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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

八重の桜、ギョイコウとフゲンゾウ

2025-06-21 20:00:04 | 花,植物
稲城城山公園、
中央図書館の裏斜面の芝地に
黄緑色と淡紅色の八重桜がそれぞれ2本づつ、色づいていました(4/12)。


城山公園の図書館の裏道、
淡緑色の八重桜が咲いていました。
多分、御衣黄(ギョイコウ)と思われます。


以前、花の緑色がもっと濃いものを見たことがあり、
同じく淡緑色の桜といわれる鬱金(ウコン)ととの判断に迷いますが、
御衣黄としました。
御衣黄と鬱金、DNAが同じとのこと、
それぞれ個体差もあるようです。


ギョイコウはオオシマザクラを基に生まれた日本原産のサトザクラであり、
その名は花色が貴族の衣服の色(萌黄色)に近いところからつけられたそうです。


中心部に紅色の条線があり、
開花からと時間が経つと、次第に中心部から赤みが増し、
散る頃にはかなり赤くなります(4/17)。


ギョイコウに並んで淡い紅色の八重桜、
こちらの方がよりきれいに咲いていました。
名札がついていないので、これも種名がよくわかりませんが
WEBなどを参考にして 、
多分フゲンゾウ(普賢象)だろうと判断しました。


花の中央から出ている雌しべの先端が曲がっており、
これが普賢菩薩の乗る白象の鼻に似ているされつけられた名です。
その真否は定かではありませんが、桜に象の名、頭に残る名です。


薄紅色の花でこのように雌しべが葉化した品種に
他にイチヨウ(一葉)とショウゲツ(松月)の2種があるとのことです。
この八重桜、この2種のどちらかの可能性もあります。
植物や昆虫の種、似ているものが多く、判別に迷うことがよくあります。
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須磨浦普賢象 (あられ)
2025-06-22 05:14:02
いつも楽しく拝読してます。

引越し前、近所に桜百華の道というのがありました。
2月から4月下旬まで様々な桜を楽しんでました。
恵まれてました。
ここ数年「須磨浦普賢象」が欲しいなあと。庭に植えたら春が楽しそうだと。
この桜も花色の変化が楽しいのです。
楽天市場にも出てますが、高くてまだ買えてません。
我が家に1本の桜を植えるなら、須磨浦フゲンゾウなんです。
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