行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

紅白のユウゲショウ、マツバウンラン

2022-05-25 20:00:43 | 花,植物
4月末日の散歩道、
紅白のユウゲショウとマツバウンランが咲いていました。


ユウゲショウ(夕化粧)、
アカバナ科マツヨイグサ属の多年草です。
熱帯アメリカ原産でもともとは観賞用に持ち込まれたとのことですが、
いまは広く野生化して、5月の声を聞く頃になると、
野道や草原などいろいろな場所に花が見られます。


花はひし形で直径1~1.5cmの4弁花、茎の上部の葉腋につきます。
花色は薄紅色で花弁に紅色の脈があり、
中心部は黄緑色で雄しべの葯は白色と色鮮やかです。


めったに見ない、珍しい存在の白花のユウゲショウが
一輪だけ花をつけていました。


5月15日、同じ場所を通ったので、
白花を探して見ました。
撮影条件、レンズが異なり、色合いが少し違いますが、同じ個体です。


同時に赤花のユウゲショウも写しました。
昔はアカバナユウゲショウと名付けられていましたが、
いまはユウゲショウに変更されています。
夕暮れ時に花が開くのでユウゲショウ(夕化粧)の名が付けられたそうですが、
実際は朝から昼にも花開いています。


4月30日、
道ばたに咲くマツバウンラン(松葉海蘭)を見つけました。
ゴマノハグサ科の一年草または二年草、
葉の形が松葉、花がウンランに似ていることからこの名がついています。


この草も北アメリカ原産の帰化植物、
日当りの良い瘦せ地に茎をすっと伸ばし、
茎の先に薄紫色の花を疎らにつけます。
コメント
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