行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ツルニンジンとツリガネニンジンの花

2017-10-12 20:00:47 | 花,植物
よく似た名のツルニンジンとツリガネニンジン、
ニンジンの名がありますがいずれもキキョウ科の植物、
初秋に筒状の花をつける多年草です。


ツルニンジン。
キキョウ科ツルニンジン属の蔓性多年草です。
根の形が朝鮮人参に似ているのでニンジンの名がつけられました。


森林に自生、生育もしていますが、
この花は、山の日当たりに植えられたもの、
傷みなく、きれいに咲いていました。

別名はジイソブ、爺のそばかすという意味があります。
類似種のバアソブ(婆のそばかす)に似ていて、より大きいことによります。
花冠の色の染みをそばかすに例えたようです。


長池公園の陰地にもツルニンジンを見つけました。
保護はされていますが元は自生のものと思われます。


ツリガネニンジン、
キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草です。
8月の最初ごろから見られますが、
秋、9月になると、よく見るようになりす。


日当たりのよい草地や堤防に普通に見られた種とのことですが
最近はその数が減っているようです。


鐘形の淡紫色の花、
太くて長い根茎がこれも朝鮮人参に似ているところから
ツリガネニンジン名が付いたそうです。

なお、朝鮮人参はウコギ科、人参はセリ科の植物、
ツルニンジン、ツリガネニンジンとは全く別種です。
コメント
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