行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ミゾソバとアキノウナギツカミの花

2017-10-14 20:00:26 | 花,植物
9月から10月、
水辺や湿地にミゾソバが咲きだします。
散歩道のとことろどころに咲いた小さく可憐な花、
場所によって、花色が微妙に違うこともあり、
花が開いているのを見つけると思わずレンズを向けてしまいます。
そして、同じような場所に、
よく似た花のアキノウナギツカミもありました。


タデ科の一年草、
休耕田や水辺など、溝に、
ソバに似た花をつけるのでミゾソバです。
初秋、枝分かれした茎の先端に小さな花をかたまってつけます。
花色は白と表現されていますが、
花びらの上部が紅色に染まります。


花の上部の紅色、
見る場所により、その濃淡、その範囲に違いが見られます。
上は他のものより紅色が濃いようです。


秋型のベニシジミがとまったこの花、
よく見るとかすかに紅色がありますが
ほとんど白色です。


この花は紅色の範囲が広く、
ほとんど薄紅色の花に見えます。

ミゾソバの葉は濃くも薄くもない明るい緑色、
牛の額のような形をしているところから、
ウシノヒタイの別名がつけられています。


花びらのほとんど全部が薄紅色、
初めて見ます。


アキノウナギツカミ、
ミゾソバと同じくタデ科の一年草。
沼池、湖岸、放棄水田などの水湿地に生育し、
ときにミゾソバやツリフネソウと一緒に目にします。


茎はひょろひょろと伸び、
葉と葉の間が離れる傾向があります。
葉は細長く、基部はやじり形となり茎を抱くのが特徴です。


茎の先端あるいは枝分かれした枝の先端に花序がつき、
上部が淡紅色の小さな花をまとまってつけます。
その花はミゾソバに比べて開くことが少ないようです。
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