一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

適性の有無

2010-09-28 13:53:49 | 日記
大阪地下鉄で、信号無視により大事故寸前で自動列車停止装置が働いて事なきを得た。この運転手、信号無視を過去にもやったことがあるという。先日、裁判で無免許による自動車事故を起した被告に対して裁判長が、免許所有の資格がないとの意見をつけていた。自動車や電車、或は飛行機など、乗り物の運転に対する適性は極めて重要であることがわかる。
運転する人間にとっては、自身が怪我をしたり死んだりするだけなら自己責任だから仕方がないが、他人までしわ寄せを受けるとなると話は違う。運転適性があるのか無いのか、事故を起してからでは遅いのである。特に他人を巻き添えにした事故は、事前に本人が自覚をしていたかどうかである。若し自覚をしていないとしたら、これほど恐ろしいことはない。走る凶器が直ぐ傍にあるということなのだ。
適性の有無は、本来なら免許取得時に解らなければならない。航空機の場合は、極めて厳しいチェックが課せられている。常にチェックされるという決まりがあるからである。しかし、自動車の免許の場合はどうだろうか。人身事故を起した場合、飲酒運転をした場合、無免許運転をした場合、などは、繰り返し行なった場合には免許停止ではなく、免許取り消しとし、一定期間免許の取得を禁じるような方策も必要なのではないだろうか。
免許がないと生活が出来なくなる、などと云うことだが、そもそも、違反行為を繰り返すということは、適性がないか、適性が欠けているかである。適性がない人間に運転免許を与えて、果たして世の中が良くなるだろうか。何時事故を起すかもしれない人間に免許を与えることは、その人間にとっても不幸なことである。適性がない人は免許をもたないことである。自動車の運転はあきらめたほうがいい。
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