行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ヒメツルソバとシャクチリソバ

2017-10-18 20:00:30 | 花,植物
ヒメツルソバとシャクチリソバ、
両者ともソバの名がつく秋に花をつけるタデ科植物、
外国から有用植物として持ち込まれたものが野生化したようです。


ヒメツルソバ。
ピンクの金平糖のような可愛らしい花です。
道端にたくさん花をつけていました。
ヒマラヤ原産の多年草、
もともとはグランドカバーなどの目的で
園芸用に導入されたものだそうです。


ウラナミシジミが吸蜜していたので、近寄って一枚。
ヒメツルソバがなぜタデ科かと思いましたが
じっくり見るとイヌタデを丸くしたような花序で、
花はいっぺんに開かず、じっくりと少しずつ咲くようです。


チャバネセセリが吸蜜していました。


イチモンジセセリもいました。
葉は暗い紫色のV字型模様が入り、
秋も深まると美しく紅葉します。


シャクチリソバ(赤地利蕎麦)、
タデ科タデ属の多年草です。
三沢川の水辺の岸一面に白い花をたくさんつけていました。
水辺に下りられないので、上からの撮影です。


これもヒマラヤ原産の帰化植物、
明治時代に薬種として持ち込まれ、
東京大学大学の附属植物園で栽培されていたものが
園外に飛散した種子によって広がったそうです。
シャクチリソバの名は牧野富太郎による命名です。
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