一言、云いたいね

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中国、ドーピング検査陽性の選手、全員オリンピック出場決定

2024-05-07 09:12:05 | 日記
過去にロシアに対しては極めて厳しい審判を下したことがあった。今回は、どうしたことかWADAは中国に対しては極めて甘い判定をしてしまった。IОCはこの判定に対してすべて認めてしまった、ということか。もしかして、中国は媚薬を使ったのではないだろうか。本当のことを言うと、金塊かもしれないが、それは大きな声で言うことは出来ない。そうはいっても、この問題、後を引きそうだ。いや、このまますんなりと終わりにはなりそうにない。西欧諸国からクレームが出るのではないか。それよりもロシアが何も言わないで黙っているだろうか。


ロシアは今回のパリ大会でロシア代表ということで参加出来なくなっている。個人参加という形を取る事になっているのだ。ロシア国籍の選手はダメで、中国選手はオーケーということになるが、ロシアは果たしてこのまま沈黙するだろうか。それよりも、オリンピックという国際競技大会で、ドーピング検査が陽性と判定された選手が公式に参加できる、という前代未聞の出来事を世界の国々はどのように見ているか、である。他の国際大会はこの問題をどのように取り扱うかも興味深い。これから、国際大会が開かれるが、ドーピング検査が
陽性だった選手を参加させるのだろうか。


再度のドーピング検査を受けさせて、その結果次第にする、という方法がとられる可能性もある。再検査で陰性になれば国際競技の参加は認められるかもしれない。現在のところは極めて不透明であり、不公平でもある。世界という範囲で見た場合、中国が絡むと何かと問題が起きてしまう。中国は世界標準という考え方がないのかもしれない。中国は自分たちが納得できないと自国の基準をもち出して、それを国際標準に置き換えようとすることがある。極めて勝手だが、中国を除外してしまうと様々な問題が出てきそうなので、何とか仲間に残そうと努力はするが、難しい問題が残る事もある。


スポーツにおいては、政治的なこと、宗教的なこと、人種的なこと、などは除外することが求められるが、中国に限って言えば、必ずしも守られるとは限らない。一般的にはスポーツにおいては上記に書いたことが基本なのだが、その基本を政治利用しようとするのが中国なのだ。すべてを政治に結びつける、というのが中国共産党のスタンスなのかもしれない。過去のオリンピックでも政治利用された大会があった。暗い歴史をたどるとスポーツに政治が入り込む、ということが起きてしまう。政治を絡ませることでスポーツ精神は壊されてしまう。


嘗てのヒトラーが思い出される。強大な力を持ってしまった指導者にはスポーツも政治の一部としか思えなくなってしまうのかもしれない。世の中が暗い時代へと向かっているようにも思える。ウクライナと中東で戦争が行われている状況から、別の場所で戦争が起きたら第3次世界大戦の始まりになるかもしれない。恐ろしいことだが、今の世界の指導者の中には、戦争をしようと考えているものがあるようにも見える。こういう指導者を選んでしまった国には国民としての大きな責任がある。選挙を行っていない中国は特に国民の責任は強く感じる。


中国が世界の癌といわれないようにもっと世界平和の事を考えてほしい。

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