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中国、共産主義という王朝は何時まで続くのか

2024-04-17 09:10:04 | 日記
中国共産党一党支配が益々強くなってきている。中国政府=共産党、という関係は70年に達する。14億人のすべてが賛成しているわけではないが、反対者も基本的には共産党の支配を認めているのだ。現在の中国では共産党を認めない人間は存在しないことになっている。まあ、これだけ厳しい統制を敷いていれば共産党がのさばるのも当然といえるだろう。自由と人権を完全に否定した中での共産党支配なのだから、何時、何処から、どのような形で綻びが出るかもしれないが、一応、現時点では共産党の一党独裁がなされているのだ。


このような状態が何時まで続くのか、という疑問は何時も出てくる。1000年以上前、ローマ帝国が独裁政権を敷いていたが、崩壊してしまった。その理由は幾つもあるかもしれないが、最大の理由は国土を広げ過ぎた、という理由も存在する。今の中国が国土拡大に躍起になっている。嘗てのローマ帝国に段々似てきた。国土が広ければ広くなると、管理や統制が難しくなってくる。そして、少しづつ綻びが出てくるのだ。今の中国は、国土においては世界で最も大きいかもしれないが、活用できる土地は限られている。それでもまだ国土を広げようとしている。


自国で食料を自給できるわけではないし、エネルギーでも自国で全て賄えるわけではない。14億人を養うためには食料品とエネルギーは最低限度必要になる。これらの物を全て自給自足できれば、他国を侵略して自国の領土とすることが可能だが、今の中国においては、それは難しいのではないか。共産主義という思想を世界中に浸透させ、自分たちと同じ考え方に持っていくことは不可能に近い。他国を侵略して、奴隷にすることしかないだろう。今の中国においては金をばら撒いて、一見、ばら撒かれた国が得をしたように見せかける一帯一路という政策も岐路に立たされている。というよりも、中国自身が金を使い果たして汲々とする事態になってしまった。今や、他国に金を使うほど金がなくなってきたのだ。


自国の経済が破綻寸前に追い込まれている共産党一党支配も果たしてどうなる事やら、という状況に追い込まれている。共産党という王朝も経済全般を考えないで投資を続けてきた結果が今の情況なのだ。破綻寸前に追い込まれていることに共産党上層部は手立てが何もない、というのが現状なのである。経済の素人が集まっている共産党中央委員たちは自分たちの延命だけを考えているのではないだろうか。今まで貯蓄してきたものの殆どが海外へ持ち出されているといわれている中央委員たち、彼等は、自分の身と家族や親族の身を守る事しか考えていないだろう。


共産党王朝の未来は灰色どころではなく、今や真っ黒なのではないだろうか。先行きが見通せない現在、逃げ道を確保するのに精いっぱいに動いているのが事実だとしたら、国民はどうするか、である。蟻の穴は鼠の穴になり、猫の道になり、犬の道に広がるはずだ。監視カメラや、密告制度がどのくらい広まっているか、管理、浸透されているか、である。ネットを通じて様々な情報が流される時代だ。何でもないような言葉を使って情報を伝えることなど、よくやる手段である。共産党幹部たちは、何かあったら、すぐに逃げられるように何等かの手配をすることができる状態になっているだろう。


どの時代でも王朝の最後はあっけないものだ。山は崩れたら、砂山と同じようにあっという間に崩れてしまうだろう。混乱の火の手は数ヵ所同時に起きれば、殆ど手が付けられないのではないか。王朝の崩壊は突然やってくるかもしれない。問題は、核のボタンを誰が持っているか、である。このボタンをもしも押してしまったら第三次世界大戦が起きるかもしれない。その前に台湾に注意する必要があるだろう。どさくさに紛れて台湾侵攻になるかもしれない。王朝の最後と台湾への侵攻が同時に起きる可能性もある。恐ろしいことだ。

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