尖閣諸島は日本の領土、何故政府は海外へ宣伝しないのか

この問題、中国は盛んに海外へ自国の領土だを発信している。このまま行くと、中国の戦略が功を奏して、領土の強奪に成功してしまう。声が大きいほど、国が強いほど、悪くてもそれが通用するのが国際社会。暴力団と全く同じ構図なのである。日本政府は何を遠慮しているのか理解できないが、国際社会では殆んどこの問題は中国の一人勝ちになるのではないだろうか。
国連と言う場所に持ち込んで、常任理事国という立場を利用すれば、尖閣諸島は中国領になってしまう。日本がいくら騒いでも遅すぎる。今の段階で何もしない日本政府は、尖閣諸島を中国に取られても仕方がないと思っているのかもしれない。中国は国連と言う場所をどのように悪用しようとしているのか、それを読むのが外務省のはずなのだが、何も手を打っていない。
国際社会への宣伝活動は、日本ができる只一つの方法である。常任理事国であるアメリカ、フランス、イギリスは、果たして日本の言う立場を理解してくれるだろうか。取引の材料に使われることも考えられる。ヨーロッパから見れば、日本の小さな島々はそれほど戦略的な重要性は感じない。しかし、アメリカ名少し事情が異なる。若し、尖閣諸島を中国の領土に強奪されれば、東アジアの防衛二強い影響が出てくる。アメリカ軍基地の目と鼻の距離である。まさかアメリカが黙ってはいないだろう、などとアメリカ頼りにしていないだろうか。
日本の言いたいことは、海外へどんどん発信しなければならない。尖閣諸島を中国が主張しているようなものではないことをしっかりと国際社会に伝えなければならない。宣伝活用は、只宣伝するわけではない。日本の主張をしっかりと国際社会へ伝え、中国の誤りを指摘することである。例え、国連の常任理事国であろうと、間違いは間違いである。強大国の云うことが力でまかり通る、と言うことにはならないことを日本が示さなければならない。
この問題を下手に解決しようものなら、中国はもっと違う手を使ってくるだろう。世界を見方にするように、日本は行動すべきである。正しいことを正しく主張する、と言う基本が大切である。日本が言論の自由を持ち、人権を大切にする国だ、と言うことも大きく宣伝してもいいはず。自由や人権を無視する中国に負けてはならない。ウソで固めた中国には負けてはならない。