるリンゴに似た小さな紅い実は、
渋みが強く、カリンと食用には適しません。
しかし、たわわになり、色付きが良いので鑑賞用として好まれます。


カイドウ(海棠)。
バラ科リンゴ属の耐寒性落葉高木、
花が美しく、ハナカイドウとも呼ばれます。


花はカリンやヒメリンゴより少し早く、
3月下旬~4月初旬、短枝の先に淡紅色の下向きの蕾をつけます。
花数が多く、満開の時よりこの蕾の時がより美しいカイドウです。


バラ科モモ属ハナモモ。
ハナモモは花を観賞するために改良されたモモ、
あでやかなピンクや赤、白の花が春を彩ります。
公園の花壇にその3色が並んで咲いていました(4/10)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする