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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

秋のアザミ3種とカシワバハグマ

2017-10-20 20:00:04 | 花,植物
10月初旬の丘陵道に見つけたアザミの花、
ノハラアザミ、タイアザミそしてタカアザミとそれぞれ種が違いました。
同じキク科のカシワバハグマを合わせて、
今日の掲載です。


ノハラアザミ。
草地や林縁など、里山環境に普通に見られるアザミです。
よく似たノアザミが春から夏に花をつけるのに対し、
ノハラアザミは9月~10月、秋に花をつけます。


これもノハラアザミ、
ガクの部分の総苞片は斜め上に開きますが
反り返ることはありません。


タイアザミ。
ノハラアザミにやや似ていますが、
総苞片が反り返ります。
タイアザミのタイは大きいということから、
ノハラアザミより大きめです。
別名、トネアザミ、関東~東海地方に広く分布するようです。


タカアザミ。
写真の草は1mちょっとだったように思いますが
その名のように高いものだと草丈が2m近くになるようです。


タカアザミ、
花がうなだれること、
先端部が柔らかい絵筆のようであること、
特徴のある花です。
長野県以北に分布し、東京には珍しいとの記載があります。、


キク科コウヤボウキ属カシワバハグマ。
夏から秋にはあまり日の当たらない林床に花をつけていました。
日本固有の種、、
9-10月、花序を茎上部に穂状または総状につけます。


頭花は同属のコウヤボウキによく似ますが
コウヤボウキが矮小な木本に対し、
こちらは草、草丈50cmほどの多年草です。
葉が柏に似ています。
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